| ジャンル | 任侠 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 男の墓場プロダクション |
浅草でスナックを営むユキの亭主は刑務所に服役中である。新宿の巨大暴力組織の人間を殺傷してしまったのだ。刑務所内で巨大暴力組織からの報復を回避するため、ユキは司法当局と取引を交わした。内偵活動の協力である。時には女の武器を使いながら…。司法当局の手先の男とも肉体関係ができてしまっているユキ。ユキは毎日を悩み苦しみながら生きていた。が、ある暴力団組織に近づいたことでユキは窮地に陥る。そこへ夫と刑務所で同房だった渡世人が現れる。ユキを窮地から救うために立ち上がる渡世人。さらに、ひょんなことからスナックに居つくことになった幽霊3人も合流し、壮絶な超常バトルが開始される。
(怪奇!!幽霊スナック殴り込み!)
| 監督 | 杉作J太郎 |
| 出演 | 飯島洋一
根本敬
伊藤雄一
タナダユキ
島口哲朗
リリー・フランキー |
●イノセント・ボイス−12歳の戦場− (2004)
1980年、中米の小国エルサルバドルは政府とゲリラの内戦下にあった。11歳の少年チャバが住む小さな町は、軍とゲリラの勢力のほぼ境界線にあり、銃撃戦がなかば日常的に行なわれている。チャバの家にも銃弾が撃ち込まれた。そんな中でも友だちと遊び、初恋も芽生え、子どもらしく暮らすチャバ。しかし兵士が足りない政府軍は、12歳になった子どもたちを強制的に徴兵していた。やがて学校は閉鎖され、チャバの誕生日も迫ってくる。
2006/01/21公開
| ジャンル | 戦争 |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | メキシコ |
| 配給 | アルバトロス・フィルム |
日本からは「遠い国」として、一般にはあまり関心を呼ぶことも少ないエルサルバドル。そこでは80年代にはアメリカが支援する政府軍と、それに対抗する農村ゲリラによる内戦が繰り広げられていた。「戦争は大人が始めて、死ぬのは子どもたちだ」という言葉があるが、小さな子どもたちは自分で人生を選ぶことができない。そんな彼らに銃を持たせ、人を、それも隣人を殺すことを教えるのは大人だ。本作は脚本のオスカー・トレス自身の少年時代の体験がもとになっている。彼は祖国に家族や友だちを残してアメリカに渡ってしまった自分に、ずっと罪悪感を感じていたという。無力な子どもであった自分に。しかしそれは大人たちのせいなのだ。今でも世界のどこかで子どもたちが、大人たちのせいで傷ついて殺されている。この12歳のチャベの物語は、世界のどこでも起こり得る話なのだ。
| 監督 | ルイス・マンドーキ |
| 出演 | カルロス・パディジャ
レオノア・ヴァレラ
ホセ・マリア・ヤピスク
ダニエル・ヒメネス=カチョ |
●渋谷怪談 THEリアル都市伝説 (2005)
ネットに飛び交うさまざまな都市伝説から選りすぐられた八つのエピソードがつむぎ出す身の毛もよだつ都市伝説奇譚!各エピソードが複雑に絡み合い、更なる恐怖を増殖!
2006/01/21公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ダイナモピクチャーズ |
●ピーナッツ (2005)
草野球チーム「富士沢ピーナッツ」で「伝説のサード」と呼ばれた秋吉が、10年ぶりに帰郷した。しかし、久しぶりに見る商店街は寂れ、人数が集まらず、試合が出来ない状況だった。町の開発が決まれば、商店街はもちろん、思い出の野球場もなくなってしまうかもしれない。秋吉は新生ピーナッツを立ち上げようと、昔のチームメートを集める。しかし、彼らは10年前とは違い、それぞれに事情を抱えていた。
2006/01/28公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | コムストック |
ウッチャンこと内村光良の監督デビュー作。弱小チームが予想外の勝利を収めるという、甘いハッピーエンドではないにしろ、シンプルで分かりやすい展開だ。それなのに、思わず感情移入してしまうのは、キャストの魅力だろう。さまぁ〜ず、TIMら、テレビでお馴染みのタレントが、真剣に演技している姿はそれだけでカッコいい。監督で主演という大役を果たした内村は特に光っている。笑顔を消し、書けないことに苦悩する姿は、テレビで見る「ウッチャン」ではなく、役者・内村光良だ。ストーリーと同じく、気の合う仲間を集めて作ったところに好感が持てる。ふかわが、ロケットマン名義で音楽を担当。意外な(?)隠された才能を見せている。
| 監督 | 内村光良 |
| 脚本 | 益子昌一 |
| 出演 | 内村光良
三村マサカズ
大竹一樹
ふかわりょう |
●単騎、千里を走る。 (2005)
長年の確執を抱えたまま病に倒れてしまった息子が交わした約束を代わりに果たすため、高田は中国大陸奥地への旅を決意する。民俗学を研究する息子の健一は、舞踏家・李加民の仮面劇「単騎、千里を走る。」を撮影するために中国・雲南省を再訪する約束をしていたのだった。単身訪れた言葉の通じない異郷の地で途方に暮れる高田だったが、息子のためにという一途な思いが、通訳の青年チュー・リンをはじめ現地の人々を次第に動かして行く。
2006/01/28公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 中国 |
| 配給 | 東宝 |
監督チャン・イーモウと高倉健の15年越しの夢の結晶は実に美しく温かい。その寡黙さゆえに息子との亀裂も深めてしまった高倉演じる主人公・高田は、人前で感情を露に泣き叫ぶことができたらどんなにいいだろうと独白する。そんな男が、まさに一念岩をも通す粘り腰を見せる。旅は窮地に次ぐ窮地の連続だが、乗り気ではなかった通訳を説き伏せ、無理を承知で役所にも掛け合い、愚直に誠心誠意突き進む。そして、困っている誰かがいたら放っておけないという道義を大らかに実践する素朴で生命力に満ちた村人たちとの出会いが、孤独を思い知る男に生きて行く希望を与えるのだ。チャン監督が選んだプロの俳優ではない中国人キャストの名演技にも泣かされる。
| 監督 | チャン・イーモウ |
| 日本編監督 | 降旗康男 |
| 出演 | 高倉健
リー・ジャーミン
ジャン・ウェン
チュー・リン
ヤン・ジェンボー |
●RIZE<ライズ> (2005)
L.A.サウスセントラル地区。暴動が絶えず起こり、暴力と犯罪が日常にあるこの場所で、トミー・ザ・クラウンは、子供の誕生会やパーティの余興として、ピエロ(クラウン)の姿でダンスを披露しはじめた。やがてトミーは、地元の若者にダンスを教え始める。「クラウン・ダンス」と呼ばれるこのユニークな踊りは、若者たちの心を捉え、やがて彼らは独自の踊りを生み出していく。彼らにとってダンスは、底辺の生活の中に見出した希望の光だった。
2006/01/28公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
ギャングかダンスか、それは、サウスセントラルの若者たちに与えられた唯一の選択肢。この地で暮らす若者たちは、家族といえば、麻薬中毒者かマフィアのメンバーで、道を歩いているだけで、銃で撃たれる。そんな苛酷な環境に、笑顔を届けるため、トミーはクラウン・ダンスを始めた。やがて、彼の元でダンスを学んだ若者たちは、クランプという新しいダンスを作り上げ、今では、クラウンVSクランプのダンス・バトルが開催されている。生きるためにダンスを選んだ若者たちの表情は、何かを掴み取ろうという意思にあふれている。彼らの力強さを映像に映し出したのは、世界的フォトグラファーであるデヴィッド・ラシャベル。劇場映画は初めてのラシャベルだが、その映像感覚は強烈だ。上へ上へとライズしていく彼らの芸術を、余すところなくとらえている。
| 監督 | デヴィッド・ラシャベル |
| 出演 | トミー・ザ・クラウン |
●フライトプラン (2005)
突然の夫の死によって、悲しみに打ちひしがれた航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は、6歳の娘ジュリアと共に帰国の途に向かっていた。ベルリン発ニューヨーク行き、最新型エアジェット──だが、高度1万メートルの上空で、彼女の娘は忽然と姿を消した…。しかし、乗客はおろか乗務員の誰一人として、ジュリアが機内に存在していたことを認めない。必死に機内を探すカイル。その時、乗務員は彼女に恐るべき“真実”を告げる。FAXで送られてきた記録によれば、ジュリアは6日前に夫と共に死亡していたというのだ……。けれどもカイルには、娘がこの旅客機に搭乗しているとしか思えない確かな証拠があった!
2006/01/28公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
もはや誰一人として頼れる者はいない。愛する娘を取り戻すため、カイルの孤独な闘いは始まる。最新鋭の巨大旅客機は今、命をかけた戦場と化した!
| 監督 | ロベルト・シュヴェンケ |
| 出演 | ジョディ・フォスター
ショーン・ビーン
ピーター・サースガード
エリカ・クリステンセン |
●B型の彼氏 (2005)
女子大生のハミは今でも運命の出会いを信じている女の子。ある時、間違いメールの相手ヨンビンと偶然の出会いを果たしたことから、「彼こそ、わたしの運命の相手!」とロマンチックな妄想にはまりこむ。でも、実はヨンビンはB型の男の子だった!そう、巷で恋人にしたくない男性1位に輝く、わがままで自意識過剰で自己中心的なタイプである。一方、ハミは小心者で何事にも慎重なA型。自分とは全く違う性格のヨンビンに、彼女は惹かれていくのだが……。
2006/01/28公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | 角川ヘラルド・ピクチャーズ |
人間のタイプが4つの型に分けられるはずがない、と思いつつもなぜだか当たっている気がしてしまう血液型占い。日本の合コンなどでも血液型のことは必ずといっていいほど、話題に上る。この血液型ブーム。お隣り韓国でも、特に2004年後半、連日マスコミが取り上げるほど注目を集めた。中でもB型の男子は“彼氏にしたくない血液型No.1”となり、「B型の男」なる曲もヒットした。そのブームを受けて、ついに映画まで誕生。主演を飾ったイ・ドンゴン&ハン・ジヘは、本作でそろって05年大鐘賞新人賞にノミネートされた。恋愛と血液型の微妙な関係。個性的だけれど自己中心的なB型の男のコに恋してしまったA型の女のコ。ふたりの未来は一体どうなる?
| 監督 | チェ・ソグォン |
| 出演 | イ・ドンゴン
ハン・ジヘ
シン・イ |
●悪魔の棲む家 (2005)
1974年11月13日午前3時15分、ダッチコロニアル様式の大邸宅の地下室で、長男ロナルドが目を覚ました。ショットガンを手にした彼は、家族全員を次々と射殺した。1年後、ジョージとキャシーが子供たちとの暮らしのために、破格の値が付けられたこの大邸宅を購入。そこに恐怖が潜んでいるとも知らずに……。引っ越し直後から、家の中には謎の囁き声が響き、不気味な出来事が起き始めた。そして奇妙な行動がジョージを支配するようになり、キャシーは不安を覚える。
2006/01/28公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 20世紀フォックス映画 |
1979年、ジェームズ・ブローリン、マーゴット・キダー主演で公開された『悪魔の棲む家』。本国アメリカで大ヒットを記録したこの作品は、日本のホラーファンにも熱狂的に受け入れられた。今もカルト的な人気を誇るこのオリジナル版だが、ニューヨーク州で実際に起こった出来事を基に作られたことはさほど知られていないかもしれない。そしてついに、現実に起きたエピソードをさらに追加し恐ろしさを増した作品がやってきた。ドキュメント・ホラーとも言うべき本作。惨殺事件が起きた家に引っ越してしまった一家の運命は? 『ブレイド3』のライアン・レイノルズが、家から聞こえる謎の声によって追いつめられていくジョージに扮し、迫真の演技を披露している。
| 監督 | アンドリュー・ダグラス |
| 出演 | ライアン・レイノルズ
メリッサ・ジョージ
ジェシー・ジェームズ
ジミー・ベネット
フィリップ・ベイカー・ホール |
●エリ・エリ・レマ・サバクタニ (2005)
西暦2015年、世界中にウィルスが蔓延していた。それは視覚で映像によって感染し、発症すると「自殺」によって確実に死に至る。人々はこれを“レミング病”と呼んでいた。発病を抑えるためには、あるふたりの男が演奏する“音”を聴くこと。富豪のミヤギ(筒井康隆)は“レミング病”に感染してしまった孫娘(宮崎あおい)を救おうと、探偵を使いふたりの男(浅野忠信、中原昌也)を探すのだった。
2006/01/28公開
| ジャンル | SF |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ファントム・フィルム |
今年のカンヌ国際映画祭“ある視点”部門に出品され、「映像と爆音の見事な融合」と称賛された青山真治監督の新作は、『Helpless』以来9年ぶりに浅野忠信、『EUREKA』以来5年ぶりに宮崎あおいを主演に迎えた魅惑のキャスティングに加え、ミュージシャン、作家などマルチな顔を持つ中原昌也が好演、“相棒”をサポートしている。実は優れたギタリストでもある浅野忠信が一心不乱にかき鳴らすギターの轟音は、北海道・道東の寒々とした砂浜に響き渡る。この轟音、爆音は観るものにも治療薬となるだろうか。
| 監督・脚本・編集 | 青山真治 |
| 出演 | 浅野忠信
宮崎あおい
中原昌也
筒井康隆 |
●オリバー・ツイスト (2005)
19世紀の英国。救貧院に連れて来られた、オリバー・ツイストは、粗末な食事に腹をすかせた孤児を代表してお粥のおかわりを要求し、追放処分になる。一旦は葬儀屋に奉公するが、不当な仕打ちに耐え切れず逃げ出してしまう。行く当てもない天涯孤独な身の上では、目の前に延びる街道を遥かロンドンまで、目指すしかなかった。7日間歩き通して、大都会に辿り着いたオリバーは、スリの少年に拾われ、食事と寝床にありつけるからとフェイギンという男に引き合わされる。
2006/01/28公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | イギリス |
| 配給 | 東芝エンタテインメント 東宝東和 |
これまで何度も映像化されてきた、文豪ディケンズの名作に21世紀の今、ロマン・ポランスキー監督が緻密かつ大胆に挑戦した。ひたすら無力だが、無垢で善良な主人公像は、前作『戦場のピアニスト』にも通じる。愛されたことがないゆえに、どんな小さな親切も心に刻み、たとえ悪党であっても、自分を受け入れて面倒をみてくれたフェイギン(ベン・キングスレー)の恩義を忘れないオリバー。大抜擢された青白き少年バーニー・クラークがほろほろと静かに、涙を流して哀れを誘う。魔法使いや派手な仕掛け抜きでも、辛辣な批評性とユーモアを交えて人間性の本質を描く物語そのものに力があれば、時代を選ばず観客の心を掴むことができるのだ。
| 監督 | ロマン・ポランスキー |
| 出演 | バーニー・クラーク
サー・ベン・キングスレー
ハリー・イーデン
ジェイミー・フォアマン |
●最終兵器彼女 (2006)
ドジで不器用な少女・ちせと無愛想だけど気持ちの優しいシュウジ。二人は小樽の同じ高校に通うクラスメート。ちせの突然の告白を受け、交換日記を始める事になった二人は、お互い戸惑いながらも、ぎこちない交際がスタートしていった。ある日、シュウジは友人のアツシとアケミと一緒に買い物に出かける。休日で賑わう札幌で楽しげな時間を過ごす3人の上空に突然無数の爆撃機が飛来し、街を攻撃し始めた。足を痛め動けないシュウジの目前に落ちた爆撃機の翼が迫って来る。危機一髪のところで「何か」に救われた気がした時、背中から鋼鉄の翼を生やし、変わり果てたちせの姿があった。
2006/01/28公開
| ジャンル | SF |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東映 |
原作は、2000年〜2001年「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された高橋しんの人気コミック。普通の高校生の純粋なラブストーリーと、少女が最終兵器となって戦うというSF的な世界観がミックスされ、多くの読者から支持される。単行本も全7巻で350万部を売上げ、今だに部数を伸ばしている。また、‘02年にはTVアニメが初OAされ話題となり、以降レンタルビデオ累計21,679本・セルDVD累計約75,000本を売り上げる。
| 監督 | 須賀大観 |
| 原作 | 高橋しん |
| 出演 | 前田亜季
窪塚俊介
木村了
貫地谷しほり |
| 2月公開 |
●ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状 (2006)
警視総監の孫娘である泪、舞、零の銭形姉妹は、人並みはずれた知能を持ち、中高生にしてすでに警視正の肩書きを持つスーパー刑事。ある日、姉の銭形愛が、何者かに誘拐される事件が起こる。犯人の要求は、3姉妹がそれぞれ3つの事件を解決すること。3人の携帯電話に次々と事件勃発の連絡が入り、五代刑事や高村刑事も加わって、早速捜査に乗り出すが、そこには、犯人が仕掛けたトリックが待ち構えていた。
2006/02/04公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | エム・エフボックス |
BSテレビ放送で人気を博したドラマ「ケータイ刑事」が、劇場版となった。銭形家の次女、泪に黒川芽以、三女の舞に堀北真希、四女の零に夏帆という、ドラマ版で活躍した3代のケータイ刑事がスクリーンに集合し、それぞれの得意分野を活かしながら、一代目ケータイ刑事である長女、銭形愛の救出に挑む。もちろん、助手役の五代刑事とバーボン刑事も登場。山下真司と草刈正雄がさむ〜いズッコケを披露してくれる。監督は、『発狂する唇』でカルトな人気を誇る佐々木浩久。テレビ版「ケータイ刑事 銭形零」ではチーフ監督を務めているだけあり、この世界の醍醐味はしっかりと押さえつつ、更なる笑いと興奮を生み出している。意外な出演者が顔を出すのも、ファンの心をくすぐる仕掛け。ヒロインたちの夢の共演を、大きなスクリーンで堪能したい。
| 監督 | 佐々木浩久 |
| 製作 | 丹羽多聞アンドリウ |
| 出演 | 黒川芽以
堀北真希
夏帆
草刈正雄 |
●ミュンヘン (2005)
1972年9月5日、開催中だったミュンヘン・オリンピックで、パレスチナゲリラ“ブラック・セプテンバー 黒い九月”によるイスラエル選手団襲撃事件が起こった。本作は、この事件を題材に、事件を起こした11人のパレスチナ人ゲリラを暗殺することを命じられたイスラエル特殊部隊“モサド”を中心に描く。本作は実話にインスパイアされており、ストーリーは実際に事件に関わった人々のコメントに基づいて創られている。
2006/02/04公開
| ジャンル | 社会派ドラマ |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | アスミック・エース エンタテインメント |
特殊部隊モサド率いる隊長を『トロイ』のエリック・バナが演じるほか、『トゥームレイダー』のダニエル・クレイグ、『シャイン』でアカデミー賞主演男優賞受賞したジェフリー・ラッシュ、『宮廷料理人ヴァテール』のハンス・ジシュラー、『オペラ座の怪人』のキアラン・ハインズなど国際色豊なキャストが出演。撮影はニューヨークとヨーロッパで行われている。脚本はピュリツァー賞を受賞しているトニー・カシュナーが手掛けている。
| 監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
| 出演 | エリック・バナ
ダニエル・クレイグ
ジェフリー・ラッシュ |
●シャークボーイ&マグマガール3-D (2005)
10歳の少年マックスは、夢の中で活躍するヒーロー、シャークボーイとマグマガールを心の友とし、その活躍ぶりを“夢日記”に綴っていた。ある日、日記の内容を学校で発表するとクラスの子供たちからバカにされ、いじめっ子のライナスに、大切な“夢日記”を奪われてします。次の日、なんとか日記を奪い返すが、中にはライナスの落書きだらけになっていた。その時、颯爽とシャークボーイとマグマガールが現れた!
2006/02/04公開
| ジャンル | SF |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
『スパイキッズ』シリーズや『シン・シティ』で、超有名なロバート・ロドリゲス監督。監督だけでなく、製作、脚本、撮影、編集、音楽と、この“3-D立体映画”をほぼ1人でつくっちゃったのだ。そして、この不思議世界を考え出したのは、なんとロドリゲス監督の息子レーサー・マックス。7歳の息子が長い間書きためてきたユニークなスーパーヒーローたちの冒険物語を、ロドリゲス監督が子供の頃に味わった夢のような“飛び出る映画”として、つくり上げたのだ。
| 監督・製作・脚本・撮影・編集・音楽 | ロバート・ロドリゲス |
| 出演 | テイラー・ロートナー
テイラー・ドゥーリー
ケイデン・ボイド
ジョージ・ロペス |
●転がれ!たま子 (2005)
美容院を経営している母と弟と三人で暮らしているたま子は、外に出るときはいつも父親特製の鉄かぶとをかぶっている。そんなたま子は近所の日進月歩堂の“甘食”が大好き。ところがある日、日進月歩堂のジイちゃんが倒れ手入院してしまった。もう“甘食”が食べられない!?さらに母は再婚を宣言、父は新たな道へ進む決意をする。こうして“外”と向き合わざるをえなくなったたま子は、大好きな“甘食”を求めて冒険に……。
2006/02/04公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | シネカノン |
引きこもり、というわけではないけれど、自分の世界から踏み出せないちょっと変った女の子・たま子。奇妙なファッションと風変わりな鉄兜は、昭和の情緒が残る下町の風景にはなんともミスマッチだ。それに家族や周囲の人たちまでなんだか変な人ばかりで、彼女を“更生”させられそうなヤツはいなさそう。それでもたま子は“目標”に向かって自分自身で殻を破る。ちょっと奇抜で寓話的だけど、観終わってすがすがしい気持ちになれるひとりの少女の成長譚だ。“怪優”松重豊がたま子に力を貸すパン屋の店長役で、唯一普通の人を演じているのが面白い。
| 監督 | 新藤風 |
| 出演 | 山田麻衣子
岸本加世子
竹中直人
ミッキー・カーチス |
●マインドハンター (2004)
心理分析官(プロファイラー)を目指し、超難関な最終試験に挑む7人の有望なFBI訓練生たち。合格すれば彼らははれて“マインドハンター(心を探る者)”となる。教官が用意した試験は、無人島にある特殊訓練施設で、連続殺人犯をプロファイリングし、その正体を暴くこと。しかし、シミュレーションであるはずの試験で彼らを待ち受けていたのは本物の殺人事件だった!この島には、自分たちしかいない。犯人はこの中にいる!?
2006/02/05公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ザナドゥー |
彼らの癖や心を完全に読んでいた犯人の巧妙な手口により、訓練生は1人、また1人と殺されていく。一体犯人は誰なのか?閉ざされた島の中で、冷酷にも時間だけが刻々と過ぎていき、次第に追い詰められていく訓練生たち。互いの心を読み合い、そして疑い合う彼らに、またしても残酷な罠が迫りくる!!心理分析官(プロファイラー)への最終試験が、本物の殺人事件へと発展する息もつかせぬ緊迫した心理戦。最後まで犯人はわからない!!
| 監督 | レニー・ハーリン |
| 出演 | LLクールJ
ジョニー・リー・ミラー
ヴァル・キルマー |
●小さな恋のステップ (2004)
ある日突然恋人に振られ、おまけに余命3ヶ月の不治の病を宣告されたプロ野球の2軍選手トン・チソンは、やけになって飲めない酒を飲み、バーテンダーの若い女に介抱される。実は、その女ハン・イヨンは10年この方チソンに思いを寄せ続ける近所に住む娘だった。ところがチソンはそんなイヨンの気持ちはおろか存在にすら気づいていなかった。絶望のどん底に突き落とされた男と、絶好の恋のチャンスに張り切る女。果たして二人の未来は…。
2006/02/04公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | ハピネット・ピクチャーズ |
コメディがおもしろいのは、登場人物たちが至って大まじめだから。本作もご多分に漏れずまっすぐな志しゆえの笑いが巻き起こる。『シルミド』のチョン・ジェヨン演じる、恋愛至上主義者にして信じ難いほど鈍い男チソンは、勝ちよりもウケを狙ってしまうプロ野球選手にあるまじきずれた感覚の持ち主だ。それに輪を掛けたずれっぷりなのが、愛する人の息遣いを感じるだけで幸せな究極の片思いを長期継続中のイヨン。『英語完全征服』に続いてイ・ナヨンがキュートなコメディエンヌの魅力を発揮している。演劇からネットまでマルチに活躍する監督チャン・ジンが爆笑必至の劇中映画も盛り込んで、とぼけた可笑しさに満ちた愛すべきラブ・ストーリーを届けてくれた。
| 監督 | チャン・ジン |
| 出演 | チョン・ジェヨン
イ・ナヨン
チャン・ヨンナム
パク・ソヌ
イム・ハリョン |
●ベロニカは死ぬことにした (2005)
明日がどんな日になるか、完璧にわかる。そんな退屈な毎日に終わりを告げるため、トワは自殺を図る。次に目覚めたのは、サナトリウムの一室。ここでトワは、院長から余命7日間と宣告された。このサナトリウムに暮らすのは、独自の世界を生きる奇妙な人々。生きながらえたことに憤慨し、周りに馴染もうとしないトワだが、様々な理由からこの病院にとどまっている人々と触れ合い、やがて生きることへの素直な欲求が生まれてくる。
2006/02/04公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 角川映画 |
作家、パウロ・コエーリョの作品は、純粋さと辛辣さを秘めながら、人間の奥底にある感情を映し出す。本作は、日本で発売数20万部を超える人気作品。普通とは少し違った人々が集まるサナトリウムで、死を願っていた主人公が生の希望を見出していく。主人公トワを演じたのは、真木よう子。激しい感情を露わにしながら、一人の女性の心の変化を見事に演じきった。青年クロードには、韓国の俳優イ・ワン。サナトリウムの住人たちに風吹ジュンや淡路恵子といったベテランが顔を揃えたほか、院長役の市村正親が、コミカルながら重厚感にあふれた演技を見せている。生きることを正面から見据え、明日への希望を導く鮮やかな演出で物語を綴っている。
| 監督 | 堀江慶 |
| 原作 | パウロ・コエーリョ |
| 出演 | 真木よう子
イ・ワン
風吹ジュン
淡路恵子 |
●デコトラの鷲3 恋の花咲く清水港 (2005)
デコトラで全国を走り回っている鷲一郎は、ある日、義母のやよいが病に倒れた夢を見た。不安を感じ、急ぎ浅草へ戻った鷲一郎は、ただの風邪で寝ていたやよいを見て、重病だと勘違いしてしまう。同じ頃、浅草商店街では「新次郎長三国志」の稽古の真っ最中。やよいが「鷲ちゃんの次郎長が観たい」と言っていたことを知り、鷲一郎はこの大役を引き受けることに。そして芝居の日、舞台を見た男がメンバーを全国興業に誘うのだが…。
2006/02/04公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 「デコトラの鷲」フィルムパートナーズ |
東京・浅草の下町を舞台に繰り広げられる、「デコトラの鷲」シリーズ最新作が登場。浅草名物の三社祭の時期にだけ地元へ戻ってくるトラック運転手、鷲一郎を主人公に、様々な人々との出会いを通じて巻き起こる人情ドラマだ。今回は、鷲一郎が舞台で「清水の次郎長」役に大抜擢!浅草と静岡・清水で、大騒動が勃発する!鷲一郎にはおなじみの哀川翔。鷲一郎がひと目惚れする謎のヒロイン、蝶子には真中瞳が扮し、ふたりのロマンスの行方も、たっぷりと楽しめる。さらに、浅草メンバーを全国へ誘う怪しげな男・山本を、コロッケが熱演。異色キャストとの絡みも愉快な、ジェットコースター・ドラマとなっている。
| 監督 | 香月秀之 |
| 出演 | 哀川翔
真中瞳
柳沢慎吾
高田宏太郎
宮下順子
コロッケ |
●サイレン (2005)
病弱な幼い弟の静養のため、フリーライターの父と3人で夜美島へ引っ越してきた由貴。青年医師の南田に迎えられ、島を案内されながらも、由貴はなぜか、島民たちの奇妙な視線に居心地の悪さを感じていた。早速、隣家の女性から島で暮らすための忠告を受ける。彼女は最後に、「サイレンがなったら外へ出てはだめ」と言い残した。それは、この島にまつわる不気味な言い伝え。その日から由貴に、奇妙な現象が襲い始める…。
2006/02/11公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
大ヒットしたゲーム「SIREN」の第二弾「SIREN2」をベースに、孤島に巻き起こる恐怖の映画が誕生。人の寄らない鉄塔から鳴り響く、耳をつんざくようなサイレンが、観客の神経の先まで緊張させるサイコ・ホラーだ。「トリック」シリーズで人気の堤幸彦監督がメガホンを握り、終わりのない恐怖を独特の映像感覚で見せている。そして、恐怖映画に欠かせない要素は「音」。特に本作では、不気味に鳴り響くサイレンの音をはじめ、生活音や虫の声までにこだわりをもって作られた。立体的な音の響きに、物語のスリリングな展開はますます助長され、大いに怖がることができるだろう。出演は、本作で映画初主演を飾った市川由衣。森本レオ、西田尚美など、ベテラン勢が脇を固める。
| 監督 | 堤幸彦 |
| 出演 | 市川由衣
森本レオ
田中直樹
西田尚美
阿部寛
松尾スズキ |
●PROMISE (2005)
生きる術さえも持たず、空腹に震える幼い少女・傾城の前に、運命を司る美しき神“満神”が現れた。「この世のすべての男からの寵愛と、不自由ない生活を約束しましょう。その代わり、お前は決して真実の愛を得ることはできない。それでもいいですか?」と問う満神に傾城は答えた、「それでもいい」と。やがて彼女は王妃となった。その頃、無敵を誇る大将軍・光明が、俊足の昆崙を自分の奴隷としていた。そして反乱の企てから王を救おうと、光明と昆崙は城へと向かうのだが……。
2006/02/11公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 中国 |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
『さらば、わが愛/覇王別姫』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した巨匠、チェン・カイコーが、見たこともないエンターテイメント大作を作り上げた。“未来における3000年前”の出来事。運命(プロミス)に翻弄され、それでも愛に向かって進もうとする男女の物語が、圧倒的な映像美の中で語られる。誰もが恐れる大将軍であり、愛することを知らなかった光明として、主演を務めたのは『ラスト サムライ』の真田広之。それぞれ昆崙と傾城に扮した韓国のチャン・ドンゴン、香港のセシリア・チャンともに堂々の演技を見せている。また、敵役のニコラス・ツェー、悲しみを背負った刺客のリウ・イェも魅力的だ。アジアの才能が結集して描いた、愛を求める人間の姿は、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネートを果たしている。
| 監督 | チェン・カイコー |
| 出演 | 真田広之
セシリア・チャン
チャン・ドンゴン
ニコラス・ツェー
リィウ・イェ |
●燃ゆるとき (2005)
即席めんを主力商品として、アメリカ大陸にも拠点を置く食品会社・東輝水産は、安価な新商品を売り出すアジア各国の企業に押され気味で、工場再建が不可欠となっていた。社長と現地法人の社長の命で単身渡米した資材担当・川森は、さっそく再建に着手する。まずは現地従業員の一時的なレイオフ。そして大幅なコストカット。さらにアメリカ人の嗜好に合う、新たな安くておいしいカップ麺の開発。古株社員と対立しながらも再建は進められ、新発売されたカップめんの評判は上々、すべては順調だと思われたが…。
2006/02/11公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東映 |
実在する食品会社をモデルにした「燃ゆるとき」「ザ・エクセレント カンパニー/新・燃ゆるとき」(原作は「金融腐蝕列島−呪縛−」で知られる経済小説の第一人者・高杉良)をもとに、骨太な作風で定評のある細野辰興監督がメガホンを執った。商品開発と会社再建に命を賭けたサラリーマンたちの姿を描き出している。そう、「プロジェクトX」のようなドキュメンタリー映画『陽はまた昇る』のような実録ものに感動を覚えた人は、心を熱くせずにはいられないだろう。会社の成長、その過程で個々のサラリーマン、そして家族はどうあるべきなのか。その問いに力強いメッセージを送ってくれる作品だ。
| 監督 | 細野辰興 |
| 出演 | 中井貴一
大塚寧々
長谷川初範
中村育二 |
●美しき野獣 (2005)
ソウル地方警察の凶悪犯罪捜査班、チャン・ドヨン刑事は、男気あふれるまっすぐな性格。犯人逮捕のためには手段を選ばず、力づくで解決しようとする過激な人物だが、家族には不器用ながらも深い愛情を傾けている。一方、完璧なエリート検事として犯罪者からも恐れられている、ソウル中央地検の検事オ・ジヌ。捜査方法も性格もまるで正反対の2人は、それぞれの事件を追ううちにソウルで出会う。しかし2つの事件は交差し、予測もつかない方向へ大きく動き出していく・・・。
2006/02/11公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | 東芝エンタテインメント |
『恋する神父』や「天国の階段」で大ブレイク中のクォン・サンウ、『オールド・ボーイ』の難役で一気に評価を高めた若手実力派ユ・ジテ。今が旬の二大スターを迎え、総製作費8億円を投じた本格刑事アクションドラマ。巨大なシステムの壁にぶつかりながらも、愛と正義をかけて孤軍奮闘する2人を描いたのは、新鋭のキム・ソンス監督(『武士−MUSA−』の監督と同名だが、別人)。見どころは何と言っても、そろって1976年生まれの二大スター競演だ。クォン・サンウは野獣のように荒々しくも、深い悲しみをたたえたドヨン役で新境地を開き、10キロ近く体重を落として冷徹なエリートに扮したユ・ジテからは、並々ならぬ気迫が伝わってくる。またハードなトレーニングを経て、危険なシーンに自ら挑んだクォン・サンウのアクションも必見だ。
| 監督 | キム・ソンス |
| 出演 | クォン・サンウ
ユ・ジテ
オム・ジウォン |
●クラッシュ (2005)
ロサンゼルス、24時。深夜のハイウェイで起こった一件の自動車事故が、思いもよらない“衝突”の連鎖反応を生み出し、さまざまな人々の運命を狂わせていく…。刑事たち、自動車強盗、地方検事とその妻、TVディレクター、鍵屋とその娘、病院の受付嬢、雑貨屋の主人などさまざまな階層の、さまざまな人種の彼らは、予想もしない角度で交錯しながら、愛を交わし、憎しみをぶつけ合い、哀しみの淵に立たされる。神の見えざる手によって人生を翻弄される人間たち。ロサンゼルスの36時間の中で沸騰する、彼らの怒り、哀しみ、憎しみ、喜び…。
2006/02/11公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ムービーアイ エンタテインメント |
『クラッシュ』は見る者全ての心を震わせる、衝撃と感動のヒューマン・ドラマだ。
| 監督 | ポール・ハギス |
| 出演 | サンドラ・ブロック
ドン・チードル
マット・ディロン |
●死者の書 (2005)
8世紀の平城京。才色兼備で知られる藤原南家の郎女は、当時の最新の文化である仏教に傾倒し、写経に精を出す日々を送っていた。そんな郎女の前に、謀反の罪で50年前に処刑された大津皇子が亡霊となって甦る。死に際に一目見ただけの女性、耳面刀自(みみものとじ)の姿が忘れられず、この世をさまよっているのだった。亡霊に導かれるように屋敷を抜け出した郎女は、皇子が葬られている二上山の麓にある當麻寺に辿り着く。
2006/02/11公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 桜映画社 |
気が遠くなるほどの緻密で繊細なプロセスを積み重ねて行くストップモーション・アニメーション。少しずつ人形を動かしてコマ撮りして行く人形アニメーションもその一つだが、その日本における第一人者・川本喜八郎監督が構想から30年越しで完成させたのが本作である。奈良の當麻寺に伝わる中将姫の蓮糸曼荼羅の伝説と、陰謀によって非業の死を遂げた大津皇子の史実を取り入れた国文学者・折口信夫の難解な原作小説も、アニメーションならば可能なはずと映画化を敢行。結果、陰影に富んだ豊かな表情を見せる人形たちによって、怒りや悲しみという人間の情念がダイナミックかつ細やかに描かれ、味わい深さと夢のような美しさを併せ持つ物語が誕生した。
| 監督 | 川本喜八郎 |
| 声の出演 | 宮沢りえ
江守徹
黒柳徹子
岸田今日子 |
●シムソンズ (2005)
北海道常呂町。地元の高校に通う平凡な女子高生・和子は、将来の夢もなく刺激のない毎日を過ごしていた。町に一軒しかない喫茶店『しゃベりたい』で、親友の史江とおしゃべりに興じては、ひたすらストレスを発散させる毎日。そんなある日、98年の長野冬季五輪に出場した町の英雄、加藤真人が、地元のTVニュースに映っているのが目に飛び込んできた。「そう、ここ常呂町にはカーリングがあったのだ!」和子にとって唯一の刺激、それは和子のヒーロー“マサト様”だったのだ。さっそく和子は、史江を引き連れ、真人の凱旋試合の応援へと出かけるが…。
2006/02/18公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ドリームステージピクチャーズ、アットムービー・ジャパン |
“氷上のチェス”とも呼ばれる競技「カーリング」。北海道のオホーツク海に面した“ホタテと遺跡とカーリングの町”常呂町から誕生した、カーリング女子日本代表『シムソンズ』の結成までを実話に基づきコミカルに描いた、感動青春ストーリー。
●ウォーク・ザ・ライン 君につづく道 (2005)
最愛の兄を事故で亡くしたジョニーは、周りに溶け込めない孤独な少年だった。そんな彼の心の拠り所は、ラジオからいつも流れてくるジューン・カーター(リーズ・ウィザースプーン)の歌声。成長したジョニー(ホアキン・フェニックス)は空軍を除隊後、初恋の女性ヴィヴィアン(ジニファー・グッドウィン)と結婚するが、さらに音楽への夢を募らせていく。彼は軍隊時代の自作曲でオーディションに合格、プロのミュージシャンの道を歩むようになるが妻との諍いは絶えず、ジューン・カーターと共演したのを機に、彼女に心引かれていく。
2006/02/18公開
| ジャンル | 伝記 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 20世紀フォックス映画 |
黒い衣装を身にまとい“Man in Black”の愛称で親しまれたミュージシャン、ジョニー・キャッシュの生涯を、自伝をもとに映画化。'50〜'60年代を代表するカントリー、ロカビリー、ロックのヒット曲が満載(「ブロークバック・マウンテン」「アメリカ、家族のいる風景」も含め、T・ボーン・バーネットの素晴らしい仕事!)だが、白眉はなんといってもホアキン・フェニックスとリーズ・ウィザースプーンの吹替えなしの歌声だ。その“なりきりぶり”に、ゴールデン・グローブ賞のノミネートは当然と思えるはず。彼らと同時代を生きたエルヴィス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイスの登場(演じた俳優のそっくりさ)も、ファンには嬉しいスパイスだ。
| 監督 | ジェームズ・マンゴールド |
| 出演 | ホアキン・フェニックス
リーズ・ウィザースプーン
ジニファー・グッドウィン
ロバート・パトリック |
●ナイト・オブ・ザ・スカイ (2005)
イギリスの航空ショーに参加していたフランスの主力戦闘機ミラージュ2000がショーの最中に忽然と消息を絶つ。この非常事態に対応したのは、仏空軍のマルシェリ大尉とヴァロワ大尉。二人は旅客機の影でレーダーから逃れるミラージュを発見。たちまち三機のミラージュによる壮絶なドッグファイトが始まるが、油断したヴァロワが敵機の照準にロックオンされる。司令部から追撃中止命令が下る中、マルシェリはとっさの判断で敵機を撃墜。責任を問われた二人は軍籍を剥奪されてしまう。だが事件の裏には国家を揺るがす陰謀が潜んでいた。
2006/02/18公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | UIP映画 |
『TAXi』のジェラール・ピレス監督最新作。迫真のカー・アクションで世界を熱狂させた前作に続き、今作では大空を縦横無尽に疾駆するスカイ・アクションに挑戦。徹底的に実写の魅力にこだわったフライトシーンは、仏空軍の全面協力の下、本物の戦闘機ミラージュ2000の翼下に遠隔操作キャメラを何台も搭載して撮影。スピード、臨場感はもちろん、千々に流れる雲や空気の震えなど、空の質感をダイナミックにとらえた映像は感動的、CGに慣れた観客の度肝を抜くだろう。主演は『ピアニスト』でカンヌ映画祭男優賞に輝いたブノワ・マジメル。近年はフレンチ・アクションの立役者へとイメチェンしつつあるが、そのたたずまいには文芸映画仕込みの気品が漂う。ハリウッドのマッチョな主人公とは異なるアンニュイなヒーロー像にも注目して欲しい。
| 監督 | ジェラール・ピレス |
| 出演 | ブノワ・マジメル
ジェラルディン・ペラス
クロヴィス・コルニアック
アリス・タグリオーニ
フィリップ・トレトン |
●アサルト13−要塞警察− (2005)
雪の舞う大晦日のデトロイト。潜入捜査の失敗によるトラウマからデスクワークに就いている元麻薬捜査官ローニックは、老朽化のため年内で閉鎖予定の13分署で残務処理を行っていた。TVでは暗黒街の大物マリオ・ビショップの逮捕が報道されている。そんな折、囚人護送中のバスから、吹雪で進めないので13分署に一時避難させてくれとの無線が舞い込む。バスに中には話題の大物ビショップの姿があった。一抹の不安を覚えつつ囚人たちを拘留するローニック。その不安は的中する。ビショップの命を狙って何者かが署内に侵入したのだ!
2006/02/18公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ=フランス |
| 配給 | 角川ヘラルド・ピクチャーズ |
脱出劇のカルト的名作として知られる76年のジョン・カーペンター監督作『要塞警察』を、『トレーニング デイ』以降、警官役が続いているイーサン・ホーク主演、『交渉人』で高い評価を得たジェイムズ・デモナコ脚本によりリメイク。吹雪で閉ざされた警察署を舞台に、警官、犯罪者が入り乱れての一大銃撃戦が勃発する。実はカーペンターのオリジナル自体がハワード・ホークスの傑作『リオ・ブラボー』を翻案した作品なので、言わば男性娯楽活劇の正統な遺伝子を受け継ぐ孫弟子的作品とも言える今作。明快でダイナミックな設定、予想を裏切る急展開、個性的な俳優たちの息詰まる心理戦と、サスペンス・アクションの醍醐味が過不足なく詰め込まれ、派手なだけの近頃の娯楽大作には食やけ気味、という通好みの映画ファンを喜ばせてくれそうだ。
| 監督 | ジャン=フランソワ・リシェ |
| 脚本 | ジェームズ・デモナコ |
| 出演 | イーサン・ホーク
ローレンス・フィッシュバーン
ガブリエル・バーン
ジョン・レグイザモ
ブライアン・デネヒー |
●アメリカ,家族のいる風景 (2005)
西部劇のスターだったハワードは、新作の撮影現場から突然逃げ出し、故郷に向かう。そこで彼は、久々に再会した母から驚きの事実を聞かされる。彼の子供を身ごもったというモンタナの女性から連絡があったというのだ。ハワードは自分の子供を探し出すため、モンタナ州ビートの町へと車を走らせる。昔の恋人との不安まじりの再会、息子の反発、骨壷を抱えた不思議な少女との出会い。ハワードの心の孤独は深まるばかりだが…。
2006/02/18公開
| ジャンル | ヒーマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | ドイツ=アメリカ |
| 配給 | クロックワークス |
本年のカンヌ国際映画祭でも大きな拍手で迎えられたヴィム・ヴェンダース監督、期待の新作だ。監督曰く「『パリ、テキサス』での仕事が“完璧な体験”であったため、20年もの間、再び組むことに躊躇していた」というサム・シェパードが手掛けた脚本が秀逸だ。広大で空虚な砂漠、ひと気のない田舎町、寂れたアメリカの原風景と、その中で彷徨う“ある家族”の痛みと困惑と喜びの姿を、60歳を迎えたヴェンダースのますます才気あふれる映像とT−ボーン・バーネットの音楽が切なく優しく包み込む。
| 監督 | ヴィム・ヴェンダース |
| 出演 | サム・シェパード
ジェシカ・ラング
サラ・ポーリー |
●スティーヴィー (2002)
映画監督スティーヴ・ジェイムスは、大学在学中にスティーヴィーという少年の「ビッグ・ブラザー」(家庭環境に恵まれない子供の世話をする制度)になった。スティーヴィーは、母からは育児放棄され義理の祖母の手で育てられていた。やがてジェイムスは映画監督を目指してシカゴに引越し、次第にスティーヴィーと疎遠になってしまった。そして10年の月日が流れ、ジェイムスは24歳になったスティーヴィーと再会を果たす。
2006/02/18公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2002年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ムヴィオラ |
ストリート・バスケを取材したドキュメンタリー「フープ・ドリームス」で数々の賞に輝いたスティーヴ・ジェイムス監督が、問題を抱えたスティーヴィーという青年とその家族を4年半にわたり記録した。カメラはスティーヴィーの犯罪(親族の少女に対する性的虐待)と彼の家族、婚約者、被害者の家族を映し出す。最初は軽い気持ちでひとりの青年の軌跡を描こうと思っていたジェームス監督の心の動き――動揺、そして葛藤の様子をも。スティーヴィーの人生を通して浮き彫りになる現代の孤独、アメリカ社会の歪みを感じ取ってほしいドキュメンタリーの秀作だ。
| 監督 | スティーヴ・ジェイムス |
| 出演 | スティーヴィー・フールディング
ヴァーナ・ハグラー
バニース・ハグラー
トーニャ・グレゴリー |
●イヌゴエ (2005)
26歳の青年・芹澤直喜は、住宅の臭気指数を測定したり、地域住民の苦情に対応したりする臭気判定士。イヌ並みの鋭い嗅覚を持つ直喜にとってそれは天職だったが、地味な仕事のためか、いつも人生に消極的で恋人にも愛想を尽かされ気味。そんなある日、直喜の父親が数日留守にするからと一匹のフレンチブルドッグを押しつけていく。しぶしぶ預かることにした直喜だったが、次の瞬間「腹へったのぅ、ごっつメシ喰いたい」というドスのきいた関西弁を耳にしてビックリ仰天。なんとそのイヌは人間の言葉をしゃべる犬だったのだ!?
2006/02/18公開
| ジャンル | ファンタジー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | パオタイド |
人間の言葉をしゃべるイヌとイヌのように鼻の利く青年。そんな迷コンビのハートウォーミングな交流を描くファンタジー・コメディ。主演は山下敦弘作品の常連俳優・山本浩司。どこまでが計算なのかわからない無愛想な妙演が持ち味の山本だが、意外にも今作ではテンション芝居もすんなりこなし、鼻が利く以外は平々凡々という主人公を好感度高く演じている。一方“イヌの声”を演じるのは、こちらも個性派・遠藤憲一。ナレーターとしても売れっ子の遠藤が当てる声は低音でハスキー、内容もお下品でなぜか関西弁なのだが、フレンチブルドッグのキュートな外見とのミスマッチで爆笑を誘う。一見シンプルな動物愛映画のようだが、両者の珍妙なキャラクターを絶妙のさじ加減で絡ませた笑いとペーソスのセンスはなかなかの手練れ。戌年にピッタリの好編です。
| 監督 | 横井健司 |
| 出演 | 山本浩司
村上淳
馬淵英里何
宮下ともみ
遠藤憲一 |
●ルー・サロメ 善悪の彼岸 ノーカット版 (1977)
19世紀末のローマ。進歩的知識人の会合で、若い哲学者パウル・レーとロシア人女性ルー・サロメは意気投合する。パウルはルーに求婚するが、ルーはありきたりの結婚生活を嫌い、もう1人の男性と3人で共同生活することを提案する。パウルは友人のニーチェ、通称フリッツを誘い仲間に引き入れ、フリッツもルーにたちまち心を奪われる。ライプチヒで3人の共同生活が始まるが、やがて男2人の嫉妬がもとで崩壊。フリッツはヴェネツィアへ行くが、やがて精神を病んでいく。
2006/02/18公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 1977年 |
| 製作国 | イタリア=フランス=西ドイツ |
| 配給 | 彩プロ |
1974年に「愛の嵐」を発表し、その大胆な愛と性の描写でセンセーションを呼んだイタリアの女流監督リリアーナ・カヴァーニ。彼女が次の作品として1977年に発表したのが本作だ。日本では数年後の1985年に英語版が『善悪の彼岸』のタイトルで公開された。しかしその当時の検閲事情もあり、性描写を中心として40カ所以上に渡り、修正が行なわれた。今回のイタリア語ノーカット版は、英語版よりも11分ほど長い上、ほとんどの場面が無修正に戻されている。自由を求めるルーは魅力的だが、それは同時に彼女を愛した男たちの心を傷つけていくことでもある。男たちとルーとの間の愛情、そして男同士の愛情…。ルーの前では男の方が精神的にも脆く、男女の立場が逆転しているようにも見えるし、また全体をホモ・セクシャル的空気が支配している。デカダンな重苦しい雰囲気は、70年代のヨーロッパ映画特有のものだ。当時人気絶頂だったドミニク・サンダの美しい姿も見もの。
| 監督・原案・脚本 | リリアーナ・カヴァーニ |
| 出演 | ドミニク・サンダ
エルランド・ヨセフソン
ロバート・パウエル
ヴィルナ・リージ
フィリップ・ルロワ |
●イラクニ接近ス (2005)
この作品は、イラク戦争から1年後の2004年春に、当時20歳の谷澤がイラクに上陸し、バグダッドの大学生のインタビュー中心に撮影された。さらにタクシードライバーや商店主などが登場し、各自がイラクの現状についてひとりひとりのことばで語っていく。戦争、サダム、アメリカ、テロリズム、日常、夢、などなど話題は多岐に及ぶ。イラクの一般人々は、終わらない戦争や、悪化したままの治安状況に対し、一体どの様な意見を持っているのだろうか。また、彼らの生活は戦争を経てどの様に変化したのか、あるいはしなかったのか…。
2006/02/20公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 『イラクニ接近ス』上映委員 |
この映像作品に登場するひとりひとりの言葉は、二年が経過した今でも全く色褪せていない。そう感じる。長引く混乱の中で、人々の日常風景も、変わらず在ってほしいと願う。
●ダイヤモンド・イン・パラダイス (2004)
マックスとローラは最高の泥棒コンビであり恋人同士だ。ふたりはナポレオンが所有していたとされる3つのダイヤモンドのうちの2つを、見事、手に入れる。しかし2つめのダイヤを盗んだ際に、マックスはスタン捜査官に胸を撃たれる。姿を消した彼らは、バハマにあるパラダイス・アイランドで新しい生活をスタートさせていた。ローラはマックスに結婚の誓いを求め、危険のない生活を願うが、3つめのダイヤを展示した豪華客船がバハマにやってくる。
2006/02/25公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
『ラッシュアワー』、『レッド・ドラゴン』のヒットメーカー、ブラット・ラトナー監督が、Mr.007のピアース・ブロスナンを迎えて贈るエンタテイメント・アクションムービー。ジェームス・ボンド役は卒業となったブロスナンだが、男の色香をますます強くし、大人の男の渋さを存分に発揮している。彼の相棒&恋人役を務め、ナイスボディを見せつけるのは『フリーダ』のサルマ・ハエック。そして彼らを追うスタン捜査官に『ラリー・フリント』のウディ・ハレルソンが扮し、ちょっと間抜けだけれど、何か憎めない男を好演している。ダイヤモンドを巡って繰り広げられる騙し合いはもちろんだが、天敵マックスとスタンの間に流れる友情のような関係もおもしろい。
| 監督 | ブレット・ラトナー |
| 出演 | ピアース・ブロスナン
サルマ・ハエック
ウディ・ハレルソン
ドン・チードル
ナオミ・ハリス |
●県庁の星 (2005)
野村聡はK県庁のキャリア公務員。「政治は人の上に人を作り、人の下に人を作る」を信条に成績もプライドも高く、業務にもそつがない強い上昇志向を持つ男。婚約者も地元大手建設会社の令嬢。今後は「特別養護老人施設建設」のビッグプロジェクトを足がかりに、更なるステップアップを狙っている。そのプロジェクトを前に、県政の目玉である民間企業との人事交流研修のメンバーに選出され得意満面。ところが、研修先は店員達のやる気がなく、客もまばらなしなびたスーパー「満天堂」。しかも、野村の教育係・二宮あきは自分より年下のパート店員だった。それでも出世のためと意気込む野村だったが…。
2006/02/25公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
2003年に公開され、それまでの邦画の記録を塗り替えた『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』でノンキャリアの刑事を演じた織田裕二が、本作では一転して県庁に勤めるキャリア官僚・野村を演じます。そして、その野村が研修で派遣されるスーパーの店員・二宮を演じるのは、『着信アリ』など出演作全てが大ヒットに繋がっている柴咲コウ。当代きっての2大スターが初の共演となります。
| 監督 | 西谷弘 |
| 出演 | 織田裕二
柴咲コウ
佐々木蔵之介
紺野まひる
奥貫薫
石坂浩二ほか |
●マインドハンター (2004)
FBIの心理分析官(プロファイラー)を目指す、7人の訓練生。彼らが教官に連れてこられたのは、ノースカロライナ沖の無人島だった。軍の特殊訓練施設で、教官が仕組んだ連続殺人犯をプロファイリングし、犯人を暴くのが最終試験なのだ。翌朝、さっそく捜査のシミュレーションが開始された矢先、第一の罠にハマッた仲間が無残にも殺されてしまう。訓練生たちは状況を受け入れられずパニックに陥るが、犯人は次の殺人予告まで残していた・・・。
2006/02/25公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ザナドゥー |
『ダイ・ハード2』のレニー・ハーリンがメガホンを取り、クリスチャン・スレイター、LLクールJ、“バレエ界の貴公子”ウィル・ケンプが出演と、やたら豪華な顔ぶれのサイコロジカル・スリラー。“マインドハンター(心を探る者)”を志すFBI訓練生がやってきたのは、忠実に再現されたアメリカ都市部の町並みに、無数のマネキンが佇む特殊訓練施設。この最高に不気味な舞台で、候補生とはいえプロファイラー同士の高度な心理戦が繰り広げられていく。島にいるのは、自分たちだけ。いったい誰が犯人なのか、と疑心暗鬼になっていくさまがスリリング。仲間の性格も弱みも知りつくしているだけに、巧妙な連続殺人犯の手口は・・・あまりに残虐すぎると、思わず笑ってしまうのは私だけだろうか。
| 監督 | レニー・ハーリン |
| 脚本 | ウェイン・クレイマー
ケヴィン・ブロドビン |
| 出演 | LLクールJ
ジョニー・リー・ミラー
キャサリン・モリス
ヴァル・キルマー
クリスチャン・スレイター
ウィル・ケンプ |
●アブノーマル・ビューティ (2004)
裕福な家庭で育った美術学生ジンは、成績も優秀で誰もがうらやむ存在だ。しかし彼女はクラスメートのジャスミンと同性愛の関係にあり、彼女に心寄せる男友達のアンソンのアプローチを無視する。ある日、交通事故を目撃したジンは、血を流して死んでいく女性に夢中でシャッターを切る。それをきっかけに彼女は自分が求めているもの、「血」と「死」に魅せられ、生物の死を写真に収めていくようになる。ジンは子ども時代にあるトラウマがあった。次第に精神的に追いつめられていくジン。やがて恐ろしい事件が彼女の身に起きる。
2006/02/25公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 香港 |
| 配給 | リベロ |
ハリウッド進出も目前の、タイで活躍する香港人監督オキサイド・パン。『theEYE[アイ]』がヒットしたため、ホラーのイメージが強いが、実は『ワン・テイク・オンリー』や『テッセラクト』でも見せたように、追いつめられた人間を描くのが実にうまい。本作では、実の姉妹で2Rというユニットで歌手活動もしているレース&ロザンヌ・ウォンを物語の中心に起き、死体愛好、同性愛、盗撮、過去のトラウマ、スナッフ(殺人)ビデオといった刺激的な題材を取り込んでいるもの、基本的には以前の作品のように「出口がない状況に追い込まれていく人間」を描いたものと言えよう。過去のトラウマから異常な行動を起す主人公、そして主人公とポジとネガの関係にあるともいえる殺人鬼、「死」を撮る者から撮られる者への逆転、地下室に並んだカメラ…、サイコスリラーというジャンルに求められているものを、裏切ることはない出来映えだ。
| 監督・脚本 | オキサイド・パン |
| 製作 | パン・フラザース |
| 製作総指揮 | ダニエル・ラム |
| 出演 | レース・ウォン
ロザンヌ・ウォン
アンリョン・ソン |
●WARU ワル (2006)
稀代の剣の使い手であり、名の知れたワルでもある氷室洋二。彼は服役中に知り合った更級十朗が頭目を務める世直し集団「地平同」の仕事を手伝う日々を送っていた。そんな「地平同」をよく思わない極東マフィアの総支配人・王は、更級と氷室を暗殺すべく、部下の羅ら暗殺部隊を送り込む。そして新婚旅行先で、更級は凶弾に倒れてしまう。これを知った氷室は、弔い合戦を開始。壮絶な闘いの末、羅を湖の上で討ち取るが……。
2006/02/25公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 真樹プロダクション |
故・梶原一騎の実弟であり、小説家や劇画作家として活躍する真樹日佐夫の人気劇画「ワル最終章」を映画化。このシリーズはこれまでも何度となく映画化されているが、今回は三池崇史監督と哀川翔のタッグで、さまざまな悪意と壮絶な闘いを繰り広げる“ワル”の生き様を描いている。黒い衣装に身を包み、敵をたたき斬っていく哀川翔の姿は、圧巻の一言。三池監督らしい色彩感覚豊かな演出も、彼の魅力を十分に引き出している。また氷室の盟友・更級十朗を演じるのは、原作の真樹日佐夫自身。大山倍達のもとで空手の技を磨いた彼の肉体は、他のキャストの中でも存在感が際立っている。男くさいロマンがたっぷり詰まった作品だ。
| 監督 | 三池崇史 |
| 製作・原作・脚本 | 真樹日佐夫 |
| 出演 | 哀川翔
松坂慶子
石橋凌
真樹日佐夫 |
●スカイ・ハイ (2005)
地球上の学校とはまるで違う、スーパーパワーを持つ“スーパーヒーロー”を育てる空の上の学校、それが“スカイ・ハイ”だ!今年も新入生として、スーパーパワーに恵まれた少年少女たちが集結。その中には、超有名なスーパーヒーロー夫婦、ザ・コマンダーとジェットストリームの息子、人々の期待を一身に背負うウィルがいた。各自のスーパーパワーを披露し、“ヒーロー”組とそれをサポートする役目の“サイドキック”組に振り分けるクラス分けの実技テストが始まった!
2006/02/25公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
ディズニー・ライブアクション最新作として登場する本作は、昨年夏に全米で劇場公開、初登場第3位!そして4週連続TOP10入りの大ヒットを飛ばしたヒーロー・アドベンチャー。様々な特殊能力を持つ子どもたちが学ぶ空の上の高校というワクワクする設定で繰り広げられる、アクション、笑い、スリルと三拍子揃った最高に面白い、誰もが楽しめる娯楽作品です。
| 監督 | マイク・ミッチェル |
| 出演 | ケリー・プレストン
マイケル・アンガラノ
ダニエル・パナベイカー |
●東京大学物語 (2006)
函館向陽高校に通う水野遥は、幼い頃からずっと「ヘンな人」扱いされてきたトラウマを持つ。そんなある日、遥は学校一の天才・村上直樹に突然告白される。「村上くんこそ運命の人!」と確信し、交際をスタートさせた遥は、彼の志望校である東大を目指し、猛勉強を始める。月日は過ぎ、あっという間に東大最終二次試験の日がやってきた。だけど肝心なこの日に、村上の態度は明らかにおかしくて・・・。
2006/02/25公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | スープレックス、エム・エフボックス |
92年から01年までビッグコミックスピリッツで連載され、大人気を博したコミック「東京大学物語」が、なんと原作者・江川達也の手によって実写映画化された。もちろん江川にとってこれが初メガホンとなるのだが、見どころは初キッス→セックスと、原作でも注目された熱い恋愛描写。とはいえこの映画版、コミックとまったく同じ内容ではない。主人公を村上直樹から水野遥に移し、江川いわく「原作の元となったエピソードを再構築したもの」になっている。ラストでは原作者だからこそ許される、禁じ手的な展開が・・・?!連載開始時から映画化を想定していた江川が、連載終了から5年の構想期間を経て作り上げた本作、原作ファンは必見だ。製作はソフト・オン・デマンド。
| 監督・原作 | 江川達也 |
| 脚本 | 永田琴恵 |
| 出演 | 三津谷葉子
田中圭
波岡一喜
範田紗々
不二子 |
●チェーン 連鎖呪殺 (2005)
サキは携帯が手放せない今どきの女子高生。ある日、クラスメートの頼子の携帯に不気味なメールが届く。それは、「12時間以内にこのメールを9人に送らないと殺す」という内容のチェーンメールだった。メールを無視した頼子は、血塗れの死体となって発見される。その翌日、次の犠牲者が出てしまった。それはサキの友人、千花だった。今度は自分ではないかと怯えるサキ。そんなサキのもとにチェーンメールが届いてしまった…。
2006/02/25公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | アートポート |
実在した携帯版不幸の手紙チェーンメール“橘あゆみ”。「12時間以内にそのメールを9人に回さないと殺す」という内容で、メールを受け取った者たちを恐怖に陥れた。監督はナンセンス且つシュールな世界を得意とする本田隆一。05年のハンブルグ映画祭で『脱皮ワイフ』で注目を浴びる。脚本は、「オー!マイキー!」の作品を手掛けた人気脚本家の佐藤佐吉。主演のサキを「美少女戦士セーラームーン」で大ブレイクの沢井美優が演じる。本作はチェーンメールを受け取ったにも関わらず、9人に回さなかった女子高生たちが、次々と巻き込まれる恐怖と惨劇を描いている。携帯を手放せなくなった現代人に対するメッセージでもある。
| 監督 | 本田隆一 |
| 脚本 | 佐藤佐吉 |
| 出演 | 沢井美優
三浦葵
山本浩司
中島宏海 |
|
| 3月公開 |
●ブロークバック・マウンテン (2005)
1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。農場に季節労働者として雇われたイニスとジャックはともに20歳の青年。対照的な性格だったが、キャンプをしながらの羊の放牧管理という過酷な労働の中、いつしか精神的にも肉体的にも強い絆で結ばれていく。やがて山を下りたふたりは、何の約束もないまま別れを迎える。イニスは婚約者のアルマと結婚、一方のジャックは定職に就かずロデオ生活を送っていた……。
2006/03/04公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ワイズポリシ |
2005年度ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した話題作。封建的な時代、保守的な場所で愛を貫くふたりの若者を演じた『ブラザーズ・グリム』のヒース・レジャー、『遠い空の向こうに』のジェイク・ギレンホールの演技は手離しに称賛されよう。これまでの作品から孤独な若者の心の機微を描写するのが得意と見受けるアン・リー監督は、トビー・マグワイア、エリック・バナなど、物憂げな瞳を持った青年がお好きなようだ。『プリティ・プリンセス』シリーズのアン・ハザウェイがイメージを覆す“テキサス娘”を公演していることにも注目しよう。
| 監督 | アン・リー |
| 出演 | ヒース・レジャー
ジェイク・ギレンホール
ミシェル・ウィリアムズ
アン・ハサウェイ |
●力道山 (2005)
1945年。貧困の祖国を離れ、いい暮らしを夢見て相撲取りになるため、単身日本に渡ってきたシルラク。だがそこは先輩力士からの厳しい指導を耐え忍ぶ辛い日々が待っていた。そんなある日、力士のタニマチ菅野の世話で座敷に上がる芸者の綾と出会う。身寄りのないもの同士深い愛情で結ばれていく二人。心の支えを得たシルラクは、力士“力道山”となり関脇にまで登り詰める。順調に綱取りを目指す力道山であったが、そこには目に見えない民族の「壁」が存在していた…。
2006/03/04公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国=日本 |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
波乱に満ちた人生を疾風の如く駆け抜けた男と、男を信じ愛しつづけた女の織り成す、壮絶なる人間賛歌。
| 監督 | ソン・ヘソン |
| 出演 | ソル・ギョング
中谷美紀
藤竜也 |
●リトル・ランナー (2004)
1953年、カナダ。カトリックの私立学校に通うラルフは、戦争で父を亡くし、母親も病気で入院している。学校では、校則破りの常連として校長から目をつけられていた。ある日、ラルフの母が昏睡に陥った。看護婦のアリスは、「奇跡でも起こらない限り目覚めない」と、ラルフに辛い真実を告げるが、同じ頃、クロスカントリー部に召喚されたラルフは、ボストン・マラソンで優勝する奇跡を起こせば、最愛の母が目覚めると信じ、走り始める。
2006/03/04公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | カナダ |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
厳格なカトリックの学校で、「罪」を悔い改める日々を送っている少年たち。その中で、奇跡を信じ、自らその奇跡を成し遂げようとする14歳のランナーを描いた感動作。タバコを吸ってみたり、女子更衣室を覗いたり、年頃の少年ならば誰もが体験する「思春期」に、母を失う恐怖と孤独に怯えながら、ただひたすらにレースに向かう姿が眩しく映る。貧弱な体型だったラルフが、物語の終わりにはたくましいマラソン走者の肉体を得て、心も体も成長していく様子は、観客の心に刻々としみ込んでくるだろう。ラルフを演じたアダム・ブッチャーはテレビシリーズで注目された少年俳優。本作が初の主演映画となる。ラルフを見守り、コーチを務めるヒバート神父には、『シェルタリング・スカイ』のキャンベル・スコットが扮し、元マラソン走者の神父という役で、優しい存在感を発揮している。少年の一途な思いに、誰もが心を動かされるはずだ。
| 監督 | マイケル・マッゴーワン |
| 出演 | アダム・ブッチャー
キャンベル・スコット
ジェニファー・ティリー
ゴードン・ビンセント |
●シリアナ (2005)
CIA諜報員ボブは、息子の進学を機に、キャリアに終止符を打とうと決心する…。一方、一流法律事務所の弁護士ベネットは、アメリカの巨大石油会社の合併調査を依頼される。又、ジュネーブ在住の石油アナリスト・ブライアンは、ある事件をきっかけに石油王の王子ナシールの相談役となる。そしてパキスタン人のワシームは、母国を離れ中東の油田で働いているが、過酷な労働と人間以下の生活に希望を失いかける…。
2006/03/04公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
S・ソダーバーグ監督作『トラフィック』のチームが再結集して放つ衝撃の社会派サスペンス。監督・脚本を務めるのは、同作でアカデミー賞脚色賞を得たスティーブン・ギャガン。アンサンブルドラマの手法で地球規模の麻薬禍を浮かび上がらせたスタイルはそのままに、今作では文明社会の至宝である“石油”をめぐっての駆け引きや陰謀を俯瞰的に見つめてゆく。「石油とは世界が依存するコカインのようだ」とギャガンが語る通り、登場人物は石油会社重役、CIA工作員、経済アナリスト、弁護士、中東の王族、出稼ぎ労働者と多岐に渡り、彼らの人生が相互に絡み合いつつショッキングな結末を導いてゆく様は、ドラマチックであると同時にズッシリと重い。風変わりなタイトルは、CIA近辺で用いられている中東再建プロジェクトを指す専門用語。
| 監督 | スティーブン・ギャガン |
| 出演 | ジョージ・クルーニー
マット・デイモン
ジェフリー・ライト
クリス・クーパー
ウィリアム・ハート
アマンダ・ピート
クリストファー・プラマー |
●ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女<日本語吹替版> (2005)
第二次世界大戦下のロンドン。ベンジー家の4人兄妹は、疎開のため、田舎の古い屋敷に預けられる。長兄のピーター、長女スーザン、次男のエドマンド、そして、無邪気な末っ子のルーシーは、屋敷の中で静かにするように、と女執事に厳しく言われる。しかし、遊び盛りの4人は、言いつけを破り、怖い執事に見つからないように、屋敷中に隠れる。末っ子のルーシーが隠れた部屋には、衣装ダンスがあった。扉を開けるルーシー。すると、そこは一面に雪が降り積もる森だった。衣装ダンスは、別の世界への入り口だったのだ。
2006/03/04公開
| ジャンル | ファンタジー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
『ナルニア国物語』は、英国人作家、C.S.ルイスが1950年に発表した、全7巻からなるファンタジー小説である。神秘の国、<ナルニア>の2555年間の物語を、壮大なスケールで綴った年代記で、トールキンの『指輪物語』(『ロード・オブ・ザ・リング』の原作)と、英国ファンタジーの双璧を成している。この壮大な世界観を映像化するのは、困難とされてきたが、最新のテクノロジーを駆使し、映画史上、最高のイマジネーションが完成した。長い物語は、3部作で構成され、その第1章が、この春公開される。監督は、『シュレック』シリーズのアンドリュー・アダムソン。注目のライオンの声を、リーアム・ニーソンが重厚に演じている。
| 監督 | アンドリュー・アダムソン |
| 出演 | ウィリアム・モーズリー
アナ・ポップルウェル
ティルダ・スウィントン
ジム・ブロードベンド |
| 声の出演 | リーアム・ニーソン
ルパート・エヴェレット |
●ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵 (2006)
大嵐のグランドライン。沈没寸前の海賊船から大きな期待と共に大きな宝箱を運び出したルフィたち。ところが、中から出てきたのは黄金総入歯のお婆さん・ローバだった…!?実はこのローバ、海賊に捕まり、船が沈みそうになったので宝箱の中に隠れていた所をルフィたちに発見されたのだ。しかし、ルフィたちを見るなり自分をさらった怪しい海賊と勘違いし、再び大パニック!彼らに伝説の宝物・金の冠をやるから自分を島へ送り届けてほしいと頼み込んできた…。
2006/03/04公開
| ジャンル | アドベンチャー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東映 |
毎週の発行部数が300万部という驚異の少年誌「週刊少年ジャンプ」。その中で9年の連載を迎えても今だダントツの人気を誇るのが「ワンピース」である。コミックスの累計発行冊数はナント1億を突破し、まさに日本を代表する作品となった「ワンピース」、そして世界中の人から愛され続けるルフィ海賊団!そんな彼らの劇場版が今年もまた多くの話題を引っさげてやってくる!
| 監督 | 宇田鋼之介 |
| 声の出演 | 田中真弓
岡村明美
中井和哉 |
●プリティ・ヘレン (2004)
マンハッタンのモデル・エージェントで働くヘレンは、華やかで自由な毎日を謳歌している。ある日、姉リンジーの夫婦が交通事故で突然他界してしまった。リンジーは遺言で、残された3人の子供たちの後見人に、良妻賢母である2番目の姉ジェニーでなく、子育て経験ゼロのヘレンを指名していた。子供たちと暮らすため、華やかなマンハッタンを離れてクイーンズへ引っ越したヘレンだが、母親業の苦労は、容赦なく降りかかっていく…。
2006/03/04公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ、アニープラネット |
幸せになりたい女性に、この映画は最高の贈り物。『プリティ・ウーマン』を始め、『プリティ・ブライド』など、「プリティ」シリーズで輝く女性たちを描いてきたゲイリー・マーシャル監督が、愛らしさ満点のケイト・ハドソンを主演に迎えておくるハッピー・ストーリー。一流の仕事とセレブリティに囲まれた華やかな日々から一転、3人の子持ちとなってしまったヒロインの悪戦苦闘ぶりを、笑いと涙で彩った。一番の魅力は、何と言ってもケイト・ハドソンのキュートな笑顔。一方で、子供たちへの接し方に不安を抱く繊細な心も表現し、広く共感を呼ぶはず。子供を思うママの力に感服しつつ、ロマンスの楽しみも備えた、マーシャル監督作ならではのドキドキを味わって欲しい。
| 監督 | ゲイリー・マーシャル |
| 出演 | ケイト・ハドソン
ジョン・コーベット
ジョーン・キューザック
へクター・エリゾンド
ヘレン・ミレン |
●機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 (2006)
宇宙世紀0087年、地球圏の戦乱は混迷を極めていた。連邦軍のエリート組織「ティターンズ」と反地球連邦組織「エゥーゴ」の内戦の最中、エゥーゴを指揮する立場となったクワトロ(シャア)、ティターンズを我が物にしようと目論む“木星帰りの男”シロッコ、そして「ザビ家」復興を掲げるジオン軍残党“アクシズ”の指導者ハマーン・カーン。三つの勢力の地球圏の覇権を賭けた政略と軍略が絡み合い、戦局は巨大レーザー砲へと改造されたスペースコロニー、グリプス2を巡る最終局面へと突き進んでいく…。
2006/03/04公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
戦場では、人々の愛情と憎しみが交錯する。エゥーゴを離れ、ティターンズのシロッコの下へ身を寄せる女レコア。シロッコを慕いながらも、エゥーゴのカミーユたちに惹かれる少女サラ。そんな人々の想いを受け止め、Zガンダムは、混迷の戦場を飛ぶ。そして、ついにカミーユは知る。Zガンダムの持てる力で倒すべきは誰なのかを。戦火の果てにカミーユを待ち受ける運命は!?
| 監督 | 富野由悠季 |
| 声の出演 | 飛田展男
池田秀一
榊原良子 |
●エミリー・ローズ (2005)
ある日、エミリー・ローズというごく普通の女子大生が突然、激しい痙攣を起こした。何かが取り憑いているのではないかと思った彼女は、ムーア神父に悪魔祓いを頼むのだが、その甲斐なくエミリーは命を落としてしまう。果たして彼女には悪魔が取り憑いていたのか、それとも単なる病気だったのか。過失致死で起訴されたムーア神父の裁判が始まる。やがて彼は、女性弁護士・エリンにエミリーの身に起こったことを語り始めた…。
2006/03/11公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
実際にアメリカで起きた事件をもとにした法廷サスペンス。最初はホラー映画の様相を呈しているが、映画の半分以上は法廷と証人の証言を回想的に表現している。エミリー・ローズは病気(精神病)だったのか、それとも悪魔に憑依されていたのか・・・。つまり、医療を拒否し悪魔祓いに専念、結果的にエミリーを死に至らしめた神父の行動は罪になるか、どうかという息詰まる論争が展開されるのだ。多分に宗教とも関わってくる“悪魔の存在”論争を正面から描いた本作が、日本でどのように迎えられるかたいへん興味深い。
| 監督 | スコット・デリクソン |
| 出演 | ローラ・リニー
トム・ウィルキンソン
ジェニファー・カーペンター
キャンベル・スコット |
●ステップ!ステップ!ステップ! (2005)
ニューヨークの公立小学校では、94年から情操教育の一環として社交ダンスが導入されている。メレンゲ、ルンバ、フォックストロット、タンゴ・・・。始めてのダンスに戸惑い、照れていた子供たちも、練習を繰り返すうちにのめり込んでいく。そして10週間のコースを修了した60校以上の生徒6000人は、優勝を目指して市のコンテストに参加する。家庭に問題を抱えていた子供たちも、コンテストという目標ができたことで大きく成長していき・・・。
2006/03/11公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | コムストック |
社交ダンスのプログラムを受講する、ニューヨークの小学生たちを追ったドキュメンタリー。カメラはダンスの授業から飛び出し、子供たちの自由で個性的な発言、また一部の子供たちが置かれた過酷な環境にまで迫っていく。コンテストに出場する60校以上の小学校から、本作では対照的な3校をピックアップ。ドミニカ移民が多く、生徒の97%が貧困家庭だというワシントン・ハイツ第115校。多民族の子供たちが集まり、人種・文化の違いに寛容で陽気なブルックリン、ベンソンハースト第112校。トライベッカの中心にあり、世慣れた子供たちからオトナ顔負けの発言が次々飛び出す第150校。子供たちが受けられない愛情を、親にかわって与えようとする教師たち、子供たちのケナゲな奮闘に、思わず涙してしまう秀作。
| 監督・製作 | マリリン・アグレロ |
| 製作・脚本 | エイミー・スウェル |
| 出演 | ライベッカの子供たち
ブルックリン
ベンソンハーストの子供たち
ワシントン・ハイツの子供たち ほか |
●イーオン・フラックス (2005)
2015年、ウィルスが発生。人類は絶滅の危機に陥り、98%が死滅。ワクチンでなんとか生きながらえた人類は、開発者トレバーの一族によって成り立つ政府の下、生活してきた。2415年、君主トレバー8世への暗殺指令が下る。圧政を憎む反政府組織“モニカン”が暗殺者として選んだのは美しき女革命戦士イーオン。要塞に乗り込んだ彼女は、ついにトレバーに銃を突きつけるが、イーオンを見たトレバーは彼女を別の名で呼ぶ。混乱するイーオンは、さらに想像を超えた驚愕の事実を知る。
2006/03/11公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
実在の連続殺人犯を演じた『モンスター』の鬼気迫る演技で、見事アカデミー賞主演女優賞を獲得。人間ドラマ『スタンドアップ』でもゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、今やハリウッドを代表する演技派女優に成長したシャーリーズ・セロン。そんな彼女が、初のアクションに挑んだ注目作だ。バレエ経験のある彼女ならではのしなやかなアクションが見もの。アメリカでアニメーション作品として放送され、その後コミックス化されたカルト的作品が基。アメコミならではの奇抜な衣装は本作でも目を引く。元モデルとあって、セロンは大胆な衣装もいやらしくなく着こなしている。また、監督が日系ということもあってか、和アイテムや桜など、和洋折衷な未来空間も独特だ。
| 監督 | カリン・クサマ |
| 出演 | シャーリーズ・セロン
マートン・ソーカス
ジョニー・リー・ミラー
ソフィー・オコネドー
フランシス・マクドーマンド |
●ウォーターズ (2005)
ストリートパフォーマーのリョウヘイら、それぞれ過去に失敗や挫折を味わった7人は、心機一転、ホストクラブの就職面接を受けた。その結果はなんと全員採用!しかしいざ出勤してみると、クラブ店内はカラっぽの状態。保証金を預けた店長もいない。その場に居合わせたオーナーとその孫のチカに詰め寄った彼らは、オーナーと同様に、自分たちも詐欺にあったことを知らされる。途方に暮れるリョウヘイたちだったが、チカの提案で、0からクラブを立ち上げることを決意する。そして新たなホストクラブ「DOGDAYS」がオープンしたのだった。
2006/03/11公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
きらびやかなホストクラブを舞台にした作品だが、そこにあるのはトップ争いなどの厳しい水商売の世界ではなく、スポ根モノのような友情や愛情。ホストクラブを立ち上げ、成功を目指す中で、挫折を味わった若者たちが再生していく姿を描いている。作品最大の注目は、やはりイケメンホストたち!『あずみ』や『隣人13号』での好演が光った小栗旬をはじめ、松尾敏伸、須賀貴匡、桐島優介、平山広行、森本亮治、葛山信吾と、タイプの異なる7人が顔を揃えた。人数が多いため個々のバックグラウンドを追いきれてはいないが、それでもそれぞれが個性的な輝きを放っている。彼らの脇を支えるのは、ベテラン原田芳雄。若手の勢いのある演技の中、どっしりとした存在感で作品全体を引きしめている。
| 監督 | 西村了 |
| 出演 | 小栗旬
松尾敏伸
須賀貴匡
桐島優
平山広行
森本亮治
葛山信吾 |
●超劇場版 ケロロ軍曹/同時上映:まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん (2006)
【超劇場版 ケロロ軍曹】宇宙から地球侵略にやって来たケロン星人のケロロ軍曹と4人の部下は、いつのまにか地球の暮らしになじんでいた。日向家に居候しながら、ひそかに侵略のチャンスを狙っているはずのケロロは、長男・冬樹とすっかり仲良くなり、今日も一緒に大好きなガンプラを買いに出かける。その帰り道、不思議な祠を見つけた2人は中に入り、そこにまつられた壺をうっかり割ってしまう。翌日から、街中に異変が起こり、人々は大混乱に陥った! 実はケロロが割った壺には、ケロン星の太古の最終兵器・キルルが封印されていたのだ。このままでは地球は滅びてしまう! その時、キルルの秘密を握る、謎のケロン星人・ミララが現れ、地球を救う唯一の手段を明かすのだが…。
【まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん】「いたずらの王者になる」「自分のお城を建ててきれいなお姫様をお嫁さんにする」という2つの夢をかなえるため、子分のイシシ・ノシシと共に、修行の旅を続けるゾロリ。そんなある日、ゾロリは海賊タイガーに襲われていた1人の少女を助ける。ゾロリはテイルと名乗る彼女にひとめぼれをする。タイガーが狙ったのは、テイルの胸に光る父の形見のペンダント。ゾロリは、そのペンダントに入っていた地図の謎をみごとに解き明かす。「どうやらものすごいお宝の地図らしい!」 こうして、お宝さがし大さくせんがはじまった!!
2006/03/11公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 角川ヘラルド映画 |
| 監督 | 近藤信宏
亀垣一 |
| 声の出演 | 新垣結衣
おぎやはぎ
相武紗季ほか |
●真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 (2006)
世界大戦による核戦争後の近未来。そこは暴力が支配する闇と混沌の世界だった…。そんな世でも千八百年の歴史を持つ究極の暗殺拳・北斗神拳は、一子相伝の厳格な掟のもとに守り続けられていた。長兄ラオウ、次兄トキ、末弟ケンシロウ。その伝承権がケンシロウの手にゆだねられた時、時代の歯車が大きく回りはじめる…。ケンシロウは民衆とともに戦い続け、いつしか救世主と呼ばれる道を歩む。一方、北斗を離れたラオウは信じた。武力と恐怖による支配こそ、この世界に新たな秩序をもたらすと…。
2006/03/11公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
なぜラオウは、孤独な覇道を往かねばならなくなったのか。謎を知るのは、女でありながら親衛隊を率いる猛将レイナ。そしていよいよ、ラオウの胸に秘められた北斗最大の謎が、解き明かされる!英雄叙事詩としての完成度を追求するがゆえ、マンガ・アニメでは削りとられていたエピソード。この物語を、いまだかつて誰も見たものはいない…。壮絶にして壮大な拳闘叙事詩<バトルサーガ>第一章!
●ヒストリー・オブ・バイオレンス (2005)
アメリカ・インディアナ州の田舎町。小さなダイナーを経営するトム・ストールは、妻のエディや2人の子どもとともに、愛に満ちた幸せな日々を過ごしていた。そんなある夜、彼の店が2人組の強盗に襲われてしまう。そこで隙をついて強盗の銃を奪い取り2人を撃ち倒したトムは、一躍ヒーローとして扱われることに。しかしそのことがきっかけで、彼の過去が明らかとなっていく・・・・・・。
2006/03/11公開
| ジャンル | バイオレンス |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ムービーアイ エンタテインメント |
グラフィック・ノベルを原作とした本作は、クローネンバーグ監督が“暴力”に対して真正面から取り組んだ作品。その正当性の有無や負の連鎖など、人間が決して逃れることのできない暴力の性が、克明に描かれている。一見残酷に見える暴力描写も、こうした暴力の姿をリアルにとらえるためのものだ。そして暴力と対立する愛も、この作品の重要なテーマ。避けられない暴力の罪を、人はどう受け入れ、許すのか。主人公の家族の姿が、それを繊細に浮き上がらせる。主演のヴィゴ・モーテンセンの演技は秀逸。特に暴力シーンでの彼の眼光の鋭さには、寒気がするほどだ。マリア・ベロも、夫への愛と隠された過去との間で苦しむ妻エディを熱演している。
| 監督 | デイヴィッド・クローネンバーグ |
| 出演 | ヴィゴ・モーテンセン
マリア・ベロ
エド・ハリス
ウィリアム・ハート |
●ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! (2005)
「巨大野菜コンテスト」まで、あと数日。町中がお祭りに向けて浮き足だつ中、住人たちが育てた野菜を食い荒らすウサギが大繁殖してしまう。発明家ウォレスと、パートナーの忠犬グルミットは害獣駆除隊としてウサギ回収マシーンを駆使し、町中の野菜畑を守るのに大忙し!とはいえ、自宅の地下室は捕獲したウサギですでに満杯。そこでウォレスは、ウサギたちに野菜嫌いになってもらおうと、新たな発明品を持ちだすのだが・・・?!
2006/03/18公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | イギリス=アメリカ |
| 配給 | アスミック・エース エンタテインメント |
奇抜な発想で次々とアイテムを作るものの、失敗も多い発明家ウォレス。機械の操縦が得意な相棒グルミット。イギリス生まれのクレイ・アニメ「ウォレスとグルミット」は、いまや世界中に1000万人以上のファンを持つ大ヒットシリーズだ。生誕から20年を迎える2006年、企画開発から完成まで5年をかけた長編映画が日本公開される。粘土の人形をあやつり1コマずつ撮影するため、1人のアニメーターが一週間で作れる映像がたった5秒というクレイ・アニメ。それに最新CG技術が融合された本作の映像は、もう未体験の美しさ!ストーリーやキャラクターの魅力はもちろんのこと、細部までカンペキに作られた世界観に、夢中になってしまうはず。
| 監督・脚本・製作 | ニック・パーク |
| 監督・脚本 | スティーヴ・ボックス |
| 声の出演 | ピーター・サリス
レイフ・ファインズ
ヘレナ・ボナム・カーター |
●南極物語 (2006)
米国科学財団・南極基地で働く南極ガイドのジェリー・シェパード。南極が記録的な猛吹雪の脅威にさらされた時、ジェリーらスタッフは基地から半ば強制的に全面退去させられる。基地につながれたままの8匹の犬たちは、飛行機が飛び立った方角をじっと眺めながら、ジェリーの帰りを祈りをこめて待っていた。だが、いくら待ってもあの優しい笑顔は戻って来ない。 1週間がたち、ついに犬たちは立ち上がった−!
2006/03/18公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
1983年7月23日に公開され、当時の映画興行記録を塗り替える一大ブームを巻き起こした「南極物語」。この不朽の《生命の讃歌》に、ウォルト・ディズニー・スタジオが総力を結集し、ハリウッド映画として復活させた「南極物語(原題:EIGHT BELOW)」が全米で2月17日(金)に封切られ、オープニング3日間興収1,985万ドルという成績でNO.1大ヒットを記録。人間と犬との信頼関係を描いた心温まるストーリーに全米が感動した。
| 監督・製作総指揮 | フランク・マーシャル |
| 出演 | ポール・ウォーカー
ブルース・グリーンウッド
ムーン・ブラッドグッド
ジェイソン・ビックス |
●ウェス・クレイヴン’s カースド (2005)
ある月夜の晩。テレビ局に勤めるエリーと学生ジミーの姉弟は、ロスの山道で対向車を巻き込んだ交通事故を起こしてしまう。2人は横転した対向車の女性運転手を助けようと森に入るが、絶滅したはずのオオカミらしき動物に襲われ、その餌食となった女性運転手は惨殺されてしまう。獣の襲撃で傷を負った2人は、その直後から感覚が鋭敏になり、身体能力とセクシーさが驚異的に増していく。そのあまりの変化に当人も周囲も戸惑うなか、凄惨な殺人事件が続発し…。
2006/03/18公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
ティーンズに大ウケした『スクリーム』シリーズの監督ウェス・クレイヴンと、脚本家ケヴィン・ウィリアムソンが再びタッグを組んだサスペンス・ホラー。いまやホラー・クイーンとして君臨するクリスティーナ・リッチ、『ヴィレッジ』の新星ジェシー・アイゼンバーグが、獣に襲われてから謎の変貌を遂げていく姉弟を演じる。とくに事件前はオタクっぽくていじめられていたのに、いつしか自信溢れる“イケメン”になっていくジェシーの変身ぶりには、目をみはるものが。しかし運動神経はバツグンに、ついでにお色気度までアップしちゃうなんて、“呪い”(カースド)ってむしろイイことづくめなんじゃ…?!カップルかグループでポップコーン片手に、が本作の正しい観賞スタイル。
| 監督 | ウェス・クレイヴン |
| 脚本 | ケヴィン・ウィリアムソン |
| 出演 | クリスティーナ・リッチ
ジョシュア・ジャクソン
ジェシー・アイゼンバーグ
ジュディ・グリア |
●THE MYTH/神話 (2005)
考古学者のジャックは3ヶ月ほど前から同じ夢ばかり見る。それは自分が古代の武将になった夢だ。そして夢の中にはいつも決まって、この世のものとは思えぬ、美しいひとりの女性が登場する。いったいこの夢は何なのか…。今からおよそ2200年の昔。秦の始皇帝が初めて中国全土を統一した時代。皇帝の信頼あつき近衛隊の大将、モンイー将軍は勅命を受け、隣国・朝鮮から迎える新たな妃・ユシュウ姫の警護のため国境へと向かう。妃とは言っても、秦の侵略を防ぐために朝鮮が献上した人身御供である。朝鮮側の護衛からユシュウ姫を引き継いだところへ、姫を奪還せんとする朝鮮の武将、チェ将軍率いる軍勢が襲ってくる…。
2006/03/18公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 香港 |
| 配給 | UIP映画 |
2つの時代。2人の男。そして、1つの約束。1つの愛。2200年の時を超え、いま人類が初めて目にする始皇帝の巨大地下帝国の中で、愛の“神話”が解き明かされる!いまや世界中を席巻するアジア発の武侠“アクション”エンタテインメント。
| 監督 | スタンリー・トン |
| 出演 | ジャッキー・チェン
キム・ヒソン
チェ・ミンス |
●ラストデイズ (2005)
1人森の中をさまよっている男がいる。リハビリ施設を抜け出したロック・アーティストのブレイクだ。独り言をつぶやきながら歩く彼は、やがて1軒の屋敷にたどり着いた。そこは取り巻き連中が居候しているブレイクの家だった。家の中をうろつき、時おり倒れ込むブレイク。しかし誰も彼の姿に関心を払わない。そんな状況にはお構いなしに、セールスマンや宗教団体の勧誘者、レコード会社の重役などが屋敷を訪れてくる。ようやく誰もいなくなり、静かになった屋敷でブレイクは楽器を演奏する。翌朝、温室でブレイクの死体が発見された。
2006/03/18公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | エレファント・ピクチャー |
グランジ・ロックの代表的なバンド“ニルヴァーナ”のヴォーカリストで、中心人物でもあったカート・コバーン。彼はバンドの成功と引き換えに孤独やプレッシャーに悩まされ、やがてドラッグに溺れるようになり、1994年4月5日に自ら命を絶った。その前に友人のリヴァー・フェニックスを亡くし、大きなショックを受けていた監督のガス・ヴァン・サントは、その経験とコバーンの死からこの作品のイメージが浮かんだという。映画ではブレイク(=コバーン)がなぜ精神を病むようになったかは明示されていない。ただ、そこには周囲から断絶した、絶望的なまでの孤独がある。生気を失い、森や屋敷をうろつくブレイクは、まるで無害なゾンビのようだ。誰も彼の姿は見ていても、彼の心の中まで見ようとしない。大きな喪失感が画面の隅々にあふれている作品だ。
| 監督・脚本・編集 | ガス・ヴァン・サント |
| 音楽コンサルタント | サーストン・ムーア |
| 出演 | マイケル・ピット
ルーカス・ハース
アーシア・アルジェント
キム・ゴードン
ハーモニー・コリン |
●サウンド・オブ・サンダー (2004)
近未来、人類はついにタイムトラベルの技術を手に入れた。シカゴの旅行代理店タイム・サファリ社は高額所得者を対象に、タイムマシンを使った白亜紀恐竜ハンティングツアーを売りにしていた。ある夜、ツアー参加者を招いたパーティーにタイムマシンの開発者ソニア・ランド博士が乱入、ツアーの危険性を指摘する。ツアーの引率者ライヤー博士は彼女から真相を聞きだすが、危惧する事態はほどなく現実のものとなってしまう。
2006/03/25公開
| ジャンル | SF |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 松竹 |
自身で撮影監督も兼ねる“職人”ピーター・ハイアムズ監督の新作。SF小説の巨匠レイ・ブラッドベリの「いかずちの音」の映画化だが、小説が書かれた頃は斬新だったであろう“タイム・クライシス”、または“タイム・パラドックス”ネタは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をはじめとして散々やり尽くされた感があり、今となっては新鮮とはいえない。だが、50年後(原作執筆時からは約100年後)の未来都市シカゴのCG映像は感動的だ。現在のランドマーク的な建物の変貌ぶりが興味深い。シカゴに行ったことがある人、シカゴが好きな人は楽しめるハズ。
| 監督 | ピーター・ハイアムズ |
| 出演 | エドワード・バーンズ
キャサリン・マコーマック
ベン・キングズレー
ジェミマ・ルーパー |
●春が来れば (2004)
ヒョヌは仕事と恋愛に悩むトランペッター。オーケストラに入団できず、恋人ヨニとも破局、挫折感を味わい心が荒んだ彼は、江原道の小さな炭鉱町にある中学校の臨時教員として赴任、ブラスバンドを指導することになる。しかし運営の資金繰りは厳しく、きたる音楽コンクールで優勝しなければブラスバンドは強制的に解散させられてしまう。生徒たちの音楽への情熱を感じ取ったヒョヌは、町の薬剤師スヨンの励ましもあって、全員で不可能とも思える夢に挑戦することを決心する。
2006/03/25公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
アクの強い役柄が続く名優チェ・ミンシクが、本作では人生に疲れた“普通”の中年男性を演じる。撮影が行われた韓国の東北部に位置する江原道〈カンウォンド〉は、豊な自然が残っており「秋の童話」、「冬のソナタ」といったTVドラマや『四月の雪』『春の日は過ぎゆく』などのロケ地として知られている。本作の舞台となった炭鉱町は、日本でも九州や北海道がそうであるように、現在は閉鎖された過疎の町となっているという。映画の中で、坑内で事故が起こった後あと、坑道から出てくる炭鉱労働者たちに向かって子供たちが演奏するシーン(イギリス映画『ブラス!』を髣髴とさせる)は、当時衰退の一途を辿っていた石炭産業の現実と相俟って、胸を打つ名シーンとなった。
| 監督 | リュ・ジャンハ |
| 出演 | チェ・ミンシク
キム・ホジョン
チャン・シニョン
ユン・ヨジョン |
●大統領のカウントダウン (2004)
ハンディカムに映った男。アレクセイ・スモーリン少佐。目は落ち窪み、疲弊しきっている。軍事活動でチェチェンの捕虜となった彼は、激しい拷問に遭い、モスクワでの爆破テロに関わったと偽証させられてしまう。この偽証テープがチェチェン独立軍によって利用されれば、FSB(ロシア連邦保安局)は各国政府から糾弾されることになる。スモーリン少佐は反撃のときを待っていた。消え入りそうな心の奥底で、闘争心を研ぎ澄ませて。砂漠ではイスラム過激派「アンサール・アラー」の訓練キャンプが行われていた。来るべきローマ・サミットに向けて、チェチェン独立軍と手を組んだ「アンサール・アラー」は未曾有のテロ計画を実行に移そうとしていた…。
2006/03/25公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | ロシア |
| 配給 | シナジー/エイベックス・エンタテイメント |
長き沈黙を経て、ロシア映画がついに世界進出を果たすときがきた。映画界においてはハリウッドやヨーロッパの後塵を浴び続けてきた大国が、1991年ソ連崩壊後、初めて世界戦略を視野に入れて映画製作に取り組んだ。これまでのロシア映画の代名詞と言えば名匠タルコフスキー。近年、日本のミニシアターで公開された作品は低予算の文芸作品だった。特筆すべきことは、あのロシアがアクション映画を製作したということだ。
| 監督 | エヴゲニー・ラヴレンティエフ |
| 出演 | アレクセイ・マカロフ
ルイーズ・ロンバード
ジョン・エイモス |
●リトル・イタリーの恋 (2004)
1950年代、南イタリアの貧しい村で暮らすロゼッタのもとに、ある日オーストラリアのリトル・イタリーに住む青年アンジェロから求婚の手紙が届く。同封されていた彼の写真に一目惚れしたロゼッタは、期待に胸を膨らませてオーストラリアへ向かうが、出迎えた青年は写真とは別人の男性だった。実は写真の青年は、アンジェロの弟ジーノで、容姿に自信のないアンジェロが写真をすり替えたのだ。果たしてロゼッタの恋の行方は……?
2006/03/25公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | オーストラリア |
| 配給 | パンドラ、ハピネット・ピクチャーズ |
『シャイン』『きみに読む物語』など心に沁みる秀作を手がけてきた脚本家ジャン・サルディが初めてメガホンをとったラブ・ストーリー。写真でお見合いをし、一度も会わずに結婚というのが一般的だった時代に、こともあろうに写真をすり替えてしまったことから巻き起こる4人の男女のもつれた恋をウィットとユーモアを交えて描く。透明感漂う美しさが印象的なロゼッタ役のアメリア・ワーナーは、コリン・ファレルと4ヶ月でスピード離婚をしたことで話題となった女優。今年はシャーリーズ・セロン主演の『イーオン・フラックス』に出演するなど、今後要注目の人物だ。
| 監督 | ジャン・サルディ |
| 出演 | アメリア・ワーナー
ジョヴァンニ・リビシ
アダム・ガルシア
シルヴィア・ドゥ・サンティス |
●THE LONG SEASON REVUE ザ・ロング・シーズン・レヴュー (2006)
2005年春にリリースされた「宇宙」、「空中」と題された2枚のベストアルバムはロングセールスを記録、過去のライヴ映像DVDがチャート上位にランクするなど、彼らの周辺が妙に騒がしくなって来ている。そして、邦楽シーンの歴史的金字塔となる名盤「空中キャンプ」から10年となる今年、新たなる“フィッシュマンズ”像を再構築していくドキュメントムーヴィーがいよいよ公開。リユニオンツアー出演者を交えつつ、彼らの音楽を愛してやまない俳優、竹中直人をはじめ、そのほか多くのフィッシュマンズフリークが大集合! 映画に登場する一人一人が紡ぎだす、それぞれの「季節」。どこまでも繋がっていく、だれも体験したことのない感動がここに!
2006/03/25公開
| ジャンル | 音楽 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東映ビデオ |
リーダーである茂木欣一が、ボブ・ディランの75年のツアーにインスパイアされライヴを企画。メンバーが出会ってきた多数のヴォーカリストを迎えた奇跡のリユニオンツアー、FISHMANS presents “THE LONG SEASON REVUE”が実現。そこで鳴り響いたフィッシュマンズの音楽は、どこまでも観客を圧倒し、大きな感動を生んだ。本作はそのツアー映像を中心に、過去の未発表映像や、その音楽にインスパイアされた人々によるコントリビューションを融合させた、まったく新しい形のロックムーヴィーなのだ!
| 監督 | 川村ケンスケ |
| 出演 | フィッシュマンズ
山崎まさよし
竹中直人 |
●ナイスの森 THE FIRST CONTACT (2005)
謎の漫才コンビ“ホクロ兄弟”によるオープニングショーに続いて……。少女ハタルと宇宙空間に飛び交う3つの玉。そしてそれを見守る“何か”。三者の不思議なバトルが繰り広げられる。(「ハタル少女」)女にモテたい一心でギターを練習している兄マサルと、それを無理やり聴かされている弟マサオ。やがてふたりは口喧嘩を始める。(「GUITAR BROTHER EX+1」)ほか、15篇以上の笑いのオンパレード!!
2006/03/25公開
| ジャンル | コメディ |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ファントム・フィルム |
映画だけではなく、CMやミュージックビデオなど多彩な映像分野で活躍する3名の監督(『茶の味』の石井克人、CM「FANTA」シリーズの三木俊一郎、『カスタムメイド10.30』のANIKI)が集結したユニット“ナイスの森”の第1回作品。なんと、21ものショート・ストーリーからなる150分の“大作”だ(「A面」と「B面」に分かれており、途中休憩をはさむ)。豪華な役者陣が意外な役で登場して披露するボケに、ツッコミを入れながら気楽に楽しもう。
| 監督 | 石井克人
三木俊一郎
ANIKI |
| 出演 | 寺島進
浅野忠信
池脇千鶴
吹石一恵 |
●チェンジ! (2006)
俊夫と英明は、いつの日にかアクションスターになることを夢見て、日々トレーニングと芝居練習を重ねる若手俳優。それでもなかなか俳優として活躍の場が与えられない二人…。焦りを感じた英明は過酷なトレーニングを課すことで有名なスポーツクラブ「X」への入会を決意する。自らの体をいじめ抜くようなトレーニングに没頭する英明。俊夫の心配の声も聞かずに。このままでは英明はダメになってしまうのではないだろうか?こういった懸念が頭に浮かびだした頃、俊夫は友人の美希から「Reash理論」と呼ばれる現代スポーツトレーニング理論の存在を知らされる。そして興味を持った俊夫は美希と共に廣戸道場の門を叩くのであった…。
2006/03/25公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | マニュスクリプト |
格闘技界、米国メジャーリーグ、さらにはモデル達の間でも活躍するフィジカルトレーナー・廣戸聡一が持つ“Reash理論”が遂に映画になって登場。廣戸氏本人の学生時代に怪我で苦しんだ経験を基に生み出されたこの理論は、体を健康な状態に保つだけではなく、さらに体の機能を昇華することで、国内外から非常に高い評価を受けている。そのReash理論をわかりやすく説明・実践しつつ、友情や恋模様といった人間関係を描いた意欲作が『チェンジ!』だ。
|
| 4月公開 |
●レアル ザ・ムービー (2005)
マドリードへやってきた教師トマスは、人々が日々、レアルの試合に熱狂することに驚き、その理由を探り始める。東京の高校生コージは、ベッカムに夢中の彼女に悩まされていた。ニューヨークでは試合中に怪我を負ったメーガンが、サッカーを断念する決断を迫られる。ベネズエラの少年ポールは、サッカーにまつわる祖父の過去を知る。そしてセネガルでは、サッカーに夢中で勉強に身が入らない少年アキアが、学校を去ることに。
2006/04/01公開
| ジャンル | スポーツ |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | スペイン |
| 配給 | ファントム・フィルム |
世界が誇る銀河系集団、レアル・マドリード。その活動を、24時間衛星放送しているスペインのデジタル放送、レアル・マドリード・テレビジョンが、クラブ初の公認映画を作り上げた。高い運動能力と芸術的な技を持った選手たちが、試合中、そして練習中に魅せる素顔を追いかけながら、異なる5つの国を舞台にしたドラマが展開する。そのストーリーは、サッカーというスポーツが、そしてレアル・マドリードというチームが世界中の人々にもたらす喜びと興奮をドラマティックに物語っている。クライマックスには、ホーム・スタジアムのサンチャゴ・ベルナベウで行われた、宿命のライバルFCバルセロナとの白熱した試合が流れ、登場人物たちとともに、思わず熱狂に巻き込まれるはずだ。
| 監督 | ボルハ・マンソ |
| 出演 | ジャビエール・アルバーラ
カルロス・コッポ
ジェシカ・ボール
レア・トレント
マウサ・フェイ
ギレルモ・へレーラ
マニュエル・エスコバー
佐々木慶一郎
太田在 |
●DOOM/ドゥーム (2005)
火星・オルドゥヴァイ研究所のカーマック博士から、「極秘研究の被験体が脱出、至急ここを封鎖しろ」との救援要請が入った。状況は深刻な模様。サージ、リーパーら緊急対応戦略部隊の精鋭8人は、火星の古代都市への通路「アーク」を利用して、救援任務へと赴く。火星到着後、リーパーの姉・サマンサの案内で研究所の調査を開始すると、やがて血まみれのカーマック博士を発見。そして謎の巨大な影に遭遇する……。
2006/04/01公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映画 |
未知の生命体との接触と戦闘、そしてその謎に迫っていくSFホラー・アクション。原作はFPS(一人称型シューティング)という言葉を定着させた、同名の大ヒットゲームだ。作品中でもFPSの視点を完全再現したシーンがあり、ゲーム同等以上の迫力を生み出している。特に原作ゲーム未経験者にとっては、不思議な感覚を覚える映像だ。そんなFPS視点のインパクトが強い本作だが、基本は『エイリアン』シリーズへと連なるような王道SFホラー。VFXはもちろん、兵士たちの銃や通路の作りなど細かな部分にこだわりが見える。正気と狂気が同価値となる、ザ・ロックの演じるサージの存在も面白い。SFホラー好きなら見ておきたい一本だ。
| 監督 | アンジェイ・バートコウィアク |
| 出演 | カール・アーバン
ザ・ロック
ロザムンド・パイク
ラザーク・アドティ |
●ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR (2004)
特殊な超能力を持つ“異種”に生まれついた人間は、能力に目覚めた時に、光につくか闇につくかを自分で選ぶ。そして光の戦士は“ナイト・ウォッチ”として闇の異種の行動を監視し、闇の戦士は“デイ・ウォッチ”として光の異種を監視するのだ。予知能力を持つアントンは、光の戦士として危険な任務を行っていた。そんなある日、伝説の「災いを招く乙女」と思われる女性を発見する。魔女のオリガを相棒にしたアントンは、彼女の身辺を探るのだが・・・。
2006/04/01公開
| ジャンル | ファンタジー |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | ロシア |
| 配給 | 20世紀フォックス映画 |
国産映画の興行収入が、200万ドルを超えたことのなかったロシアで、ハリウッド大作さえ超える1600万ドルという驚異の大ヒットを記録したダーク・ファンタジー。光VS闇の戦いを描く本作は、3部作の第1章となっている。現実のロシアを舞台にしながら、壮大なファンタジー世界が繰り広げられるのだが、膨大なCGカットを一手に引き受けられる制作会社がロシア国内にはなかったそう。そこで製作陣はロシア中の視覚効果制作施設を取りまとめ、ひとつの巨大な“ヴァーチャル会社”を作り上げ、このプロジェクトを実現させたのだとか。ロシアの若者を熱狂させ、「暗くて難しい」といった従来のイメージを払拭する本作から、ロシア映画の新たな時代が始まるといっても過言ではない。
| 監督・共同脚本 | ティムール・ベクマンベトフ |
| 出演 | コンスタンチン・ハベンスキー
ウラジミール・メニショフ
マリア・ポロシナ
ガリーナ・チューニナ |
●ファイヤーウォール (2005)
シアトルの銀行で、コンピューター・セキュリティのスペシャリストとして働くジャック(ハリソン・フォード)は、ある日、銀行の資産を狙う強盗グループにより、家族を人質にとられてしまう。犯人の目的は、ジャック自身に自ら構築した盗難防止システムへ侵入させること。愛する妻と子供たちは自宅に監禁され、監視下に置かれている。ジャックは完璧に作られたシステムへ入り込む方法を探し出すとともに、犯人たちの隙を見て家族を助け出そうとするが…。
2006/04/01公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
世代を超えて社会に定着したITテクノロジーと、増幅するコンピューター犯罪への恐怖。本作はそんな現代ツールを背景に、家族を守る父親という人類普遍の姿を折りませて描くサスペンス。これまでに数々のヒーロー像をスクリーンに映し出してきたハリソン・フォードが、冷徹な強盗犯人に立ち向かう。妻と子供たちを監視下に置かれ、絶対服従を強いられた主人公ジャックがいかに完璧なセキュリティをくぐりぬけ、さらに家族の命を守ることができるのか?その過程が緊張感たっぷりに描かれていく。監督は、『ウィンブルドン』のリチャード・ロンクレイン。犯人グループのリーダー、ビルにはポール・ベタニー、ジャックの妻にはバージニア・マドセンという実力派が揃っている。
| 監督 | リチャード・ロンクレイン |
| 出演 | ハリソン・フォード
ポール・ベタニー
バージニア・マドセン
メアリー・リン・ライスカブ
ロバート・パトリック
ロバート・フォースター
アラン・アーキン |
●DIG! (2004)
音楽を心から愛するアントンとコートニーは、共に互いの才能を認め合う親友。彼らはそれぞれに、ブライアン・ジョーンズラウン・マカサーとダンディ・ウォーホルズというバンドのリード・ボーカルとしてインディーズでその才能を発揮している。アントンは誰もが認める天才肌で、全ての楽器をこなすこともできるが、協調性がまるでなく、バンドのメンバーとケンカが絶えない。ある時、コートニーのバンドがメジャー・レーベルと契約を結んだことから、ふたりの関係が変わっていく。
2006/04/01公開
| ジャンル | 音楽 |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | キングレコード |
2組のインディーズ・バンドを追いながら、方向性の違いから離れていく2人の青年を中心に見せるドキュメンタリー。監督は彼らを7年間にも渡って追い続け、1500時間超もカメラを回し続けた。サンダンス映画祭の審査員グランプリをはじめ、高く評価されたパワー溢れる作品になっている。「一緒にこの世の中を変えてやろう!」と言っていたアントンとコートニーが、違う道を歩み始める様は、ロック・ドキュメンタリーというよりも、人間ドラマとしての印象が強い。メジャーと契約したコートニーのバンドが、それだけで成功とは言えない音楽業界の内情も興味深い。そして天才的と言われながら、強すぎる個性で衝突を繰り返し、自らを破滅させていくアントンの姿が痛ましく映る。
| 監督 | オンディ・ティモナー |
| 出演 | アントン・ニューコム
コートニー・テイラー
マット・ハリウッド
ジア・マッケイブ
グレッグ・ショウ |
●君はまだ、無名だった。 (2006)
クライアントの意向最優先の楽曲作りやタイトな創作時間などで自分を見失いかけている新進作曲家の和実は、ある日高校時代の恩師・橘が亡くなったことを知らされる。葬儀に参列するため故郷の湘南に戻る中で、彼はいつしか音楽で身を立てたいと純粋に思っていた高校時代のことを思い出していた。気の置けないバンド仲間との日々や、最愛の女性との別れを振り返るうちに、彼はこれまでずっと封印していた事件に向き合うようになる。
2006/04/01公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | バイオタイド |
「仮面ライダー剣(ブレイド)」で主演を演じた椿隆之が、夢を叶えるために奮闘する姿をみずみずしく描いた青春ドラマ。今をときめくアーティストたちも、スタート地点はみんな「音楽が大好き」だったはず。そんな当たり前だけど持ち続けるのが難しい純粋な気持ちを、甘酸っぱい感覚とともに思い起こさせてくれるだろう。いま青春真っ只中の若者はもちろん、現実と葛藤しながら奮闘している大人へ贈る応援歌だ。主人公・和美の恩師橘役の萩原流行が作品に深みを与えている。
●三池−終わらない炭鉱の物語− (2005)
1997年3月30日、日本で最大の規模を誇った三池炭鉱は閉山しました。でもその歴史を、「負の遺産」と言うひともいます。囚人労働、強制連行、三池争議、炭じん爆発事故…。過酷な労働を引き受け、誇り高くやまに生きた男と女たちの証言を聞き続け、7年がかりで完成させました。勇気をもって命がけで生きること。そのひたむきな力。今さらではなく、今だからこそ未来への思いを込めて伝えたい。150年以上にわたる、三池炭鉱の歴史に、初めて正面から向き合った映画です。
2006/04/01公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | シグロ |
かかわった人々に共通の思いが交差し、響きあい、石炭が燃え上がるようにして、映画が出来上がりました。こうして作った20分、40分、90分の3種類の作品が、それぞれに、様々なコンクールで受賞しています。今回の作品は、それをさらに2年かけ練り直した集大成です。
●トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男 (2003)
トム・ダウト。1925年10月20日、ニューヨーク生まれ。数学と物理学が得意だった彼は、コロンビア大学でマンハッタン計画に関わることに。陸軍軍曹としてビキニ環礁での原爆実験にも携わった。しかし除隊後はその科学知識を活かしてレコーディング技術の変革に努め、マルチトラック・レコーディング技術などを確立していく。そしてトム・ダウトは、数々のビッグアーティストのレコーディングを手がけていったのだった……。
2006/04/01公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2003年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | アップリンク |
レコーディング・エンジニア/プロデューサーとして名声を博した、トム・ダウトの生涯を追ったドキュメンタリー。エンジニアとしての彼の活躍などを、彼自身の言葉で紡いでいく。また作品には、レイ・チャールズをはじめとするアーティストたちが登場。彼らの言葉でもトム・ダウトの卓越した技術や人間性が語られていく。その顔ぶれは、そのままアメリカの近代音楽の歴史と言っても過言ではないほどの豪華さだ。そんなアーティストの言葉の中に、「彼は父親のようだ」という評価がしばしば登場する。確かにトム・ダウトはその技術によって高い評価を得た。しかしそうした評価にこそ、彼が求められた真の理由が隠されているのではないだろうか。
| 監督・製作 | マーク・モーマン |
| 出演 | トム・ダウト
レイ・チャールズ
エリック・クラプトン
オールマン・ブラザーズ・バンド |
●美しき運命の傷痕 (2005)
三人姉妹の長女のソフィは夫の浮気に悩んでいた。別れを告げたソフィに、家へ戻ってきた夫は「子どもに会わせろ」とドアを叩く。その光景は22年前に父親が出所してきた夜を思い出させた。次女のセリーヌは体の不自由な母親の世話をしている。セリーヌは、教師だった父が全裸の男子生徒と一緒にいる姿を母と共に目撃した。その後、母に告発され、刑務所送りになったのだ。一方、三女のアンヌは、大学教授と不倫関係にあった。
2006/04/08公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | フランス=イタリア=ベルギー=日本 |
| 配給 | ビターズ・エンド |
ポーランドが生んだ巨匠キェシロフスキ。その彼が生前に構想を温めていた三部作のうち「地獄」を、『ノーマンズ・ランド』でアカデミー外国語映画賞を受賞した新鋭ダニス・タノヴィッチが映画化したのがこの作品だ。過去に「家庭内の地獄」を経験したことから、トラウマを抱え成長した三人姉妹は、三者三様の問題を抱え、あるいは克服できずに人生の壁にあたっている。多くの人物が登場する重厚な人間ドラマを、タノヴィッチ監督は長篇二作目とは思えない巧みな手腕で、最後まで緊張の糸を緩めない。そしてバラバラだったバズルが合うように、最後には三姉妹が抱える問題に行き当るという、人生を考えるミステリーとしても興味はつきないだろう。
| 監督・脚本色 | ダニス・タノヴィッチ |
| 出演 | エマニュエル・ベアール
マリー・ジラン
ジャック・ペラン
ジャン・ロシュフォール |
●プロデューサーズ (2005)
最低のミュージカルをプロデュースせよ!?1959年のニューヨーク。落ちぶれた大物演劇プロデューサー、マックスの事務所に会計士のレオが訪れた。帳簿を調べたレオが、ショウがこけたほうがお金が儲かるという摩訶不思議な事実に気づいたことで、マックスのやる気が充満。レオを巻き込み、大金をせしめようと、初日=楽日を目指す史上最低のミュージカルのプロデュースが始まった!そしてまたとない史上最低の脚本「春の日のヒトラー」が見つかる。
2006/04/08公開
| ジャンル | ミュージカル |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
傑作ミュージカルの映画化で話題の本作だが、実はもともと映画作品。メル・ブルックス監督・脚本でアカデミー賞のオリジナル脚本賞受賞、助演男優賞ノミネートに輝く同名作品がオリジナル。映画→ミュージカル→ミュージカル映画、という軌跡を辿っている作品なのだ。ミュージカルは01年度、トニー賞史上最多受賞の12部門を独占。今回の映画化では舞台版の演出家が監督し、主演のネイサン・レイン、マシュー・ブロデリックを含め、オリジナルキャスト4人が出演。見事なチームワークを見せる。新たに加わったユマ・サーマンとウィル・フェレルも抜群の存在感を発揮。ブロードウェイミュージカルをそのままスクリーンに移したような、歌を口ずさみながら映画館を後にしたくなる楽しい出来だ。
| 監督 | スーザン・ストローマン |
| 出演 | ネイサン・レイン
マシュー・ブロデリック
ユマ・サーマン
ゲイリー・ビーチ
ウィル・フェレル |
●タイフーン TYPHOON (2005)
民間貨物船を装い、米軍の兵器を秘密裏に運んでいたアメリカ船舶が東シナ海の海賊に襲われ、積荷が強奪された。直接介入を避けたい米国防総省は、韓国海軍のエリート将校カン・セジョンに事件の調査を命ずる。一方、兵器を奪った冷酷非情な海賊シンは、生き別れの姉ミンジュを必死に探していた。その情報を知ったセジョンは、シベリアの売春宿に彼女がいることを突き止め、現地に急行。そして彼女と接触したセジョンは、姉弟が脱北者だったことを知る…。
2006/04/08公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | 東映 |
韓国のトップ俳優チャン・ドンゴンが7キロ以上減量し、野性味あふれる海賊シンを演じたアクション・ドラマ大作。『友へ/チング』のクァク・キョンテク監督のもとに、『ブラザーフッド』のスタッフが集結。150億ウォンという韓国映画史上最高の製作費をかけ、韓国内では不可能と思われていた大規模な海洋アクションに挑戦した、まさに空前絶後のプロジェクトだ。ストーリーのほうも、「北」から抜け出したものの「南」でも拒絶された姉弟の悲劇と、朝鮮半島に復讐を誓う弟シン、彼を執拗に追う将校カン・セジョンの対決を描く、骨太な内容。瞳に深い悲しみをたたえながら、傷ついた獣のようにワイルドなチャン・ドンゴンには、ファンならずともクギ付けだ。
| 監督 | クァク・キョンテク |
| 出演 | チャン・ドンゴン
イ・ミヨン |
●リバティーン (2004)
17世紀、王政復古のイギリス。追放されていたある男が、恩赦を受けてロンドンへと戻ってきた。ジョン・ウィルモットことロチェスター伯爵である。悪友たちが演劇議論を交わすバーに寄った彼は、国王チャールズ二世の親族を前に、性描写の入った政府批判の詩を詠んだ武勇伝を話してきかせた。世間を騒がし続ける破天荒なジョンだが、その才能は国王も認めるところだった。ある日、劇場でひとりの女優エリザベスを目にしたジョンは、演技指導を申し出るが……。
2006/04/08公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | イギリス |
| 配給 | メディア・スーツ |
『チャーリーとチョコレート工場』の大ヒットで、改めて日本でも人気の高さを証明したジョニー・デップ主演で贈る美しき男の物語。脚本の冒頭3行を読んで出演を決めたというジョニー・デップが、短く燃え尽きた天才詩人を熱演。そのカリスマ性を充分に見せつける。元々この物語は舞台劇として生まれた。シカゴでの上演の際、主人公ジョン・ウィルモットを演じたのは、映画版で国王に扮したジョン・マルコヴィッチ。彼の情熱が、人々の理性を揺らがせる詩人の奔放な生き方と、愛した女たちとのドラマの映画化を実現させた。また天才の愛した女性たちに、サマンサ・モートンをはじめ魅力的な女優が選ばれ、17世紀のイギリスを舞台に繰り広げられるドラマを美しく彩っている。
| 監督 | ローレンス・ダンモア |
| 出演 | ジョニー・デップ
サマンサ・モートン
ジョン・マルコヴィッチ
ロザムンド・パイク |
●立喰師列伝 (2006)
これは、“立喰師”と飲食店主たちの大真面目な、しかしだからこそ可笑しい対決の記録である。伝説は60年前、廃墟からの復興を期する東京の片隅に始まった。闇市の脆弱なたたずまいの立喰い蕎麦屋。まもなく店を閉めようという微妙な時間に、その男は現れた。「つきみ。…そばで。」この男こそ、後に“月見の銀二”と呼ばれる伝説の立喰師であった。銀二は、先に卵を割り入れさせると、上から出汁を注がせた。黄色い月の周りに薄い雲がかかる。「いい景色だ…」その呟きは、店主を危険な対決の荒野に呼び入れる、誘いの魔手なのであった…。
2006/04/08公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東北新社、Production I.G |
常に新しい映像表現を模索し、開拓し続ける押井守監督が、アニメーションと実写の究極の融合に挑む!アニメーションの原点“ベープサート”を原型に、デジタル写真を3DCGアニメーションとして動かす、まったく新しい映像技法“スーパーライヴメーション”を駆使して、未曾有の映像体験を創出する!「今まで誰も観たことのない映画になる。」監督・押井守は、そう言い切った。
●寝ずの番 (2005)
上方落語界の稀代の噺家・笑満亭橋鶴が、今まさに臨終のときを迎えようとしていた。見守る弟子たち。なんとか師匠のいまわの願いを叶えようと、耳を近づけ聞き取ったのは「そ○が見たい」との言葉。一同驚きつつも、おとうと弟子・橋太の嫁・茂子を説得。茂子は師匠をまたぎ、そそをお見せした。が、師匠は言った。「わしはそとが見たいと言うたんや……」。そしてご臨終。通夜には師匠ゆかりの人々がわんさわんさと集まり、想い出話は尽きることがないのだった。
2006/04/08公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 角川ヘラルド映画 |
マキノ姓と言われても、ピンとこない人も多くなっていると思うが、マキノ省三、マキノ雅弘といえば、日本映画界を築いた大重鎮。彼らを祖父に、叔父に持つ俳優・津川雅彦が初メガホンをとったのが本作だ。原作は中島らもの同名短編3部作。上方落語の師匠の通夜で、“寝ずの番”をする人々の人情喜劇だ。お葬式を描いた喜劇には伊丹十三監督のデビュー作『お葬式』があるが、マキノ監督の手により、ここに新たなお通夜喜劇が登場した。次から次へと繰り出される爆笑エピソードに笑いながらも、伝わってくる愛情にほんのり心が温まる。可笑しくて泣ける粋な映画の誕生だ。3代目マキノ監督のもとには、個性的で芸達者なキャストが集結。弔問客役にも豪華メンバーが名を連ねている。
| 監督 | マキノ雅彦 |
| 出演 | 中井貴一
木村佳乃
木下ほうか |
●キスキス,バンバン (2005)
ニューヨーク。しがない泥棒のハリーが閉店後のおもちゃショップで“仕事”をしていると、警報機が作動! 警察から逃げていた彼が紛れ込んだのは、ハリウッドの探偵映画のオーディションだった。そしてロサンゼルスでスクリーンテストを受けることに。泥棒を続けてはいるが、真面目な生活に憧れもあるハリーは、俳優デビューで運命を変えるべく、私立探偵ペリー“通称、ゲイ・ペリー”に弟子入りする。が、ふたりは何だかミステリアスな殺人事件に巻き込まれることになる。
2006/04/08公開
| ジャンル | ミステリー |
| | 製作年 | 2005年 |
| | 製作国 | アメリカ |
| | 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
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『リーサル・ウェポン』『ラスト・ボーイスカウト』などの脚本家が、ロバート・ダウニー・Jr.、バル・キルマーを迎えて贈る奇妙な味わいのサスペンス。死体の山を前に、事件の真相を追求するハメに陥る探偵コンビは、基本的には善人のこそ泥ハリーと、タフでマッチョなペリー。通称“ゲイ・ペリー”からも分かる通り、ゲイだ。好対照のでこぼこコンビを主演の2人が好演。軽妙なセリフのやりとりを、彼らならではの間でさらにイキイキとしたものにしている。また製作を務めたのはハリウッドきってのヒットメーカーとして知られる『ダイ・ハード』『マトリックス』のジョエル・シルバー。ブラックテイストな笑いを含んだサスペンス・バディ・ムービーだ。
| 監督・脚本 | シェーン・ブラック |
| | 出演 | ロバート・ダウニー・Jr
バル・キルマー
ミシェル・モナハン
コービン・バーンセン |
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●the EYE2 (2004)
タイのホテルで大量の睡眠薬を飲み、自殺を図った女性が一命を取り留めた。妻のいるサムを愛してしまったジョーイだ。彼女は香港に戻るが、霊現象に悩むようになる。自殺未遂以降、死霊が見えるようになってしまったのだ。さらに妊娠の事実が彼女を追いつめる。サムからの支えも得られず、ひとり出産を決意したジョーイ。不正出血で病院へと運ばれた彼女は、そこで死霊に襲われる妊婦の姿を目撃。自分のお腹の子も死霊に狙われていると知り、付きまとう霊の正体を突き止めようとする。
2006/04/08公開
| ジャンル | ホラー |
| | 製作年 | 2004年 |
| | 製作国 | 中国 |
| | 配給 | コムストック、トルネード・フィルム |
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“恋人の自殺した妻が、自分の赤ちゃんとして転生しようとしている!!”。究極のマタニティー・ホラーが到着した。2002年、世界中に恐怖のセンセーションを巻き起こした『the EYE【アイ】』。視力回復手術を受けたヒロインが、視力と共に、死霊まで見えるようになってしまう。実際に起きた事件にヒントを得たという衝撃の第一作は、人々を震え上がらせた。製作中のハリウッド版もレネー・ゼルウィガー主演、中田秀夫監督で早くも話題を集めている。そして待たれた三部作の第二波では、衝撃がさらに進化。日本でも人気の高いスー・チーが死霊との戦いを繰り広げる妊婦を熱演。全編ノーメイクで挑んでいる。ちなみに双子のパン・ブラザース監督をはじめ、主要スタッフは前作と同じ。
| 監督・編集 | パン・ブラザース |
| | 出演 | スー・チー
ジェッダーボーン・ボンディー
ユージニア・ユアン
フィリップ・クォック |
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●連理の枝 (2006)
若き青年実業家ミンスは、数々の女性との恋愛を楽しむプレイボーイ。そんな彼が、ある雨の日に出会ったのは、病院へのバスを待つヘウォンだった。早速ヘウォンを口説きはじめたミンスだが、次第にその明るく純粋な姿に心を奪われていく。それは、ミンスにとって初めての恋だった。しかし、ある日出かけた動物園で、へウォンは突然倒れてしまう。彼女には、生きる時間がわずかしか残されていなかった。
2006/04/15公開
| ジャンル | 恋愛 |
| | 製作年 | 2006年 |
| | 製作国 | 韓国 |
| | 配給 | 東芝エンタテインメント |
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大きく枝を広げる二本の木が、まるで一本の大木のように連なりあう。中国の詩人・白楽天が歌った一節が、本作のタイトルともなっている連理の枝。愛し合うふたりの男女を想像させるこの不思議な木が、チェ・ジウとチョ・ハンソンという韓国スターによって、永遠のラブストーリーへと紡がれた。また韓流悲恋もの?と首をひねる観客の皆さんは、意外なほどコミカルで、最後には驚きの待ち受けている本作に、フレッシュな感覚を覚えるはず。病を背負っているとは思えないほど、周りを、そして自分を笑顔にさせる主人公ヘウォンを、チェ・ジウが体当たりで演じている。死んでしまうから悲しいのではなく、出会えたから嬉しい、そんな気持ちにさせてくれるラブストーリーだ。
| 監督・脚本 | キム・ソンジュン |
| | 出演 | チェ・ジウ
チョ・ハンソン
チェ・ソングク
ソ・ヨンヒ
ソン・ヒョンジュ
ジン・ヒギョン |
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●ダンサーの純情 (2005)
少女チャン・チェリンが、中国からソウルに到着した。姉の身代わりとして、ダンス大会に出場するためである。将来を有望視されながら、パートナーを失い、さらには足の怪我で絶望の底にいたダンサー、ヨンセの前に現れた新しいパートナー、それがチェリンだった。彼女の姉はダンスチャンピオンだが、チェリンはダンス未経験。大会を三カ月後に控え、チェリンが素人と知ったヨンセは、一度はチェリンを追い出すも、やがて彼女に特訓を開始する。
2006/04/15公開
| ジャンル | 恋愛 |
| | 製作年 | 2005年 |
| | 製作国 | 韓国 |
| | 配給 | エスピーオー |
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『マイ・リトル・ブライド』で日本でもファンの多いムン・グニョンが、ダンスに挑戦した純愛ドラマ。相手役のヨンセにはミュージカル・ダンサーのパク・コニョンが扮している。ダンスのプロであるパク・コニョンに対し、ムン・グニョンは、この役をやるにあたって、初めてダンスに挑戦。清楚で愛らしい雰囲気はそのままに、徐々にダンスを習得していくヒロインを演じきり、見事なダンスシーンを披露している。韓国では2005年の春に公開。ダンスと純愛をミックスした感動のストーリーが観客の涙を誘い、250万人を超える観客動員数を記録した。また、本作はGWの劇場公開に先駆けて、韓流シネマ・フェスティバルでも上映される。
| 監督 | パク・ヨンフン |
| | 出演 | ムン・グニョン
パク・コニョン
ユン・チャン
パク・ウォンサン |
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●名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) (2006)
謎の男から依頼を受け、横浜へとやって来た小五郎とコナンたち一行。しかし、その男の罠にはまり、蘭や少年探偵団たちが人質にとられてしまう。タイムリミットは12時間。その間に依頼されたある事件の真相を解かないと、蘭たちに取り付けられた爆弾が爆発してしまう。さらにその男は、コナンの正体が工藤新一である事を知っていた!“西の高校生探偵”服部平次や、怪盗キッドも登場!!刻一刻と迫るタイムリミット。コナンたちは、事件の鍵を解き、時間内に蘭たちを無事救い出せるのか!?
2006/04/15公開
| ジャンル | アニメ |
| | 製作年 | 2006年 |
| | 製作国 | 日本 |
| | 配給 | 東宝 |
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2006年、劇場版「名探偵コナン」は10作目を迎える。週刊少年サンデーで絶賛連載中の青山剛昌原作「名探偵コナン」は連載12年目を迎え、コミックはサンデーコミックスで最高の1億部超の刷数を記録。よみうりテレビ・日本テレビ系列で大人気放映中のアニメは、2006年の1月に放映10周年を迎えるなど、快進撃は止まらない。劇場版は観客動員2000万人を突破。そしていよいよ、映画10周年記念作品が動き始めた。シリーズの集大成、第10作「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」は、2006年4月に大公開。
| 監督 | 山本泰一郎 |
| | 声の出演 | 高山みなみ
山崎和佳奈
神谷明 |
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●ナニー・マクフィーの魔法のステッキ (2005)
葬儀社につとめるブラウン氏は、その日、家から呼び出されて、あわてて家に帰った。家で留守番をしているやんちゃな7人の子供たちがいたずらをしたため、新しいナニーが逃げ出したのだ。1年前にブラウン氏の妻が他界してから、17人ものナニーがやってきたが、みんな子供たちの悪さに根を上げ、すぐにやめる。家では長男のサイモンをはじめ、クリッシュー、トーラ、リリー、エリック、セバスチャン、それに赤ん坊のアギーまで暴れていたが、そんな子供たちを前にしてブラウン氏はすっかり頭をかかえる。子供たちの面倒をみてくれるいいナニーはいないだろうか?妻の親戚で、横柄なアデレード伯母から養育費の補助を受けてきたが、彼が1ヶ月以内に再婚しないと、それを打ち切ると言い出したのだ…。
2006/04/15公開
| ジャンル | ファンタジー |
| | 製作年 | 2005年 |
| | 製作国 | イギリス |
| | 配給 | UIP映画 |
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今回の映画で主人公のナニーをユーモラスに演じ、脚本まで手がけたのが、イギリス映画界を代表する人気女優エマ・トンプソンだ。これまで2度のオスカー像を手にした才女であるが、そんな彼女が今回の原作として選んだのが、イギリスの人気作家クリスチアナ・ブランドの児童書「ふしぎなマチルダばあや」だった。この原作を大人も楽しめる上質のファンタジーにするため、彼女は大胆な創作も加えて脚色し、主人公も自ら演じることになった。だんご鼻にそりかえった眉、大きなイボとおかしな歯。そんな奇妙な容貌の魔法使いの役を楽しそうに演じて、新しい魅力を見せる。
| 監督 | カーク・ジョーンズ |
| | 出演 | エマ・トンプソン
コリン・ファース
ケリー・マクドナルド |
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●映画クレヨンしんちゃん 伝説をよぶ 踊れ!アミーゴ! (2005)
それは陽気なサンバのリズムにのってきた…。謎の“そっくり人間”がカスカベをジャック。知らないうちにカスカベ市民とすり替わるという目的不明の計画が実行されていたのだ。そして、恐ろしい魔の手は野原一家にも迫っていた…。みさえの“そっくり人間”出現!そしてひろしの“そっくり人間”も出現。果てはひまわりまで“そっくり人間”にすりかわられようとしていた…。“世界サンバ化計画”におびえる街。迫り来るコンニャクローン軍団。誰が味方でだれが敵か…?はたして“そっくり人間”の謎と陰謀とは?しんのすけは“ホンモノの家族”を守るため、いつも以上におケツに力を込めるのだった…。
2006/04/15公開
| ジャンル | アニメ |
| | 製作年 | 2005年 |
| | 製作国 | 日本 |
| | 配給 | 東宝 |
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今度のオラの映画は情熱のサンバで踊ってアミーゴ!って陽気な感じに言ってるけど、ほんとはちょっぴりおマタがしゅるるーんとなるような大事件がおこるんだゾ!オラの周りの人たちがみんなニセモノの“そっくり人間”と入れ替わっちゃうんだゾ。あれ?とーちゃんもかーちゃんもひまも様子がヘンだゾ!風間くんと、マサオくんと、ボーちゃんと、ネネちゃんの家族もヘンなんだって!?センセーたちもおかしいゾ!それにみんなサンバを踊りまくってるゾ!ねえねえ、みんなホンモノ?それともニセモノ?お!?いまのオラはホンモノのオラ???
| 監督 | ムトウユージ |
| | 声の出演 | 矢島晶子
ならはしみき
藤原啓治 |
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●クライング・フィスト (2005)
人生のどん底にまで落ちている2人の男がいた。1人はかつてアジア大会の銀メダリストにもなったボクサーのテシク。引退後に経営していた工場が火災にあい、後輩に貸した保証金も踏み倒され、莫大な借金を背負った彼を捨てて妻も子を連れて家を出て行った。家もなく路上に放り出されたテシクが始めたのが、金をもらって自分を殴らせる"殴られ屋"だった…。もう1人はケンカやカツアゲをして日々を過ごす、19歳のサンファンだ。強盗に失敗して少年院に入った彼だが、そこで出会ったボクシングだけには集中できた。そんな矢先、父親が事故死し、祖母も入院してしまう…。そのどん底にいる2人が、人生の再起に賭けたものはボクシングだった。
2006/04/15公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | 東芝エンタテインメント |
熱い。どこまでも熱い男のドラマである。40になろうとする中年男テシクは、かつての栄光をよそに自分が得たものをすべて失い、人生のどん底にいる。19才のサンファンはイラつく衝動を自分で抑えることができず、自分を心配する家族に迷惑をかけることしかできない。そんな男2人が再起を賭ける、そんなドラマが熱くならない訳がない。中年男テシクには、今、韓国でもっとも脂がのっている名優チェ・ミンシク。青年サンファンには、監督の実弟でもあるリュ・スンポム。ケモノのようにギラギラした目つきの登場シーンから、ラストの目標を見据えた眼差しまで、そのパワーはミンシクと互角に張り合っている。2人の物語は、最後の新人王戦のリングまでまったく交わることがない。どちらにも均等に感情移入しているから、どちらにも勝って欲しくなる。とにかく泣ける。そしてこの2人には実在のモデルがいるという。そのことにも驚いた。
| 監督・脚本 | リュ・スンワン |
| 出演 | チェ・ミンシク
リュ・スンボム
オ・ダルス
イム・ウォニ |
●Vフォー・ヴェンデッタ (2005)
独裁国家と化した近未来の英国。夜間外出禁止令を破ったイヴィーは、街角で危険に見舞われたところをVと名乗る仮面の男に救われる。不正と暴虐にまみれた政府転覆をはかるVは、手始めに中央刑事裁判所を爆破。国の圧制を糾弾し、11月5日の“ガイ・フォークス・デー”に国会議事堂前に集結するよう市民に呼びかける。その一方で自分自身の怨念を晴らすため、有力者を次々と殺していくV。そんな彼と出会ったことで、イヴィーは人生を大きく変えていく。
2006/04/22公開
| ジャンル | SF |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ=ドイツ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
『マトリックス』のチームがふたたび仕掛けた、前代未聞の“革命”エンターテインメント。ウォシャウスキー兄弟が緻密に練り上げた脚本を、ジョエル・シルバーがプロデュースし、『マトリックス』三部作の第一助監督が監督した。不気味な笑みをたたえた仮面の男“V”に扮したのは、『マトリックス』のエージェント・スミス役でおなじみヒューゴ・ウィービング。冷酷な殺人を繰り返す一方、優雅な教養人でもあるVを、しぐさと声色だけで色気たっぷりに演じた。またヒロイン・イヴィー役のナタリー・ポートマンは、スキンヘッド姿を披露! 善悪の定まらない主人公Vを通して、テロ行為、国家の不正や弾圧という現代社会的な問題を投げかけながら、純粋に娯楽映画としても楽しめる異色作。
| 監督 | ジェイムズ・マクティーグ |
| 出演 | ナタリー・ポートマン
ヒューゴ・ウィービング
ジョン・ハート |
●トム・ヤム・クン! (2005)
何百年も王を守り、王に献上するための象を育ててきた兵士、チャトゥラバート。その末裔であるカームは、父親と、象のポーヤイとともに成長した。ポーヤイを王に献上する審査会の日、ポーヤイは小象のコーンとともに、動物密輸組織に奪われてしまう。2頭を連れ去ったのが、ベトナム人のジョニーだと知ったカームは、単身オーストラリアへ乗り込んだ。しかし、シドニーに降り立ったカームを待っていたのは、警察の追跡だった…!
2006/04/22公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | タイ |
| 配給 | クロックワークス、ギャガ・コミュニケーションズ |
映画界に旋風を巻き起こした『マッハ!』のチームが、再び超過激でパワフルな格闘アクションを届けてきた!タイの格闘映画がいかにオリジナルで本物であるか、観客はすでにご存知のことだろう。しかし今回は、更なる驚きを感じるに違いない。これまで同様、CGもワイヤーもスタントも一切無し。パワーとスピードはもちろん、技の芸術性もピカ一だ。らせん上の建物を上へと上へとバトルしていく長まわしは、目を離せない。さらに、クライマックスで見せる49人相手の格闘は圧巻!そして、愛する家族である象のため、命をかける男の感動的なドラマにも仕上がっている。オーストラリアへ舞台を変えても、絶大な力を見せるトニー・ジャー。プロレスに剣術、カンフーにカポエイラと、あらゆる局面で魅せきってくれる!
| 監督 | プラッチャヤー・ピンゲーオ |
| 出演 | トニー・ジャー
ペットターイ・ウォンカムラオ
ボンコット・コンマライ
ジョニー・グエン
ネイサン・ジョーンズ |
●アイス・エイジ2 (2005)
温暖化が進み、氷河期(アイス・エイジ)が今終わろうとしている。氷の世界から水の世界へと移る中、ウォーター・スライドや波のプールがある公園は、日光浴をしている動物たちでいっぱい。われらがヒーロー達、マンモスのマニー、ナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴも暖かくて氷が溶け出した世界の恩恵を存分に受け、新しい世界を楽しんでいる。しかし、そのうちにヒーロー達は、温暖化には1つの重大な問題があることに気づくのだった。多くの氷が溶けることによる、間近に迫った大洪水。彼らが楽しく暮らす世界の隣には、明日にも決壊しようとする、まわりが薄い氷だけになったダムがあった…。
2006/04/22公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 20世紀フォックス映画 |
大人も楽しめる…いや、大人が楽しみ、そして家族みんなが楽しめるアニメーションの傑作が、ハリウッドからぞくぞくとやってくる。笑って、笑って、素敵な物語に感動して、ラストにホロリ。こんなフレーズは、実写もアニメも、傑作ならばすべてに当てはまる。前作同様に『アイス・エイジ2』も、そんなフレーズにピタリと当てはまる傑作。前作は2002年3月にアメリカで公開されるやいなや、アニメ映画として『モンスターズ・インク』『トイ・ストーリー2』に続く歴代3位、公開当時のオープニング記録を樹立。その後3週間で1億4000万ドルもの興収をあげ、そのほかの国々でも大ヒットした『アイス・エイジ』の続編への期待も膨らむ一方なのだ。
| 監督 | カルロス・サルダーニャ |
| 声の出演 | レイ・ロマノ
ジョン・レグイザモ
デニス・リアリー |
●スポンジ・ボブ/スクエアパンツ (2004)
海底都市ビキニ・ボトムで一番人気のバーガーショップ“カニカーニ”2号店が賑々しくオープンした日、店長昇進の期待に胸を膨らませていた小さなスポンジ・ボブの夢は無残にも打ち砕かれる。理由は「まだ子どもだから」。落ち込むボブをよそに、“カニカーニ”の成功を嫉むライバル店のプランクトンは、“カニカーニ”オーナーを罠にかけ王冠泥棒の罪を着せるのだった。ボブは卑劣な陰謀を暴くため親友のパトリック・スターと共に立ち上がる。
2006/04/22公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映画 |
子どもだってちゃんと認めてほしい。そんなメッセージが込められた本作は、キッズ・チャンネル「ニコロオデオン」の大人気番組の待望の映画版。主人公は四角いパンツがトレードマークの海綿くん。バーガーショップでアルバイトに励む健気なスポンジ・ボブだが、アイスクリームやシャボン玉に心奪われる姿は子どもそのもので、どんなに有能でも所詮子ども扱いされてしまう。処刑が仕事と自負する王様はブラックな笑いを誘うが、ハスキーボイスが妙に色っぽいスカーレット・ヨハンソン演じる賢いお姫さまをはじめとするキャラクターも、苦難を乗り越えて平和を守るストーリーも至極アメリカ的だ。デヴィッド・ハッセルホフ本人の登場には笑うしかない!
| 監督 | ステファン・ヒーレンバーグ |
| 声の出演 | トム・ケニー
ビル・パッガーパケ
ジェフリー・ダンバー
スカーレット・ヨハンソン
アレック・ボールドウィン
デヴィッド・ハッセルホフ |
●チェケラッチョ!! (2006)
透、暁、哲雄は高校3年生。進路も決まらないまま、退屈な日々を送っていた。ある日、バイト先の水族館で年上の美女、渚と出会った透は、ひと目で恋に落ちた。同じ頃3人は、幼なじみの唯に連れられていったライブで、人気バンド「ワーカホリック」のクールなステージを目の当たりにし、自分たちもバンドを組んでラップに挑戦することに。お調子者の暁のお膳立てで、「ワーカホリック」のライブで前座を務めることになるが…。
2006/04/22公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
育ちざかり、夢いっぱい、妄想たっぷりの高校3年生が、高校生活最後の年に出会ったラップ・ミュージック。そして、ほろ苦い恋。中途半端だった3人が、この体験を通じて成長していく様子をコミカルに描いた、青春音楽ムービー。沖縄のトコトン青い海と空の下、トコトン明るい仲間たちの熱い音楽が繰り広げられる。主演は、市川隼人、平岡祐太、柄本佑、そして、井上真央。若くフレッシュな顔ぶれが、爽やかなドラマを引っ張っていく。さらに、憧れの美女・渚に伊藤歩、唯の姉夫婦には山口紗弥加とKONISHIKI、沖縄出身の芸人コンビ、ガレッジセールも登場し、愉快で「ちょっといい」話に仕上がっている。音楽も、やはり沖縄出身の「ORANGE RANGE」が担当している。
| 監督 | 宮本理江子 |
| 出演 | 市原隼人
井上真央
平岡祐太
柄本佑 |
●デュエリスト (2005)
時は朝鮮王朝。世間を騒がす偽金事件を捜査するため、人々で賑わう市場に潜入した女刑事ナムスンは、仮面の男の華麗な剣の舞に目を奪われる。次の瞬間、小さな金の仏像の受け渡しをしていた男たちが斬り捨てられる。犯人は仮面の男だ。ナムスンは男を追って剣を交えるが取り逃がしてしまう。残されたのは、仏像に隠されていた偽金用の鋳型と、割れた仮面から覗く哀愁を帯びた眼差しの面影。それが刺客「悲しい目」との出会いだった。
2006/04/22公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | コムストック |
この世のものとは思われぬほど美しいカン・ドンウォン。『彼女を信じないでください』の不器用な“Mr.唐辛子”や、『オオカミの誘惑』の守ってあげたい弟役がかすむほど、磁器のような白い肌、憂いをたたえた瞳と低い声を持つ刺客「悲しい目」の両性具有的な妖艶さは強烈で、それこそがこの異色時代劇の最大の魅力だ。ナムスン役のハ・ジウォン主演でカルト的人気を博したTVシリーズ「チェオクの剣」と同じく人気コミック「茶母」が原作ながら、まったく趣を異にした本作は、しなやかに舞うような殺陣と鮮やかな色彩で描く、いわばファンタジー・アクションといったところか。ナムスンの師匠である先輩刑事アンを軽妙に演じるのは名優アン・ソンギ。
| 監督 | イ・ミョンセ |
| 出演 | カン・ドンウォン
ハ・ジウォン
アン・ソンギ |
●アンダーワールド:エボリューション (2006)
ヴァンパイアの闇の処刑人セリーンは、一族を治めるビクターが自分の家族を虐殺していた過去を知り、復讐を果たす。同族から追われる身になった彼女にとって、唯一の味方はヴァンパイアとライカン(狼男)の混血種であるマイケルだけ。2人は追っ手をかわしながら張り巡らされた陰謀を暴くうちに、何世紀にもわたって種族闘争を繰り広げてきた、ヴァンパイアとライカンの創世の秘密に迫っていく。やがて2人は、血族を超えた禁断の恋に落ち…。
2006/04/22公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
2003年に公開され、全米大ヒットとなったサイバー・ヒロイン・アクションの続編。人類最初の不死者アレクサンデルの双子の息子であり、それぞれヴァンパイアとライカンの始祖になったマーカスとウィリアムの過去が、いよいよ明らかになる。両族の始祖の秘密に近づいていく、クールでタフなヒロイン・セリーンを、ケイト・ベッキンセールがまたもや熱演。前作を超えるシャープなアクションにくわえ、今回はセクシーなベッドシーンまで披露している。監督も前作から続投のレン・ワイズマン。スタイリッシュな映像、独特のサイバー・ゴシックな世界観と、TVCMやミュージック・ビデオ製作で培ってきた彼のセンスが、ダークな美意識となっていかんなく発揮されている。
| 監督 | レン・ワイズマン |
| 出演 | ケイト・ベッキンセール
スコット・スピードマン
デレク・ジャコビ |
●レント (2005)
ニューヨークのイースト・ヴィレッジ。人気バンドで活躍していたロジャーは、恋人がエイズを苦に自殺して以来、作曲ができなくなっていた。ルームメイトのマークはドキュメンタリー作家を目指している。そこへやってきたのは、かつてふたりと共に暮らしていたベニー。金持ちの娘と結婚したベニーは、この付近の土地の所有者となり、彼らに立ち退きを迫るようになっていた。同じ頃、ロジャーは階下に住むミミと出会い、心惹かれていくが…。
2006/04/29公開
| ジャンル | ミュージカル |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
始まりは1996年、ニューヨークの小劇場。脚本家ジョナサン・ラーソンが書き上げた作品は、たった3ヶ月でブロードウェイへ進出し、トニー賞のみならずピュリッツァー賞までも獲得した。そんな伝説のミュージカル『RENT』が遂に映画化された。プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」をモチーフに、恋と友情、貧しさやドラッグ、HIV感染など、夢を追う若者たちの姿を名曲とともに描き出していく。ロジャー役のアダム・パスカル、マーク役のアンソニー・ラップなど、舞台のオリジナル・キャストに、『シン・シティ』のロサリオ・ドーソンを加え、ソウルフルで刺激的なドラマが展開。監督は、『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバスが担っている。心震えるドラマと歌声に酔いしれたい。
| 監督 | クリス・コロンバス |
| 出演 | アダム・パスカル
ロサリオ・ドーソン
アンソニー・ラップ
ジェシー・L・マーティン
ウィルソン・ジェレマン・へレディア
テイ・ディグス |
●戦場のアリア (2005)
1914年、第一次世界大戦下。フランス北部の村ではフランス・スコットランド連合軍とドイツ軍が連日熾烈な戦いを繰り広げていた。そしてクリスマスの夜、現地に届けられた何万本ものクリスマス・ツリーとともにドイツ軍兵士たちは、テノール歌手であるニコラウスの美声に酔っていた。それに応えるかのようにスコットランド軍は、ニコラウスの歌声に合わせバグ・パイプの伴奏を始める。これをきっかけに3カ国の軍は一夜限りの停戦に応じる。
2006/04/29公開
| ジャンル | 戦争 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | フランス=ドイツ=イギリス |
| 配給 | 角川ヘラルド映画 |
2005年のアカデミー賞外国語映画賞やゴールデン・グローブ賞にノミネートされた戦争ドラマ。実際に第一次世界大戦下で起きた一夜限りの<クリスマス休戦>を題材に、戦時下で芽生えた敵国兵士たちの心温まる交流を描く。国や民族という大儀を取り払ったときに表れる生身の人間同士の交流は、まさに奇跡。そんな彼らの姿がじわっと心に染み入ってくるからこそ、さりげなく戦争の意味を問うラストも胸に残るだろう。出演者もダイアン・クルーガー、ダニエル・ブリュール、ギョーム・カネなど国際色豊かな俳優たちが顔を揃えている。
| 監督 | クリスチャン・カリオン |
| 出演 | ダイアン・クルーガー
ギョーム・カネ
ダニエル・ブリュール |
●the EYE3 (2005)
タクら仲間4人が、タイに住む友人チョンカイを訪ねて香港からやってきた。夜、若者が数人集まれば自然としたくなる怪談話が、ここでも始まった。普通の暇つぶしだった時間が、チョンカイがある古本を出したことで変わり始める。その本のタイトルは「幽霊を見る10の方法」。そこには、死んだ霊能者の角膜を移植すると幽霊が見える、妊娠中の女性が自殺を試みると幽霊が見える、などの項目が。4人は“幽霊とかくれんぼ”を行うが、タクの親友コーファイが行方不明になってしまう。
2006/04/29公開
| ジャンル | アドベンチャー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 香港 |
| 配給 | コムストック、トルネード・フィルム |
大ヒットを記録した『the EYE【アイ】』。第2弾に立て続けて公開される第3弾は、これまでのシリーズ2作とは少し違うテイストの作品。霊界に引き込まれてしまった友達を現世に引き戻すため、そして自分たちにかけられた呪いを解くためにと、死装束を来て自ら冥界へと足を踏み入れていく主人公たちのアドベンチャー・ホラーだ。主演のタクに扮したのは、台湾出身のチェン・ボーリン。主演を飾ったデビュー作『藍色夏恋』で一気に注目を集め、その後、日中合作の『最後の恋,初めての恋』『アバウト・ラブ/関於愛』などに出演。まっすぐな眼差しと爽やかな魅力で日本でも人気沸騰中の彼のオーラはホラー作品でも健在。人気シリーズ最終章が、失速することなく、新たな恐怖を届ける!
| 監督 | パン・ブラザース |
| 出演 | チェン・ボーリン
イザベラ・リョン
ケイト・ヤン
クー・ユー
ボンコット・コンマライ |
●キャッチ ア ウェーブ (2006)
高校1年生の夏。大洋は、同級生の小林と田口とともに、湘南にある田口の別荘で夏を過ごそうとやってきた。ところが田口は、はしゃいでいるうちに鍵をなくしてしまう。一夜を浜辺で過ごした3人は、翌朝、全裸で倒れているオヤジを発見!そのオヤジ、デューク川原は、サーフィンショップのオーナーだった。デュークの店でバイトをしながら、サーフィンを教えてもらうことになった3人は、やがて、新しい体験や初めての恋に出会っていく。
2006/04/29公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
早く夏が来ないだろうか!!この作品を観た後では、どんな冬好きもきっとそう思うに違いない。サーフィンなど全くできない3人組の高校生が、ナンパな動機から始めた海への挑戦が、大きな成長へとつながっていく。本作の原作と脚本を務めたのは、なんと、現役高校生!映画監督を夢見る豊田和真が、猛勉強とリサーチを重ねて生み出した作品だけに、フレッシュな魅力にあふれている。監督は、テレビ版「ウォーターボーイズ」の高橋伸之。まだ淡い恋と、大人への第一歩を少しずつ進んでいく青少年たちの戸惑い、男の子らしいプライドと奔放さを、瑞々しく描き出した。サーフィン・シーンも、日本プロサーフィン連盟が全面協力。海へのリスペクトと愛情、青春への賛歌が弾けるサーフ・ムービー。
| 監督 | 高橋伸之 |
| 出演 | 三浦春馬
竹中直人
加藤ローサ
木村了
濱田岳
坂口憲二 |
●ブロークン・フラワーズ (2005)
恋人に愛想を尽かされ去られてしまったドン・ジョンストンのもとに、一通のピンクの手紙が届いた。封筒の中にはピンクの便せん。そして赤い字で「あなたと別れて20年。息子は19歳。あなたの子です」と書かれていた!差出人の名はナシ。お節介な隣人ウィンストンの手はずで、かつてのモテ男、ドンはピンクの手紙の手がかりを求めて旅に出ることに。果たしてドンの息子は実在するのか。彼は当時付き合っていた恋人たちを訪ねていく。
2006/04/29公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | キネティック、東京テアトル |
『ミステリー・トレイン』『ナイト・オン・ザ・プラネット』などで日本でも人気の高い映画作家ジム・ジャームッシュが、ビル・マーレイを主演に迎えて贈るチャーミングなドラマ。いるのかいないのか分からない自分の息子を探して旅に出るかつての色男を、お得意のポーカーフェイスで演じきったビル・マーレイのとぼけた空気は、ジャームッシュの哀しみを帯びたユーモアにマッチ。中年男の哀愁を感じさせる極上の人生ドラマは、見事カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた。ドン・ジョンストンの旅に彩りを添える、ジェシカ・ラングら錚々たる元恋人たちのゴージャスさもため息モノだ。無味乾燥な毎日から腰を上げて旅に出た主人公がたどり着いた先とは?
| 監督・脚本 | ジム・ジャームッシュ |
| 出演 | ビル・マーレイ
ジェフリー・ライト
シャロン・ストーン
ジェシカ・ラング
ティルダ・ウィンストン |
●グッドナイト&グッドラック (2005)
人気ニュース番組のキャスター、エド・マローとクルーたちは、今日も真実の報道を伝えるべく邁進していた。マローの片腕はプロデューサーのフレンドリー。ラジオ時代からコンビを組む仲だ。時は1953年。マッカーシー議員による“赤狩り”の影はテレビ局にも忍び寄っていた。そんな時、マローはある新聞記事を目にする。父親と姉が共産党員だとの嫌疑をかけられた空軍兵士が、除隊処分の危機にあるという。圧力を感じつつも、彼らはこの事件を取り上げようと決意する。
2006/04/29公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 東北新社 |
世に言う“マッカーシズム”の時代を取り上げ、権力と真っ向から対決した実在のニュースキャスター、エド・マローと、そのクルーたちの6ヶ月間にわたる戦いを描いた人間ドラマ。監督はハリウッドの人気スター、ジョージ・クルーニー。ニュースキャスターを父に持ち、幼い頃からエド・マローをヒーローだと思っていたと言うクルーニー。熱い情熱で撮りあげた本作は、アカデミー賞で主要6部門へのノミネートを果たした。主役のマローには、デヴィッド・ストラザーン。「グッドナイト&グッドラック」の決めセリフに、マローのジャーナリスト魂を感じさせる熱演を見せている。全編モノクロで撮られた映像が、当時の彼らの緊迫感をそのままに伝える秀作だ。
| 監督 | ジョージ・クルーニー |
| 出演 | ジョージ・クルーニー
デヴィッド・ストラザーン
ロバート・ダウニー・jr
パトリシア・クラークソン
ジェフ・ダニエルズ |
●小さき勇者たち〜ガメラ〜 (2005)
美しい海に臨む伊勢志摩地方。事故で母を亡くした透は、沖の孤島で赤く光る石の上に乗った卵を見つけた。手にとると卵が割れ、中からは小さな亀が。透はその亀に「トト」と名づけ、ペットを禁止している父に見つからないよう、自分の部屋で育てることにした。しかしある朝、トトが父に見つかりそうになってしまう。焦ってトトを見失った透が次の瞬間見たものは・・・なんと、窓の外を飛んでいるトトの姿だった!
2006/04/29公開
| ジャンル | スペクタクル |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
1965年に登場して以来、日本の怪獣映画の一翼を担い続けてきたガメラ。ときに大人向けのSFとして、ときにライバル怪獣との対決モノとして描かれてきた愛すべき大怪獣の最新作は、これまでの作品とは一味違うジュブナイル・ファンタジー。少年・透の成長を通して、親子の絆や困難に立ち向かう勇気を映し出す。特に物語前半の日常描写は秀逸。伊勢志摩の美しい海と素朴な街並みの中、揺れ動く少年の心の機微が丁寧かつ繊細に捉えられている。もちろんガメラとライバル怪獣・ジーダスの対決が始まる後半も、ダイナミックな展開と迫力の映像を見せてくれる。激闘の末のラスト、透の言葉がすがすがしく響く、後味のよい作品だ。
| 監督 | 田崎竜太 |
| 出演 | 富岡涼
夏帆
津田寛治
寺島進
奥貫薫 |
●ロンゲスト・ヤード (2005)
八百長疑惑でNFLを追われたアメフトの元スタープレイヤー、ポール・クルー。堕落した日々を送っていた彼は飲酒運転で警官とのカーチェイスを繰り広げ、テキサスの連邦刑務所へ送られてしまう。刑務所長のヘイズンは看守たちのアメフトチームをリーグで優勝させるために、ポールに協力を依頼する。その内容は、看守チームの当て馬となる囚人チームを結成すること。ポールは嫌々ながら囚人チームのメンバー集めを開始するが……。
2006/04/29公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
74年の名作を、MTVフィルムズがスカッとリメイク!看守たちに立ち向かう囚人アメフトチームの奮闘をクールに描いた作品だ。この映画、とにかく笑わせてくれる。クリス・ロックをはじめとするクセのある囚人たちが、個性を遺憾なく発揮。その個性のぶつかり合いやギャップが、最高の笑いを作り出してくれる。ベテランのバート・レイノルズでさえ、その笑いによい意味で巻き込まれている。一方主演のアダム・サンドラーは、笑いとシリアスさを上手に両立し、作品のドラマ性を見事に演出。ネリー、エミネムらが参加する豪華な音楽も、テンポとスピード感を与えている。笑ってノれて、そしてホロリとさせられる痛快スポーツアクションだ。
| 監督 | ピーター・シーガル |
| 出演 | アダム・サンドラー
クリス・ロック
バート・レイノルズ
ジェームズ・クロムウェル
ネリー
ボブ・サップ |
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| 5月公開 |
●LIMIT OF LOVE 海猿 (2006)
潜水士となって早2年。海上保安官である仙崎大輔は、鹿児島・第十管区に異動となり、機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。恋人・伊沢環菜とは将来を意識しながら、遠距離恋愛を続行中。そんななか、鹿児島沖3キロで大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が発生。バディの吉岡哲也たちと現場に駆けつけた大輔は、そこで驚愕の光景を目撃する。凄まじい早さで浸水を始め、傾いていく船体。9階建ビルに匹敵する船内には195台もの車両が積載されていて、引火すれば大爆発の危険が。しかも非常用システムはすべて破損している。そして、パニックを起こして逃げ惑う620名もの乗客。そこには、偶然にも船に乗り合わせていた環菜の姿が!
2006/05/06公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
業界初の試みとして映画からドラマへと広がった海洋エンタテイメント『海猿』が、再びスクリーンという海に戻ってくる。今回も海上保安庁の全面的な協力を得て、日本映画史上類を見ない水中・海上撮影を敢行。最大の難関である大海難事故を表現するため、鹿児島・宮崎ロケのほか、大掛かりなセットとCGも導入。しかしダイビングシーンはキャストたち自らの熱演によるもので、それが迫力と感動を生み出している。今回、『海猿3』とは謳わず、タイトルは『LIMIT OF LOVE』。潜水士として、男として、人間として“極限”を超えた状態で放たれる大輔の最後の愛の言葉。一大スケールの究極の純愛ストーリーを見届けてほしい。
●ドッグ・デイズ (2001
おおいぬ座のシリウスが天頂に輝く1年中で最も暑い日々(ドッグ・デイズ)、人々はそれぞれの欲望を解き放つ・・・ウィーン郊外の新興住宅地に暮らす一見「普通」の人々の内側に潜む狂気があぶり出される。離婚後も同居する元夫婦。妻は秘密のセックス・クラブに通い、夫は空っぽのプールでスカッシュをし続ける。銃を突き付けられ、ズボンをおろされた男が、オーストリア国歌を歌わされる。頑固者の老人が、家政婦の老婆のストリップを鑑賞する。ヒッチハイクを繰り返し、不快なおしゃべりと歌で人をいらだたせる女には、残酷な仕置きが住民たちによって科せられる。愛を求める孤独な心は、やがて嫉妬と怒りを爆発させ、性と暴力への欲望をはらんで疾走する。
2006/05/06公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2001年 |
| 製作国 | オーストラリア |
| 配給 | ダゲレオ出版 |
| 監督 | ウルリヒ・ザイドル |
| 出演 | エーリヒ・フィンシェス
マリア・ホーフステッター
ヴィクトール・ラートボーン
アルフレート・ムルヴァ
ゲオルク・フリードリヒ |
●2つの名前を持つ男 (2005)
兪賢穆(ユ・ヒョンモク)監督の『誤発弾』(61)などの作品で韓国映画史にその名を残すキャメラマン金学成(キム・ハクソン)。彼は戦前、日本で「金井成一」の名前で撮影技師となり帰国。発展途上にあった解放以前の朝鮮映画の向上に大きく貢献することになる。彼が育てた現在の韓国映画界の重鎮たち、また家族の証言により、歴史に翻弄されつつ闘った、2つの名前を持つこの偉大なキャメラマンの足跡を追う。
2006/05/06公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 未定 |
戦前、金井成一という名で日本に渡り、撮影技師となった金学成。現在の韓国映画界の重鎮たちを育て上げた彼の映画人生を、貴重な映像を交えて振り返る。韓国映画の発展に尽力したカメラマン金学成、日本名・金井成一の足跡を辿るドキュメンタリー。映画に人一倍の情熱をかけ、激動の時代に日本で映画を学んだ彼の生涯を、友人であった名カメラマン・岡崎宏三らの証言を基に探る。
●間宮兄弟 (2006)
兄・明信と弟・徹信の間宮兄弟は、マンションで2人暮らし。一緒にご飯を食べ、野球観戦で熱くなり、ビデオを観ては涙する。もういい大人の2人だけれど、仲の良さは子供の頃と全く同じ。いや、むしろ人生を共にしてきた太い絆の分だけ、さらに仲良くなっているかも。ある日、彼らは行きつけのレンタル屋さんの店員、直美ちゃんと、徹信の務める小学校の依子先生を誘ってカレーパーティーを開くことを決意。頑張って彼女たちに声をかけるのだった。
2006/05/13公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | アスミック・エース エンタテインメント |
『黒い家』『阿修羅のごとく』などで知られる森田芳光が、人気作家、江國香織の同名小説を監督。互いを思いやりながら、誠実に暮らしている間宮兄弟が、日頃のストレスを忘れる一時を与えてくれる作品だ。本作には特別な事件は何も起こらない。ドラマチックな展開があるわけでも、泣きの場面が待っているわけでもない。綴られていくのは、間宮兄弟のただの日常。しかし大人になっても自然に互いを思いやっている2人の姿は、ずっと観ていたくなる不思議な魅力を放つ。テレビドラマ「離婚弁護士」などで人気の佐々木蔵之介と、お笑いコンビ、ドランクドラゴンの塚地武雄が主演。息の合った演技を見せている。また出演作の続く沢尻エリカなど、取り巻く女優たちも豪華だ。
| 監督・脚本 | 森田芳光 |
| 出演 | 佐々木蔵之介
塚地武雄
常磐貴子
沢尻エリカ
戸田菜穂 |
●陽気なギャングが地球を回す (2006)
かもめ銀行。電話を受けたひとりの銀行員・朝倉が「爆弾が仕掛けられています。早く逃げて!」と叫んだ。一目散に銀行から居なくなる人々。残ったのは朝倉の他、居合わせた男女4人。その内のひとり成瀬が、銀行の金を狙った朝倉の狂言を見破った。実はこの4人。それぞれにちょっと変わった特技を持っていた。嘘を見抜く成瀬、スリの天才・久遠、演説のエキスパート・響野、完璧な体内時計を持つ雪子。万事休すの朝倉を前に、彼らは思った「自分たちならもっと上手くやれる!」。
2006/05/13公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
直木賞候補作「魔王」などで、今や押しも押されもせぬ人気作家の伊坂幸太郎が2003年に発表した人気作品の映画化。伊坂作品の最大の魅力ともいえるスピード感を損なわぬ演出を見せたのは、前田哲監督。伊丹十三、阪本順治、周防正行ら名監督の下で助監督として鍛えた演出力を発揮している。また、本作を魅力的なものにしているのは、なんといっても豪華な主演者たち。立っているだけで様になる粋で痛快なギャングたちを誕生させた。中でも注目なのがスリの天才に扮し、映画デビューを飾った松田翔太。故・松田優作の次男であり、兄はすでに数々の日本映画に出演している松田龍平。佐藤浩市らベテランを前に全く動じることなく、飄々とした演技を披露しており、この先が非常に楽しみだ。
| 監督 | 前田哲 |
| 出演 | 大沢たかお
鈴木京香
佐藤浩市
松田翔太
大倉孝二 |
●青いうた 〜のど自慢 青春編〜 (2006)
山と海を望む青森県のむつ市。問題を起こして留年している達也は、卒業が一緒になった弟の良太に頼まれ、友人の俊介と恵梨香を誘って卒業式のパーティーで歌の出し物をすることに。卒業後、達也は工場、良太は中華料理店、恵梨香は美容学校、俊介は東京の高校へ進学と、それぞれの生活を歩み始めた。達也は恵梨香とつきあい出すが、金儲けを夢見て東京へと向かう。離ればなれになった4人だが、1年後、むつ市でのど自慢が開催されることを知った良太は、もう一度4人で歌うことを願い、大会に申込む。
2006/05/13公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | シネカノン |
井筒和幸監督のヒット作『のど自慢』のもう1つの物語は、東京から遠い地方に住む、中学を卒業したばかりの4人の若者たちが主人公だ。若すぎて、そしてひたむきすぎて、世の中をうまく渡ることができない年ごろ。遠く離れて絆が途切れかけている時、もう一度「あの時」の気持ちを確かめあいたいと頑張る彼らの姿は、いつの時代にも通用する物語だ。主演の4人のうちの3人はドラマ「3年B組金八先生Part7」(TBS)で注目を集めたメンバーで映画には馴染みが薄いが、その分、フレッシュな感じが良く出ている。その脇をベテランの俳優達がきっちりと支えているが、とくに久々の映画出演となる斉藤由貴の「お母さん役」がなかなか合っていていい。最後に歌う「木綿のハンカチーフ」もピッタリだ。
| 監督 | 金田敬 |
| 脚本 | 斉藤ひろし |
| 出演 | 濱田岳
冨浦智嗣
落合扶樹
寺島咲
斉藤由貴
緑魔子
団時朗 |
●ピンクパンサー (2006)
サッカーの国際試合で、フランス代表チームの監督グルアンが何者かに殺害され、所有していたピンクパンサー・ダイヤモンドが忽然と姿を消した。ドレイフェス警視は、この事件で自らを引き立てるため、クルーゾーを警部に抜擢し任務にあたらせる。早速、助手のポントンとともに犯人逮捕に乗り出したクルーゾー警部だが、捜査に向かったニューヨークの空港でとんでもないトラブルに巻き込まれ、『フランスの恥』と報道されてしまう…。
2006/05/13公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 20世紀フォックス映画 |
1963年の『ピンクの豹』で生まれたマヌケな警部クルーゾー。名優ピーター・セラーズのイメージが染み付いたこの役柄に、現代最高のコメディアン、スティーブ・マーティンが挑んだ!白髪にチョビ髭で、すましきったマーティンの見た目もユーモラスだが、何といっても、物語に詰め込まれた笑いの数々が魅力たっぷり。(アメリカ人の)マーティンがフランス語訛りの英語を直すためにアメリカ英語を習うシーンは、含み笑いでは済まされないだろう。脇を固める役者陣も豪華。高慢なドレイフェスを演じるのは、これまたコメディ・センス抜群のケヴィン・クライン。硬派な刑事ポントンにはジャン・レノ、そしてグルアンの恋人ザニアには、ポップスターのビヨンセが扮している。笑いの妙が詰まったエンターテイメント、とにかく心から楽しみたい。
| 監督 | ショーン・レヴィ |
| 脚本 | スティーブ・マーティン |
| 出演 | スティーブ・マーティン
ケヴィン・クライン
ジャン・レノ
ビヨンセ・ノウルズ
エミリー・モーティマー
ヘンリー・ツェーニー |
●ナイロビの蜂 (2005)
それは、しばしの別れのはずだった。英国外務省一等書記官のジャスティンは、ナイロビの空港からロキへ旅立つ妻テッサを見送った。「行ってくるわ」「じゃ2日後に」それが妻と交わす最後の会話になるとも知らずに…。ジャスティンに事件を報せたのは、高等弁務官事務所所長で、友人でもあるサンディだった。テッサは車で出かけたトゥルカナ湖の南端で殺された。彼女は黒人医師アーノルドと共に、スラムの医療施設を改善する救援活動に励んでいた。今回もその一環のはずだったが、同行したアーノルドは行方不明、警察はよくある殺人事件として事件を処理しようとする…。
2006/05/13公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | イギリス |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
原作は冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの最高傑作「ナイロビの蜂」。妻の死に隠された世界的陰謀を追い、雄大なアフリカの大地を巡る主人公の心の旅路を、フェルナンド・メイレレス監督は圧倒的な映像美で描き出す。妻の死の真相を追う旅の末に、亡き妻の真実の愛にたどり着く夫を描いた本作は、覚悟に満ちた愛だけが、巨悪に立ち向かう唯一の武器だと教えてくれる。極上のサスペンスが心に染み入る“愛の傑作”に変わるとき、あなたは一生に何度出会えるかわからない映画の奇跡を目の当たりにする。
| 監督 | フェルナンド・メイレレス |
| 出演 | レイフ・ファインズ
レイチェル・ワイズほか |
●明日の記憶 (2005)
広告会社の営業マンとして働く雅行は、時に家庭を返り見ないほど仕事に没頭してきた。大きなプロジェクトと娘の結婚を控え、忙しい日々を送っていた雅行は、50歳を前にしたある日、原因不明の体調不良に襲われる。ミーティングを忘れたり、部下の顔が思い出せず、心配になった雅行は病院を訪れ、医師から「若年性アルツハイマー」の診断を受ける。そんな雅行を、妻の枝実子は献身的に支え、一緒に病と闘うことを決心する……。
2006/05/13公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東映 |
『私の頭の中の消しゴム』でも注目された「若年性アルツハイマー病」をテーマに、病を背負った働き盛りの男性と、彼を支える妻の絆を描いた感動作品。当たり前だった風景が記憶から消えていく恐ろしさを、渡辺謙が卓越した演技力で見せている。また、辛さを心の内にひた隠しながら、最後まで夫の傍にいることを決めた妻を、樋口可奈子が熱演。監督は、ユニークな映像で独特の世界観を発揮する堤幸彦。複雑な感情表現が必要なドラマで、新境地を開いている。原作は、第18回山本周五郎賞を受賞した、荻原浩の同名小説。忘れてしまうことの恐れと、忘れられてしまうことの痛み、それらを乗り越え、なお笑顔を見出していく夫婦の姿が、深く心に残る。
| 監督 | 堤幸彦 |
| 出演 | 渡辺謙
樋口可奈子
坂口憲二
吹石一恵
木梨憲武 |
●テニスの王子様 (2006)
越前リョーマはアメリカJr.大会4連続優勝の経歴を持つテニスの天才少年。かつて世界を震撼させた伝説のテニスプレーヤーである父・越前南次郎に呼び戻されて帰国した彼は、テニスの名門校・青春学園中等部に編入する。そして、南次郎の後輩で、コーチとしても有能な竜崎スミレが顧問を務めるテニス部に入部した。そこには全国区の実力者である部長の手塚国光をはじめ、個性豊かな実力派の先輩達がいた。
2006/05/13公開
| ジャンル | スポーツ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
『テニプリ』の愛称で親しまれ、男女問わず多くの読者に絶大な支持を得ている大人気スポーツコミック『テニスの王子様』が、ついに実写映画としてスクリーンに登場する。主人公・越前リョーマ役には映画『HINOKIO』の主演で高い評価を得た本郷奏多、リョーマの所属する青春学園テニス部部長・手塚国光役にミュージカル『テニスの王子様』で同役を演じる城田優を起用。今作でメガホンをとるのは『Jam Films S』で瑞々しい感性を披露したアベユーイチ。彼もまたVFXの名手として知られているが、今回コミックス原作の実写映画化という難題に挑み、優れたドラマ構成能力も発揮してそれを完全形としてまとめ上げる。
| 監督 | アベユーイチ |
| 出演 | 本郷奏多
城田優
載寧龍二
島谷ひとみ
岸谷五朗 |
●ダ・ヴィンチ・コード (2005)
閉館後のルーヴル美術館。ダ・ヴィンチの有名な素描「ウィトルウィウス的人体図」を模して横たわる、館長の死体が発見された。死体の周りに残された、不可解な暗号。その暗号の中には、その夜、彼が会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンの名前が含まれていた。殺人の容疑者として現場に連れて来られたラングドンだったが、館長の孫娘で暗号解読官のソフィーに助け出される。暗号の謎をときはじめるふたり。しかしそれは、歴史的真実を覆す謎解きのはじまりに過ぎなかった…。
2006/05/20公開
| ジャンル | 歴史 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
ダ・ヴィンチの絵画、「モナ・リザ」「岩窟の聖母」「最後の晩餐」に込められた、驚くべき秘密。独自の解釈と想像力で、世界中の人々を虜にしたダン・ブラウンのベストセラーが、ついに完全映画化される。ダ・ヴィンチが仕掛けたミステリーに、全世界が驚愕する。
| 監督 | ロン・ハワード |
| 出演 | トム・ハンクス
オドレイ・トトゥ
ジャン・レノ |
●ジャケット (2005)
1992年。湾岸戦争での頭部の負傷が原因で記憶障害になったジャックは、ある殺人事件に巻き込まれ精神病院に送られてしまう。拘束衣(ジャケット)を着せられ、死体安置用の引き出しの中に閉じ込められるという実験的療法を受けた彼は、気がつくと15年先の2007年へとタイムスリップしていた。そこで出会ったジャッキーというウェイトレスから、自分が4日後に死ぬことを告げられたジャックは、自分の死の真相を探ろうとするが……。
2006/05/20公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ=ドイツ |
| 配給 | 松竹 |
『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディと『プライドと偏見』のキーラ・ナイトレイ主演の新感覚サスペンス。1992年と2007年という時空を超えて、一組の男女が謎の死の真相を探っていく様を、『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』やU2などのライブビデオなどを手がけるジョン・メイブリー監督がスタイリッシュな映像で描く。ジョージ・クルーニーとスティーブン・ソダーバーグが共同プロデュースしただけあって、SF、ラブ・ストーリー、ミステリーが組み合わさったストーリー展開が新鮮。
| 監督 | ジョン・メイブリー |
| 出演 | エイドリアン・ブロティ
キーラ・ナイトレイ
ジェニファー・ジェイソン・リー |
●特集:ポケモン3Dアドベンチャー/ピカチュウの海底大冒険
大好評“ポケモン3D映画”の新作、『ピカチュウの海底大冒険』
2006/05/20公開
●雪に願うこと (2005)
帯広のばんえい競馬場でなけなしの金をすってしまった男・矢崎学が、調教師の兄・威夫を厩舎に訪ねる。東京で成功を収めていたはずの弟の13年ぶりの帰郷。実は起業した会社が倒産に追い込まれ逃げ出してきたのだった。母に溺愛されながらその母を無視し続けてきた学の身勝手さに腹を立てつつも、威夫は行き場を失った弟に厩務員見習いの仕事を与える。やがて学はお払い箱寸前の輓馬ウンリュウに自分自身を重ねるようになるのだった。
2006/05/20公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ビターズ・エンド |
厳寒の地で巨体から湯気を立ち上らせ、数百キロのソリを曳きながら障害を越えゴールを目指す“輓馬”。見ている方も思わず奥歯に力が入ってしまう輓馬の姿が、生きていれば歯を食いしばって闘わなくてはならないときがあることを教えてくれる。伊勢谷友介演じる主人公の矢崎学にとってそれはただ勝つためではなく、真正面から負けを認めることでもあった。人生に自分自身で片を付けるために。たとえ挫折し、どれだけ重荷を背負おうとも再び立ち上がって前進できるんだという希望を描き、05年の第18回東京国際映画祭でグランプリを含む史上初の四冠を制した秀作。兄役の佐藤浩市や小泉今日子らの好演も光り、その感動は深く心に染みる。
| 監督 | 根岸吉太郎 |
| 出演 | 伊勢谷友介
佐藤浩市
小泉今日子
吹石一恵
山崎努
草笛光子 |
●ロシアン・ドールズ (2005)
スペインで他国の留学生仲間と共に暮らしていたはちゃめちゃな学生生活から5年、あのグザヴィエが30歳になって帰ってきた。夢だった小説家への足がかりを掴んだ彼だがパリでは元恋人のマリアンヌとの関係も煮えきらず、行きずりの恋人たちと過ごす日々。ある日、ひょんなことからロンドンに住むかつての留学生仲間ウェンディと共に仕事をすることに。次第に親密になっていく2人。やがて彼女の弟の結婚式に出席するためにロシアに向かったグザヴィエは、かつてのルームメイトたちと再会。そしてある選択を迫られることになるが…。
2006/05/20公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | 角川ヘラルド映画 |
大ヒット作「スパニッシュ・アパートメント」のメンバーが再結集。前作に続きセドリック・クラピッシュ監督が20代の若者たちが30代へと仕事や恋に悩みながらも成長していくさまをユーモアたっぷりに描き出す。
| 監督 | セドリック・クラピッシュ |
| 出演 | ロマン・デュリス
オドレイ・トトゥ
セシル・ド・フランス
ケリー・ライリー |
●ガーダ −パレスチナの詩− (2005)
パレスチナ女性ガーダは、ガザ地区難民キャンプで生まれ育った。ガザ地区南部は古い慣習の残っている地域だ。そんな中で、自立心の強いガーダは伝統的な結婚式を拒否しようとし、今までのやり方にこだわる母親や友人、婚約者の母親とぶつかっていく。結局、ガーダは結婚式をあげず、花婿のナセルとエジプトに新婚旅行に出かける。1996年ガーダは最初の子、ガイダを出産し、女性として新しい生き方を貫いていく。しかし2000年、パレスチナでは第二次抵抗運動が始まる。親戚の男の子カラムの死を目にし、母親として気持ちを揺り動かされる。ガーダは、パレスチナ人としてのアイデンティティーに目覚める。
2006/05/20公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | バイオタイド |
1988年7月、ひとりの女性ジャーナリストが戦火のパレスチナで取材をはじめた。古居みずえ・当時40歳。その時、古居は普通のOL生活から女性ジャーナリストとして人生を大きくシフトした。また、ガーダ自身も古居との出会いによって、その人生を大きくシフトさせている。ガーダは、パレスチナの古老たちから、1948年のイスラエルの建国によって、故郷を奪われたパレスチナ人の体験と暮らしについて、聞き書きを続けている。封建的な男性社会であるパレスチナでは、女性たちの声が聞え難い。男性のジャーナリストでは撮影する事が不可能な、貴重な映像である。
●心霊写真 (2004)
カメラマンのタンと恋人のジェーンは、タンの友人の結婚式に出席した帰路、飛び出してきた女性を車でひいてしまう。動かない女性を目にしたタンは「逃げよう」と提案、2人は現場から走り去った。数日後、タンが仕事で撮影した写真を現像してみると、そこには女の顔のようなものが写っていた。ジェーンは心霊写真ではないかとおびえるが、タンは露光の失敗だと言う。しかしその後、2人に恐ろしい出来事が起こり始める…。
2006/05/20公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | タイ |
| 配給 | クロックワークス/メディア・スーツ |
心霊写真は、最も古典的で、ポピュラーで、身近なホラー。きっと多くの人が、子どもの頃、心霊写真の恐怖で眠れぬ夜を過ごしたという経験を持っているだろう。この作品『心霊写真』は、タイトル通り心霊写真を題材としたホラー映画。その身近さゆえに恐怖がストレートに伝わるという題材の特長を生かしながら、古典ゆえの古臭さが出ないよう、キレ味鋭い演出がなされている。そのため、伝わってくる恐怖はかなりビビッド。本国タイをはじめアジア各国で大ヒットとなったのも、十分うなずける出来だ。ちなみに作品中で使用されている心霊写真は、ストーリーの本筋に絡むものを除いて、全て実在のものとのこと。そちらの恐怖も一緒にどうぞ。
| 監督・脚本 | パークプム・ウオンプム
バンジョン・ピサヤタナクーン |
| 出演 | アナンダ・エヴァリンハム
ナッターウィーラヌット・トーンミー
アチタ・シカマーナー |
●デイジー (2005)
ヘヨンは幻に恋していた。どこかで自分を見守りながら、デイジーの花を贈り続けてくれる男性。名前も顔もわからないその人を、彼女は運命の恋の相手だと信じていた。そんなヘヨンの前に現れるひとりの男。シャイなまなざしで自分をみつめる彼を、ヘヨンは、運命の人だと確信する。しかし、彼女はまだ知らなかった。男の正体が、インターポールの刑事であることを。そして、彼の追う暗殺者こそが、本当の幻の恋人であったことを…。
2006/05/27公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | 東宝東和 |
『私の頭の中の消しゴム』で、日本における韓国映画の興行記録を塗り替えたチョン・ウソンと、『猟奇的な彼女』でブレイクを果たし、『僕の彼女を紹介します』を大ヒットに導いたチョン・ジヒョン。韓国カリスマ・スターのトップに君臨するふたりが、『インファナル・アフェア』三部作のアンドリュー・ラウ監督とドリーム・チームを結成。オランダロケという破格のスケールによるユニバーサルな愛の名作を誕生させた。
| 監督 | アンドリュー・ラウ |
| 出演 | チョン・ウソン
チョン・ジヒョン
イ・ソンジェ |
●嫌われ松子の一生 (2006)
昭和22年。福岡県でひとりの女の子が誕生した。お姫様のような人生を夢見る彼女の名は川尻松子。教師になり爽やかな同僚とイイ感じになるも、セクハラ教師のせいで辞職に追いやられる。ここから、松子の転落人生が坂を転がり落ちるがごとく、始まっていく。愛を求める松子の前にはさまざまな男が現れるが、彼女の選択はことごとく不幸へと繋がってしまうのだった。53歳、河川敷で死体となって発見された彼女の生涯を探る甥が見たものは?
2006/05/27公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
山田宗樹の人気小説を映画化した話題作。夢を抱いて就いた教師の職をクビになり、どうみてもダメダメな文学青年にお金を貢ぐ日々。やがてソープ嬢となり、挙げ句の果てにヒモを殺害。刑務所に入ることに。そんな壮絶すぎる女・松子の人生は、不幸なはずなのに、なぜか彼女を応援したくなってくる。男たちに利用され、搾取され、捨てられる松子。でも彼女は誰を責める訳でもない。不器用で一生懸命な松子を、「松子を演じるために女優を続けてきたのかもしれない」と話す中谷美紀が熱演し、これまでにない顔を見せる。そして「下妻物語」の中島監督がCGやミュージカル・シーンを挿入するなど、原作小説に敬意を払いながらも挑戦的な演出で、愛すべき松子の一生を作り上げた。
| 監督・脚色 | 中島哲也 |
| 出演 | 中谷美紀
瑛太
伊勢谷友介
香川照之
市川実日子 |
●GOAL! (2005)
サンティアゴは、メキシコから米国へと一家で不法入国し、ロスに暮らす20歳の青年だった。昼は父と共に庭師として働き、夜もアルバイトをして、生計を立てていた。サンティアゴは、地元サッカーチームのスタープレイヤーだった。父親は、息子と事業を始めたがっているが、彼は密かにプロ選手を夢見て、貯金もしていた。ある日、試合後、一人の男がサンティアゴに近づいて来た。それは、元ニューカッスル・ユナイテッドの選手の、スカウトマンだった。男は、彼にロンドンへ行き、プロテストを受けるよう、強く薦める。
2006/05/27公開
| ジャンル | スポーツ |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ=イギリス合作 |
| 配給 | 東芝エンタテインメント |
ワールドカップ・イヤーの今年、まさにプレーオフ直前に公開される、サッカームービー。貧しい若者が、才能を見出され、異国の地でスタープレイヤーを目指す、サクセスストーリーだ。主人公はメキシコ人だが、サッカー大国を目指して、海を渡るのは、日本人には大いに共感できるところだ。また、サンティアゴの、サッカーにかける情熱とひたむきさが、見る人に感動を呼ぶ。サンティアゴを演じるのは、クノ・ベッカー。ハングリーだが、人を出し抜くことをしない純潔な青年を、爽やかに演じている。監督は、『ラスト・サマー2』のダニー・キャノン。ベッカムら、本物のスター・プレイヤーが本人役で出演している。
| 監督 | ダニー・キャノン |
| 出演 | クノ・べッカー
スティーヴン・ディレイン
アンナ・フリエル
アレッサンドロ・ニヴォラ |
●夢駆ける馬ドリーマー (2005)
牧場経営とトレーナーを生業としているベンは、娘のケールとともに馬の調教へと出かけた。彼が担当している馬の一頭がソーニャドール。走る姿を見て、ケールは一目でその牝馬を気に入ってしまった。しかしレース当日、ベンはソーニャの異変に気づく。オーナーに出走をやめるよう進言するが却下され、結果ソーニャはレースで足を骨折。オーナー安楽死を命じるが、ベンはギャラと引き換えにソーニャを引き取ることにするのだった。
2006/05/27公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | アスミック・エース エンタテインメント |
一頭の馬・ソーニャドールの奇跡の復活を目指す父と娘、家族の絆を爽やかに描いた感動作。ソーニャドールとはスペイン語で“夢見る人”の意。走るサラブレッドの美しさは古今を問わず人間を魅了し続けているが、この作品は夢見ること、夢に向かって邁進することも、それと同様の輝きを持っていると教えてくれる。出演陣ではカート・ラッセルの人間味溢れる演技もよいが、注目は稀代の名子役ダコタ・ファニング。大人びた演技は逆に子どもらしさを抑えてしまい、序盤では多少の違和感を憶える。しかし後半以降、そのキャラクターは逆に物語にピタリとハマってしまう。もしこれが計算尽くの展開ならば、やはり末恐ろしいとしか言いようがない。
| 監督・脚本 | ジョン・ゲイティンズ |
| 出演 | カート・ラッセル
ダコタ・ファニング
クリス・クリストファーソン
エリザベス・シュー
デイヴィッド・モース |
●迷い婚〜全ての迷える女性たちへ〜 (2005)
30代のサラは、恋人ジェフのプロポーズを受けてから気が滅入る一方。まだ中途半端な自分のキャリアをはじめ、結婚が自分の可能性すべてを閉ざすことを恐れているのだ。そんな中、妹の結婚式で久しぶりに故郷に戻ったサラ。そこで気が若く破天荒な祖母と、幼い頃死んでしまったママこそが、映画『卒業』のモデルでは?と疑い始める。だとしたら自分の父親は、今のパパじゃなくて“もう一人”の恋人?!その疑問をぶつけるため、サラは母親の元恋人ボーを尋ねる。
2006/05/27公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
30年前パサデナで物議を醸し出し、後に映画化された小説「卒業」のモデルが、自分の母と祖母だった?!そんな奇想天外な設定を通じ、結婚前に揺れ動くオンナ心を描いたラブストーリー。ジェニファー・アニストンが等身大で演じたヒロインは、とてもキュート。だが脇役も、その主役を喰うほど魅力的!その昔、娘の恋人を誘惑したサラの祖母・キャサリン役を、さすがの存在感で演じるシャーリー・マクレーン。祖母と母が関係を持った男だと分かっているのに、サラが思わずヨロめいてしまうのも納得の、ステキなおじさまボー役のケビン・コスナー。結婚適齢期の女性はもちろんのこと、映画『卒業』が青春だった世代にもたまらない作品だ。
| 監督 | ロブ・ライナー |
| 出演 | ジェニファー・アニストン
ケビン・コスナー
シャーリー・マクレーン
マーク・ラファロ |
●水霊 ミズチ (2006)
東京都・西部エリア。井戸水を飲料水として利用しているその地域で謎の自殺事件が多発していた。新聞記者の戸隠響子は取材を続けるなか、事件に水道の“水”が関係していることをつきとめ、水質分析の専門家でもある元夫の岡祐一に相談する。それは公害か?テロか?それとも呪いか?祟りか?やがて“水”をめぐる死と惨劇は拡大、増殖し、原因不明の不安と恐怖が平和な街を包み込んでいく…。
2006/05/27公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | トルネード・フィルム |
主演は映画、テレビと幅広く活躍する『大停電の夜に』の井川遥と『ケイゾク』などで国際的にも活躍中の演技派、渡部篤郎。また“三代目なっちゃん”として人気を博した星井七瀬、ミスマガジン2004・読者特別賞受賞の山崎真実、ミス週刊少年マガジン2005の鈴木美生が初々しい演技を披露する。監督は『ほんとうにあった怖い話 劇場版 怨霊』などの新鋭・山本清史。ジャパニーズ・ホラーの最終兵器が遂に完成しました。
|
| 6月公開 |
●ポセイドン (2006)
大みそかの夜。北大西洋を航海中の豪華客船ポセイドン号ではパーティーが始まっていた。同等クラスでは世界最高の客船のひとつであるポセイドン号は、高さが20階を超え、客室800、パッセンジャー・デッキ13を備える。今夜、乗客の多くは新年を迎えるために着飾り、壮麗なダンスホールに集っている。その頃、ブリッジでは一等航海士が異変を感じとっていた。水平線を調べていた彼は、それ“ローグ・ウェーブ(異常波浪)”を見たのだ。50メートル近くありそうな巨大な波が船に向かってくる。彼は致命的な打撃をかわそうと必死に舵をとるが、すでに遅すぎた。そして衝突。とてつもない波に襲われた船は激しく揺れ、まもなく完全に転覆する…。
2006/06/03公開
| ジャンル | パニック |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
『エアフォース・ワン』、『パーフェクト・ストーム』、『トロイ』で知られる名匠ペーターゼンは、1981年に第二次世界大戦を舞台にした緊迫感あふれる潜水艦ドラマ『U・ボート』を発表し、世界的な注目を浴びるとともに、アカデミー賞監督賞と脚色賞にノミネートされた。人間の本質に強い関心をもつ名ストーリーテラーである彼は、本作でまた海に戻り、大海で豪華客船を転覆させる恐ろしい波の力を見せるだけでなく、生き延びようとする少数の人々のあいだで繰り広げられる緊迫した人間模様を伝えている。
| 監督 | ウォルフガング・ペーターゼン |
| 出演 | ジョシュ・ルーカス
カート・ラッセル
リチャード・ドレイファス
ジミー・ベネットほか |
●佐賀のがばいばあちゃん (2005)
戦後間もない広島。原爆症で、早く父親を亡くした明広は、居酒屋で働く母親に育てられる。しかし、夜の仕事をしながらの子育ては難しく、母親は、明広を佐賀の実家に預けることを決意する。自分の家よりも、更に貧乏な“ばあちゃん”の家で、明広は、最初は泣いてばかりいた。だが、このばあちゃんが、戦後、女手ひとつで7人の子供を育て上げたのが自慢の、“がばい”(すごい)ばあちゃんだった。ばあちゃんは貧乏だが、楽しく生きる哲学があった。ばあちゃんのおかげで、明広は逞しい少年へと成長していく。
2006/06/03公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ティ・ジョイ |
島田洋七原作のベストセラー小説の映画化。戦後の貧しい時代に、子供7人を育てたばあちゃんのセリフには真実がある。「この世の中、拾うものはあっても、捨てる物はない」「悲しい話は夜するな。どんなつらい話も、昼したら大したことない」、「今のうちに貧乏しておけ。金持ちになったら、おいしいものを食べたり、旅行に行ったりと、忙しい」。教育にお金をかけ、口やかましく手をかけたりしなくても、愛情ひとつだけ十分にかけてあげれば、子供はまっすぐに成長することを、この映画は教えてくれる。吉行和子、工藤夕貴ら、ベテランに加え、明広の成長していく姿を、生き生きと演じた鈴木祐真、池田晃信、池田壮麿ら、新人たちに拍手を送りたい。
| 監督 | 倉田均 |
| 原作 | 島田洋七 |
| 出演 | 吉行和子
工藤夕貴
鈴木祐真
池田晃信
池田壮麿 |
●花よりもなほ (2006)
元禄15年の江戸。5代将軍・綱吉の時代、貧乏長屋にいつもと変わらぬ冬の朝が訪れた。青木宗左衛門(宗左)は、、父の仇、金沢十兵衛を追って、信州松本から上京してきた若侍。仇討ちがうまくいけば100両はかたい。剣術師範だった父の道場の繁栄と名誉回復のため、一刻も早く使命を果たしたいところだが、なかなか金沢を見つけられず里からの仕送りも途絶えがちになっていた。その上、「仇を見つけた」と言っては、宗左の金で風呂屋や飲み屋に連れ回す長屋仲間の貞四郎のせいで、生活は困窮を極める一方である。寺子屋を開き、手習い算術を教えながら暮らす宗左だが、彼にも日々ちょっとした楽しみがあった。それは向かいに住む美しい未亡人、おさえさんの姿を見ること。ほのかな恋心である。
2006/06/03公開
| ジャンル | 時代劇 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
1995年『幻の光』で監督デビューして以来、ドキュメンタリーの分野で培ったリアリズムと独自の美学で、日本映画に新しい地平を切り拓いてきた是枝裕和。前作『誰も知らない』では2004年カンヌ国際映画祭で、当時14歳の柳楽優弥が史上最年少で最優秀男優賞を獲得。KORE−EDAの名は、一躍世界のビッグネームとなった。それから一年。「あの是枝監督が時代劇に挑戦?」国内外問わず噂が噂を呼び、完成前から注目を集めていた長編第五作『花よりもなほ』が遂にその全貌をあらわした。是枝監督を支えるスタッフには、撮影の山崎裕、美術の磯見敏裕、録音の弦巻裕ら『誰も知らない』のチームが再び結集。2006年6月3日ついに日本公開を迎える。
●トランスポーター2 (2005)
契約厳守。名前は聞かない。依頼品は開けない――運び屋フランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)はこの3つのルールの下、高額な報酬と引き換えにワケありの依頼品であろうが正確に目的地まで運ぶプロ中のプロ。引退を決意した彼は例外的な依頼を引き受けた。それは金持ち一家の7歳になる息子・ジャックの送迎だ。いつも寡黙なフランクだったが、次第にふたりの間に愛情が生まれる。しかし、予想外の罠が仕掛けられていた…。
2006/06/03公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | フランス=アメリカ |
| 配給 | アスミック・エース エンタテインメント |
前作に引き続き、ジェイソン・ステイサムのアクションが冴え渡るシリーズ第2弾。コーリー・ユン(『キス・オブ・ザ・ドラゴン』など)の振付けによるジェイソンの体技アクションが休みなく登場し、観る者を飽きさせない。今回はフランクのキャラクター(寡黙で、何よりも“ルール”を守る男)の確立に加え、少年との心の交流など新味もあり、シリーズとして長続きしながら人気定着の予感。新鮮な驚きといえば、久しぶりに復活(?)のマシュー・モディーンの姿が観られることかな。もちろん大迫力のカーチェイス・シーンは満載。さすが“リュック・ベッソン印”の映画だけあって、疾走(爆走?)する車を撮らせたらそのカッコよさは他の追随を許さない。
| 監督 | ルイ・レテリエ |
| 出演 | ジェイソン・ステイサム
アレッサンドロ・ガスマン
アンバー・ヴァレッタ
マシュー・モディーン |
●ブギーマン (2004)
幼い頃、クローゼットから現れた謎の怪物ブギーマンに父親をさらわれた体験を持つティムは、成長してもそのトラウマを背負っていた。ある日、恋人ジェシカに感謝祭の夕食に招かれたティムは、その夜、入院中の母メアリーの悪夢を見る。その直後、メアリーの訃報が届いた。葬儀のため故郷へ戻ったティムは、恐ろしい記憶が残る実家で一夜を過ごすことに。やがてティムに、不気味な現象が襲い掛かる…。
2006/06/03公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 角川ヘラルド映画 |
暗闇から現れ子供をさらっていくブギーマン。『ハロウィン』シリーズの殺人鬼で知られる名前だが、本作ではそれとは全く関係なく、アメリカで親たちが子供に話し聞かせる架空の怪物をモチーフに、心理的恐怖をあおるホラー・ムービーだ。製作は、ホラー専門レーベル「ゴーストハウス・ピクチャーズ」。清水崇の『呪怨』をリメイクしたサム・ライミが、このレーベルの第二弾作品として製作を担った。スプラッタ・ホラーの旗手でもあるライミだが、本作では、ショッキングな映像だけでなく、見えない恐怖や焦燥感をあおる演出を取り入れ、人間心理を揺さぶる仕上がりになっている。監督は、『死にたいほどの夜』のスティーブン・ケイ。自身もホラー映画の大ファンというケイ監督が、人間の心の闇を描き出す!
| 製作 | サム・ライミ |
| 監督 | スティーブン・ケイ |
| 出演 | バリー・ワトソン
エミリー・デシャネル
スカイ・マッコール・バートシアク
ルーシー・ローレス |
●富嶽百景 (2006)
小説家の修治は、筆が進まず、鬱蒼とした出口の見えない日々を送っていた。ある日、富士の見える“天下茶屋”で執筆活動をしている先輩小説家の井伏に誘われ、心を新たにその地へ向かった。天下茶屋での女将さんや娘さん、地元の人々との触れ合い、さらに、井伏の紹介でお見合いすることとなった美知子との出会いにより、修治の心に少しずつ変化が生まれていく。そんな修治を、変わらぬ姿で見つめ続ける富士。月夜に浮かぶ富士は、美しく凛としてそびえ立つ…。
2006/06/03公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | カエルカフェ |
時代を超えて常に若者から愛されている太宰治作品。その太宰文学が円熟期を迎える契機となった名作「富嶽百景」が、現代を舞台に蘇る“新感覚ブンガク映画”。主演・修治役には、『バトルロワイヤル』『木更津キャッツアイ』などで好演、若手実力派ナンバーワンとの呼び声高い塚本高史。また、ヒロイン・美知子役には、TV「女系家族」「けものみち」で好演、今回、映画初出演となる田丸麻紀を配役。美しい映像と音楽で送る『富嶽百景〜遙かなる場所〜』が誕生した。
●ココシリ (2004)
中国南部、チベットを臨む青海(チンハイ)省にある、“最後の秘境”ココシリ。モンゴル語で“美しい少女”、チベット語で“青い山々”という意味だ。そこは高原に生息する野生動物の楽園なのだが、特にチベットカモシカの毛は「カシミアの王」として珍重され、密猟者のターゲットにされていた。そうした密猟を取り締まるために、元軍人のリータイは私設警察隊<マインテン・パトロール>を組織する。
2006/06/03公開
| ジャンル | 社会派ドラマ |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 香港 |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
『ミッシング・ガン』で中国映画に新風を吹き込んだルー・チュアン監督の第2作。第17回東京国際映画祭審査員特別賞や04年金馬奨作品賞など国内外で高い評価を得ている。実話を基に、チベットのココシリでチベットカモシカなどの希少動物を守る警備隊員の活躍を描いた感動巨編だ。苛酷で壮絶な大自然の中でのオール・チベットロケによる映像は観る者の心を揺さぶる。追う者も追われる者も命がけ。やがて、普通の農民が密猟という犯罪に走る根底には、貧困の問題があることが浮き彫りになっていく。
| 監督 | ルー・チュアン |
| 出演 | デュオ・ブジエ
チャン・レイ |
●トリック劇場版2 (2006)
ある日、上田の研究室に「どんと来い、超常現象」を手にした青年・青沼が、ぜひ相談に乗ってほしいと訪ねてくる。青沼によると、10年前に行方不明になった幼馴染みの美沙子という女性が、今になって筐神島という南海の孤島で生きていることが判明したが、美沙子を連れ去ったのは筐神佐和子という恐ろしい霊能力者のため、どうしても上田の助けが必要だという。美沙子救出の依頼を引き受けてしまった上田は、奈緒子を巻き込みつつ、佐和子が信奉者たちと暮らす筐神島へと乗り込む。
2006/06/10公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
今回、奈緒子と上田が挑むのは、箱を組み立てて祈りを捧げることによっていつどこにでも“天の世界”への入り口を作り出し、物体や人間をそこに行き来させることが出来るという霊能力者・筐神佐和子。手を触れずして巨岩を山の頂上へと押し上げ燃え盛る棺桶の中から涼しい顔で生還する佐和子の不思議なチカラは本物なのかそれとも…?!南海の孤島や木々に閉ざされた山間の寒村などトリックならではシチュエーションをバックに物語は展開。これまで同様、スケール感もそこそこに描かれる劇場版2に乞うご期待!
●やわらかい生活 (2006)
肉親や恋人、友人を失い、すべてに無気力になって入退院を繰り返すようになった橘優子・35歳。そんな彼女が東京の片隅にある街・蒲田に引っ越してきた。この町は下町だけど”粋”がない。しかし今の彼女にとってはとても居心地がいいところだった。大学時代の友人で大田区長を目指す本間、ネットで知り合った”趣味がいい痴漢”、まだ幼さの残るうつ病のヤクザたちと知り合い、時には癒され合う優子。ある日、福岡からいとこの祥一が優子のアパートに転がり込んでくる。ダメ男ながらも憎めない祥一に、優子は心を開いていくが…。
2006/06/10公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
『ヴァイブレータ』で各賞を受賞した、監督、主演女優による第2弾。当人には大きな出来事だが、他人にとっては大事件でもない日常のできごと。前作同様、そんな日々に起きる微妙な心のひだを描いた本作だが、やはり最後まで画面にひきつけられる魅力に満ちている。寺島しのぶは、毎度ながらスーパーの買い物袋を下げて近くの商店街を歩いてそうな、身近でリアルな人間を演じるのが実にうまい。初めは脱力してノホホンと気楽そうに生きている彼女の姿だが、やがてそれがうつ病である自分に負担をかけないためのものだとわかってくる。そんな彼女にかかわり合う男たちはみな優しく、彼女を癒してくれる(なぜか女性はいない)。とくに愛嬌のあるダメな四十男を演じる豊川悦司は、女性なら誰もがこんな男にそばにいて欲しいと思う存在だろう。登場人物に対する眼差しはとても暖かい。やさしい気分になれる2時間だ。
| 監督 | 廣木隆一 |
| 出演 | 寺島しのぶ
豊川悦司
松岡俊介
田口トモロヲ
妻夫木聡
柄本明
大森南朋 |
●初恋 (2006)
1968年。東京、府中で現金輸送車が襲われ三億円が強奪された。誰も傷つけず、わずか数分で…。日本犯罪史上最大の未解決事件「府中三億円強奪事件」。1975年に時効を迎え、真相は迷宮入りとなっているこの事件は、数多くの映画やドラマなどで描かれてきた。しかし、こんな話を聞いたことがあるだろうか。この実行犯が実は女性だったと…。しかも、18歳の女子高生であると。
2006/06/10公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
本作の原作となる小説「初恋」。この、2002年に中原みすずによって書かれた物語の中で、みすずという名の18歳の女子高生はこう語り始める。「私は“府中三億円強奪事件”の実行犯だと思う」と。主人公が明かす三億円強奪事件の知られざる真実、そしてそこに交差していく、どこまでも純粋で、どこまでも切ない初恋の想い出。本作で主演を務める宮〓あおいが原作を読み、10代最後に出演を切望したという傑作、遂に映画化。
| 監督 | 塙幸成 |
| 出演 | 宮〓あおい
小出恵介
宮崎将
小嶺麗奈
柄本佑 |
●インサイド・マン (2006)
白昼のマンハッタン信託銀行で強盗事件が発生。頭脳明晰な犯人グループのリーダー・ダルトンは、50人の人質全員に自分たちと同じ服を着せる陽動作戦に出る。人質と犯人の見分けがつかない以上、突入は不可能。犯人グループから“型通り”の要求はあったものの、現場は膠着状態に。指揮を執る敏腕捜査官フレイジャーも、まったく焦りを見せないダルトンの真意をはかりかねていた。そんな中、銀行の会長から“特別”な依頼を受けた女弁護士が現場に現れる。
2006/06/10公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映画 |
銀行強盗犯と警察の応酬を鮮やかに描くクライム・サスペンス。エレガントでスマートな立ち振る舞いで魅せる、捜査官フレイジャー役にデンゼル・ワシントン。被害銀行の会長から雇われ、万事ソツなく行動するヤリ手弁護士役にジョディ・フォスター。そして単なる犯罪者とも思えない度量を持った強盗団リーダー、ダルトン役にクライブ・オーウェン。この3人の豪華共演が本国公開時にも大きな話題となったが、なかでもクライブは冒頭のモノローグから観客の興味を独占するほど、魅力的な頭脳犯を作りだした。一連の騒動のあとに驚愕の事実が待ち受ける傑作シナリオで、スパイク・リー監督に大抜擢されたラッセル・ジェウィルスは、これが初の映画化作品となる新鋭。
| 監督 | スパイク・リー |
| 製作 | ブライアン・グレイザー |
| 出演 | デンゼル・ワシントン
クライブ・オーウェン
ジョディ・フォスター |
●オーメン (2006)
6月6日午前6時にこの世に誕生した母親不明の赤ん坊ダミアン。実の子を亡くしたロバート&キャサリンのソーン夫妻はダミアンを引き取り、愛をもって育てる。ところが、成長したダミアンの周囲で家政婦、神父らが次々に謎の死を遂げる。キャサリンまでが不可解な事故で重傷を負うなか、ロバートはダミアンに恐るべき疑いを持つようになる。やがて “666”という数字に込められた秘密を知ってしまったロバートは、驚愕の真実に直面するのだった…。
2006/06/10公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 20世紀フォックス映画 |
本作の監督は『エネミー・ライン』の若きヒットメーカー、ジョン・ムーア。主人公ロバート・ソーンには、『トータル・フィアーズ』のリーヴ・シュライバー。妻キャサリンには『ボーン・スプレマシー』のジュリア・スタイルズ。天使のような外見におぞましい素顔を秘めた悪魔の化身ダミアン役には、映画初出演の子役ショーン・フィッツパトリックを抜擢。そして『ローズマリーの赤ちゃん』の大物女優ミア・ファローが、悪魔の手先である家政婦ベイロック夫人を演じるのも見逃せない。
| 監督 | ジョン・ムーア |
| 出演 | リーヴ・シュライバー
ジュリア・スタイルズ
ショーン・フィッツパトリック |
●君に捧げる初恋 (2003)
IQ148にして高校一の問題児テイルの夢は、幼なじみの美少女イルメとの結婚のみ。しかしイルメの父で、テイルの担任教師ヨンダルは、そんな落ちこぼれに娘を渡す気などさらさらない。そこでヨンダルは、テイルに「全国3000番以内の成績を取れ」など次々と難題を突きつける。テイルは将来の父に認められようと、初恋の君には指一本触れず勉強に明け暮れる。しかし当のイルメは、テイルとヨンダルの知らないところで恋人を作ってしまい…。
2006/06/10公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2003年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | エスピーオー |
『猟奇的な彼女』で気の強い恋人に翻弄されたチャ・テヒョンが、今度は想い人の父親に悩まされるラブ・コメディ。実生活でも長年交際してきた恋人(初恋の人)と、今年6月に結婚予定だというテヒョンが、一途で純粋なテイルを熱演する。相手役のソン・イェジンも珍しくセクシーな水着姿を披露するなど、体当たりの演技でなかなかのコメディエンヌぶりを発揮。自分のことを思い続ける幼なじみテイルを、あっさり裏切るイルメ。しかしそこには、思わぬ理由が・・・。それにしても、前半を見ているうちはハイテンションな熱血学園コメディと思っていたのに、ラストではすっかり泣かされていた。笑いあり、涙あり、これぞ王道!というべき韓流純愛映画、恐るべし!
| 監督・脚本 | オ・ジョンノク |
| 出演 | チャ・テヒョン
ソン・イェジン
ユ・ドングン |
●春の日のクマは好きですか? (2003)
スーパーに勤めるヒョンチェは、一風変わった女の子。映画館でスルメを食べたり、キスシーンで馬鹿笑いをしたりするため、デートの度にふられ、同僚に泣き言を聞かせる毎日だった。ある日、図書館で借りた画集に、「春の日の熊のように、君を愛している」と、ペンで書かれているのを見つける。自分への愛の告白だと信じたヒョンチェは、見知らぬ人に“ヴィンセント”と名づけ、書き主を探し始める。そんな時、高校の同級生、ドンハと偶然に再会する。ヒョンチェに好意を持っていたドンハは、思いを伝えようとするが。
2006/06/10公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2003年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | アット エンタテインメント |
ドラマや映画で描かれているような恋愛を、真実だと疑わない女の子と、地に足がついた男の子との、ほのぼの初恋物語。『ほえる犬は噛まない』のペ・ドゥナが、コケティッシュでありながら純情可憐な魅力で、恋に恋する女の子を瑞々しく演じている。ペ・ドゥナの演技は、さすがというものがあるが、注目したいのは、ドンハ役のキム・ナムジン。これが初の主演作になるナムジンは、自分のシーンがない日も撮影に立ち会うほどの気合の入れようだったとか。駅で二人が抱き合うラストシーンは、演技であることを忘れるほどの名場面だ。決してハンサムではないが、立っているだけで絵になるような、存在感がある。監督は、CM出身のヨン・イ。
●風雲児〜長者番付に挑んだ男〜 (2006)
着物の販売を職とする浅岡裕ニは、熱意はあるがなかなか商品が売れないでいた。結局自分の営業成績を盗んだ上司を許せずに会社を辞め、ソープ嬢のヒモとなってしまう。しかし浅岡は一念発起し、数年後、自ら着物販売の会社を立ち上げた。浅岡の人柄にほれ込んだ人材が集まってくる中で独自のビジネスモデルを展開し、会社は3年間で年商20億にまで成長。だが順風満帆の浅岡は、脅迫の容疑で突然警察に逮捕されてしまうのだった…。
2006/06/10公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | アットマークライブ |
実在の人物をモデルに、ビジネスの世界でのし上がっていく男を描いたドラマ。主人公の浅岡裕二が、さまざまな困難を才覚と熱い想い、仲間たちの支えで乗り越えていく。その姿はまさしく“風雲児”であり、作品のテイストもビジネスドラマというよりは、戦国武将モノやスポ根モノに近い。それだけ、男のカリスマと情熱を骨太に映していると言えるだろう。この作品のエグゼクティブプロデューサーを務める三浦和義は「ニートやフリーターの背中を押せるような作品にしたかった」と語るが、物語は未就職の人以上に、仕事の現実を知る社会人の胸にこそ響くはず。仕事で疲れた心を奮い立たせてくれる作品だ。
| 監督 | 石原興 |
| 出演 | 美木良介
国分佐智子
雛形あきこ
板尾創路
加納竜
岸本祐二
小西博之
井上晴美
街田しおん |
●ジャスミンの花開く (2004)
1930年代の上海。写真館の娘、茉は、スカウトされて華やかな女優の世界へ飛び込むが、これからという時に妊娠。父親である孟社長は、日本軍の侵攻とともに香港へ逃げてしまう。1950年代、成長した茉の娘、莉は、労働者階級の青年と結婚するが、子供ができないことに悩み、妄想に陥っていく。1980年代、莉の養女として育てられた花は、地方の大学生に通う夫を待ち続け、やがて、自分が妊娠していることに気付くが…。
2006/06/17公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 中国 |
| 配給 | 日本スカイウェイ |
それぞれに、茉莉花=ジャスミンの名前の一部を付けられた3世代の女性たちが、愛に生きる姿を描いた壮大なラブ・ストーリー。祖母から母へ、そしてその娘へと、それぞれに、人を愛する情感と生きる強さを身につけた女性像を、アジアの宝石チャン・ツィイーが見事に演じ分けている。監督は、『初恋のきた道』で撮影監督を務めたホウ・ヨン。茉の母親、そして祖母となった茉にはジョアン・チェンが扮し、存在感あふれる演技を披露している。3人の女性たちに関わる男性陣も豪華。茉の子供の父親である孟社長にはベテランのチアン・ウェン、莉の夫には甘いルックスを持つルー・イー、そして花の夫には『山の郵便配達』のリィウ・イェが揃い、それぞれに繊細な演技を見せつける。
| 監督 | ホウ・ヨン |
| 出演 | チャン・ツィイー
ジョアン・チェン
チアン・ウェン
ルー・イー
リィウ・イェ |
●母たちの村 (2004)
西アフリカの小さな村で、割礼を嫌がった4人の少女たちがコレのもとへ逃げ込んで来る。第一、第三ママや子どもたちと暮らすコレは、自分が割礼で苦労し、二人の子どもを死産した経験から、娘には割礼をさせていなかった。少女たちはそのことを知って、「モーラーデ(保護)」を求めて来たのだった。コレはそれを受けるが、伝統に逆らうコレの行為に村の男たちは大混乱になる。そしてモーラーデを止めさせようと、コレに様々な圧力をかけてくる。
2006/06/17公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | フランス=ゼネガル |
| 配給 | アルシネテラン |
巨匠ウスマン・センベーヌ監督は1923年生まれというから、もう80歳を超えていることになるが、その創作意欲は衰えることはないようだ。アフリカでは今でも30カ国で女性の性器切除(割礼)が行われ、そのために命を落とす子どもたちが後を絶たない。もともと政治活動をしていたセンベーヌ監督だが、識字率の低いアフリカでメッセージを伝えるためには、映画が効果的だと製作を始めたという。そうした姿勢があるため、本作も非常にメッセージ性の強い作品になっている。見なれた映画文法に捕われることなく、時には演劇調になったり、観客に向かって登場人物が直接語りかけるような手法は、そうした事情をふまえてのものなのだろう。ラストのシュプレヒコールが、力強いメッセージとなってアフリカの人々に届くことを期待する。
| 監督・脚本・製作 | ウスマン・センベーヌ |
| 出演 | ファトゥマタ・クリバリ |
●バルトの楽園 (2006)
1914年、第1次世界大戦が勃発し、日本軍はドイツ軍の極東拠点地である中国・青島を攻略。この戦いで捕虜となったドイツ兵4700人は、日本国内12ヶ所の俘虜収容所に振り分けられた。劣悪な環境下で囚人同様の扱いを受けていた捕虜たちは2年後、収容所の統合により徳島県鳴門市にある板東収容所へ移される。新たな地獄を覚悟していた彼らを待っていたのは、意外にも楽隊による盛大な歓迎。松江所長の寛容な待遇を目の当たりにし、一同は驚愕する。
2006/06/17公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東映 |
ベートーヴェンの「交響曲第九番 歓喜の歌」が日本で初演奏されたドイツ兵俘虜収容所を舞台に、人々の温かな交流を描く感動作。パンを焼き、新聞を印刷し、柔道や日本語を習い、夜はビールを酌み交わす。捕虜たちにかなりの自由が認められていた板東収容所を忠実に再現するなど、15億円の製作費をかけた圧倒的なスケール感の大作だ。主演は、本作が映画主演4本目となる松平健。明治維新で敗れた会津藩士の息子で、命を賭けて戦った捕虜に尊敬の念を持って接する収容所所長・松江を演じた。『ベルリン・天使の詩』のブルーノ・ガンツ出演も見逃せない。ちなみに「バルト」とは、独語で「ひげ」のこと。
| 監督 | 出目昌伸 |
| 出演 | 松平健
ブルーノ・ガンツ
阿部寛
國村隼
高島礼子 |
●ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン (2005)
ニューヨークのクイーンズ。父親を知らずに育ったマーカス少年は、ドラッグの売人だった母親を早くに亡くし、やがて彼自身も売人になる。ギャングのなかで抗争、対立が繰り返されていく。刑期を終え出所したマーカス(カーティス“50セント”ジャクソン)はラップで生きていこうと決心する。妻との間には息子も生まれた。だが、そんな彼を邪魔する組織の策略で、どこのレコード会社も相手にしてくれない。とうとう強盗を働いてしまった夜、彼は何者かに9発の銃弾を浴びてしまう。
2006/06/17公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映画 |
エミネム主演の『8マイル』に続く“ミュージシャン実録もの”映画だが、主演のヒップホップのカリスマ、“50セント”に、メガホンを執ったのはアイルランド出身の社会派ジム・シェリダン監督という異色の組み合わせ。エミネム以上に壮絶な世界を生き抜いてきた“50セント”の半生を描いたこの自演映画のサウンドトラックは、全曲新曲という豪華ラインナップだ。当の“50セント”をはじめ、ヤング・バック、ロイド・バンクス、オリヴィアからヒップホップ界に衝撃を与えたモブ・ディープ、M.O.P.、メイスなどなど。映画鑑賞のあとには(もちろん見る前でも)、この最強のサントラをぜひ堪能しよう。
| 監督 | ジム・シェリダン |
| 出演 | カーティス“50セント”ジャクソン
テレンス・ハワード
ジョイ・ブライアント
アドウェール・アキノエ=アグバエ |
●カサノバ (2005)
18世紀、ヴェネチア。ある男が修道女との情事の末、教会の役人たちに追われている。彼の名はジャコモ・カサノバ。娼婦から淑女まで、落とせない女性はいないと評判のプレイボーイだ。逃げ込んだ大学の講堂で、彼は女性解放を説く演説を目にする。実は、論客はフランチェスカという男装をした美しい女性だった。結局、カサノバは逮捕されるも、総督の取り計らいによって放免になるが、後ろ盾を得るため、良家の子女との結婚が必要になり…。
2006/06/17公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
『ブロークバック・マウンテン』での演技で、一躍これからのハリウッドを担うスターとして脚光を浴びているヒース・レジャーが、究極の恋愛至上主義者、カサノバに扮した注目作。メガホンを執ったのは、『サイダー・ハウス・ルール』などの人間ドラマで知られるラッセ・ハルストレム。18世紀の祝祭都市ヴェネチアを舞台に、斬新なアイデアで、これまで何度も描かれてきたカサノバ伝説に新たな魅力を与えている。カサノバが出逢う“特別な女性”フランチェスカを演じているのは『アルフィー』のシエナ・ミラー。モデル出身の美貌だけではないオーラを放つ。ところどころにウィットを効かせた、心が浮き立つような作品に仕上げられたラブストーリー。
| 監督 | ラッセ・ハルストレム |
| 出演 | ヒース・レジャー
シエナ・ミラー
ジェレミー・アイアンズ
オリヴァー・プラット
レナ・オリン |
●タイヨウのうた (2006)
太陽の光にあたれない難病XP(色素性乾皮症)の少女、雨宮薫は16歳。昼間の高校に通えない薫は、夜になると駅前広場に出てギターの弾き語りをしている。そんな彼女にとって、早朝にサーフボードを持ってたたずむ1人の少年を、部屋の窓から眺めることが密かな楽しみだった。夏休みを間近に控えたある日、夜の街で少年と遭遇した薫は、勇気を振り絞って彼に声をかける。薫と少年・孝治はやがて親しくなり、月の下でデートをするようになるが…。
2006/06/17公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
主演は、福岡出身のシンガーソングライター・YUI。デビュー曲「feel my soul」がいきなり月9ドラマ「不機嫌なジーン」の主題歌に起用され、一躍注目を集めたアーティストだ。演技こそ本作が初めてだが、大好きな歌や家族、親友を大切にしながら恋を育むケナゲな少女を、自然体で演じきった。もちろん彼女の楽曲も全編にちりばめられており、とくに夜の街頭であぐらをかき、ギターをかき鳴らすストリートライブ・シーンでは、彼女の歌の魅力を存分に味わえる。サーフィンが大好きで、ヒロインとは正反対に太陽の下で生きてきた少年を塚本高史が好演。純粋でせつない、珠玉のラブストーリーに仕上がっている。監督は、本作で長編映画デビューした小泉徳宏。
| 監督 | 小泉徳宏 |
| 出演 | YUI
塚本高史
岸谷五朗
麻木久仁子 |
●不撓不屈 (2006)
税理士・飯塚毅は栃木県鹿沼市と東京に会計事務所を構えていた。飯塚は誠実な人柄で、顧客からも職員からも慕われていた。その飯塚の事務所に、突然、税務調査が入った。調査は、会計事務所だけならず、彼の顧客にも及んだ。「調べられて困ることは何もない」と、言う飯塚だったが、関東信越国税局は、飯塚が顧客に薦めてる「別段賞与」という節税制度を認めていなかった。それは、飯塚が別件で国税局に対して訴訟を起こしていた事に対する嫌がらせだった。
2006/06/17公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 角川ヘラルド映画 |
『金融腐食列島』で、“経済エンターテイメント”という新しいジャンルを確立した高杉良が贈る、硬派な社会派ドラマ。昭和38年に起こった“飯塚事件”を、忠実に再現している。大企業と比べて、脆弱な経営基盤しか持たない中小企業の味方になり、顧客からの人望が厚かった飯塚。誠実できれいな仕事をしてきた誇りがあるため、彼を国家権力を前に、タイトル通りの不撓不屈の精神で立ち向かっていく。エンターテイメントではなく、企業向け教育映画である。この飯塚という好人物を演じたのは滝田栄。ある意味、きれいすぎる飯塚を感情移入できる人物に仕上げられたのは、滝田の魅力があってこそである。監督は、『ハルウララ』の森川時久。
| 監督 | 森川時久 |
| 出演 | 滝田栄
松坂慶子
三田村邦彦
中村梅雀 |
●フーリガン (2005)
大学でジャーナリズムを専攻するマットは、ルームメイトに麻薬売買の罪を着せられ、放校処分となってしまう。失意に沈む彼は姉の住むロンドンへと旅立ち、そこで姉の夫スティーヴとその弟・ピートと出会った。ピートはウェストハムの熱狂的なサポーターだ。彼に連れられての初のサッカー観戦で興奮したマットは、その直後、再び初めての興奮と快感を経験する。それはサポーター同士の喧嘩の中で得たものだった。
2006/06/17公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ=イギリス |
| 配給 | ワイズポリシー |
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ以降、ますます活躍の場を広げるイライジャ・ウッドが主演する本作は、熱狂的で暴力的なサッカーのサポーター集団・フーリガンの若者たちの生きざまを描いたものだ。確かにフーリガンは暴力的だが、彼らを暴力へと駆り立てる理由は、チームに対する忠誠心、仲間との友情、そして自らの誇りを守るため。これらは、現代社会では希薄になってしまった感情だ。そんなフーリガンの真髄に触れることで、イライジャ・ウッド演じるマットは人間として成長していく。日々の生活の中で忘れてしまいそうな大切なものを浮かび上がらせる、鮮烈な青春劇だ。
| 監督 | レクシー・アレキサンダー |
| 出演 | イライジャ・ウッド
チャーリー・ハナム
クレア・フォーラニ
マーク・ウォーレン |
●着信アリ Final (2006)
修学旅行で韓国に行くことになった高校2年生のえみり。日韓手話交流会で知りあった韓国の男友達アンジヌとの再会を心待ちにする一方、クラスでいじめを受けている幼馴染み・明日香の不参加を残念に思っていた。そんな修学旅行の最中に、1人のクラスメートの携帯から聞き覚えのある着信メロディが流れる。未来の着信時刻に、持ち主の首つり画像が添付されて…!その生徒が“死の着メロ”の予告通りに死を遂げたのを皮切りに、生徒たちは次々と“死の着メロ”に襲われていき…。
2006/06/24公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
現代人にとって身近な必需品・携帯電話が死を呼ぶツールになる恐怖を描き、日本のみならずアジア圏でも大ヒットした『着信アリ』。これまでに2作が作られ、ハリウッド・リメイクも決定している人気シリーズが、ついに完結を迎える。1作目の柴崎コウ、2作目のミムラに続き、今回は堀北真希、黒木メイサの17歳フレッシュコンビがW主演!また黒木のボーイフレンド役で、韓国で圧倒的な人気を誇るジャン・グンソクが顔を見せる。しかも今回は“死の着メロ”を受け取っても、それを転送して呪いを誰かに押し付ければ自分は死なないですむ、という設定が新たに加わっている。ホテルに閉じこめられた生徒たちによって、血で血を洗うサバイバルが繰り広げられる!!“シリーズ最後にして究極の恐怖”を見逃すな!
| 監督 | 麻生学 |
| 脚本 | 大良美波子
真二郎 |
| 出演 | 堀北真希
黒木メイサ
ジャン・グンソク
板尾創路 |
●ウルトラヴァイオレット (2006)
近未来、アメリカ政府が開発したウィルスが漏れ、それに感染した人間は高い身体能力を持つ超人間「ファージ」に変化していた。その力を恐れた人間政府は、彼らを抹殺し始めるが、生き残ったファージは地下組織を結成し、政府との戦いを始めた。ファージを滅ぼす最終兵器が開発されたことを聞きつけ、組織は一人の殺し屋を送り込む。彼女の名はヴァイオレット。かつて最愛の家族を政府に奪われ、復讐に燃える最強の戦士だ。ヴァイオレットはその最終兵器の入ったトランクを盗み出すが……。
2006/06/24公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ主演による近未来SFアクション。上に書いた状況設定は冒頭のモノローグにより、わずか5分で説明され、あとは一気にミラが出ずっぱりのアクションの連続へなだれ込む。設定と世界観は、先に公開された『イーオン・フラックス』と似たようもので新鮮味は薄いが、より映画のゲーム・プレイ度は進行しており、とにかく短時間でできるだけ多くの敵(ここでは政府の武装兵士など)を倒す、シューティング・ゲーム化している。というわけで、見どころは敵をいかに美しく倒すかという、ミラのアクションのフォームとコスプレ姿になる。監督は『リベリオン』でデビューしたカート・ウィマー。近未来都市のロケは上海で行われた。
| 監督・脚本 | カート・ウィマー |
| 出演 | ミラ・ジョヴォヴィッチ
キャメロン・ブライト
ニック・チンランド |
●アフロサッカー (2004)
かつて名審判と呼ばれたパオトゥーは、サッカー賭博の借金で、借金取りに追われていた。タイ南部の農村まで逃げ延びた彼は、村で草サッカーの試合を観戦する。試合をしていたのは、地元草サッカーチームと、原住民であるサガイ族のチームだった。そこでパオトゥーは、彼らの運動能力とテクニックに気づく。パオトゥーは、彼らを説得して自身のチーム「サガイ・ユナイテッド」を結成し、国王杯出場を目指してトレーニングを始める。
2006/06/24公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | タイ |
| 配給 | アートポート |
ワールドカップ開催時期に併せて、2006年はサッカー映画が数本公開される。本作は、『少林サッカー』のようなCGを使ったコメディではなく、ジャッキー・チェンのような体を張ったアクションが見ものである。近年、注目されているタイ映画。日本では一般には知名度が低いが、実は、タイは年間200本以上、映画が製作される映画大国。リュミエール兄弟のシネマトグラフの発明から2年後には、映画の上映が行われた国なのだ。借金取りに追われながらも、チームに信頼されるパオトゥーを演じるのは、『バトル7』『風の前奏曲』などで知られるタイの名優、ポンパット・ワチラバンジョン。
| 監督 | ソムチン・スィースパープ |
| 出演 | ポンパット・ワチラバンジョン
サムリット・マイケルセーン |
●ホワイト・プラネット (2006)
白い世界が広がる、北極の冬。メスのホッキョクグマは巣穴にこもり、2頭のコグマを出産した。3月、北極に春が近づくと、母グマとコグマは外へ出てくる。氷原では、アザラシの群れが子育てに忙しい。わずかなエサを探すカリブーは、北へ旅立つ大行進を開始した。6月、夏の訪れとともに、伝説のクジラ、イッカクが姿を現した。氷の裂け目を縫って泳ぐのは、ホッキョククジラたち。やがて短い夏が終わり、北極は再び厚い氷に覆われていく。
2006/06/24公開
| ジャンル | 動物 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | フランス=カナダ |
| 配給 | 東北新社、コムストック・オーガニゼーション |
地球の温暖化とともに、年々その姿を失いつつある白い惑星、北極。本作は、消滅の危機にあるこの地で、生存をかけて必死に生きる動物たちの姿を追った、感動のドキュメンタリーだ。撮影はマイナス50度という過酷な環境のなかで行われ、まさに命がけの製作となったが、美しく荘厳な、ありのままの大自然の姿を、あますところなく捉えている。登場するのは、ホッキョクグマやアザラシ、クジラやイッカクなど、生息数わずかな動物たち。その生命力は、大きな感動を与えてくれる。監督は、多くのサイエンス番組を制作するティエリー・ラゴベールとティエリー・ピアンタニダ。ナレーションを、世界的な冒険家、ジャン=ルイ・エティエンヌが担い、動物たちの行動を、時にコミカルに、ドラマティックに語っている。
| 監督 | ティエリー・ラゴベール
ティエリー・ピアンタニダ |
| 音楽 | ブリュノ・クレ |
| ナレーション | ジャン=ルイ・エティエンヌ |
●メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー (2005)
少年時代からヘヴィメタルを愛し、今は30歳の人類学者になっているサム・ダンは、バーミンガムの街の片隅からメタルの聖地であるLA、北欧、ロンドンまで訪問し、ロブ・ゾンビ、ロニー・ジェイムス・ディオ、モーターヘッド、スリップノット、スレイヤー、トニー・アイオミ(「ブラックサバス」)などの重鎮ミュージシャンに次々に体当たりで取材を敢行、ヘヴィメタルのルーツに肉迫していく。果たして彼は、メタルの真髄に到達することができるのだろうか。
2006/06/24公開
| ジャンル | 音楽 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | カナダ |
| 配給 | ファントム・フィルム、アミューズソフトエンタテインメント |
「なぜヘヴィメタルは毛嫌いされるのか」という疑問を起点に、モラルを掻き乱す存在、生活水準の低さを表す音楽、そして社会破滅の元凶とまでみなされたヘヴィメタルを少年時代から愛し続けてきたサム・ダン監督が立ち上がり、世界各国を旅しながらルーツを体感するドキュメンタリー。1986年から現在までのあらゆるヘヴィメタル・シーンを分析、世界中のメタル・ファンの姿をカメラにおさめるとともに、さまざまなミュージシャンのインタビューを交えたメタル・ファン垂涎の構成となっている。一時代を築いた“メタル”というひとつのカルチャーを捉えた記録として高水準の出来ばえであることは、海外のメディアがすでに認めているところだが、広くロックのドキュメンタリーに興味ある人も必見の作品だ。
| 監督 | サム・ダン
スコット・マクフェイデン
ジェシカ・ジョイ・ワイズ |
| 出演 | サム・ダン
アリス・クーパー
トニー・アイオミ
ロブ・ゾンビ |
●ふたつの恋と砂時計 (2005)
ラジオの放送作家ヨンミの夢は、自分を密かに見守り、援助してくれる“あしながおじさん”と会うこと。読まれるあてのない彼への手紙を書き続ける彼女は、ある日、借家の元住人が残していったパソコンで一通のメールを目にする。それは、長年の片想いの相手に声もかけられない内気な女性ヨンウが、未来の自分宛に想いを綴ったものだった。せつない内容に心打たれたヨンミは、彼女の想いが相手に伝われば、とラジオで放送するが…。
2006/06/24公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | エスピーオー |
天涯孤独ながら明るく前向きな性格のヨンミと、彼女が住む借家の元住人ヨンウの、ふたつの恋愛模様が並行して展開していくラブストーリー。ジーン・ウェブスターの傑作文学「あしながおじさん」をモチーフにしたロマンティックな設定に、二重構造の恋愛物語が絡む凝った構成だが、やがてすべての点と点が繋がって…?!最後に明かされる大きな愛の存在は、恋をしたい人、恋愛中の人、どちらの心にも響くはず。ヨンミを演じるのは『恋する神父』やドラマ「バリでの出来事」でおなじみハ・ジウォン。彼女と急接近するジュンホ役は、ドラマ「悲しき恋歌」でクォン・サンウのライバル役に抜擢され、一躍トップスターの仲間入りを果たしたヨン・ジョンフン。
| 監督 | コン・ジョンシク |
| 企画・脚本 | キム・ヒョンジュン |
| 出演 | ハ・ジウォン
ヨン・ジョンフン
パク・ウネ
ヒョンビン |
●ゴーヤーちゃんぷるー (2005)
真っ暗な気持ちで歩く学校までの道のり。クラスメイトが完全に無視して横を通り過ぎていく。ひろみはシカトのターゲットになっていた。学校では皆がストレスを抱え、次の獲物を探していた。ひろみは祖父の泰造、祖母のヨリ子との三人暮らし。写真家だった父親の暁宏は海でなくなり、母親の喜美子はひろみがまだ幼い頃に家を出て行った。学校にも家にも味方はおらず、いる場所さえ見つけられないひろみはいつしか自分の部屋にひきこもるようになった。遮光カーテンが引かれた真っ暗な部屋の中、インターネットだけが外の世界とつながるたった一つの窓だった。
2006/06/24公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | アウル21 |
真っ暗な中に浮かび上がる大スクリーンの映像、ともに見ながら親と子の呼吸音まで聞き取れる映画の魅力。安心して子供にも見せられて、大人が見ても面白く、親子で話し合える映画。原作は竹内紘子の「まぶらいの島」まぶらい、とは譲られる、の意味。
| 監督 | 松島哲也 |
| 出演 | 鈴木ひろみ
多部未華子
風吹ジュン |
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| 7月公開 |
●カーズ (2006)
カー・レースの最高峰ピストン・カップに出場する若きレーシングカー、マックィーン。新人ながら天才的な実力と圧倒的な人気を誇る彼は、優勝まであと一歩のところまで登りつめていた。ところが次のレースの開催地へ向かう途中、マネージャーとはぐれたマックィーンはルート66沿いのさびれた田舎町へ迷いこんでしまう。突然のハプニングで気が動転し、町の道路をメチャクチャに破壊してしまった彼は、道路の補修を済ますまで町に足止めされることに…。
2006/07/01公開
| ジャンル | ファンタジー
| | 製作年 | 2006年
| | 製作国 | アメリカ
| | 配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
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95年に映画史上初の長編フルCGアニメ『トイ・ストーリー』を発表。以降ピクサーの中心人物として『Mr.インクレディブル』などの製作総指揮を務めてきたジョン・ラセター、6年ぶりの監督作。カーレースで史上初の新人チャンピオンを狙うマックィーンは、自分の勝利しか頭になく自分勝手で傲慢。当然友達も、信用できる仲間もいない。そんな彼が、小さな田舎町ラジエーター・スプリングスに迷いこみ、思いやりや友情を学んでいく…。迫力のレース・シーンや、多種多様な車がデフォルメされたキャラクターなどは車好きのオトナをも魅了するはず。またハイウェイ建設によって、時代に取り残されてしまったルート66への愛惜もたっぷり。子供よりもオトナが、思わず涙してしまう良作!
| 監督・脚本 | ジョン・ラセター |
| 声の出演 | オーウェン・ウィルソン
ポール・ニューマン
チーチ・マリン |
●ダメジン (2006)
定職もなくブラブラと暮らしているリョウスケ、ヒラジ、カホルは、猫ジジイから、「インドでは何もしなくても生きていける」と聞かされ、インド行きに思いを馳せていた。その頃、彼らの幼なじみ、チエミの元へ、以前失踪した恋人ササキが帰ってくる。ササキに無理やり連れられドライブへ出かけた3人は、出先で謎の宇宙人と遭遇し、「インドへ行き人類を救え」とお告げを受ける。資金を集めるため、3人は先輩の企てる銀行強盗に参加するが…。
2006/07/01公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | アンプラグド |
日本人、社会人、一般人…そのどれにも属するけれど、飛びぬけてダメダメな人々、つまりダメジン。「ニート」などというお洒落な言葉が横行する現代に、「ブラブラしながら何とか生きていこう」と本気で考える、そんな3人のダメジンを描いた、かなりゆる〜い物語だ。ただし、そこは流石に三木ワールド。ゆる〜く見せておいて、実は入念なリハーサルも行われたという、綿密なユル映画。所々に盛り込まれるネタは、いちいち納得したり、噴出しそうになったり、ヤらしいニヤニヤ笑いをもよおしたり、なぜかツボにはまるのだ。出演は、佐藤隆太、緋田康人、温水洋一と、ダメジンぶりがピッタリ(?)な3人。さらに、市川実日子や篠井英介、伊東美咲に岡田眞澄、吉岡秀隆など、意外な面々が、意外にしっくりとはまり込んでいる。
| 監督 | 三木聡 |
| 出演 | 佐藤隆太
緋田康人
温水洋一
市川実日子
篠井英介
伊東美咲
ふせえり
岡田眞澄 |
●ミュージック・クバーナ (2004)
キューバではその名を知らない人はいないというほどの大ベテラン歌手ピオ・レイバ。ラジオ局へ向かう彼を偶然乗せたタクシー運転手バルバロは、若手ミュージシャンと組んでバンドを作ろうというアイデアを話す。初めは興味がなかったレイバだが、熱心なバルバロに連れられて女性シンガーのオスダルヒアの歌声を聴いてからは、本気で取り組み出す。2人は若くて実力のあるミュージシャンを求めて、ハバナの街のあちこちへ足を運ぶ。リハーサルを繰り返し、やがてバルバロの夢は海外公演へと向かう。
2006/07/01公開
| ジャンル | 音楽 |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | ドイツ |
| 配給 | ファントム・フィルム、ハピネット・ピクチャーズ |
大ヒットした『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』にも登場した歌手、ピオ・レイバ。その彼がタクシー運転手を案内役に、キューバの若手ミュージシャンと交流し、新しい才能を紹介していく。そんなストーリーはいちおうあるが、演奏シーンを中心とした構成は「半ドキュメント」だ。ストーリーというより、キューバの「いま」のミュージックシーンを世界へ向けて発信するのがこの作品の目的なのだから。ただし「いま」といっても新しさだけではなく、そこにはピオ・レイバに代表されるキューバ音楽の「ルーツ」が脈々と流れている。クライマックスのコンサートシーンは東京への「海外公演」。そこでの盛り上がりは言葉は不要だ。激しいリズムとすばらしい歌声による圧倒的な迫力に、酔いしれないはずはないからだ。
| 監督・脚本 | ヘルマン・クラル |
| 製作総指揮 | ヴィム・ヴェンダース |
| 出演 | ピオ・レイバ
バルバロ・マリン
マリオ”マジート”・リベーラ |
●美しい人 (2005)
第2話「ダイアナ」夜のスーパーで偶然昔の恋人に再会したダイアナ。差し障りのない会話を続けるうち、お互いの感情が高まっていくふたり。第5話「サマンサ」車椅子の生活を続ける父親と、その介護に疲れた母親は直接会話を交わすこともなく、いつも娘のサマンサを通じてしかお互いの様子を知ろうとしない。最終章「マギー」墓参りにやってきたマギーと娘のマリーの親子。新緑の午後のひとときが過ぎて行くが…。
2006/07/01公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | エレファント・ピクチャー、ツイン、博報堂DYメディアパートナーズ |
ロドリゴ・ガルシア監督の描く世界は人間の一瞬の心の動きを表現した非常に繊細なものだ。『彼女を見ればわかること』や『彼女の恋からわかること』同様、今回もすべて女性を主人公とした短編からなっている。しかも基本的にすべてワンシーン、ワンカット。つまり実際の時間と映画内の時間の経過が一致しており、編集が加えられていない俳優の連続した演技が見られるのだ。そこからは徐々に高まっていく繊細な感情の動きが実にリアルに感じられ、見ている方も高いテンションを強いられる。人生の10分間の中に、いかに多くの感情やドラマが刻まれるものか再認識させられ、そして自分の人生の貴重な瞬間を振り返られずにはいられない。そんな作品だ。
| 監督・脚本 | ロドリゴ・ガルシア |
| 出演 | キャシー・ベイカー
グレン・クローズ
ダコタ・ファニング
ホリー・ハンター |
●ディープ・イマジネーション−創造する遺伝子たち (2006)
『スチームボーイ』や『マインド・ゲーム』の原画を担当していた伊東伸高監督が、機械を次々と食べ体がどんどん伸びていく小さなロボットと少年の友情と冒険を描いた新作「ガラクタの町」をはじめ、2001年に発売され人気を博した「Grasshoppa!」DVDマガジンの中で連載された“スウェットパンチ”シリーズの4作品、「ダンペトリー教授の憂鬱」(小原秀一監督『風の谷のナウシカ』原画)、「End of the World」(小林治監督「Paradise Kiss」監督)、「COMEDY」(中澤一登監督『キル・ビルVol.1』アニメパート監督)、「彼岸」(村木靖監督『GHOST IN THE SHELL[攻殻機動隊]』原画)を上映。
2006/07/01公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | - |
『MEMORIES』『スプリガン』『アニマトリックス』『マインド・ゲーム』のSTUDIO4℃が、5人のクリエイターたちを集結させたオムニバスアニメーション!
| 監督 | 小原秀一
小林治
中澤一登
村木靖
伊東伸高 |
| 声の出演 | 麻生智久
宍戸留美
緑川光
今村直樹
川網治加来 |
●オー!マイキーナイト (2006)
マイキーはパパ(ジェームズ)、ママ(バーバラ)と楽しく暮らす男の子。いとこのローラちゃんにはいじめられたりもするけれど、可愛いガールフレンド、エミリーちゃんもいて、毎日が楽しいことばかり。近所の川北家や喫茶パピヨンのママなど、変わった隣人も多いけれど、仲良しの友人や家庭教師のステイシー先生などに囲まれて、マイキーの毎日は楽しく過ぎて行きます…。
2006/07/01公開
| ジャンル | コメディ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | エス・エス・エム |
アメリカ人マネキン家族の日常生活を描いた人気のブラック・コメディ・シリーズが帰って来た!石橋義正監督が手がけた、テレビ東京の深夜番組「バミリオン・プレジャー・ナイト」の中でも人気が高かった「オー!マイキー」シリーズより、テレビで放送できなかった「OH!Mikey Hardcore」や最新未公開エピソードの中から16編をセレクト。意地悪ないとこのローラや、セクシーでフェロモン出しまくりの家庭教師・ステイシー先生、別れた恋人を忘れられない女性ドライバー・さおりなど、今回も強烈なキャラばかりが登場します。ローラやエミリーへのインタビューなどもあるので、ファンはお見逃しなく!!
| 製作総指揮・監督・撮影・編集・脚本 | 石橋義正 |
| 脚本 | 佐藤佐吉
杉岡みどり |
●M:i:III (2005
イーサン・ハントをチーム・リーダーに、IMFの新たなる戦いが始まった。常にハイテンションで絶体絶命の危機が連続する“作戦:不可能”なミッションだが、今回のイーサンは敵の罠に陥り、過去に経験のない衝撃の計画に翻弄されてしまう。彼は自分との戦いを克服し、成功率0%の任務を成し遂げるため、ヨーロッパやアジアへと向かい、新たなるメンバーと共に戦いに挑むのだった…。
2006/07/08公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映画 |
10年前、全く新しいスパイ映画としてスタートした、この“M:I”シリーズでは、製作も兼ねたトム・クルーズが主人公のキャラクター作りに全力投球し、毎回前作と異なる魅力を放ってきた。そして今、全世界の期待と注目の中、2006年5月に完成する『M:I−3』で、全く新しい魅力を引っさげてイーサン・ハントが帰ってくる!!
| 監督 | J.J.エイブラムズ |
| 出演 | トム・クルーズ
ヴィング・レイムス
ローレンス・フィッシュバーン |
●ブレイブ ストーリー (2006)
11歳のワタルは、幽霊ビルを探検中に奇妙な出来事を目にする。キレイな顔をした少年が、宙に浮かぶ階段を上っていき、大きな扉の中へと入っていったのだ。翌日、ワタルは少年が隣のクラスの転校生・ミツルだと知り、扉の向こうに行けば、運命を変えられるのだと聞く。ワタルは平凡な少年だった。しかし突然、父が家を出ていき、母がショックで倒れてしまう。こんな運命変えてやる!扉の向こうへと飛び込んだワタルの、「幻界」(ヴィジョン)での旅が始まった。
2006/07/08公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
少年ワタルが、幸せな生活を取り戻そうと扉の向こうの世界へと足を踏み入れる。原作はベストセラー作家、宮部みゆきの冒険ファンタジー小説。不思議が渦巻く「幻界」(ヴィジョン)の見習い勇者となる主人公ワタルの声に松たか子。等身大の少年を違和感なく演じる。周囲を固めるその他の声優も常磐貴子、大泉洋、ウエンツ瑛士、今井美樹、伊東四朗らの豪華布陣。終盤に登場するオンバ役の樹木希林も、わずかな時間ながら強烈な存在感を見せる。世界屈指の映像技術で知られる映像スタジオGONZOと、『踊る大捜査線』シリーズのフジテレビ、ハリウッド大作のみならず邦画製作にも前向きなワーナー・ブラザース映画が手を組んで贈る、世界を視野に入れたアニメーション大作。
| 監督 | 千明孝一 |
| 原作 | 宮部みゆき |
| 声の出演 | 松たか子
大泉洋
常盤貴子
ウエンツ瑛士
樹木希林 |
●サイレントヒル (2006)
ローズとクリストファーは、赤ん坊の頃に養女として引き取った娘・シャロンの奇妙な言動に悩んでいた。ふだんは愛くるしい9歳の少女であるシャロンは、しばしば情緒不安定に陥り、何かに取り憑かれたかのように「サイレントヒル…」と謎の呻き声を発するのだった。一瞬たりとも目が離せないこと間違いなし! そんなシャロンの異変に心を痛めたローズは、ウェストバージニア州にサイレントヒルという街が実在することを探りあて、シャロンを連れてその街を訪ねることにする。
2006/07/08公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 松竹 |
「サイレントヒル」は、現在シリーズ4作目まで製作されているコナミの人気ホラーアドベンチャーゲーム。全世界で、累計530万本以上を売り上げた大ヒット作だ。ハリウッド映画化にあたり、監督は原作ゲームの熱狂的ファンと公言する『ジェヴォーダンの獣』のクリストフ・ガンズ監督を起用。そしてストーリーの基となるのは、ゲーム版シリーズ第1作目。主人公は男性から女性へと変更されたものの、基本的な内容や世界観は原作ゲームに添うものとなっている。その先に何が潜むかわからない霧と闇の街をゆくローズを、観客は戦慄を覚えながら見守ることになる。
| 監督 | クリストフ・ガンズ |
| 出演 | ラダ・ミッチェル
ローリー・ホールデン
ショーン・ビーン |
●ゆれる (2006)
写真家の猛は、母の一周忌で帰郷した。父と折り合いの悪い彼だが、温和な兄・稔とは良好な関係を保っている。翌日、猛は稔、そして幼馴染と智恵子と渓谷へと向かった。智恵子が見せる「一緒に東京へ行きたい」という態度をはぐらかして、一人で自然へカメラを向ける猛。そんな彼がふと吊橋を見上げた時、橋の上にもめている様子の稔と智恵子がいた。そして次の瞬間、そこには谷底へ落ちた智恵子に混乱する稔の姿だけがあった…。
2006/07/08公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | シネカノン |
『蛇イチゴ』の西川美和監督による、重厚なドラマ。本音と建前、明と暗の間でゆらぐ人の心、それと同様に揺れ動く人と人の関係の不確かさを、綿密に練り上げられた演出とストーリーで見事に撮りあげた。兄の心の暗部に触れて湧き上がる感情を、時に繊細に、時に激しく演じるオダギリジョー。感情を抑えつつ、わずかな表情と身体の動きで心のゆらぎを表す香川照之。彼らの素晴らしい演技は、作品の骨格として確かに機能している。脇を固める伊武雅刀、新井浩文、蟹江敬三らの好演も光る。「揺れる吊橋のように不安定な心と絆の先に一体何があるのか」…観終わった後には、それを考えずにはいられなくなる作品だ。
| 監督 | 西川美和 |
| 出演 | オダギリジョー
香川照之
伊武雅刀
新井浩文
真木よう子 |
●ローズ・イン・タイドランド (2005)
世話の焼けるママが突然死んで、逃げるように元ロックスターのパパと街を出てテキサスにあるお祖母ちゃんの家にやってきた10歳のジェライザ=ローズ。お祖母ちゃん亡き後ほったらかしだったボロ家に辿り着く早々、パパはクスリで“バケーション”に出てしまい、仕方なく親友のバービー人形の頭を連れて探検を開始する。意味不明な言葉を発するリスを追って秘密の屋根裏部屋を見つけ、家の周りに広がる金色の草原では幽霊女に出くわして…。
2006/07/08公開
| ジャンル | ファンタジー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | イギリス=カナダ |
| 配給 | 東北新社 |
ひとりぼっちの子どもは、当然ながらひとり遊びが得意だ。本音を言えば生身のお友だちだって欲しいし、誰かに構ってもらいたい。愛情を渇望しながら、両親にその飢えを満たして貰えない10歳の少女は、自分の力でタフに生き抜く。夢と現実の境を縦横無尽に往き来する抜群の想像力を駆使して。そんな主人公ジェライザ=ローズを演じるのは、奇才テリー・ギリアムを唸らせたジョデル・フェルランド。撮影当時はわずか9歳の名女優だ。アメリカの作家ミッチ・カリンの奇妙で奇抜な小説「タイドランド」に魅せられたギリアム監督がブラック・ユーモアたっぷりに描くファンタスティック・ワールドは摩訶不思議で不気味でわくわくする。
| 監督 | テリー・ギリアム |
| 出演 | ジョデル・フェルランド
ジェフ・ブリッジス
ジェニファー・ティリー
ジャネット・マクティア
ブレンダン・フレッチャー |
●胡同のひまわり (2005)
1976年の北京。胡同(フートン)と呼ばれる下町に暮らす母子のもとに6年ぶりに父親(スン・ハイイン)が帰ってきた。文化大革命に伴い強制労働に借り出されていたのだ。母親(ジョアン・チェン)は夫の帰還を喜ぶが、9歳のシャンヤン(チャン・ファン)はあまりおもしろくない。父親は絶たれた画家への夢を息子に託すべく、厳しい教育をほどこしていくのだが、シャンヤンは必至に抵抗を試みるのだった。そうして中国の激動の現代史を背景に、シャンヤンと父親の30年にわたる葛藤の日々が始まる…。
2006年7月8日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 中国 |
| 配給 | 東芝エンタテインメント |
『こころの湯』(99)で北京の下町を舞台に、父親と息子の関係を感動的に描き出したチャン・ヤン監督が、今度は自身が生きてきた60年代後半から今日に至るまでの中国現代史を背景にした“家族の30年史”だ。来るオリンピックに向けて急ピッチで開発が進む北京で、昔ながらのたたずまいを残す胡同(日々壊され、姿を消そうとしている)をフィルムに収めた貴重な作品でもある。父親役のスン・ハイインは中国で数多くのTVドラマや映画に出演している人気俳優。一見、暴君とも思える厳格な父親像と、文革のあとの諦念に打ちひしがれた悲しい男性の両面を表現していて素晴らしい。『北京ヴァイオリン』に続き、またひとつ中国から父子映画の名作が誕生した。
| 監督 | チャン・ヤン |
| 出演 | スン・ハイイン 、 ジョアン・チェン
リウ・ツーフォン
チャン・ファン |
●アルナの子どもたち (2004)
イスラエルの平和運動家であったアルナ・メールは、93年スウェーデン議会「もうひとつのノーベル平和賞」を受賞する。賞金をもとにキャンプに子ども劇団が作られ、アルナの息子のジュリアノが指導にあたった。しかしアルナが亡くなった95年頃から、ジュリアノもジェ二ンと疎遠になってしまった。2002年4月、イスラエル軍は軍事侵攻を行ない、ジェニン難民キャンプは大きな被害を受けた。ジュリアノはジェニンヘの再訪を決意する。そして彼がそこで見た現実は…。
2006年7月8日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | イスラエル |
| 配給 | パレスチナ子どものキャンペーン |
2002年に実施された子ども1200人以上からの聞き取り調査の結果によると、パレスチナでは子どもの半数が具体的な軍事的暴力や恐怖にさらされ、半数の子どもが親は自分を守ることはできないと感じている。それでも7割の子どもたちは、自分の努力によって環境や人生を変えていけると信じている。一方、7%の子どもが武器を持って戦う道を選択すると答えていた。 ジュリアノは、キャンプの青年たちと行動をともにし、インタビューするなかで、選択の余地が無い人生を淡々と生きていく彼らの姿をカメラに収めている。この作品は占領と圧迫の中で短い人生を燃やした青年たちへのオマージュであり、少年たちの友情の記録である。
| 監督 | ジュリアノ・メール・ハミス |
| 日本語版制作 | 特定非営利活動法人
パレスチナ子どものキャンペーン |
●あんにょん・サヨナラ (2005)
李熙子(イ・ヒジャ)の父はアジア太平洋戦争中に日本軍に徴用され、中国で戦死した。日本政府から、父について何の通知もなく、彼女が父の死の詳細を知るのは90年代に入ってからのこと。その上、父は遺族の知らないうちに靖国神社に合祀されていた。父の命日に、父が死んだ場所へと旅するイ・ヒジャを追い、在韓遺族にとっての合祀の意味を訊ねる。墓石にアボジの名前を彫れるその日まで…。イ・ヒジャの願いを共に叶えようとする日本の友人の姿は、イ・ヒジャの旅に新たな意味をもたらした。
2006年7月8日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本=韓国 |
| 配給 | 「あんにょん・サヨナラ」上映委員会 |
このドキュメンタリーは日本と韓国の共同制作で、しかも、両国のスタッフは戦争を知らない世代とこのプロジェクト自体、大きな挑戦でした。終戦から60年が経ちましたが、私たちはまだ、過去の戦争から自由になれないでいます。そして両国の歴史認識に大きな溝作ってしまった、靖国問題。靖国はただ、「戦没者が祀られている神社」なのでしょうか。このドキュメンタリーでは、日本の遺族、韓国の遺族、靖国に賛成する人、反対する人や研究者など、様々な立場の人へのインタビューからそれを浮かび上がらせています。日韓共同で靖国神社の問題に正面から取り組んだ、世界初のドキュメンタリーは世界中で大きな反響をまき起こしています。
●チーズとうじ虫 (2005)
ガンを患った母親の看病のため、実家へ戻った加藤治代は、発病から3年、母の姿をカメラに収めはじめる。いつもと変わらない笑顔で台所に立つ母。真剣な目で絵筆を取る母。買ったばかりの新車と写真を撮る母。農作業に精を出す母。入退院を繰り返しながら、母は残された命を精一杯生きている。やがて、横たわる母の顔に白い布が被せられる日がやってきた。高齢の祖母は、加藤の撮った映像で母の思い出を辿り続ける。
2006年7月8日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 「チーズとうじ虫」上映委員会 |
本作は、2005年山形国際ドキュメンタリー映画祭でアジア千波万波部門最優秀賞と国際批評家連盟賞を受賞、海外のドキュメンタリー映画祭からも招待を受け、高い評価を獲得している作品。死に向かう母親の姿を撮り続けた映像は、加藤治代の個人的で小さなドキュメンタリーであるにもかかわらず、近しい人を亡くしたすべての人々の心に何かを残す普遍的な作品だ。健康な人と変わりなく、料理をしたり畑仕事をしたり、趣味の絵に没頭する母親の姿は、ガンという病の重みを忘れさせるかのような日常風景に感じられる。大仰な涙や激昂はない。しかしそこには、確かに蝕まれていく身体があり、それを受け入れ、それに対抗しようとする生への意思もある。それこそが、母と娘、そして祖母の3人が生死を見つめた素直な視線なのだ。
●リブ・フリーキー!ダイ・フリーキー! (2003)
3069年、世界は荒れ果て、すべての文明は滅んでいた。そんな中、ある男が見つけた一冊の本「ヘルター・スケルター」。その本には、1960年代後半にアメリカを恐怖に陥れた“救世主”チャーリー・ハンソンの起こした最終戦争“ヘルター・スケルター”が記されていた。ドラッグとセックスを利用し信者たちを集めたハンソンは、イギリスはリバプールのバンドのアルバムからインスパイアされ、恐るべき殺人を犯すのだった…!
2006年7月8日公開
| ジャンル | スプラッター |
| 製作年 | 2003年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | デックスエンタテインメント |
1960年代、ラブ&ピースを謳歌するアメリカを震撼とさせた“チャールズ・マンソン・ファミリー”。カリフォルニアはデス・ヴァレーに集団で生活していた彼らは、1969年8月、女優シャロン・テートを惨殺し、一躍有名になる…。本作は、この“マンソン・ファミリー”の犯罪をパペット・ミュージカルにして映画化したもの。ランシドやグリーン・デイ、フェイス・ノー・モアなどアメリカを代表するパンクバンドが製作や音楽、声の出演などを務めている。ケリー・オズボーン、アーシア・アルジェントらも声優として参加している。アメリカン・オルタナティブ・カルチャーの担い手が集結した、21世紀のカルト・ムービーと言えるかも。
| 監督・脚本 | ジョン・ロッカー |
| 声の出演 | ビリー・ジョー・アームストロング
ベンジー・マデン
テオ・コーガン
ジェーン・ウィードリン
ケリー・オズボーン
アーシア・アルジェント |
●バタリアン4 (2005)
高校生のジュリアンは監禁された友人を助けようと、大企業ハイブラテック社に仲間と乗り込む。進む彼らを待ち受けていたのは、おぞましい数のゾンビの群れだった!軍が開発した化学兵器の事故で生み出されたゾンビを、生物兵器として利用すべく、密かに人体実験が続けられていたのだ。いくら銃で応戦しようと、次々とやってくるゾンビ。そして、ついには武器が埋め込まれた兵士ゾンビが現れる。ジュリアンたちは、絶体絶命のピンチに打ち勝てるのか?
2006年7月8日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | アートポート、ギャガ・コミュニケーションズ |
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』に始まるジョージ・A・ロメロ監督の傑作ゾンビムービー、そしてサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』三部作と共に、根強いファンを持ち続けるゾンビシリーズ、『バタリアン』。第3弾の『バタリアン・リターンズ』から13年。ファン待望のゾンビたちが、パワーアップして帰ってきた。嬉しいのは、全編に漂うユーモアのテイストが残っていること。なんと言っても、この恐怖とユーモアの融合こそが、『バタリアン』シリーズが強く支持される理由のひとつだからだ。気になる特殊効果も『死霊のえじき』のジョン・ヴリッチ率いるオプティック・ナーブ・スタジオの担当でバッチリ。ゾンビは群れでやってくる!
| 監督 | エロリー・エルカイェム |
| 出演 | ピーター・コヨーテ
エイミー・リン・チャドウィック
コリー・ハードリクト
ジョン・キーフ
ジャナ・クレイマー |
●2番目のキス (2005)
ビジネス・コンサルタント会社で働くリンジーと、生徒にバツグンの人気を誇る高校教師ベン。住む世界のまるで違う2人は、ある秋の日に出会う。リンジーは優しくてユーモアたっぷりの彼に好意を持つが、女友達からは「このトシで独身なんて絶対ヘン!とんでもない秘密があるんじゃない?」と脅される。それでも彼との交際を始めたリンジーは3月のある日、ついに彼の秘密を知る。ベンは野球チーム「ボストン・レッドソックス」の熱烈なファンだったのだ…!
2006年7月8日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 東京テアトル |
パンチの効いたコメディを作ってきたファレリー兄弟が、「好きな人と同じものをどこまで好きになれるか?」という永遠の命題を取り上げた最新作。彼らのこれまでの作品同様、ドリュー・バリモア扮するヒロインはとびきりキュートで素直なイイ子!彼の野球バカぶりに戸惑いつつも、最大限に譲歩して一緒にスタジアムへ通うのだが、彼にとって大事なのは自分より野球だと痛感し…。ファレリー兄弟も熱烈な「レッドソックス」のファンだけに、メジャーリーグや同チームへの愛情が作品に溢れており、熱中するベンの気持ちもちょっとわかってしまう。04年の撮影中、「レッドソックス」はなんと86年ぶりのワールド・シリーズ優勝を果たす。その熱気まで閉じこめられた、爽快な作品になっている。
| 監督 | ピーター・ファレリー 、 ボビー・ファレリー |
| 脚本 | ローウェル・ガンツ 、 ババルー・マンデル |
| 出演 | ドリュー・バリモア
ジミー・ファロン
ジャック・ケーラー |
●日本沈没 (2006)
日本各地で大規模な地震が頻発する中、潜水艇《わだつみ6500》のパイロットの小野寺は、同僚の結城と共に地球科学博士・田所の指揮の下、深海調査に参加。その結果、大地震と噴火活動によって日本が1年以内に沈没するという驚愕の事実を知る。総理大臣・山本は諸外国に日本国民の受け入れを要請し、危機管理担当大臣の鷹森は日本を救う方法を求めて田所を訪ねる。そんな中、小野寺は被災現場でハイパーレスキュー隊員の玲子と出会い、お互いに心引かれるのだった…。
2006年7月15日公開
| ジャンル | <>パニック |
| 製作年 | <>2006年 |
| 製作国 | <>日本 |
| 配給 | <>東宝 |
日本人が難民になる。国家という後ろ盾を失って、見知らぬ土地をただの厄介者として漂流する日が来るかもしれない。それはまさに日本人としてのアイデンティティーの喪失を意味する。73年にメガ・ヒットを記録した旧作から33年、『ローレライ』の樋口真嗣監督お得意の特撮技術によって新生『日本沈没』の沈みゆく日本の地獄絵は当然ながら迫力を増した。しかし、見どころはそれだけではない。非常事態においては選択の余地はないようでいて、実は個々人の生き方が問われ、生きるか死ぬかの瀬戸際ゆえに選び取る人生もあることを、草なぎ剛と柴咲コウが演じる小野寺と玲子をはじめとする登場人物たちが見せてくれる。その人間ドラマにこそ力点が置かれているのだ。
| 監督 | 樋口真嗣 |
| 出演 | 草なぎ剛
柴咲コウ
豊川悦司
大地真央
石坂浩二
及川光博 |
●笑う大天使 (2005)
女手ひとつで苦労しながら育ててくれた母を亡くした17歳の司城史緒の前に、今まで存在すら知らなかった兄・一臣が現れる。実は司城家は旧・伯爵家のお家柄。兄に引き取られた史緒を待っていたのは上流階級の暮らしだった。一臣の希望で転入した聖ミカエル学園は由緒正しきお嬢様が集う驚愕の別世界。根っからの庶民派である史緒は必死の猫かぶり生活を始めるのだが…。その頃、巷ではお嬢様ばかりを狙う誘拐事件が頻発していた。
2006年7月15日公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | アルバトロス・フィルム |
母ひとり子ひとりの貧乏暮らしから一転、出生の秘密が明らかになり、お城のようなお屋敷でのお嬢様暮らしに突入するというメロドラマそのものの展開は、いかにも少女漫画的な世界だが、ヒロインはどこかクールな視点を持ち合わせた独特のキャラクターだ。それもそのはず、原作は哲学的なセリフと力の抜けたユーモアで絶大な支持を集める人気漫画家・川原泉の代表作。VFX界のトップクリエーターであり、川原ファンを自認する小田一生が、その技術力とアイディアを駆使して乙女の花園を賑やかに映像化し監督デビューを飾ったのが本作だ。映画オリジナルの設定だが、史緒を演じる上野樹里の関西弁も一興。史緒と一臣、そして亡き母との絆がほろりとさせる。
| 監督 | 小田一生 |
| 出演 | 上野樹里
伊勢谷友介
関めぐみ
平愛梨
松尾敏伸
菊地凛子 |
●幸せのポートレート (2005)
NY、マンハッタン。メレディス・モートンは、誰もが羨む最高の恋人エヴェレット・ストーンと一緒にいる時でさえ携帯電話を手放さない。そんな典型的なキャリア・ウーマンである彼女が、初めてエヴェレットの実家に招かれた。積み上げてきたキャリア、エヴェレットとの結婚。メレディスにとって、全ては“理想”に近づいていたはずだった。大学教授の父ケリーと家族の中心的な存在である母シビルが暮らすストーン家には、年に一度の休暇を過ごすために家族が次々と集まって来ていた。しかし、隙のないテーラード・スーツを着こなし、神経質そうに咳払いするメレディスを見てエヴェレットの家族の顔が一様に曇った…。
2006年7月15日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 20世紀フォックス映画 |
典型的なキャリア・ウーマンのメレディスを演じるのは、TV人気シリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」で女性の絶大な支持を得たサラ・ジェシカ・パーカー。ストーン家のハートともいうべき母シビルには、『恋愛適齢期』で観客を魅了したオスカー女優のダイアン・キートン。『あなたにも書ける恋愛小説』のルーク・ウィルソン、『ロミオ&ジュリエット』のクレア・デインズ、『アバウト・シュミット』のダーモット・マローニー、『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスら、極上のアンサンブル・キャストが、永遠にあなたの心に残る感動のストーリーを見せてくれる。
| 監督 | トーマス・ベズーチャ |
| 出演 | サラ・ジェシカ・パーカー
ダイアン・キートン
ダーモット・マローニー |
●ハイジ (2005)
両親を亡くしたハイジは、母の妹デーテおばさんに育てられた。が、おばさんの都合で、今度は父方の祖父アルムの下へと連れて行かれる。突然の訪問に怒りを隠さないアルム。たったひとり、アルプスの山奥で暮らす彼は、若い頃に人を殺したことがあるとも噂されている人物だった。しかし、結局、小屋へと招き入れ、食事を与えてくれたアルムおんじの姿に、ハイジは優しさを覚える。アルプスの大自然の中で、ハイジは健やかに育っていくのだが…。
2006年7月15日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | イギリス |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
ハイジは、1880年に児童文学のヒロインとして生まれた。本作では厳しい状況の中でも明るさを忘れないハイジの強さ、そして優しさがイメージを損なうことなく描かれていく。日本のアニメファンには、ハイジはもちろん、優しいおじいちゃんや羊飼いのペーターが、雄大な自然をバックに息をしているだけで感動ものだ。足の不自由な少女クララの感動のあのシーンも登場する。ハイジには、秀作『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』で観る者を感動させたエマ・ボルジャー。アルムおんじに、『エクソシスト』の神父で知られるマックス・フォン・シドー。そしてロッテンマイヤー夫人には、チャップリンの娘ジェラルディン・チャップリンが扮している。
| 監督 | ポール・マーカス |
| 出演 | エマ・ボルジャー
マックス・フォン・シドー
ジェラルディン・チャップリン
ポーリン・マクリン
ダイアナ・リグ |
●奇跡の夏 (2005)
ハニはやんちゃざかりの9歳の男の子。おとなしくて優しい兄ハンビョルは、ハニの格好のいたずら相手だった。ある日、ハンビョルは、具合が悪くて学校を早退する。ハニも一緒に帰るが、寝ている兄の隣でテレビゲームに夢中になっていた。母親が帰宅し、「また塾をサボったわね」と言って、二人を叱る。しかし、ハンビョルの真っ青な顔に気付き、すぐに病院に連れていく。父親もかけつけ、やんちゃなハニも、自体が深刻であることに察する。検査が終わり、一家はハンビョルが脳腫瘍であることを知らされる。
2006年7月15日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | パンドラ |
感動作が得意な韓国から、また名作が誕生した。ある日突然、脳腫瘍と診断された少年と家族が、周囲の人の温かい励ましに支えられての闘病記である。主人公は、その弟。わがまま放題だった9才の少年が、兄の病気がきっかけで、心優しい少年に成長していく姿は、幼いながら誰もが自分を重ねられるものである。ハニを演じたパク・チビンは、ニュー・モントリオール国際映画祭主演男優賞を、史上最年少の10歳という年齢で受賞している。また、人気芸人、チョン・ジョンチョルが出演しているのも韓流ファンには見逃せない。監督は、これがデビュー作のイム・テヒョン。
| 監督 | イム・テヒョン |
| 出演 | パク・チビン
キム・ナムジン
ペ・ジョンオク
チョン・ジョンチョル |
●劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ (2006)
この世界の海のどこかで、まだ誰も知らない伝説のポケモンが誕生する…。広大な海を舞台に、ポケモン史上最大のミッションが始まった!!荒地に迷いこんだサトシとピカチュウ一行は“水中ポケモンショー”で有名なマリーナ一座の花形スター・ヒロミと出会った。ヒロミは、みずポケモンたちと心を通わせることができる“水の民”と呼ばれる一族の末裔だった。サトシたちはヒロミから、“水の民”に語り継がれている伝説を聞く。
2006年7月15日公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
第9作目となる今年のピカチュウ・ザ・ムービーは広大な海を舞台にした冒険ファンタジー超巨編!今回は神秘のベールに包まれた新ポケモン・マナフィが誕生するよ。さらにTVアニメやゲームでも大注目のポケモンレンジャーが映画初登場!ダイナミックな映像と壮大な音楽で見せる大迫力のバトル、アドベンチャー、感動のストーリー!広大な海を舞台に、史上最大のミッションが始まる!!
| 監督 | 湯山邦彦 |
| 声の出演 | 松本梨香
山寺宏一
ベッキー |
●ジャンプ!ボーイズ (2004)
時は2003年夏。台湾の地方都市、羅東鎮の公正小学校には、放課後になると体操選手として練習を積む子供たちがいる。運動能力に優れていると見初められると選抜体操クラブに入部できるのだ。そして今、10月に行われるジュニア体操全国大会に向けて、子供たちは猛特訓の毎日を送っている。トレーニングは月曜日から土曜日までの週6日。表彰台のいちばん高いところを目指して、アザだらけの“ジャンプ!ボーイズ”は突き進む!
2006年7月15日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 台湾 |
| 配給 | 東京テアトル+ツイン |
2005年の初夏の台湾で、「元気なれる映画」と話題になった、1本のドキュメンタリー映画がある。台湾東部に住む幼稚園児から小学2年生までの少年7人が、熱血コーチとともに全国体操大会を目指す姿を追った『ジャンプ!ボーイズ』がそれだ。台湾で国産映画がヒットすることが、それもドキュメンタリー映画がヒットするなんて、快挙といっていい出来事。ちょっぴり泣き虫な小さな7人が一心不乱に頂点を目指す姿は胸を打つだろう。そして、日本の子供たちも、7人のがむしゃらな姿に明るい未来を夢見る力を思い出すかもしれない。
| 監督 | リン・ユゥシェン |
| 出演 | ホアン・ジン
リン・シンチ
リィ・シャンエン |
●アルティメット (2004)
2010年のパリ。治安悪化により隔離された地区・バンリュー13は、タハ一味に支配されていた。レイトは街からドラッグを一掃しようとタハに立ち向かうが、逆に警察に拘束され、妹をタハに奪われてしまう。その6ヵ月後、タハによって時限爆弾が盗まれたことが明らかになった。政府は捜査官ダミアンを、レイトと共に爆弾解除の任務に就かせる。爆発までのタイムリミットは24時間。彼らは強引にバンリュー13へと乗り込むが…。
2006年7月15日公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | ザナドゥー |
VFXアクションに対するアンチテーゼとして、昨今人気・注目とも高いリアルアクション映画。この作品でも、CG、ワイヤーアクション、スタントを用いない本物のアクションを追求している。冒頭のレイトの逃亡シーンからして、すでに圧巻。基本的にはただ「走る」「跳ぶ」という行為が続くだけのシーンだが、その動きは精密機械のように正確で、大河の流れのように流麗。行為が単純だからこそ、「人間はここまで動けるのか」と、驚きを感じずにはいられない。そしてこうした基本スペックの高い動きがあるために、アクションの本質である爽快感のレベルが非常に高い。まさに“究極”の名に恥じないアクションの数々を堪能できる作品だ。
| 監督 | ピエール・モレル |
| 脚本・原案 | リュック・ベッソン |
| 出演 | シリル・ラファエリ
ダヴィッド・ベル
トニー・ダマリオ
ラルビ・ナセリ |
●機械じかけの小児病棟 (2005)
イギリス、ワイト島のマーシー・フォールズ小児病院は老朽化のため閉鎖間近だった。その病院に派遣されてきた看護婦エイミーは、重い病に苦しむ子供たちが夜な夜な何かにおびえていることに不審を抱く。病院には、古くから「機械少女」と呼ばれる少女の幽霊が出るという噂があり、少女がかつて入院していた病室には鍵が掛けられ立ち入り禁止となっていた。やがてエイミーは過去の記録からかつて病院で起きたおぞましき惨劇を知る。
2006年7月15日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | スペイン |
| 配給 | ザナドゥー |
監督は、『ダークネス』で世界を震撼させた、スペイン映画界が世界に誇る新世代の“恐怖の巨匠”ジャウマ・バラゲロ。これはバラゲロが幼児期の恐怖体験をもとに究極の恐怖を映像化した最新のそして最高傑作である。製作は『マシニスト』など数多くの世界的ヒットを飛ばし、スペインを世界一の恐怖映画大国へと押し上げたフリオ・フェルナンデス。出演は「アリーmyラブ」で世界の人気者となったキャリスタ・フロックハートをはじめ、『ハリーポッターと秘密の部屋』のジェマ・ジョーンズら、超一流の国際的キャストが集められ本格的な演技で本物の恐怖を盛り上げる。
| 監督 | ジャウマ・バラゲロ |
| 出演 | キャリスタ・フロックハート
リチャード・ロクスバーグ
エレナ・アラヤ |
●ジダン 神が愛した男 (2006)
フランス代表でサッカー界のスーパースター、ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリード)。2005年4月23日に開催されたスペインリーグ、レアル・マドリッド対ビジャレアルの試合を、ジダンのピッチ上の視点そのままに、ヨーロッパで初めて使用される高解像度カメラを含む15台のカメラで撮影。そのゲームの一部始終、ベッカムやロナウドらチームメイトとのやりとりをハリウッドのトップサウンドエンジニアによる臨場感溢れるサウンドと迫力の未体験映像で魅せる。ちなみにジダンはW杯ドイツ大会後の現役引退を表明している。
2006年7月15日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | シネカノン |
監督は、現代美術の優れた作家に贈られるターナー賞を受賞したスコットランド人アーティストのダグラス・ゴードンとフランス人アーティストのフィリップ・パレーノの2人。音楽はロックバンド、モグワイが担当する。撮影は,300倍ズームやハイビジョンなど様々な撮影方式を組み合わせ、ピッチ上の視点そのままに撮影したという映像は選手とともに動き回る感覚を味わうことができる。ドラマはなく試合だけの映像になっており、上映時間も試合時間と同じ90分。アート志向の強いドキュメンタリー映画に仕上がっている。本作はカンヌ国際映画祭で上映され、フランスでは300館で同時公開、ファッションデザイナーのアニエスベーさんが一部出資している。(作品資料より)
| 監督 | ダグラス・ゴードン 、 フィリップ・パレーノ |
| 出演 | ジネディーヌ・ジダン
デビッド・ベッカム
ロナウド・ルイス |
●全身と小指 (2005)
とある冬。純と久美の兄妹は、肉体関係を持った。それから7年後、純は移動デリヘルのオーナーとなり、ヘルス嬢のユキと関係を持ちながら、無気力な日々を過ごしていた。彼のよき理解者である心理カウンセラーの武田には記憶喪失障害を装い、過去を隠している。そんな純の不可解な行動に気づいた武田は彼の記憶を探ろうと、純と久美が一緒に写真に写っていた樹海に、純とともにやってくるが…。
2006年7月15日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ニューメディアジェネレーション |
兄と妹という、本来結ばれてはならない2人の恋愛。そこから湧きのぼる感情や行動を描き出したのがこの作品…。そう言うと、「禁断の関係の先にある真実の愛」のように、純愛的なテーマを思い浮かべる人も多いだろう。しかし『全身と小指』は、そんな生ぬるいものにはとどまらない。禁忌の愛のさらに先にある、女と男の恋愛感の差を、繊細かつ鮮烈に映し出しているのだ。女と男には決定的な違いがあり、ゆえに求める愛のかたちもちがう…。そんなことが、衝撃的なラストとともに観る者の心を射抜いていく。監督は『ベロニカは死ぬことにした』の堀江慶。長まわしを使うなど、登場人物の心の機微を搾り出すような演出を見せてくれた。
| 監督 | 堀江慶 |
| 出演 | 池内博之
福田明子
片岡礼子
赤堀雅秋
街田しおん |
●ラブサイコ 妖赤のホラー (2006)
…愛がすべてと信じる恋愛依存症のあなたに。…愛がわからなくなった恋愛恐怖症のあなたに。…そして、自らの愛に狂気を感じるあなたに…。女たちの愛と狂気をさまざまなエピソードで綴っていくショートホラーオムニバス映画。オリジナル角川ホラー文庫原作、怪作2作品、他6作品(『二人の女』『愛してる…』『峠の女』 『青い窓』 『最高の彼氏』 『一緒に死にたい』 )は、全てこの映画のために作られたオリジナルストーリーである。愛の中に潜む狂気、狂気の中から生まれる愛、誰もが心に持つ本能と欲望を様々なエピソードで綴る。
2006年7月15日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ジャパン・デジタル・コンテンツ信託 |
角川ホラーシネマ、ショートホラー第3弾が遂に完成。『ピーナッツ』、TV「花より男子」CM「DoCoMo」等で人気急上昇中の佐藤めぐみ、『仮面ライダーTHE FIRST』、TV「風のハルカ」で活躍中の黄川田将也、“dream”のメイン・ヴォーカル長谷部優ら若手有望株や、西岡徳馬、大谷直子らベテラン陣といった個性溢れるキャストをそろえている。監督は、本シリーズの原案・脚本・音楽等を担ってきた岡嶋寛人が“妖赤のホラー”4作品で初監督に挑む。今作でも7作品の脚本を担当。二人の新しい感性で、ホラー映画に新境地を開いていく。
監督・脚本 音楽・編集 | 岡嶋寛人 |
| 出演 | 佐藤めぐみ
板谷由夏
小阪由佳
井上訓子
三村恭代
袴田吉彦
松田賢二
小林且弥
黄川田将也 |
●ラブサイコ 狂惑のホラー (2006)
…愛がすべてと信じる恋愛依存症のあなたに。…愛がわからなくなった恋愛恐怖症のあなたに。…そして、自らの愛に狂気を感じるあなたに…。女たちの愛と狂気をさまざまなエピソードで綴っていくショートホラーオムニバス映画。オリジナル角川ホラー文庫原作、怪作2作品(小林泰三『食性』と吉村達也『11037日目の夫婦』)、他6作品は、全てこの映画のために作られたオリジナルストーリーである。愛の中に潜む狂気、狂気の中から生まれる愛、誰もが心に持つ本能と欲望を様々なエピソードで綴る。
2006年7月15日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ジャパン・デジタル・コンテンツ信託 |
角川ホラーシネマ、ショートホラー第3弾が遂に完成。『ピーナッツ』、TV「花より男子」CM「DoCoMo」等で人気急上昇中の佐藤めぐみ、『仮面ライダーTHE FIRST』、TV「風のハルカ」で活躍中の黄川田将也、“dream”のメイン・ヴォーカル長谷部優ら若手有望株や、西岡徳馬、大谷直子らベテラン陣といった個性溢れるキャストをそろえている。監督は、“狂惑のホラー”4作品は、『輪廻』で清水崇と共同脚本を手掛けた安達正軌。二人の新しい感性で、ホラー映画に新境地を開いていく。
| 監督 | 安達正軌 |
| 出演 | いとうあいこ
三輪ひとみ
長谷部優
水谷妃里
里中あや
大谷直子
椿隆之
近藤公園
西岡徳馬 |
●時をかける少女 (2006)
高校2年生の紺野真琴は、踏切事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を得る。叔母の芳山和子に相談すると、それは「タイムリープ」といい、年頃の女の子にはよくあることだという。過去に飛べる能力。世界は私のもの!と思われたが、クラスメートの男子生徒、間宮千昭や津田功介との関係に変化が。千昭から思わぬ告白を受けた真琴は狼狽のあまり、その告白をタイムリープで、強引に無かったことにしてしまう。3人の友達関係が続けばいいと考えていた真琴の望みは、厄介な状況に。叔母の和子は「つきあっちゃえばいいのに」と、のんきなアドバイス。真琴はタイムリープで東奔西走するのだが…。
2006年7月15日公開
| ジャンル | SF |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 角川ヘラルド映画 |
監督は2005年春の劇場版『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』を手がけた気鋭の監督、細田守。芸術家の村上隆とのコラボレートにより、フランスの高級ブランド、ルイ・ヴィトンの店舗で上映された短編『SUPERFLAT MONOGRAM』や、六本木ヒルズのコマーシャルも監督。世界に認められるアニメーション監督です。繊細で魅力的なキャラクターを生み出すのは、当代一の絵師、「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターデザインを手がけた貞本義行。脚本は「学校の怪談」で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した奥寺佐渡子。アニメーション版はこれまでになく、アクティヴで前向き。主人公、紺野真琴が初夏の町並みを、文字通り駆け抜けていく爽快な青春映画です
●それいけ!アンパンマンいのちの星のドーリィ/同時上映:コキンちゃんとあおいなみだ (2006)
ある日パトロール中のアンパンマンは、海の上を漂っていた人形のドーリィを見つけます。その夜、いのちの星からアンパンマンと同じように命をもらったドーリィは、街に出ました。しかしドーリィの気ままな行動は、みんなを困らせてしまいます。そんなとき、ばいきんまんの作ったスーパーカビダンダンが街にあらわれました。アンパンマンがかびだらけになって、その体からいのちの星が消えてしまいます。それを見たドーリィは…。(それいけ!アンパンマンいのちの星のドーリィ)
2006年7月15日公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東京テアトル=メディアボックス |
ドキンちゃんの妹でウソ泣き名人のコキンちゃんが初登場し、不思議な力をもつ青い涙でアンパンマン・ワールドの住民たちをつぎつぎと振り回し、ゆかいな物語をくりひろけます。シリーズ初登場のキャラクター“コキンちゃん”には、子供の頃からアンパンマンが大好きで、声優に初挑戦の乙葉さんがかわいく演じます。(コキンちゃんとあおいなみだ)(作品資料より)
| 監督 | 矢野博之
日巻裕二 |
| 声の出演 | 戸田恵子
安達祐実
中尾隆聖
乙葉 |
●パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト (2006)
前作で、不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返した孤高の海賊ジャック・スパロウ。自由な大海原に船出したはずの彼の前に、逃れられない宿命が立ちはだかる。それは、今から13年前のこと…ジャックはブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引き換えに、船乗りたちが最も恐れる“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わした。そして今、その“契約期間”は終わり、ジャックの魂を取り立てるため、巨大な闇の力が海底をうごめいていたのだ。“悪魔の裏もかくことのできる男”といわれたジャック・スパロウだが、今度こそ彼の命運は尽きようとしていた…。
2006年7月22日公開
| ジャンル | アドベンチャー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
世界中で驚異的な大ヒットを記録し、空前の海賊(パイレーツ)ブームを巻き起こした世紀のアドベンチャー巨編『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第二弾、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』。全世界待望の映像プロジェクトのために、前作『呪われた海賊たち』のスタッフ&キャストが再結集した。本作では、ジャック・スパロウの秘められた過去と、彼の生涯最大の敵、“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズとの宿命の対決の物語が描かれる…。謎と限りないロマンに満ちたカリブ海を舞台に、前作を遥かに凌ぐエキサイティングな冒険が、空前のスケールで繰り広げられる!史上最強のエンターテイメントがここに誕生する。
| 監督 | ゴア・ヴァービンスキー |
| 出演 | ジョニー・デップ
オーランド・ブルーム
キーラ・ナイトレイ |
●ハチミツとクローバー (2006)
ある日のこと、竹本は恋に落ちた。それは一瞬のことだった。彼の瞳の先にいたのは、一心不乱に筆を走らせるはぐみだった。そして竹本が恋した瞬間を、真山が目撃していた。真山自身はアルバイト先の女性に想いを寄せている。竹本も真山も、そしてはぐみも美大の生徒。そこに真山を思うあゆみ、復学した森田が加わったことで、恋の一方通行はますます複雑になっていく。はぐみに少しでも気持ちを伝えたいと思う竹本。でもはぐみは森田の存在に心が揺れ始める。
2006年7月22日公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | アスミック・エース エンタテインメント |
2005年、矢沢あいの少女コミックを映画化した青春ムービー『NANA』が大ヒットを記録。2006年の夏にやってくるのはハチクロだ。売上部数累計480万部を突破している羽海野チカの同名少女コミックは、すでにアニメ化され原作・アニメともに強い支持を集めている。そしてついに実写版が公開。主演の竹本にアイドルグループ嵐の櫻井翔。誠実な青年役を等身大の魅力で演じる。また天才少女はぐみに蒼井優。コミックファンには意外なキャスティングと言われたが、透明感溢れる空気で、コミックとはまた違う魅力のはぐみを生みだした。5人全員が片思い。ピュアな恋心が伝わってくる爽やかな作品だ。スピッツの主題歌、嵐の歌うエンディングテーマも青春のきらめきを盛り上げている。
| 監督 | 高田 雅博 |
| 出演 | 櫻井 翔
蒼井 優
伊勢谷 友介
加瀬 亮
関 めぐみ |
●神の左手 悪魔の右手 (2006)
イズミはある夜、弟ソウの声で目を覚ます。苦しむソウの喉元で得体の知れない何かが蠢き、突然、首から大量の血が噴き出した。ソウは、不思議な力があった。ソウの見る悪夢は、現実の世界のどこかで本当に起こっていることらしい。病院で手当てを受けるソウを前に、イズミは彼が言っていた言葉を思い出す。 「お姉ちゃんなら僕を助けることが出来る。よくわからないけど、赤い携帯電話が大事なんだ…」イズミは、ソウの病室で見た夢の中で、赤い携帯電話を拾う。夢から覚めたイズミは、病院の中で壊れた赤い携帯電話を見つける。耳を当ててみると、電話からは意識を失っているはずのソウの声が聞こえてきた。壊れた携帯は、ソウの悪夢の中と、どこかでつながっているらしい…。
2006年7月22日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | :東芝エンタテインメント |
デビュー以来、半世紀にわたりホラーコミック界の第一線に君臨し、日本を代表するホラー漫画家である、楳図かずお。膨大な楳図作品の中でも、多くの人が“最も好き、最も怖い楳図作品”と呼ぶホラーの真髄、「神の左手 悪魔の右手」が遂に実写映画化!主演の山辺イズミ役を演じるのは『デビルマン』でのミーコ役の好演が那須監督に高く評価された、渋谷飛鳥。悪意を夢で察し、“神の左手 悪魔の右手”を持つ山辺ソウ役には、北大路欣也が演じた「子連れ狼」大五郎役の人気子役、小林翼。安穏に生きていたはずの人間の深層に潜むリアルな残虐性を浮き彫りにし、楳図かずおの恐怖の真骨頂を発揮した、戦慄の楳図ホラーが誕生した!
●怪談新耳袋 ノブヒロさん (2006)
シングルマザーの悦子は、仕事で画家・島崎ノブヒロのアトリエを訪れた。初対面にもかかわらず、ノブヒロは彼女を“エッチャン”と呼び、さらには彼女を絵のモデルにしたいと言い出す。妙に親しげなノブヒロに違和感を覚えながらも、その申し出を受け入れた悦子は、徐々にノブヒロと親しくなるが、突然、ノブヒロが不可解な死を遂げた。しかし警察から聞かされた死亡推定時刻は、ノブヒロが悦子のアパートにやってきた時間だった。アトリエに向かった悦子は驚愕の事実を知る!
2006年7月22日公
| ジャンル | オカルト |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | パンドラ |
「エッチャン、一緒に行こう」。80年前に引き裂かれた恋人を求め続ける“ストーカー”霊のノブヒロさん。彼は運命の恋人の生まれ変わりと信じる悦子をあの世へ連れて行こうとし、さもなくば、彼女の娘を連れて行こうとする。BS−iで放送された怪談テレビシリーズ「怪談新耳袋」は99作にのぼり、劇場版は本作が3作目。怪奇蒐集家の木原と中山が全国から集めた実際にあった怖い話「新耳袋」を原作とし、ノブヒロさんは「新耳袋・第七夜」に収められている。恐怖と対峙する悦子を、母親役初挑戦の内山理名が熱演。演出は第1回長編監督作となる豊島圭介。若手の育成を目標としたJAPANESE BREAKTHROUGH FILMS第1弾作品。
| 監督 | 豊島 圭介 |
| 出演 | 内山 理名
平田 満
高橋 和也
田島 令子
織本 順吉 |
●トランスアメリカ (2006)
トランスセクシャルのブリーは、男性としての身体を完全に捨てる手術を目前に控えている。そんなある日、ブリーは驚くような電話を受ける。ブリーがかつて、男性として一度だけ関係した女性との間に、息子がいたのだ。窃盗の罪で拘置所に入っていた息子トビーを保釈するため、ブリーは手術費用を切り崩してニューヨークへ向かう。ブリーは、自分の正体を明かさないまま、トビーを継父の暮らすケンタッキーへ送り届けようとするのだが…。
2006年7月22日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 監督 : ダンカン・タッカー |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 松竹 |
男性としての自分に違和感を抱き、肉体的にも完全に女性となる決意をした主人公・ブリー。本当の父親の姿を知らないまま、ドラッグや売春に手を染める息子のトビー。出会うはずのなかった2人が、ふとしたことからアメリカ大陸横断の旅に出る。お互いに、痛みの多い人生を歩んできた2人が、この特別な旅を通じて変わっていく様子を、ユーモラスに、そして少し切なく描いていく。主人公ブリーを演じたのは、人気ドラマ『デスパレートな妻たち』で知られるフェリシティ・ハフマン。女性に変わる直前の男性、という難役を、絶妙なぎこちなさと圧倒的なリアリティで演じきり、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。監督は本作が長編デビューのダンカン・タッカー。
| 監督 | ダンカン・タッカー |
| 出演 | フェリシティ・ハフマン
ケヴィン・ゼガーズ
フィオヌラ・フラナガン
エリザベス・ペーニャ
キャリー・プレストン |
●おさるのジョージ/Curious George (2006)
ニューヨークの博物館で働くテッドは、おっちょこちょいで、気の優しい青年。ある日、経済的苦境に立たされた館長から、博物館の閉鎖を言い渡されてしまう。館長の息子ジュニアは、跡地を駐車場にして一儲けしようと企んでいる。博物館を救うためにテッドが考えた案は、「アフリカの古代巨像を見つけ、博物館の目玉にすること」。黄色の冒険スーツに身を包み、ジャングルへたどり着いたテッドは、イタズラ好きな子ザルと出会うが…。
2006年7月22日公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映 |
世界14か国で翻訳され、合計2500万部の発行部数を誇る児童書、「キュリアス・ジョージ」が映画になった!見るものすべてに興味を示す、名前どおりの旺盛な好奇心を持った可愛い子ザル、ジョージが、バナナ帽子のテッドを追って、アフリカから大都会ニューヨークへとやってくる。愉快なイタズラの数々、そしてテッドとジョージの温かな友愛の情が、観客を幸せな気持ちにさせてくれる。製作は、『ダ・ヴィンチ・コード』で監督を担ったロン・ハワード。監督は『シュレック』のクリエーター、マシュー・オキャラハン。声の出演に、ウィル・フェレルやドリュー・バリモアといった人気俳優たちを起用して、楽しくて愛らしいアニメーション世界を繰り広げている。
| 監督 | マシュー・オキャラハン |
| 声の出演 | ウィル・フェレル
ドリュー・バリモア
フランク・ウェルカー
ディック・ヴァン・ダイク |
●蟻の兵隊 (2005)
今も体内に残る無数の砲弾の破片。それは“戦後も戦った日本兵”という苦い記憶を奥村和一(80)に突き付ける。かつて奥村が所属した部隊は、第2次世界大戦の終結後も中国に残留し、中国の内戦を戦った。しかし、長い抑留生活を経て帰国した奥村たちを待っていたのは、逃亡兵の扱いだった。戦後3年もたった戦闘で、なぜ戦友は“天皇陛下万歳!”と叫んで死ななければならなかったのか。真相を明らかにするまでは、死んでも死にきれない。仲間たちの想いを背に、奥村の命を賭けた戦いが始まった。
2006年7月22日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | (有)蓮ユニバース |
池谷監督が奥村さんに出会ったのは2004年の4月。前作『延安の娘』の上映会がきっかけだった。中国と深い縁で結ばれた方々から日本軍山西省残留問題を初めて聞き、元残留兵が国を相手に裁判を続けていることに衝撃を受けた。同年7月裁判を傍聴した池谷は、すぐに撮影を決意したが、撮影は2年に及び、撮影テープは150時間に達した。2005年11月、『蟻の兵隊』完成。まだ公開の見込みが立たない翌年2月、試写を観て感動した人々が自発的に集まり「蟻の兵隊を観る会」を結成。一人でも多くの人に観てもらうためにボランティアで映画の普及活動を行っている。中心となっているのは主婦や大学生など普通の市民である。
●お散歩 strolling along (2005)
小春とナベの二人は、初めて会った時からお互いを呼び捨てしあう仲だった。飲み会で知り合い、そのまま一夜をともにした。なりゆきでそういう関係になったのだ。日曜日の朝は、毎週ナベは自転車で小春のアパートに行き、二人で散歩した。でも、それだけ。友達以上、恋人未満。散歩しながら見つけた、フラメンコ研究所、ねこ、井戸。まぶしすぎる夏の日差し。小春が自分のことを、どう思っているのかナベは知りたい。小春にとって、ナベは弟のようだけど、気になる存在。でも、お互い、どうしていいか、分からない。
2006年7月22日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | アルゴ・ピクチャーズ |
とある夏の日に、男の子が女の子の部屋を訪ね、散歩するという物語。会話にも内容がなく、歩いている間、とりとめもなく続く。ただ、それだけの作品である。淡々としているが、決してポエジーではなく、むしろリアルである。資料によると、シナリオは男女別で渡されており、お互い、相手のセリフを知らずに撮影に臨んだそうだ。このユニークなやり方から、男女の自然な会話シーンが、実現されたのだろう。各シーンの間に、インタビューのような形で、それぞれの言い分が挿入されるが、それもまたリアル。まるで、友人の恋の話を聞いているような、新鮮さがある。監督は、自主映画界で活躍してきた松田彰。
●恋する日曜日 (2006)
高校に通う晶は父の仕事の関係で、終業式とともに転校する。幼なじみの直に想いを寄せる彼女は、一緒にすごせる最後の日だろう送別会を、ふたりで過ごしたいと思っていた。しかし直はその場に環を連れてくる。直の環への態度に、イライラを募らせていく晶。そして、大事な日だというのに、ついにケンカをしてしまう。我慢できなくなった晶は、送別会を飛び出してしまうのだが…。晶と幼なじみの直、環、環の元彼。4人の若者の想いが向かう先とは。
2006年7月22日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | パンドラ |
一話完結モノの恋愛ドラマシリーズとして、BS−iで放送された「恋する日曜日」の劇場版。80〜90年代の名曲をテーマ曲とタイトルに選び、『寝盗られ宗介』の若松孝二、『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲、『櫻の園』の中原俊といった、さまざまな監督が、多彩な出演陣を演出してきた。今回の劇場版テーマ曲はRCサクセションの「君が僕を知っている」。『ヴァイブレータ』の廣木隆一が監督を務め、長野県の松本を舞台に、10代の“近すぎて好きといえない距離”のせつなさを瑞々しく描き出した。本作は若手の育成を目標としたJAPANESE BREAKTHROUGH FILMS第2弾であり、ヒロインに、若手実力派女優の水橋貴己が抜擢された。
| 監督 | 廣木 隆一 |
| 出演 | 水橋 貴己
若葉 竜也
芳賀 優里亜
佐々木 和徳
石野 真子 |
●姐御 〜ANEGO〜 (2005)
香港最大の頃社会組織を牛耳る百徳と部下の阿九は、敵対する兄弟を殺害。その後、阿九一家は、復讐心に燃える未亡人の洛華によって殺されてしまう。阿九は息を引き取る直前に、生き残った娘のフィービーを百徳に託す。その18年後、フィービーは心優しく美しい女性に成長していた。百徳は組織を引退して、彼女とともに海外で余生過ごそうと心に決めるのだが、その矢先に百徳は何者かに狙撃され命を落とす。そしてアメリカ留学から帰ってきたフィービーは、百徳の遺言により“阿嫂(親分の妻)”として組織を担うことに。彼女は、自分なりの方法で抗争に終止符を打とうとするのだが…。
2006年7月22日公開
| ジャンル | マフィア |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 香港 |
| 配給 | 日本スカイウェイ |
『ベルベット・レイン』で2005年香港電影金像奨の新人監督賞を受賞した、ウォン・ジンポー監督による最新作。『恋の風景』などでお嬢様的なイメージの強い香港の美人女優カリーナ・ラムが、やくざの姐御役を演じて話題を呼んだ作品。彼女に相対するのは、台湾の新人女優・アニー・リウ。ある日突然組織を担うことになる、ボスの養女役に大抜擢された。『インファナル・アフェア』など香港黒社会のボス役でおなじみのエリック・ツァン、アンソニー・ウォン、ツェ・クァンホウ、中国のリウ・イエら、“影帝”が脇を固めている。 原題の“阿嫂”とは、“親分の妻”つまり姉御という意味。
| 監督 | ウォン・ジンポー |
| 出演 | エリック・ツァン
カリーナ・ラム
アニー・リウ |
●ダスト・トゥ・グローリー (2005)
メキシコ、バハ・カリフォルニア半島。いよいよ「バハ1000」の季節がやってきた。「バハ1000」は、その名の通り1000マイルを不眠不休で走り続ける、世界最長のノンストップオフロードレース。たった1人で全コースを走りきろうというマイク“マウス”マッコイや、伝説的ライダーJ.N.ロバーツと息子のジミーなど、今回も個性的な面々がエントリーしている。そして11月20日、遂にレースの幕が切って落とされた!
2006年7月22日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | グラッシィ |
『ステップ・イントゥ・リキッド』のデイナ・ブラウン監督が、過酷なレースを舞台に撮りあげたドキュメンタリー。まず驚くのが、レース映像の迫力。車載カメラなど駆使して撮られた映像は臨場感満点で、その疾走感や興奮度は並のアクション映画を軽く凌駕する。そしてそれ以上にすばらしいのは、レースに関わる人々の表情だ。仲間と笑い、レースに苦しみ、ゴールを喜ぶ、そんな顔の数々から共通して感じるのは、レースを楽しんでいることと、目標に向かって全力で突き進んでいること。だから埃と栄光の狭間にある過酷な道程も、とてもハッピーなものに映る。ゆえに唸るエキゾーストノートは、バハを愛するレーサーたちへの賛歌のごとく響くのだ。
| 監督 | デイナ・ブラウン |
| 出演 | マイク“マウス”マッコイ
ジミー・ヴァサー
ロビー・ゴードン
ジョニー・キャンベル
アラン・フルーガー |
●ゲド戦記 (2006)
竜が人間の住む世界に現れて共食いを始めるなど、異変が起こりはじめた多島海世界“アースシー”。異変の原因を探るべく旅に出た大賢者ゲドことハイタカは、その途中で父王を刺して国を飛び出してきたエンラッドの王子・アレンと出会った。2人はともに旅を続け、ハイタカの昔なじみ・テナーの家へ身を寄せる。しかしテナーと共に住んでいた少女・テルーは、心に闇を持ち自暴自棄となるアレンを嫌悪するのだった…。
2006年7月29日公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
「指輪物語」「ナルニア国物語」と並んで“世界三大ファンタジー”と称されるル=ググウィンの原作を、スタジオジブリが映画化。心の闇に追われる王子・アレンの心の成長を、ジブリらしい丁寧な作画で映していく。主人公のアレンの声には岡田准一、ヒロインのテルーには新人の手嶌葵をキャスティング。その脇を菅原文太、風吹ジュンらベテラン勢が固めている。監督はこの作品でデビューとなる宮崎駿の長男、宮崎吾朗。説明不足な点や展開の強引さなどはあるものの、膨大な背景をもつ原作を2時間弱という尺にまとめあげたことは評価できる。しかしそれゆえか、新人監督らしい鮮烈さに欠けてしまった感があるのが残念だ。
| 監督 | 宮崎 吾朗 |
| 原作 | アーシュラ・K.ル=グウィン |
| 声の出演 | 岡田 准一
手 嶌葵
田中 裕子
香川 照之
菅原 文太 |
●ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国 (2006)
2004年10月9日、NY。全席ソールド・アウトのマジソン・スクエア・ガーデンで、ビースティ・ボーイズの地元凱旋ライブが開かれた。スタート直前、会場内の控え室に50人の幸運なファンが集められた。スタッフから彼らに渡されたのは、50台のビデオ・カメラ。与えられた役割は、それぞれがそれぞれの視点で、このライブを撮影すること。条件はただひとつ、「ライブの始まりから終わりまで、決して録画を止めないこと」。こうして「素人たち」によって延べ100時間にわたる映像が撮影されたのだった。
2006年7月29日公開
| ジャンル | 音楽 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | アスミック・エース エンタテインメント |
原題を直訳すると「ヤバイ、オレ撮っちゃったよ!」。突然『スター・ウォーズ』のパロディで始まる本作を編集したのは、ナサニエル・ホーンブロウワー。つまり結成25年を迎えたビースティ・ボーイズのメンバー、MCA本人だ。彼は実に一年をかけ編集と実験的なエフェクトに取り組み、合計6,732カット(1カット平均0.79秒!)という驚異的な作品に仕上げた。と言っても、素材は興奮したファンが時には踊りながら撮影したライブ映像。会場内に俳優のベン・スティラーを見つけて激写する輩がいれば、カメラを回したままトイレにいく男まで現れる。「海賊版」と「オフィシャル」が融合した、まさにビースティのライブが体感できる革新的なコンサート・フィルムだ。
| 監督・製作 | ナサニエル・ホーンブロウワー |
| 出演 | ビースティ・ボーイズ
ミックス・マスター・マイク
マニー・マーク
アルフレッド・オルティズ
ダグ・E・フレッシュ |
●夏音−Caonne (2006)
讃(サン)は17歳。親友イダケン、トジと毎日をなんとなく過ごしている、ごくごく普通の高校生。ある日押入れで、偶然8ミリフィルムを見つける。そこには天使のような美しい少女。翌日、その天使と瓜二つの転校生、夏音(カオン)が讃の前に現れる!「先生!僕、文化祭で映画撮ります!そんでもって映画監督になります!」仲間を集め、映画を作り始める讃。しかし、本気になればなるほど突きつけられる現実…夏音と継父の複雑な関係、床屋を継いで欲しい両親、そして何より自らの才能。彼等大人達に反発し、果たして映画は完成するのか…。そして讃と夏音は…。
2006年7月29日公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | トリウッド |
現役の高校生はもちろん、かつて夢を持っていた高校生の大人にももう一度輝いてほしい…『夏音−Caonne』は、そんな青春映画。主演は、映画『ウォーターボーイズ』などで個性的なキャラクターで注目を集め、映画初主演となる三浦アキフミ。またヒロインには『仮面ライダー龍騎』出演で人気を集め、モデルとしてCMや雑誌で活躍する杉山彩乃。フレッシュな若手に加え、加勢大周、吉岡美穂監といった豪華キャスト、山本竜二、一谷伸江のベテランが脇を固めている。監督は、ミュージシャン、デザイナーなど多方面で才能を発揮しているIZAM。本作で映画監督デビューとなり、今回教師役として自らも出演している。(作品資料より)
| 監督 | IZAM |
| 出演 | 杉山 彩乃
三浦 アキフミ
吉岡 美穂
北条 隆博
大河
里中 あや
IZAM
いとう まい子
鈴木 蘭々
加勢 大周 |
●王と鳥 デジタルリマスター版 (1980)
タキカルディ王国の高層宮殿。この国の王は、民衆から嫌われ、また民衆を嫌う孤独な暴君。楽しみは、秘密の部屋に飾られた、美しい羊飼い娘の絵を眺めることだった。羊飼い娘は、隣に飾られた絵の煙突掃除と愛し合っている。ある夜ふたりは、絵の中から逃げ出した。そこへもう一枚、王の肖像画から飛び出した暴君が、本物の王になり代わり、国を挙げて捜索を始める。一羽の鳥に導かれ逃げ続けるふたりに、王の追っ手が迫る!
2006年7月29日公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 1980年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | クロックワークス |
アンデルセン童話を原作にした、フランス初の長編アニメーション映画として知られる『やぶにらみの暴君』。1952年、ヴェネチア国際映画祭で審査員特別対象を受賞するも、作者であるポール・グリモー監督と脚本家ジャック・プレヴェールの意に沿わないまま公開された、いわく付きのアニメーションだ。本作『王と鳥』は、それから20年以上を経て、作品の権利を取り戻したグリモー監督が新たな映画として作り上げた作品。高層宮殿から下層地下街へと流れていく物語は、支配階級と暴力、世の中にはびこる不義や人種差別など、社会の構図に潜む闇をも映し出していく。字幕翻訳を担当したスタジオジブリの高畑勲監督、そして宮崎駿監督も影響を受けたという、普遍のメッセージを秘めた傑作。
| 監督 | ポール・グリモー |
| 脚本 | ジャック・プレヴェール |
| 音楽 | ヴォイチェフ・キラール |
●ザ・フォッグ (2005)
舞台は、閑散とした海辺“アントニオ・ベイ”の町。小さな灯台のラジオ局から聴こえてくるDJのトークと音楽。そこで行われる生誕百年祭の夜、町は不気味な霧に覆われ、奇怪なポルターガイストに見舞われる。100年前に難破した船の乗組員達がゴーストとなり、町へと戻ってきたのだ。次々と殺されていく住人たち。そんな中、次第に町の誕生にまつわる秘密が明らかになっていく…。
2006年7月29日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
本作はホラーの帝王、ジョン・カーペンター監督による異色ホラー『ザ・フォッグ』(1980年)のリメイク版。出演は、最近個性的な役柄の多い、『ヘルボーイ』セルマ・ブレア。ブレアはオリジナル版では、エイドリアン・バーボーが扮した女DJ役を演じる。又、『スナッチ』のラデ・シェルベッジアや人気TVシリーズ「ヤング・スーパーマン」のトム・ウェリングらも出演する。監督は『スティグマータ/聖痕』のルパート・ウェインライトで、脚本は『ザ・コア』のクーパー・レインが担当。製作はオリジナルを監督したジョン・カーペンターと共同で製作と脚本を手掛けたデブラ・ヒルと『マスク・オブ・ゾロ』のデヴィッド・フォスターが担当した。
| 監督 | ルパート・ウェインライト |
| 出演 | トム・ウェリング
マギー・グレース
セルマ・ブレア |
●男はソレを我慢できない (2006)
7年ぶりに下北沢の実家「饅頭屋うさや」へ帰ってきたDJタイガー。店を経営するおばちゃんやおいちゃん、愛する妹ちえりに再会したタイガーは、幼なじみのマドンナ・さつきが離婚して下北沢に戻っていることを知る。取り立ててすることのないタイガーは、街の仲間とつるんではさつきが経営する和風喫茶「大山茶苑」に入り浸るように。そんなある日、平和な下北沢に突如として巨大ソープランドの建設計画が持ち上がる!さつきに懇願されたタイガーは、反対運動を始める…。
2006年7月29日公開
| ジャンル | コメディ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | キネティック |
竹中直人、鈴木京香ら豪華俳優陣を始め、高橋幸宏(YMO)、中村達也(THE BLANKEY JET CITY)、HITOE(SPEED)、小島麻由美ら錚々たるミュージシャン、お笑い芸人など異色キャストが集結した痛快コメディ。「大規模な都市開発計画で転機を迎えている下北沢の風景を、映像アーカイブとして残す映画プロジェクト」として制作された本作だが、内容はいたっておバカ!しかしそのポップでキッチュなブッとび加減、昭和歌謡・ヒップホップ・ジャズにロック、フォークありというジャンルのごちゃまぜ感は、見事にシモキタ独特の空気を醸し出している。あの「寅さん」を下敷きにすることで、庶民感覚あふれる下町風情も盛り込まれており、シモキタ&サブカル好きは必見の一本!
| 監督 | 信藤 三雄 |
| 脚本 | 大宮 エリー |
| 出演 | 竹中 直人
鈴木 京香
小池 栄子
ベンガル
高橋 幸宏
清水 ミチコ
高橋 克実 |
●ピンクナルシス (1971)
妖しくキケンな世界へようこそ。時代を感じさせない、今なお美しいゴシックな映像は、あなたを神秘的な世界へと誘う。ピンクのピロードどフェザーが彩る空間では、少女のように愛らしい少年が、眩しくそして幻想的な妖精のように舞う…。そんな孤独を愛する妖精の秘密は、一人の時間を、こっそりと過ごすことだった…。“嫉妬するほど”強烈に美しい!!60年代当時のゲイ・アイコンであったボビー・ケンダールをフォト・ジェニックならぬ“ホモジェニック” として、美しい色づけで彼の世界に封じ込めた監督ジェイムス・ビドグッド。その美しい愛に溢れた彼の描写は、今だからこそ新しく、神秘的。
2006年7月29日公開
| ジャンル | カルト |
| 製作年 | 1971年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | メダリオン・メディア |
『ピンクナルシス』はジェームズ・ビドグッドの一大叙事詩である。映画は、当時ビドグッドと同居していたボビー・ケンダール一色であり、ビドグッド自身はクリエーターに徹していた。彼の名が知られるようになったのは、1999年に作品集“James Bidgood”(Taschen)が出版されてからのことである。素晴らしい内装、支柱、鏡などのセットは全て彼自身の手作りで、空いている時間を利用してアパートやロフトで製作されたものだ。ドラッグクイーンの仕事が休みの際には、セットデザイナーやヌード写真家としても活躍した。…のちに”Les Des Hommes”(男の狂気)という仮名を使っている。ビドグッドはニューヨークに健在で、今度は自分の人生をテーマにした映画製作に励んでいる。
| 監督 | ジェームズ・ビドグッド |
| 出演 | ボビー・ケンダール |
●カクタス・ジャック (2004)
青年ジャックの目の前で、ひょんなことから恋人の父親であり、街の実力者として恐れられているカボスが気を失ってしまった。しかもジャックが助けを求めに外へ出ている間に、カボスに恨みを持つ掃除係のチーノが、カボスのスーツや時計をはぎ取って外へ出た。友人を連れて部屋に戻ったジャックが目にしたのは、下着姿のカボスだった。一方、そんなことは露知らず、カボスを誘拐しにやってきた2人組は、まちがえてカボスの服を着たチーノを襲撃し、拉致してしまった…。
2006年7月29日公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | メキシコ |
| 配給 | エレファント・ピクチャー |
『アモーレス・ペロス』の公開以来、日本にも作品が少しずつ入って来るようになったメキシコ映画。本作は2005年のサンダンス映画祭に出品され、同年のメキシコMTVアワードで最優秀作品賞を受賞するなど話題を呼び、メキシコ本国で大ヒットした作品だ。「まちがえて別人をさらってしまう」という設定は、実際はともかく、映画では珍しくない設定だが、ここで誘拐犯のグループよりも、そのきっかけになったジャックとその仲間たちのボンクラぶりに、より焦点が当てられている。暴力描写はあるものの、全体的にはコミカルなタッチだ。「あるわけないでショ」と突っ込みを入れたくなるような展開もさることながら、登場するキャラクターが連鎖反応を起こすように絡み、笑いを増幅させて行くのは見ていて気持ちがいい。
| 監督・脚本 | アレファンドロ・ロサーノ |
| 出演 | トニー・ダルトン
ペドロ・アルメンダリス・Jr |
|
| 8月公開 |
●劇場版NARUTO−ナルト− 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ (2006)
今回の任務は「みかづき島」にある“月の国”の王子を守ること。“月の国”は超お金持ちの国。その王子は今、旅の真っ最中。ナルト、カカシ先生、サクラ、ロック・リーの4人に与えられた任務は、王子を無事に「みかづき島」まで連れて帰るだけのはずだったのだが…。“月の国”の王子のお金の使い方は、ナルトたちの想像をはるかに越えていた。旅の途中で見たサーカスに出ていた「サーベルタイガー」という珍しい動物が気に入っただけで、サーカス団をまるごと全部お金で買ってしまったのだ。ナルトたちは何とか王子を「みかづき島」まで連れて帰ったものの…。そこに待ち受けていたのは、恐ろしい忍術をあやつる謎の忍者三人衆だった。ナルトたちに襲いかかる彼らの狙いは一体!?
2006年8月5日公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
「NARUTO −ナルト−」は、1999年に「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載開始。現在、コミックスも32巻まで発売され累計発行部数は6100万部を突破。さらに、2004年・2005年の夏に公開された劇場版シリーズは2作品で累計240万人を動員する大ヒットを記録!!その勢いはとどまるところを知らない。そして2006年の夏、劇場版シリーズ第3弾が更なるスケールアップを遂げてスクリーンに帰ってくる!!舞台となるのは、一年中が真夏の「みかづき島」。この島でナルトたちは、原作でもTVアニメでも描かれなかった、夏の衣装を身にまとい大活躍。しかも、“忍者と動物”という誰も見たことのない夢の超強力タッグ?が実現した。
| 監督 | 都留 稔幸 |
| 声の出演 | 竹内 順子
中村 千絵
井上 和彦 |
●森のリトル・ギャング (2006)
ずっと1人ぼっちで生きてきた流れ者のアライグマRJは、ある日ついに空腹に耐えかね、冬眠中のクマ・ヴィンセントがため込んだ人間のスナック菓子に手をつけてしまう。RJが食糧奪取に成功したと思った矢先、目を覚ましたヴィンセントは激怒!お菓子のかわりに食べられたくないRJは、1週間で蓄えてあった食糧を取り戻すと約束。偶然出会ったお人よしで世間知らずな動物たちを上手くだまし、新興住宅地での食糧集めに協力させるのだが…。
2006年8月5日公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | アスミック・エース エンタテインメント |
『シュレック2』と『マダガスカル』のドリームワークス アニメーションが贈る、かわいい動物たちの冒険アドベンチャー。静かに森で暮らしていた“善良”な動物たちが世慣れたアライグマにそそのかされ、人間の食べ物の味を知ってしまう…!タダでさえ危険な人間の世界に、残酷な害獣駆除会社までやってきたから、さあ大変!スリル満点の“お菓子争奪戦”が繰り広げられていく。それにしても、動物たちがトロ〜ンとした目つきで食べるスナック菓子のおいしそうなこと!間違いなくポテトチップスが食べたくなります。主人公RJの声は、ブルース・ウィリス/声優初挑戦の役所広司。おシャマなオポッサムの娘ヘザー役にアヴリル・ラヴィーン/BoA。字幕で見るか、吹き替えで見るか…?真剣に悩むほど、どちらの声優陣も魅力的!ちなみに本人にソックリな役で出演の、カンニング竹山にもご注目を。
| 監督 | ティム・ジョンソン |
| 監督・共同脚本 | キャリー・カークパトリック |
| 声の出演 | ブルース・ウィリス
ギャリー・シャンドリング
スティーヴ・カレル
ウィリアム・シャトナー
アヴリル・ラヴィーン |
| 日本語吹替 | 役所 広司
BoA
武田 鉄矢
友近
石原 良純
夏木 マリ
竹山 隆範 |
●仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE/轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス (2006)
舞台はついに宇宙へ 。生命体ワームから人類を守るため、秘密機関ゼクトが開発したシステムで選ばれた仮面ライダーたちとワームとの戦いが繰り広げられていた地球で、ゼクトの反乱分子ネオゼクトが誕生した。そして、ワームとの三つ巴の戦いが始まる。そんな中カブトは、ゼクトとネオゼクトの双方にその力を売り込むという謎の動きをする。地球に巨大隕石が近づく中、最強と呼ばれる“黄金の仮面ライダー”やライダー同士の戦いが始まり、果たして人類は生き残れるのか…。(劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE)
休暇を満喫していたボウケンジャーたち。そこに突如、巨大な岩山とともに謎の美少女・ミューズが現れる。彼女が世界に向けて放った「神秘の力を持つ宝、プレシャスを受け継いでほしい」とのメッセージを受け、“プレシャス”を守ろうと、ボウケンジャーたちは謎の岩山に旅立つ。そして、プレシャスを狙う謎の組織“ネガティブ・シンジケート”とボウケンジャーのリーダー、ボウケンレッドの父・虹一も岩山に向かった…。(轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス)
2006年8月5日公開
| ジャンル | ヒーロー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東映 |
『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』は、ライダー史上初めて“コズミック・バトル”を繰り広げるスケールの大きな内容で、劇場版には3人のオリジナルライダーが登場、中でも歴代ライダーで最強とされる“仮面ライダーコーカサス”は、K1ファイターの武蔵が演じた。『轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス』は父子の話を軸に、TVにはない重みのある作品となっている。ゲスト出演として、ボウケンレッドの父・虹一役に日本アクション映画の第1人者倉田保昭を起用、また謎の美少女ミューズは星井七瀬が担当している。
| 監督 | 石田 秀範
諸田 敏 |
| 出演 | 水嶋 ヒロ
佐藤 祐基
里中 唯
徳山 秀典
加藤 和樹
森下 千里
武蔵
高橋 光臣
星井 七瀬
倉田 保昭 |
●釣りバカ日誌17/あとは能登なれ ハマとなれ! (2006)
ハマちゃんこと浜崎伝助が所属する鈴木建設営業3課に、結婚退職していた元社長秘書の沢田弓子が配属される。才色兼備で社内のアイドルだった弓子が再雇用されたことを、営業三課の面々のみならず社長の一之助までもが大喜び。しかし当の弓子が浮かない顔なのに気がついたハマちゃんは、彼女から思いがけぬ告白を聞くことになる…。
2006年8月5日公開
| ジャンル | コメディ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
人気シリーズ第17弾の舞台は、加賀百万石で名高い石川県。マドンナ弓子の実家がある漆器の名産地・輪島、海の幸や温泉地で高い人気を誇る能登半島の七尾湾、歴史と文化の香り高い古都・金沢など数々の名所がスクリーンをいろどる。西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、谷啓らおなじみレギュラー陣に加え、マドンナ弓子に石田ゆり子、弓子の兄でガンコ一徹な輪島職人役に片岡鶴太郎、その妻役に宮崎美子と、今回も豪華なゲストが多数出演!なかでも弓子の隣人で、高校の美術教師役の大泉洋が、自然体の好演を披露している。相変わらず天真爛漫で無邪気なハマちゃんにひっぱられ、作品もカラリと爽やか、明るい笑いがいっぱい。これぞ誰もが楽しめる、超一級のエンタテインメントだ!
| 脚本・監督 | 朝原 雄三 |
| 脚本 | 山田 洋次 |
| 出演 | 西田 敏行
三國 連太郎
石田 ゆり子 |
●ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 (2005)
ローリング・ストーンズのギタリスト、ブライアン・ジョーンズ。ずば抜けた楽器演奏能力とカリスマ性でバンドを牽引してきた彼だが、音楽性の相違やドラッグ中毒などによりメンバーの中で孤立。田舎に移り住み、恋人と日々を過ごしていた。そんなブライアンの元を、ある日ロード・マネージャーのトムが訪ねる。彼はブライアンの監督役兼世話役として、建築業者のフランクを連れてきたのだ。そしてこれが、悲劇の始まりだった……。
2006年8月5日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | イギリス |
| 配給 | ファントム・フィルム
クロックワークス
エイベックス |
ローリング・ストーンズのオリジナルメンバーであり、1969年に永眠したブライアン・ジョーンズ。その死因には諸説あるが、作品では“彼の死亡原因は他殺である”とし、死へと堕ちていくブライアンの姿と、その半生を描いている。フリーセックス、ドラッグ、ロックという60年代カルチャーの体現者である彼を、レオ・グレゴリーが好演。大胆な行動の裏にある繊細さ、罪の意識なき残酷さを鮮烈に演じた。監督は本作がデビュー作となる、スティーヴン・ウーリー。徹底したリサーチでリアリティを生み出しつつ、60年代のサイケなテイストも上手に醸し出している。
| 監督 | スティーヴン・ウーリー |
| 出演 | レオ・グレゴリー
パディ・コンシダイン
デヴィッド・モリッシー
ベン・ウィショー
ツヴァ・ノヴォトニー
ルーク・デ・ウルフソン
モネット・メイザー |
●鬘かつら (2005)
人もうらやむほど仲のよい、美術家のジヒョンとスヒョンの美人姉妹。妹のスヒョンは癌に侵されていることがわかり、余命いくばくもない末期患者となっていた。ジヒョンは、治療で髪の毛のすべてを失った妹のために、かつらを用意した。自宅に戻ったスヒョンは、妖艶な輝きをしたかつらを頭に装着した。すると、鏡に映った顔は瞬く間に生気を取り戻し、昔の元気を取り戻していく。病気だったことがウソのように元気になっていくスヒョンを見たジヒョンは、妹がまるで別人になったように感じる。そして元気になったスヒョンも、時々、幻覚を見るように不気味な映像を見てしまうのだった。
2006年8月5日公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | ソニー・ピクチャーズ
エンタテインメント |
主演には、『亡国のイージス』にも出演した韓国映画界きってのセクシー美人女優チェ・ミンソ。本作に出演するにあたり、実際に自らの髪の毛をすべて剃って撮影に臨み、生と死の狭間を行き来するスヒョン役を熱演。その妹と対峙することとなる姉ジヒョン役に『4人の食卓』のユ・ソンが演じ、愛と恐怖の葛藤に揺れる姉の心理を見事に演じている。監督は、2003年に短編映画『パンと牛乳(原題)』で第二回韓国映画賞で最優秀短編映画賞を受賞したウォン・シニョン。本作品で長編監督デビューとともに脚本も手がけている。独自のアジアン・テイスト・ホラーを醸し出す韓国映画界が贈る新たなサスペンスホラーが、『鬘 かつら』である。
| 監督 | ウォン・シニョン |
| 出演 | チェ・ミンソ
ユ・ソン
パン・ムンス |
●I am 日本人 (2006)
カリフォルニアに住む日系三世のエミーは、明るくハツラツとした19歳。高校を卒業した彼女は、念願の日本留学をすることに。憧れの国・日本への期待に胸を膨らませやってきたエミーは、遠い親戚にあたる宮本健一と妹のさおりが営む八百屋で間借りする。しかし亡くなった祖父の話から義理人情に厚く、礼節を重んじ、ワビとサビと大和魂の国をイメージしていたエミーは、自分の理想からかけ離れた日本の現実に落胆する。
2006年8月5日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
70年代に大ヒットしたTVドラマ「おれは男だ!」などで<青春の巨匠>と呼ばれた森田健作が、国際化社会のなかでアイデンティティを見失いつつある日本人に喝をいれるべく、ひとかたならぬ情熱で完成させた作品。主演は雑誌「JJ」のレギュラーモデル、CM、TV番組などで活躍中の森本クリスティーナ。彼女が演じるエミーは大好きだったおじいちゃんの語る日本に憧れていたが、実際には古き良き時代の高潔な日本はすでに消え去っており…。最初は自分の理想を一方的に押し付けていた彼女が、徐々にしなやかさを身につけ、周囲を変化の渦に巻き込んでいく。また八百屋のある商店街、エミーの大学の同級生などたくさんの人物を登場させることで、いまの日本の姿を多面的に描き出すと同時に、クリスティーナちゃんのキュートさで嫌みのない作品に仕上がっている。
製作総指揮 共同脚本 出演 | 森田 健作 |
| 監督 | 月野木 隆 |
| 出演 | 森本 クリスティーナ
小野 真弓
渡辺 大
布施 博
尾野 真千子
齋藤 暁
岩本 恭生
京本 政樹
浅香 光代
酒井 法子
藤岡 弘
神山 繁 |
●太陽 (2005)
闇は、まだ明けなかった。1945年8月。その時、彼は庭師のように質素な身なりをしていた。その人の名前は、昭和天皇ヒロヒト。宮殿はすでに焼け落ち、天皇は、地下の待避壕か、唯一被災を免れた石造りの生物研究所で暮らしていた。戦況は逼迫していたが、彼は戦争を止めることができなかった。その苦悩は悪夢に姿を変え、午睡の天皇に襲いかかる。みるみるうちに焦土となる東京。失われる多くの命。うなされるように目を覚ます天皇の孤独。日本は、まだ闇の中にある。やがて、連合国占領軍総司令官ダグラス・マッカーサーとの会見の日が訪れる。彼は、ひとつの決意を胸に秘めていた…。
2006年8月5日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | ロシア=イタリア=フランス=スイス |
| 配給 | スローラーナー |
ソクーロフは、独自の美学に貫かれた作品を発表し、ロシアが世界に誇る映画監督である。世界十二ヶ国で絶賛をうけながらも、日本での公開は不可能といわれたソクーロフ監督の傑作『太陽』が、ついにその封印を解かれる。歴史学を学んだ学生時代に構想したというこの作品を、監督自らが撮影を手がけた緊張感をたたえた静謐な映像の中で、昭和天皇を権力の頂点に君臨する人物ではなく、恐れや弱さを持ったひとりの人間として描き出した。昭和天皇という難役に挑戦したのは、仏リベラシオン紙でも絶賛をうけたイッセー尾形。また、戦争の中で引き裂かれる天皇を愛情深く見守る皇后を桃井かおり、悲しみをたたえた侍従を佐野史郎が演じている。
| 監督 | アレクサンドル・ソクーロフ |
| 出演 | イッセー尾形
ロバート・ドーソン
桃井 かおり
佐野 史郎 |
●『年をとった鰐』&山村浩二セレクト・アニメーション (2005)
ピラミッドが建つのも見て来た老いたワニがいた。リウマチに苦しみエサが捕れないワニは、飢えに耐えきれず、ひ孫を食べてしまう。そして一族から追放。ひとりになったワニは、居場所を求めて旅に出た。途中、出会ったタコの女の子は、とても優しく、彼に食べ物を運んでくれた。ワニも思いやりに満ちた彼女のことが好きだった。でも、彼女のしなやかな足は、もっとステキに見えた。夜、ガマンできなくなったワニは、彼女の足を1本ぺろり。そして次の日も……。
2006年8月5日公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ヤマムラアニメーション、ジェネオン エンタテインメント、他 |
2002年、古典落語の世界に挑んだアニメーション『頭山』で、アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた山村浩二の最新作。原作はフランスの童話作家レオポルド・ショヴォーの作品で、山村が作りたかったという絵本のようなアニメーション世界に仕上がっている。優しいタコの女の子に、愛情を抱きながらも、欲望に勝てないワニ。老ワニは、何を得て、何を失ったのだろうか。また、山村が世界中からセレクトした個性的なアニメーションを併映。『ビーズ・ゲーム』、『スワンプ』、『フランク・フィルム』、『リボルバー』、実験アニメーションのパイオニア、ノーマン・マクラレンの色彩とオスカー・ピーターソンの音楽が競演した傑作『色彩幻想』。
演出・脚本 アニメーション 編集・製作 | 山村 浩二 |
| ナレーション | ピーター・バラカン |
●ハード キャンディ (2005)
出会い系サイトで知り合ったヘイリーとジェフ。ヘイリーは、好奇心旺盛な14才の女の子、ジェフは、32才の売れっ子カメラマンだった。3週間の間、二人はお互いのことを話し、ついに実際に会う約束をする。待ち合わせのカフェで初めて会う二人。14才にしては、大人びて見えるヘイリーに、ジェフは一目で惹かれる。父親が医学博士で、自分も大学院の授業を受けているというのも、魅力的だった。彼は、郊外にあるスタジオ付きの自宅へと少女を招き入れる。しかし、それは彼を陥れるために仕組まれた巧妙な罠だった。
2006年8月5日公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | クロックワークス
ファントム・フィルム |
ミュージック・クリップで活躍してきたデイヴィッド・スレイドの長編デビュー作。日本の女子高生が起こした「オヤジ狩り」をヒントにしたサイコ・サスペンスである。出会い系サイトを軸にしたサスペンスは多いが、その中でも異彩を放つ秀作だ。女性をくどくために買ったようなジェフのデザイナーズ・ハウスで、一体何が起こったのか。詳しく述べるのは敢えて控えておくが、全ての男性にとって、身の毛がよだつこと間違いなし。主演は、『オペラ座の怪人』のパトリック・ウィルソンと、これがハリウッド・デビュー作となるエレン・ペイジ。ほとんどが、二人の会話のみで構成されており、危険な役に体当たりで挑んだ19才のエレン・ペイジは見事。
| 監督 | デイヴィッド・スレイド |
| 脚本 | ブライアン・ネルソン |
| 出演 | パトリック・ウィルソン
エレン・ペイジ |
●水の花 (2005)
中学に通う美奈子は父とのふたり暮らし。母は、彼女が幼い頃にほかの男性との間に子供を作り、家を出ていった。母のいなくなった家で、しかし日々は止まることなく過ぎていき、心の内には不満を抱えつつも、現在では、美奈子の生活にも落ち着きが見えてきていた。そんなある日、母が離婚して街に帰ってきたと知る。そして、仲良く歩く母と、幼い優の姿を目撃する美奈子。母はわたしを捨て、あの子を選んだ…。美奈子は、ひとりで遊ぶ優に話しかけていた。
2006年8月5日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ぴあ、ユーロスペース |
近年、『運命じゃない人』『バーバー吉野』の大ヒットにより、一層注目を集めているPFFスカラシップ。『水の花』は第15回となるPFFスカラシップ作品。監督を務めたのは、弱冠24歳の木下雄介。『運命じゃない人』『バーバー吉野』の軽妙なタッチとはガラリと雰囲気の違う作品で、思春期の少女が前に進むための、運命と自身への対峙の時を、真摯な瞳で見つめている。木下監督は、セリフを極力排したことで、喪失の痛みと再生の強さがよりダイレクトに伝えた。また主演の寺島咲と、妹役の小野ひまわりの相性も良く、間に生まれる微妙な温度変化が大切に掬い取られている。2005年、ベルリン国際映画祭キンダーフィルムフェスト・コンペティション部門正式出品作。
| 監督・脚本 | 木下 雄介 |
| 製作 | 矢内 廣
近藤 邦勝
黒坂 修
高野 力
中嶋 孝夫 |
| 出演 | 寺島 咲
小野 ひまわり
田中 哲司
黒沢 あすか
津田 寛治 |
●HIGH TECH SOUL -The Creation of Techno Music- (2004)
『High Tech Soul』では、大物DJ達が80年代からを本音で振り返るという超貴重なインタビューに成功。今まで顔をあかさなかったアーティストや、語られなかったデトロイトテクノの真実がついに明かされる。出演者数は主要アーティスト含め34にのぼり、なぜか日本人テクノポップユニット(?)のHimawariも紛れ込んで、現代テクノ・カルチャーを牽引してきた創始者総勢34人が語る、光輝く80年代デトロイトの全貌が明かされる、非常に貴重なドキュメンタリー。
2006年8月5日公開
| ジャンル | 音楽 |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ビクターエンタテインメント |
現代テクノ・カルチャーの知られざる裏側に鋭く迫るキュメンタリー映画、ついに完成。これまで、デトロイト及びテクノミュージックについて真実を語られるものはなかった。本作ほどテクノミュージックを語った作品はなく、本作の価値が非常に高い理由がわかる。「サブマージ・ライブ・イン・ジャパン」と並んで、映像でデトロイトテクノを体験できる貴重な作品。本作を観ずにして「テクノ」は語れない。
| 監督 | ゲイリー・ブレドウ |
| 出演 | ホアン・アトキンス
デリック・メイ
ケヴィン・サンダーソン |
●島ノ唄 (2004)
奄美や沖縄の島々を20年にわたって訪れている詩人・吉岡剛造。彼は今回の旅で、沖永良部島、加計呂麻島、沖縄本島、奄美大島をたずねた。ヤマトだけでなく周辺地域やアメリカの影響も受けているこの地には、特有の文化がある。そしてその中で暮らす人々は、それぞれ己の「島ノ唄」を歌っている。島々を歩いてそんな「唄」に身を浸した吉岡は、やがて自らも言葉を綴り、唄い始めるのだった…。
2006年8月5日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 『島ノ唄』上映委員会 |
日本を代表する詩人・吉岡剛造とともに、沖縄の島々を巡るドキュメンタリー。彼の肩越しに見えてくるのは、島の生命力あふれる自然、独特の文化、そして島人たち。“黙認耕地”で野菜作りをしながら故里の唄を作る老人や、ヤマトから来た作家と恋に落ちた女性、ハブに噛まれたのが原因で片足を切断したにも関わらず、ハブを“山神様”と呼ぶ96歳の唄者らの姿を通し、“島で生きる”ということのエッセンスを映し出していく。そして、島の空気を目いっぱいに吸い込んで紡ぎ出された吉岡剛造の詩は圧巻。あふれ出す言葉の奔流は、自然の音とともに、島に美しく鳴り響いている。
| 監督 | 伊藤 憲 |
| 出演 | 吉岡 剛造
松田 栄喜
島尾 ミホ
里 栄吉 |
●東京フレンズ The Movie (2006)
家業手伝いの地方在住のごく普通の女の子・玲が一気奮発して上京。転がりこんだ先は、下北沢にある幼なじみの友人・暁美宅。貼り紙を見て決めたアルバイト先の居酒屋、「夢の蔵」で出会ったのは、美大生の真希、店に入りびたりのOL・涼子、不思議系演劇少女・ひろの。そして、バンド・“サバイバル・カンパニー”のメンバーたち。ギタリストの隆司に「玲の声が好きだから」とバンドのボーカルに迎え入れられ、玲の環境は一変して…。東京で出会った新しい友達(東京フレンズ)と玲、夢なんて見つからないと思っていた皆が出会い、夢を見つけていく様子を、それぞれの人生をリアルに描いた青春群像劇。
2006年8月12日公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
主演は、昨年の新人賞レースを総なめにし、最新アルバム「LOVE JAM」も快進撃中の大塚 愛(初出演作品)。スタッフは、「ロングバケーション」などで高視聴率を叩き出した、フジテレビ・永山耕三監督とそのドラマ制作チームを起用。“劇場未公開作品”の概念を打ち破るような、鮮度抜群の未公開作品と考えていただければよいでしょう。また、エンタテインメント会社から発信された作品らしく、主題歌や挿入歌など、音楽にに強いこだわりを持っているのも「東京フレンズ」の特徴で、固定ファンの多いエイベックス・アーティストを主演にしたオリジナル脚本と、人気と実力を伴うスタッフ陣が、2005年、新たな可能性を広げ、新機軸を打ち立てることは 間違いありません。
| 監督 | 永山 耕三 |
| 脚本 | 衛藤 凛 |
| 出演 | 大塚 愛
松本 莉緒
瑛太
真木 よう子
小林 麻央
平岡 祐太
伊藤 高史
佐藤 隆太
中村 俊太 |
●ユナイテッド93 (2006)
2001年9月11日。ニューアークの空港は、朝の喧騒に包まれていた。離陸の準備を整えたユナイテッド航空93便は、40名の乗客を乗せ、サンフランシスコへ飛び立つ。その直後、ワールド・トレード・センターに2機の民間機が激突した。その頃、ユナイテッド93便の機内でも、テロリストが爆弾を持って操縦室を制圧。機内は混乱に陥るが、地上で起こっている事態を知った乗客と乗員たちは、わずかな武器を手に立ち上がった…。
2006年8月12日公開
| ジャンル | 社会派ドラマ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ=イギリス |
| 配給 | UIP映画 |
2棟のビルから立ち上る煙。積み木のように崩れ落ちていくワールド・トレード・センターの映像を見ながら、それが真実と信じられなかったのは、たった5年前の現実だ。本作は、9.11のテロ事件でハイジャックされた4機の航空機のなかで、唯一、目標に到達することなく墜落したユナイテッド航空93便の物語。そこに映し出された、何の飾りもない生々しい真実は、圧倒的な臨場感を持って観客の胸にのしかかってくる。監督は、『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラス。出演者に大物スターは存在せず、この機に搭乗した乗客の年齢などを考慮して選ばれた俳優たちと、実際のパイロットや管制官を起用している。わずか5年で、すでに薄れていくあの時の記憶を、まざまざと甦らせる本作は、どんなストーリーよりも意義深いはずだ。
| 監督・製作・脚本 | ポール・グリーングラス |
| 出演 | コーリイ・ジョンソン
デニー・ディロン
タラ・ヒューゴ
サイモン・ポーランド
デヴィッド・ラッシュ |
●狩人と犬、最後の旅 (2004)
半世紀に渡ってロッキー山脈で罠猟を続けてきたノーマン・ウィンター。彼はネイティブ・アメリカンの妻ネブラスカと7頭の犬ぞり犬と共に、人里離れた大自然の中で暮らしている。ノーマンとネブラスカは猟を通じて生態系を維持し、自然を守る猟師の仕事に誇りを持っている。そして何よりも、ほぼ自給自足の自由な暮らしと自然を愛していた。しかし森林の伐採によって、年々動物は減少。山を降りることを考え始めた2人に、リーダー犬の死が追い討ちをかける。
2006年8月12日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | フランス=カナダ=ドイツ他 |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
ロッキー山脈最後のトラッパー(罠猟師)、ノーマン・ウィンターが本人役を演じるドラマ。とはいえ彼の仕事ぶりや日常、自然の美しさを丁寧に捉えた作品になっており、ほとんどドキュメンタリーを見る感覚だ。薄氷の割れ目に犬ぞりごと落ちるエピソードも、彼の実体験の再現。リアリティのある物語、本人だからこそ説得力のある台詞など、自然と寄りそって生きる人間の姿を等身大で見せてくれる。ニコラス・ヴァニエ監督自身も、わずか20歳でラッブランド大平原の徒歩横断を成功させるなど、数々の偉業を成し遂げたフランスの著名な冒険家。それだけに自然と人間の関係性描写に哲学的な深みがあり、考えさせられる。相棒として大活躍する犬たちも素晴らしく、犬好きは必見だ。
| 監督・脚本 | ニコラス・ヴァニエ |
| 撮影 | ティエリー・マシャド |
| 音楽 | クリシュナ・レビ |
| 出演 | ノーマン・ウィンター
メイ・ルー |
●紙屋悦子の青春 (2006)
鹿児島の片田舎に住む紙屋悦子は、兄夫婦と3人、寄り添うように暮らしていた。長引く戦争に、不安は募るが、酸っぱくなった芋に文句を言ったり、亡き父の思い出話に大笑いしたりと、家族と過ごす時間は、楽しいものであった。ある日、悦子に見合い話しが持ち上がった。相手は、兄の高校の後輩である明石少尉の親友、永与少尉だった。悦子と明石は、密かに心を寄せ合っていた。しかし、海軍航空隊に所属する明石は、明日の命も危ぶまれる身。自分よりも、生き残る可能性が高い永与に、悦子を任せようとしたのだった。
2006年8月12日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | パル企画 |
『美しい夏キリシマ』の黒木和雄監督が、松田正隆原作の戯曲を、美しく静かなタッチで映像化した。松田氏の実の母親がモデルの、実話に基づいたストーリーで、撮影で使われた家に、今も母上は住んでいるという。作品中には、悦子の小さな家と、兄夫婦、明石、永与しか登場しない。昭和20年代そのままに再現された家や、道具たちを背景に、物語はゆっくりゆっくりと進む。無駄な物、贅沢な物が何一つなく、まじめさが評価された時代の人々の美しさを、言葉少なく、描きつくしている。主演は、原田知世、小林薫、永瀬正敏ら。華やかな演出が何一つない中での、“人間“を演じる技量が光る。質素と言う「日本の美」を、久しぶりに見た作品。
| 監督 | 黒木 和雄 |
| 出演 | 原田 知世
永瀬 正敏
松岡 俊介
本上 まなみ
小林 薫 |
●愛と死の間で (2005)
突然の交通事故で、愛する妻を失った医師コウ。いまだ妻を忘れられない彼は医師を辞め、現在は救護隊員として働いていた。ある夜、交通事故に遭遇したコウは、そこで助け出した女性ユンサムに特別なものを感じる。ユンサムの心臓は、亡き妻チーチンから移植されたものだった。コウはユンサムが末期の病におかされているいることを知り、妻と過せなかった日々を取り戻すかのように、残された時間を彼女のそばにいようと決意する。
2006年8月12日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 香港 |
| 配給 | ムービーアイ エンタテインメント |
いまや香港映画界のトップに立つといっていい大スター、アンディ・ラウ。『インファナル・アフェア』『LOVERS』などで、イイ男っぷりを見せつけてくれた彼だが、今回演じるのは愛するものを亡くし、失意と後悔の中で暮らす元医師だ。アンディにしては、アクションも犯罪もまったく絡まない、100%ラブ・ロマンスというのも珍しい。しかし、死んだ妻への愛をつらぬくため、妻の心臓を移植された女性につくすアンディもまた魅力的だ。偶然が多すぎる展開は、いささか強引だが、それがまた「香港映画らしさ」でもある。とにかく、スターであるアンディを見るための映画なのだから。
| 監督 | ダニエル・ユー |
| 出演 | アンディ・ラウ
チャーリー・ヤン
シャーリン・チョイ
アンソニー・ウォン |
●ハッスル&フロウ (2005)
アメリカ、メンフィスの裏通り。いまや売春婦の客引き(ハッスル)をしながら暮らしているDジェイも、かつてはラッパーとしてデビューするという夢を持っていた。そんな面影も消えようとしていたとき、同じ街出身でラッパーとして成功したスキニー・ブラックが凱旋することに。これは自分に巡ってきたラストチャンスだ!プロへの夢を思い出したDジェイは、スキニーに自らのサウンドを聴いてもらおうと、仲間とデモ・テープの制作を始めるのだが…。
2006年8月12日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映画 |
主人公のDジェイ役を演じるのは、現在ハリウッドで最も注目を集める実力派黒人俳優のテレンス・ハワード。すべてのラップ・シーンを吹き替えなしで演じなくてはいけない難役を見事にこなしきった彼の演技は、全米メディアから大絶賛され、本年度アカデミー賞最優秀主演男優賞にノミネートされました。そして、本作のもうひとりの“主役”は、音楽!メンフィス・ヒップホップ界の重鎮、スリー・6・マフィアらが全面協力することによって誕生した珠玉の名曲群は、ストーリーに圧倒的なリアリティをもたらします。アメリカのヒップホップ・シーンで今もっとも熱い“ダーティ・サウス”の魅力を全編に詰め込み、全米中の観客を熱狂させた音楽映画の新たな傑作が、ついに日本にも上陸!
| 監督 | クレイグ・ブリュワー |
| 出演 | テレンス・ハワード
アンソニー・アンダーソン
タリン・マニング
ダラジ・P・ヘンソン
D.J.クオールズ
クリス・“ルダクリス”・ブリッジス
アイザック・ヘイズ |
●真夜中の少女たち (2006)
17歳のミオは、チエと一緒にシブヤに向かった。毎日毎日、同じことの繰り返しでしかない日常。この街なら、何かを変えてくれるかもしれない。ひとり帰っていくチエを見送り、ミオはシブヤに残った。このままここに住んじゃおう。終電後、ミオは画家志望だというテツと出会う。でも現実の彼はホームレス。テツに連れられて、無国籍カフェバーに行ったミオを迎えたのはホームレスのおじさんたち。こんな生き方もいいかもしれない。その頃、ミオの同級生もさまざまな思いを抱えていた。
2006年8月12日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | デジタルサイト |
東京近郊に住む女子高生たちの等身大の悩みを4つの物語(「シブヤドロップス」「ベットタウンドールズ」「クラッシュ・ザ・ウィンドウ」「センチメンタル ハイウェイ」で綴るオムニバス映画。監督は佐伯竜一と堀江慶。78年生まれで、次世代の監督としても期待される堀江は、自らの劇団も旗揚げし、俳優、演出家、脚本家、監督とジャンルを問わぬ活動を続けている。2006年は、『ベロニカは死ぬことにした』『全身と小指』と本作を含めた3作品を監督。今後にも注目だ。退屈な日常、親友への秘密、教師への恋、家族のこと…。悩みを抱えた女子高生たちの姿を、渋谷飛鳥ら、現在、活躍の目覚しい美少女たちが瑞々しい魅力で見せる。
| 監督 | 堀江 慶
佐伯竜一 |
| 出演 | 高部 あい
長谷部 優
上堂薗 恭子
渋谷 飛鳥
佐津川 愛美
波岡 一喜
松澤 傑
佐野 大樹
河合 龍之介
増沢 望
津田 寛治
温水 洋一 |
●wanna be FREE! 東京ガール (2006)
ある携帯ブログがきっかけで、突然人気ファッション誌の読者モデルになった普通の女子高生・リン。カリスマモデル・彩花たちの一見華やかな世界と、複雑な人間感情に翻弄されていく。その中で“真の友情とは何か”“自分が生きているイミって何か”という問題に揺れながらも、リンは少しずつ大人への階段を歩んでいく…。普通の女子高生が、突然人気雑誌の読者モデルに!!そこから様々な経験を通して、大人の女性にと成長していく姿を、現代の女の子の揺れる思いを繊細に描いている。
2006年8月12日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ボルテージ |
主人公のリンを演じるのは、今回映画初主演であり、「Hana☆chu」で“カリスマモデル”として、女のコたちから絶大な支持を得ている上原奈美。さらに、多数の雑誌で活躍するモデルの桜井裕美、「CanCam」元専属モデルの臼田あさ美ら、第一線で活躍するモデルたちがリアルにモデルの世界を演じている。そして本作のエグゼクティブプロデューサー津谷祐司が、自らメガホンを取る。米UCLA映画学科で本場の映画作りを学び、短編作品で、国内外を問わず数々の賞にノミネートされてきた実績を誇る彼が、満を持して初の劇場長編公開作品に挑む。主題歌を歌うのはザ・ルーズドッグス。疾走感あふれる新曲「平成コンプレックス」で、映画の世界観を盛り上げている。
| 監督 | 津谷 祐司 |
| 脚本 | 大沼 紀子 |
| 出演 | 上原 奈美
桜井 裕美
臼井 あさ美
上山 竜司
天野 浩成
太田 在
山本 裕典 |
●異常性愛記録ハレンチ<ニュープリント> (1968)
京都木屋町のバー「ノン」のママ典子は、異常な性癖を持つ染物会社社長深畑との肉体関係を断てずにいた。やがて典子は妊娠し、中絶に苦悩するが、深畑は典子の苦悩をよそに、芸者やゲイボーイとの異常な性交渉を続ける。デザイナーの吉岡に心惹かれていた典子は、吉岡に助けを求め湖畔の宿で一夜を共にする。それを知った深畑の典子に対する責めは益々エスカレートしていく……。
2006年8月12日公開
| ジャンル | カルト |
| 製作年 | 1968年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東映 |
『徳川女系図』発表以来、その生々しい描写と大胆なタッチで、常に世の話題をにぎわし、嵐のような反響を巻き起こし続けていた石井輝男監督。あまりにも煽情的なタイトルと“エロ・グロ・バイオレンス”を前面に押し出した強烈な描写で、キワモノのレッテルを貼られ続けてきた本作は、長年、再映もテレビ放映もされなかった。剥き出しの欲望と徹底した残虐性に、人間の本性をえぐり出す冷徹な視点。成人娯楽映画の体裁を保ちつつ、歪んだ欲望を野放しにして平然としている社会の実像を暴いてみせた本作は、舞台を現代に置き換えても違和感無く成立する、極めて現代的な視点で描かれている。
| 監督 | 石井 輝男 |
| 出演 | 若杉 英二
吉田 輝雄
橘 ますみ |
●スーパーマン リターンズ (2006)
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地球から忽然と姿を消したスーパーマンことクラーク・ケントは、自分の居場所を求めて宇宙の果てまで旅をしていた。しかしクリプトン星の消滅を確認し、自分の故郷は地球しかないと悟った彼は、5年ぶりに“故郷”へ戻ってくる。だが彼を待ち受けていたのは、あまりに厳しい現実。永遠の恋人ロイスは婚約、幼い息子まで産んでいた。宿敵のレックス・ルーサーもまんまと刑務所を抜け出し、全人類を標的にした破壊計画を着々と進めており…。
2006年8月19日公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
1938年のコミック誕生以来、何度も映像化されてきたスーパーマン。しかしその名を世界に広めたのは、リチャード・ドナー監督、クリストファー・リーブ主演の映画『スーパーマン』に他ならない。今回18年ぶりに製作された最新作も、その78年公開作と続編『スーパーマンII 冒険篇』の精神を受け継いでいる。注目の“新スーパーマン”は、世界中から集まった数千人の中から、ブライアン・シンガー監督に大抜擢されたブランドン・ラウス。正統派の甘いマスクに美しい肉体、そして時々見せるシャイな表情…。映画初出演ながら、誰もがイメージする“完璧なスーパーマン”を体現した。最新VFXを駆使したアクションシーンはもちろん、ロマンチックで切ないラブストーリーも秀逸!すべての人にオススメできる1本だ。
| 監督・製作 | ブライアン・シンガー |
| 脚本 | マイケル・ドアティー 、 ダン・ハリス |
| 出演 | ブランドン・ラウス
ケイト・ボスワース
ケビン・スペイシー
ジェイムズ・マーズデ |
●花田少年史 幽霊と秘密のトンネル (2006)
近所でも有名なわんぱく少年・花田一路は、母・寿枝とケンカの毎日。そこに父、祖父、姉も加わり、花田家は貧しいながらも賑やかな日々を送っていた。ところがある日、一路はトラックと衝突する大事故に遭ってしまう。悲嘆に暮れる家族を下に見ながら天へと昇っていく一路だったが、女子高生の幽霊・聖子のおかげで奇跡の生還を果たす。しかしその影響からか、一路は幽霊が見えるという怖い能力を授かってしまうのだった。
2006年8月19日公開
| ジャンル | ファンタジー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
老若男女から愛されている一色まことのコミックを実写で映画化。ほのぼのとした笑いとホロリとくる感動を上手に編み上げた、質の高いファミリー映画だ。主人公の一路を演じるのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』での演技が高い評価を受けた須賀健太。一路のまっすぐなわんぱくぶりを生き生きと表現していて、彼を見ているだけで心が暖かくなってくる。母親役の篠原涼子のサッパリとした演技、父親役の西村雅彦の緩急自在な演技も心地いい。VFXによってコミックらしさを出した演出も随所で光っている。モノと娯楽にあふれる現代だが、花田一家はそんなものなくても幸せそうに輝いている。その輝きを、ぜひ親子一緒に見てほしい。
| 監督 | 水田 伸生 |
| 原作 | 一色 まこと |
| 出演 | 須賀 健太
篠原 涼子
西村 雅彦
北村 一輝
安藤 希
杉本 哲太
もたい まさこ |
●スーパーマン (2006)
地球から忽然と姿を消したスーパーマンことクラーク・ケントは、自分の居場所を求めて宇宙の果てまで旅をしていた。しかしクリプトン星の消滅を確認し、自分の故郷は地球しかないと悟った彼は、5年ぶりに“故郷”へ戻ってくる。だが彼を待ち受けていたのは、あまりに厳しい現実。永遠の恋人ロイスは婚約、幼い息子まで産んでいた。宿敵のレックス・ルーサーもまんまと刑務所を抜け出し、全人類を標的にした破壊計画を着々と進めており…。
2006年8月19日公開
| ジャンル | ヒーロー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
1938年のコミック誕生以来、何度も映像化されてきたスーパーマン。しかしその名を世界に広めたのは、リチャード・ドナー監督、クリストファー・リーブ主演の映画『スーパーマン』に他ならない。今回18年ぶりに製作された最新作も、その78年公開作と続編『スーパーマンII 冒険篇』の精神を受け継いでいる。注目の“新スーパーマン”は、世界中から集まった数千人の中から、ブライアン・シンガー監督に大抜擢されたブランドン・ラウス。正統派の甘いマスクに美しい肉体、そして時々見せるシャイな表情…。映画初出演ながら、誰もがイメージする“完璧なスーパーマン”を体現した。最新VFXを駆使したアクションシーンはもちろん、ロマンチックで切ないラブストーリーも秀逸!すべての人にオススメできる1本だ。
| 監督 | ブライアン・シンガー |
| 出演 | ブランドン・ルース
ケイト・ボスワース
ケビン・スペイシー |
●青春漫画〜僕らの恋愛シナリオ〜 (2006)
小学生の頃から、ずっと一緒だったジファンとダルレ。ふたりの夢はあの頃と同じ。ジファンはジャッキー・チェンのようなアクションスターになること。そしてダルレは女優になること。現在、大学に通うふたりはいまだ親友同士。でもある時、ダルレに恋人が出来た。ジファンと同じテコンドー学科に通うハンサムでスポーツ万能のヨンフンだ。ジファンもスタイル抜群の美女と付き合い始め、微妙に変化していくジファンとダルレの関係。ふたりの夢&友情の行方は?
2006年8月19日公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | エスピーオー |
日韓両国で絶大な人気を誇るスター、クォン・サンウが演じるのは、ジャッキー・チェンに憧れる明るい青年。はじめ、おかっぱ頭のサンウに、ファンは多少とまどうかもしれないが、明るい笑顔と性格、キレのよいアクションは、さらなる人気を獲得するはず。監督は、アクションと演技力を兼ね備えた俳優として、サンウにラブコールを送り、脚本にも彼のもともとの性格を反映させていると言う。サンウもジファンは普段の自分そのものだと語っている。そして相手役のダルレは、万人の恋人として受け入れらえているキム・ハヌルが好演。『同い年の家庭教師』でも共演しているふたりは息もぴったり。さらに、後半の衝撃的展開が笑いだけでなく、涙と感動を与えてくれる青春ムービーだ。
| 監督・脚本 | イ・ハン |
| 出演 | クォン・サンウ
キム・ハヌル |
●劇場版 遙かなる時空の中で〜舞一夜 (2006)
異世界・京にやってきた元宮あかねは、龍神の神子としての自覚を持ち始めたばかり。京をおびやかす怨霊を退治しようと奮闘する八葉達を助けたいのだが、何をすればよいのか見いだすことができない。そして突然の雨の中、彼女は衝撃的な出会いをする。「濡れるぞ…」その青年は、あかねに雨よけの薄衣を渡して去っていった。その頃、橘友雅と永泉は、建造中の舞殿を見つめていた。これまで京の平安を祈願する奉納舞のために、舞殿は何度も建造された。しかし幾度も焼失するため、怨霊が憑いているという世の噂を気にした藤原鷹通は、舞殿の穢れをはらってもらいたいと安部泰明に依頼する。
2006年8月19日公開
| ジャンル | アニメ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | シネカノン |
2000年4月にPlayStation版ゲーム発売以来、女性ファンを魅了する多くの美形キャラクターたちと、平安時代の京の都をモチーフにした舞台設定で 圧倒的な人気を誇る恋愛シミュレーション“ネオロマンスゲーム”「遙かなる時空の中で」。これまでゲームのほかにコミックス、CD、OVA、TVアニメ、イベントなどを通じて多くのファンを獲得している。 現在、水野十子により「月刊LaLa」(白泉社刊)にて漫画連載されており、コミックスも10巻まで発売中。コミックスは、累計200万部を超え、ゲームも累計30万本を超える大ヒットとなっている。 そして劇場版では新たなオリジナルキャラクターも登場!
| 監督 | 篠原 俊哉 |
| 声の出演 | 川上 とも子
関 智一
高橋 直純 |
●マッチポイント (2005)
アイルランド人のクリスは、英国の上流階級に憧れる野心家。高級テニス・クラブのコーチになり、金持ちの息子・トムと親しくなる。ある日トムに誘われてオペラに行くと、トムの妹・クロエに気に入られる。やがて交際が始まり、クリスはクロエの父親の会社の社員になり二人は結婚、クリスの人生は前途洋々に見えた。しかしクリスはトムの恋人・ノラとも浮気を続けていた。ノラを愛しているが、クロエが与えてくれるリッチな生活も手放せない。自分の人生を完璧にするため、クリスは殺人を思いつく…。
2006年8月19日公開
| ジャンル | ミステリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | イギリス |
| 配給 | アスミック・エース エンタテインメント |
年に1本、時には2本、3本と、ハイペースで作品を公開しているウディ・アレン。アレンと言えばニューヨーク、そしてジャズだが、本作の舞台はロンドン、音楽はオペラが使われている。本作も、アレンが得意とするミステリーであり、辛らつな皮肉が込められたコメディであるが、ここ数年の作品と比べると、全体的に何かひとつ弾けた印象がする。その理由のひとつに、本作のミューズにスカーレット・ヨハンソンを起用したことがあるだろう。数々の女優からインスピレーションを得て作品を撮り続けてきたアレンが、70歳になった今、監督としても、男としても現役で、旬の女優ヨハンソンとビリビリに刺激しあって、作品を作り上げたと思うと頼もしい。
| 監督・脚本 | ウディ・アレン |
| 出演 | ジョナサン・リース・マイヤーズ
スカーレット・ヨハンソン |
●マスター・オブ・サンダー 〜決戦!!封魔龍虎伝 (2006)
1400年の昔から、五重塔に潜む悪霊を封じる役目を担ってきた、桔梗院。しかし現在、鬼封じの術を知るものは、住職の三徳和尚と、世捨て人となった源流和尚のみ。ある日、三徳の弟子たちが、黄泉の国から甦った怨霊、小野篁が放った悪鬼に襲われる。その年は、12年に一度の「鬼封じ」の年だった。両親をなくし桔梗院へ預けられたアユミは、かつて鬼と戦った「青龍の七人衆」の子孫を探し、鬼封じへの協力を求めるのだが…。
2006年8月19日公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 日活 |
平安の昔から伝わる魔物退治をベースに、現代的な要素をふんだんに盛り込んだ、内容たっぷりのアクション・エンターテイメント。香港映画界で活躍してきた倉田保昭と、世界の映画人に影響を与えた千葉真一が、スクリーンで初の共演を果たす。悪霊が潜む五重塔へ乗り込んでいく若者たちには、「特捜戦隊デカレンジャー」でブレイクした木下あゆ美、「仮面ライダー剣 ブレイド」の椿隆之や、「実写版美少女セーラームーン」の小松彩夏など、現代のヒーローシリーズを代表する面々が集合。シリアスな武術アクション、コミカルなドラマ、重鎮の二本柱とフレッシュな若手たちのコラボレーションが、新鮮かつ見応えたっぷり。
| 監督 | 谷垣 健治 |
| 出演 | 倉田 保昭
千葉 真一
松村 雄基
木下 あゆ美
永田 杏奈
小松 彩夏 |
●深海 Blue Cha-Cha (2004)
刑務所を出たばかりのアユーは、心の病を持っていた。「頭の中のスイッチが入ったら、自分では切れないの」という、アユーは、薬を飲まないと、危険な状態であった。入所前に姉のようにしたっていた女性、アンの家に住み込み、アンが経営するクラブで働き始める。アユーの美しさに惹かれた常連客、チェンは、1か月分の給料より高いお金を払うから、と言ってアユーを外に連れ出す。「会うのはいいけど、好きになってはいけない」というアンの言葉を忘れ、チェンを愛してしまったアユーは、だんだん心が壊れていく。
2006年8月19日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 台湾 |
| 配給 | コミックリズ、ワコー |
『時の流れの中で』のチェン・ウェンタン監督の長編3作目の、静かな愛の物語。主演は、『藍月』のターシー・スーと、アイドルデュオWEWEのリー・ウェイ。台湾では、アイドルがドラマにも映画にも出演し、歌も歌うということが多いが、主演の二人もアイドル歌手出身。しかし、本作はアイドル映画などでは決してない。心を病み、しかも、出所間もない女性の、愛を求める複雑な心の世界を、静かなタッチで繊細に描いている。ターシー・スーは、歌手のイメージが強いが、演劇学校に通っていたこともあり、演技力は本物。心に病を持つ女性を体当たりで演じている。本作は、2005年東京国際映画祭で上映され、最優秀音楽賞を受賞している。
| 監督 | チェン・ウェンタン |
| 出演 | ターシー・スー
リー・ウェイ |
●もんしぇん (2006)
バスが急勾配の道を上って行く。気分が悪くなって途中で降りてしまったはる“はる”。ふと目にした小さな草舟に導かれるように辿り着いた入り江では、老人たちが泥人形を作っていた。彼らはごく自然に、はるに手伝いを頼みつつ、船に乗せて小さな島に連れ帰る。もと来た道へ戻る術をなくし、妊娠していることも見透かされたはるは、渋々老人たちが共同で暮らす不思議な家に留まることに。そこにもう一人、“作一”という老人が迷い混んでくる。
2006年8月19日公開
| ジャンル | ファンタジー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | シグロ |
来るものがいれば去るものもいる。小さな島に船で辿り着いた人々が、寄り添うように生きる場所で、不思議な体験をする“はる”。“はる”を演じる玉井夕海は16歳のときに天草の海に出会い、そこで得たインスピレーションをもとに、映画をつくりたいと思い続けてきたという。そんな玉井が企画・脚本・音楽を手がけ、新人の山本草介が初メガホンをとった本作は、まるで一編の詩のような美しさと、生命への敬意に溢れたファンタジーだ。老婆たちの有無をも言わさぬ強引さや、赤の他人であってもその場に居合わせた者を受け入れる寛容さは、海の持つ包容力に似ている。そして、命を育み、死をも受け入れる水の力に逆らわないことが、迷える主人公はるを救うのだ。
| 監督 | 山本 草介 |
| 出演 | 玉井 夕海
近藤 正臣
玉川 スミ
今野 鶏三
榎木 兵衛 |
●シャガール:ロシアとロバとその他のものに (2006)
新旧の貴重な映像からシャガールの人物像をも明らかにしてゆく。ブラック、ドローネー、デュシャンらの画家や、詩人のアポリネール、振付家のマシーンなど、彼と交流のあった20世紀を代表する芸術家たちの当時の映像、孫娘メレット・マイヤーら関係者へのインタビュー、さらにはシャガール自身へのインタビュー映像から見えてくるのは、人なつっこいシャガールの素顔だ。約1世紀におよぶ生涯のなかで油彩、版画、陶芸、ステンドグラスと様々な技法に旺盛に挑み、約15000点にものぼる作品を残したシャガール。本作は、絵を通して生きることを決して止めなかった男の仕事と生涯に迫るドキュメンタリー。
2006年8月19日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | ユーロスペース |
1887年にロシアのヴィテブスクで生まれたシャガールは、ユダヤ人であるがゆえ2つの大戦やロシア革命など政治的な混乱に大きく翻弄された。戦争や国外追放、妻でミューズであったベラの亡命先での死、政治的、芸術的な失望。その人生のなかで降りかかった困難の数々は、シャガール独自の、詩的感覚によって作品に再現されている。本作では、少年時代を過ごした故郷のヴィテブスクの風景を描いた「ロシアとロバとその他のものに」や、最愛の妻ベラとの愛を描いた「誕生日」、「白い襟のベラ」、ナチスによるユダヤ人虐殺を憂いた「白い磔刑」などの代表作から、数々のスケッチ、遺族によって保管されていた未公開の作品などをたどり、シャガールの人生そのものを浮かび上がらせる。
| 監督 | フランソワ・レヴィ・クエンツ |
| 出演 | マルク・シャガール
メレット・マイヤー・グラベル
ピエール・シュナイダー |
●東京失格 (2006)
売れないバンドマンのタックン、サラリーマンのたかちゃん、そして司法浪人のエイジは、大学でバンドを結成して以来10年の仲。 30代になっても3人はしばしば集まっては酒を飲み交わしていた。しかし、ある日突然、エイジの訃報が届く…。葬式帰り、タックンとたかちゃんは、昼間からありったけの友人を集めて飲み騒ぐ。たかちゃんの恋人であるナオは心配しながらも、2人の男を見守るしかない。2人は酒を飲み続ける。ただただ感情の整理がつかないまま、東京をさまよい続けるタックンとたかちゃん。そして、翌日になっても離れられない彼らのもとに、エイジの恋人であったカンナからメールが来る…。
2006年8月19日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | P−kraft |
監督は本作が劇場デビュー作となる井川広太郎。カメラマンとして数々の作品を撮ってきた経験を生かし、本作では監督、脚本と同時に撮影も兼ねるスタイルで、迫真の映像を演出している。主演するのは、映画監督であり俳優としても評価の高い福島拓哉。そして舞台で活躍する岩崎高広が、友人役を好演。さらに、TVCFも好評なモデルのTOMOMI、第111回ピンク映画大賞女優賞受賞の西藤尚、そしてグラビアアイドルの金井アヤ、こばやしまりと、多彩なキャストが実現。東京を巡るロードムービーでありながら、リアルな描写が際立つドキュメンタリーのようでもあり、ロックに彩られた恋愛映画でもあるという、今までにない新しい映画が完成した。
| 監督 | 井川 広太郎 |
| 出演 | 福島 拓哉
岩崎 高広
TOMOMI
西藤 尚
金井 アヤ
こばやし まり |
●UDON (2006)
「世界を笑わせてやる!」と一流コメディアンを夢見て単身NYに渡った松井香助が、返し切れないほどの借金を抱え、一度は捨てた故郷・香川に舞い戻ってくる。製麺所を営み、日々黙々とうどんを打ち続けるがんこ一徹な父親は「なにしに帰ってきた」とにべもない。それでも、親友・庄介の紹介でタウン情報誌「さぬき」に職を得た香助は、香川名物さぬきうどんのコラムを企画し、やがて空前のうどんブームが巻き起こるのだが…。
2006年8月26日公開
| ジャンル | コメディ |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
ソウル・フード=“うどん”をテーマに、「踊る大捜査線」チームが挑んだ本作。人を笑わせることの難しさを嫌というほど思い知らされても、まったく懲りない主人公・香助をユースケ・サンタマリアが演じ、その打たれ強さが、波紋のように広がり、周囲にも浸透して行く。ある種の能天気さと、部活のノリの無邪気さで「うどん」を追求して行く彼らの姿に見ている方も楽しくなる。さらに、「ブームは祭り。だから必ず終わりが来る」と、現実を見据えるトータス松本演じる親友・庄介の存在も光る。最終的に笑いの原点に気づかせてくれたり、迷いに迷った回り道も決して無駄じゃないことを教えてくれる作品だ。
| 監督 | 本広 克行 |
| 出演 | ユースケ・サンタマリア
小西 真奈美
トータス松本
鈴木 京香
片桐 仁 |
●僕の、世界の中心は、君だ。(2006)
気はいいけれど、平凡な高校生スホ。成績も容姿もいたって普通だ。同じクラスの女の子スウンは、学校でも目立つ存在。美人で性格もいいスウンは、当然、男子の人気の的。そんなスホとスウンが恋に落ちた。美しいスウンに想われたスホの心はまさにバラ色。これから僕は君のために笑い、泣き、生きるよ。明るく楽しいことが待っているかに思えたスホとスウンの未来。そんな矢先、スウンが倒れてしまう。実は彼女の身体は病に侵されていた…。
2006年8月26日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
片山恭一のベストセラー「世界の中心で、愛をさけぶ」原作の韓国版映画。難病に侵されながらも懸命に生きるアキと、彼女を想う朔太郎を、長澤まさみと森山未來が演じ、一気にスターにのし上げた日本版のヒットもまだ記憶に新しい。新しく生まれ変わった韓国版での主演は『猟奇的な彼女』で日本でも知られるチャ・テヒョン。テヒョン特有の、いるだけでその場を明るくするような存在感は健在で、彼の主演によって、日本版には感じられなかったようなラブコメ的要素も盛り込まれ、後半の号泣路線がより際立つ仕上がりになっている。ヒロインに扮したソン・ヘギョは「秋の童話」などで人気のテレビ女優。本作で記念すべき映画デビューを果たしている。
| 監督 | チャン・ユンス |
| 出演 | チャ・テヒョン
ソン・ヘギョ
イ・スンジェ |
●ラフ ROUGH (2006)
ともに和菓子屋を営む宿敵同士の家で生まれた二ノ宮亜美と大和圭介。3代目にあたるふたりは、互いを仇として思うよう育てられてきた。しかし同じ高校で、亜美は高飛び込みの選手として、圭介は競泳の選手として同じプールで過ごすうち、互いに惹かれるようになっていく。が、実は亜美には、おさななじみで婚約者の仲西弘樹がいた。しかも競泳全日本チャンピオンの仲西は、圭介にとっても憧れの存在。そして迎えた日本選手権当日、若者たちの運命を悲劇が襲う…。
2006年8月26日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
数多くの青春恋愛漫画を残しているあだち充の、1987年から週刊少年サンデーで連載された原作を映画化。コメディタッチのなかに、青春の切なさ、運命の残酷さを垣間見せるあだち充節が魅力的な作品で、彼の最高傑作のひとつともいわれている。その名作を『電車男』の金子ありさが脚色し、『NANA』の大ヒットも記憶に新しい大谷健太郎が監督。『タッチ』に続き、ヒロインを演じたのは長澤まさみ。テレビドラマでイケメンぶりを発揮してきた、映画初主演の速水もこみちも大役をこなしている。夏にぴったりの青春ムービーだ。
| 監督 | 大谷 健太郎 |
| 原作 | あだち 充 |
| 出演 | 長澤 まさみ
速水 もこみち
阿部 力
石田 卓也
高橋 真唯
黒瀬 真奈美
市川 由衣
八嶋 智人
田丸 麻紀
徳井 優
松重 豊
渡辺 えり子 |
●親指さがし (2006)
12才の武ら仲良し6人組は、野原に立つ廃ホテルに忍び込んでは、そこで遊んでいた。ある日、ホテルの屋上で遊んでいる時に「親指さがし」をすることになる。それは親指を失った少女のために知らない部屋で親指を探すという、学校で噂の怖い遊びだった。6人が呪文を唱え目を開けると、6人の一人、由美子が消えていた。警察が捜査に乗り出すが、由美子は見つからなかった。それから8年後の夏、5人は同窓会で久しぶりに再会する。事件が忘れられない武は、もう一度「親指さがし」をしようと彼らを誘う。
2006年8月26日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ザナドゥー |
「山田悠介原作の同名の小説を、熊澤尚人監督が映画化。「親指さがし」とは、子供たちの間で知られる「都市伝説」のひとつである。“口裂け女”や“こっくりさん”など、子供ならではのネットワークで町から町に広がる怖い話。口コミゆえの恐ろしさで夜も眠れなくなったことは、誰でも一度は経験があるだろう。このような噂は、世代ごとに受け継がれ、伝説として残っていく。大人になった今、子供の想像力と感性の豊かさを改めて思い知る。主役の6人組を演じるのは、三宅健、伊藤歩、松山ケンイチら若手実力派。そして、佐野史郎、手塚理美らベテランが脇を固めた。
| 監督 | 熊澤 尚人 |
| 原作 | 山田 悠介 |
| 出演 | 三宅健
伊藤 歩
松山 ケンイチ
永井 流奈
尾上 寛之
品川 徹
春海 四方
斎藤 歩
野澤 祐樹
小野 明日香
佐野 史郎
手塚 理美 |
●幻遊伝 (2006)
日本人の女の子シャオディエは、台湾で漢方薬店を営む父親と2人暮らし。日本に帰りたい彼女だが、その願いを聞いてくれない父親にはいつも反抗してしまう。ある夜、友人たちと時代劇の映画村に忍び込んだシャオディエは、事故がきっかけで遠い過去にタイムスリップ。そこで彼女は女義賊「青醍子」と間違えられ、役人に追われるハメに。逃げ出した彼女は、悪霊退治の道士、公金を盗んだ若い盗賊ハイションとアーゴウらと知り合い、冒険の旅に出る。
2006年8月26日公開
| ジャンル | SF |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 台湾 |
| 配給 | 角川ヘラルド映画 |
現代の女の子が、過去にタイムスリップして大冒険という設定は、「王家の紋章」以来、少女マンガでおなじみだが、この作品ではちょっとわがままな現代っ子が、キョンシーや悪霊が跋扈する世界へと行って大活躍という設定だ。舞台は台北だが、主人公とその父親には、田中麗奈と大杉漣の2人の日本人がキャスティングされている。相手役は台湾出身で、『藍色夏恋』でのデビュー以来、日本でも人気上昇中のチェン・ボーリン。田中麗奈とチェン・ボーリンは、新作の『暗いところで待ち合わせ』でも共演している。監督は『運転手の恋』のチェン・イーウェン。
| 監督・脚本 | チェン・イーウェン |
| 出演 | 田中 麗奈
チェン・ボーリン
大 杉漣
リー・リーチュン
ホン・ティエンシャン
ミャオ・ツーチィエ |
●ハイテンション (2004)
逃げ惑う若い女性。そのシャツには真っ赤な血が…。マリーは車の後部座席で悪夢から目覚めた。彼女は、親友アレックスのとうもろこし畑に囲まれた実家で、共に試験勉強をするためにやってきたのだった。部屋へと案内されたマリーが身体を休めていると、玄関のチャイムがけたたましく鳴り響いた。そしてアレックスの父が、男に刃物で惨殺されてしまう。マリーは身を潜めるが、続いて、母親と弟も犠牲に。さらにアレックスが捕らえられ、マリーは何とか救おうとするのだが…。
2006年8月26日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | ファントム・フィルム |
ラストに意外なオチもある、フランス産のスプラッター。冒頭から繰り広げられるハイテンションな残虐シーンは、正視できないという謳い文句も納得のキョーレツさ。日本での公開が遅れていたのも、肯ける。しかし、見てはいけないと言われれば言われるほど、覗いてみたくなるもの。とにかく恐い。そんな気分を味わいたい人にもってこいの直球ホラー作品だ。監督は、1999年に20歳で『フリア』を撮りあげたアレクサンドル・アジャ。飛び散る血しぶき、襲いくる電動ノコギリ!本当に痛そうな残虐シーンが持続するパワーは、感服モノですらある。「ただひたすら怖いホラーを作ろうとした」という監督の狙いは、十分に成功。このハイテンション、体験すべし。
| 監督 | アレクサンドル・アジャ |
| 出演 | セシル・ド・フランス
メイウェン |
●マックス!!!鳥人死闘篇 (2004)
独自のトレーニングをロンドンで繰り返していたYAMAKASIメンバー。ジムの経営者レオが持ちだしたバンコクにジムを開く計画に、ローガンら5人の仲間が賛同。かくしてバンコクにやってきた彼らは、すぐさま工事現場でトレーニングを開始するが、縄張り荒らしと勘違いしたキエン率いるストリート・ギャング団に襲われてしまう。このキエンとの偶然の出会いから、チャイニーズ・マフィアと日本のヤクザの壮絶な権力闘争に、YAMAKASIも巻き込まれていくのだった…。
2006年8月26日公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ、シナジー |
フランス・パリで独自の武道を追求する集団YAMAKASI。数十メートルもあるビルの谷間を飛び越え、高い壁をも軽々と越えていく彼らの超人的身体能力は、映画『YAMAKASI』で紹介されるや全世界のドギモを抜いた。そんな彼らの驚異的な技の数々を、心ゆくまで堪能できるアクション映画が本作だ。なかでも300人が大乱闘を繰り広げるクライマックスは必見!今、CGなしの生身でココまでやれるのは、世界中を探してもYAMAKASIとムエタイのトニー・ジャーぐらいじゃなかろうか…。
| 監督・脚本 | ジュリアン・セリ |
| 出演 | チョウ・ベル・ディン
ロラン・ピエモンテージ
シャルル・ペリエール
ギレン・ヌグバ・ボイェケ
マリク・ディウフ
ウィリアムス・ベル
ヤン・ノウトゥ |
●THE WINDS OF GOD -KAMIKAZE- (2006)
2005年8月1日のニューヨークで、売れないコメディアンのマイクとキンタは交通事故に遭う。2人が意識を取り戻したのは、1945年8月1日の日本の特攻隊の基地。どうやら心だけが過去の日本の、しかも特攻隊員の身体に移動してしまったらしい。基地には出撃を待つ多くの若者たちがいた。最初は彼らに共感できなかった2人だが、彼らの心情を聞くうち、次第に心の交流が生まれてくる。しかし、出撃の時は迫っていた。
2006年8月26日公開
| ジャンル | SF |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
映画の基になるのは、1988年から各地で上演されている同名劇で、日本のみならずニューヨークやロンドンなどの海外公演も果たしている。また、1995年には一度映画化、そして2005年にはテレビドラマ化もされている。今回の再映画化は世界公開を視野に入れ、セリフは全編英語、主人公の2人もアメリカ人という設定だ。この劇そのものといっていい、監督・原作・脚本・主演の今井雅之は、本作でも引き続き主演。「タイムスリップ」という荒技を使って、現代の若者が、当時の死を目前にした若者たちとディスカッションし、戦争を振り返り、そして現在の自分たちの生きる道を問い直していく。「反戦」というだけでなく、「今を生きるということ」を考えさせてくれる作品だ。時おり入る日本(鹿児島)の美しい自然もいい。
| 監督・原作・脚本 | 今井 雅之 |
| 出演 | 今井 雅之
渡辺 裕之
千葉 真一
松本 匠 |
●キンキーブーツ (2005)
「どうしたらいい?」が口グセの優柔不断なチャーリーは、突然の父親の死で靴工場を相続する。しかしその直後、工場が実は倒産寸前だと判明!どうにか工場を救いたい彼のもとに舞い降りた天使は・・・ドラッグクイーンのローラ(♂)だった。小さな女性用の靴を無理矢理はいている彼女を見たチャーリーは、伝統的な紳士靴の製造から男性用セクシーブーツ製造へと工場の方向転換を図る。はたして保守的な職人たちは、2人の大胆な改革についていけるのか?!
2006年8月26日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ=イギリス |
| 配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
イギリスで社会現象を巻き起こしたハートフル・ムービーがついに日本上陸!「変態の、性的に倒錯した」、「奇妙な、変わり者の」を意味する”キンキー”。つまりキンキーブーツとは、エナメルで超ハイヒール、セクシーで刺激的なモドラッグクイーン御用達ブーツを指すのだ。優柔不断で頼りないチャーリーに対し、美のカリスマとしてロンドンのSOHOに君臨、腕っぷしもめっぽう強いローラは自信に溢れ、堂々としている。しかしそんなローラも、女装を脱ぐと結構な弱虫さん。悪口に傷ついてトイレに立てこもる繊細さが何とも愛らしい!ドラッグクイーンたちの華やかなショーもこの作品の見どころだ。しかし何より驚きなのは、これが実話に基づいた作品だという点だろう。
| 監督 | ジュリアン・ジャロルド |
| 脚本 | ティム・ファース 、 ジェフ・ディーン
| | 出演 | ジョエル・エドガートン
キウェテル・イジョフォー
サラ=ジェーン・ボッツ
ユアン・フーパー |
●青春☆金属バット (2006)
27歳の難馬は、コンビニのバイトとアパートを往復する日々。高校時代、野球部の万年補欠選手だった難馬は、謎の老人から究極のスイングを教えられて以来、10年間毎日バットを振り続けている。そんなある日、難馬は、巨乳の酔っ払い・エイコと出会い、なりゆきのままに『2人組のバット強盗』として指名手配されてしまう。偶然2人に遭遇したのは、警官の石岡。実は彼は、かつて難馬にデッドボールを当てた野球部のエースだった。
2006年8月26日公開
| ジャンル | 青春 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ゼアリズエンタープライズ=日本出版販売 |
トコトン不器用で、何をやっても冴えない青年・難馬が、唯一情熱を傾けるもの…それが金属バットだった!高校時代の挫折を引きずったまま大人になった男たちに、再び青春の輝きが訪れるまでを、コミカルに、そしてどこかファンタジックに描いたユニークな物語。難馬を演じるのは、フォーク・ロック・バンド『野狐禅』の竹原ピストル。印象的なエンディング曲『ならば、友よ』も披露している。初の『巨乳』役に挑んだのは、坂井真紀。また、やる気ゼロの警官・石岡には安藤政信が扮し、個性的なキャラクターのアンサンブルを見せてくれる。監督は、『空の穴』『アンテナ』の熊切和嘉。これまで重いテーマの作品に果敢に挑んだ熊切監督だが、本作では、どこか切なくて爽やかな青春ストーリーを瑞々しく描き出した。
| 監督 | 熊切 和嘉 |
| 出演 | 竹原 ピストル
安藤 政信
坂井 真紀
寺島 進
若松 孝二 |
●パトリス・ルコントのDOGORA (2004)
ゆったりと流れる大河メコン。そこは人々の生活の源だ。まぶしい太陽の光、やがてオレンジ色に染まる夕暮れの中、往来ではスクーターや自転車に鈴なりの人々と車が渾然となって行き交う。視線の強い子どもたちも、ときにくたびれて気怠そうな大人たちも。樹液を採取するパラゴムの森、ジーンズ工場、ごみ捨て場、ガソリンスタンド、収穫の金色の田園…。子どもも大人も、働いて、食べて、眠る。そんな人としての基本の営みがここにはある…。
2006年8月26日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | アルバトロス・フィルム |
パトリス・ルコントといえば、『髪結いの亭主』『橋の上の娘』などコメディから恋愛ものまでドラマ性に富んだフィクションを得意とする日本でも人気の高いフランスの映画監督だ。そのルコントが、音楽と映像のみ、しかもドキュメンタリーで、美しい作品を届けてくれた。彼自身が音楽家エティエンヌ・ペルションの楽曲「DOGORA」に衝撃を受け、初めて訪れて圧倒されたというカンボジアを舞台に、ひたすら音楽にふさわしい絵を求めたのが本作。カメラが追った貧しくとも、たくましいカンボジアの人々のダイナミックな美しさには、書かれた台詞は必要ない。作為や仕掛けなどなくても、これほどまでにカラフルで雄弁な映画になるのだから。
| 監督 | パトリス・ルコント |
| 音楽 | エティエンヌ・ペルション |
| 撮影 | ジャン=マリー・ドルージュ |
●楽日 (2003)
雨が降り続く中、台北の古い映画館「福和大戯院」が楽日(最終日)を迎えた。上映されているのは、キン・フー監督の名作『血闘竜門の宿』。満席の記憶を残し、いまは客席にはまばらな人影しかみえない。真剣に画面を見つめる、かつての主演俳優たち。その一方で、席を徘徊し、相手を求める男たちがいた。彼らは男子トイレや劇場の裏手で見つめ合う。受付係の女性は、映写技師に秘めた思いを、ひとつの桃饅頭に託すが、その思いに彼は気づかない。そして最終回の上映が終わった。
2006年8月26日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2003年 |
| 製作国 | 台湾 |
| 配給 | プレノンアッシュ |
個性的な作風で注目を集める台湾の監督ツァイ・ミンリャン。この『楽日』は2003年の東京国際映画祭では『さらば、龍門客棧』の題名で上映された。本作の主役は映画館そのもの。ミンリャン監督お得意の長回しで、無人の客席を延々と映し出す場面では、失ったものへの郷愁が強く打ち出ている。「映画館の記憶」の中でうごめく人々たちの中では、ゲイのハッテン場と化している男子トイレの描写が爆笑もの。そして若かりし頃の自分を見に来た、老俳優たちの再会にはホロりとさせられる。オマージュが捧げられている上映中の映画は、キン・フー監督の名作『血闘竜門の宿』で、1992年に香港で、『ドラゴン・イン 新龍門客棧』としてリメイクもされている。
| 監督・脚本 | ツァイ・ミンリャン |
| 出演 | チェン・シャンチー
リー・カンション
三田村 恭伸
ミャオ・ティエン |
●ラジニカーント チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター (2005)
親友センティルの結婚のために、アメリカから帰ってきた精神科医サラヴァナン。センティルはサラヴァナンを頼りにしている。センティル夫妻は、誰も近づかない不気味な言い伝えのある呪いの館を購入した。その館にセンティル夫婦は、仲違いしている本家の親戚と共に滞在することに。当然、サラヴァナンも一緒に滞在する。元々、館には庭師と孫娘ドゥルガが敷地内に暮らしていた。しかし二人は、決して2階には足を踏み入れることはなかった。なぜなら、2階の南角部屋こそが150年前に、強制的に王様の妾にされた踊り子チャンドラムキの霊を封じ込めた部屋だったのだ…。
2006年8月26日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | インド |
| 配給 | 日本スカイウェイ |
『ムトゥ〜踊るマハラジャ』の日本公開から8年…。インドの星、ラジニカーントが日本のスクリーンに帰ってきた!ラジニカーント演ずるアメリカ帰りの精神科医は、幽霊退治に歌って!踊って!の大立ち回りを繰り広げ大活躍!そしてヒロインには、インドの人気女優ジューティカが大抜擢された。彼女の熱のこもった演技は圧巻。本作はハリウッドを意識してか、CGやワイヤーアクションも駆使した作りになっており、スーパースター・ラジニカーントの、磨きがかかった怒濤の必殺技をさらに華麗に魅せている。2005年インド映画最大のヒット作にして、公開日数は200日を超える異例のロングラン。インドカレーのスパイスのように、色んなみどころ盛り込んだ本作に要注目!!
| 監督 | P・バース |
| 出演 | ラジニカーント
プラブ
ジョーティカー |
●迷子 (2004)
原因不明の伝染病が蔓延する台北の街。お腹を下した年配の女性が、公園でひとり3歳の孫を待たせ、何度もトイレに出入りしている。やっとの思いで公園に戻ると、なんと孫がいない!! かくして台北の街を舞台に、おばあちゃんの必死の捜索が始まる。強引に他人のバイクの後に飛び乗り、だれ彼なく孫の行方を問いかけるが……。精も根も尽き果て、人気のなくなった公園でとうとう座り込んだ時、見覚えのある人影が近づいてくる……。
2006年8月26日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 台湾 |
| 配給 | プレノンアッシュ |
長年蔡明亮作品の主演を努めてきたリー・カンションの初監督作品は、現代社会に潜む人間関係の希薄さを、大切なものを失ったときの喪失感や焦燥感とともに力強く描き上げている。004年のロッテルダム国際映画祭で監督としての才能が高く評価され、グランプリ(タイガーアワード)を受賞したリー・カンション。その後もツァイ・ミンリャンとともにテレビドラマを監督し、その才能を磨いている。『迷子』の原題「不見」は、同時進行で製作された蔡明亮監督の『楽日』(原題「不散」)と合わせて、友人同士の別れの挨拶のフレーズとして使われている。
| 監督・脚本 | リー・カンション |
| 製作 | ツァイ・ミンリャン |
| 出演 | ルー・イーチン
ミャオ・ティエン
チャン・チェア |
●おいしい殺し方 A Delicious Way to Kill (2006)
小学校の教師、ユカは極度の料理下手が原因で恋人にフラれる日々。ある日、新しい恋人から「おいしい手料理が食べたい」とせがまれたユカは人気料理研究家、東大寺ハルキが講師を務める料理学校にしぶしぶ通いはじめる。だが、2回目の授業の日、東大寺は姿を現さず行方不明になってしまう。同じ料理学校に通う白石カナエが東大寺と同じマンションに住む友人の山内キヨミに様子を見てもらおうとした矢先、東大寺がマンションから投身自殺!彼の死に驚きを隠せないユカは、カナエやキヨミとともに事件の真相を探るため、捜査を行っていくが、事件はハチャメチャにして思いもよらぬ展開に…!!
2006年8月26日公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
劇団「ナイロン100℃」の主宰者であり、小劇場系演劇界で確固たる人気を誇るケラリーノ・サンドロヴィッチが脚本・演出を手がけるコメディーサスペンス『おいしい殺し方 A Delicious Way to Kill』。本作でコメディエンヌとして新境地を開拓した奥菜恵、また犬山イヌコ、池谷のぶえを始めとする実力派舞台俳優が、ケラリーノ・サンドロヴィッチの元に集結!舞台さながらのスピード感、テンポ感あふれる作品に仕上がった。演劇界の鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチが仕掛ける「おいしい事件!?」女3人“トンデモ素人探偵”が織りなす、脱力系サスペンス・コメディ!はたして、事件の真相やいかに!?
| 監督 | ケラリーノ・サンドロヴィッチ
波多野 健 |
| 出演 | 奥菜 恵
犬山 イヌコ
池谷 のぶえ |
●Dear Pyongyang―ディア・ピョンヤン (2005)
約3万人の在日コリアンが暮らす、大阪市生野区。人生のすべてを“祖国”に捧げる両親のもとで、私(ヤン・ヨンヒ)は育った。30数年前、朝鮮総連幹部の父は、3人の兄を帰国事業で北朝鮮に送り出した。しかし月日が経ち祖国の窮状を知った両親は、息子たちにせっせと仕送りを始める。家ではステテコ姿でくつろぎ、「オモニ(母ちゃん)最高!」と叫ぶ陽気な父。私は父を愛しているが、祖国に絶対的な忠誠を捧げ続ける一面を、どうしても理解することができない。
2006年8月26日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | シネカノン |
<在日>コリアン2世の監督が、朝鮮総連幹部の父、母。そして、ピョンヤンで暮らす3人の兄とその妻子など、愛する家族を10年に渡って撮り続けたドキュメンタリー。「私」と両親は万景峰(マンギョンボン)号に乗り、ピョンヤンの兄たちを訪ねる。私たちが見たことのない万景峰号の船内、ピョンヤンの素顔、兄家族が暮らすマンションの様子など、どれも彼女だからこそ撮影できた貴重な映像だ。しかし本作の魅力は、あくまで愛する家族が主人公で、北朝鮮やピョンヤンが特別なものではなく、舞台として自然に登場する部分だろう。北朝鮮を題材にしながらも、紡がれるのはごくありふれた家族の物語なのだ。家族の愛に、ガンコだけど可愛い父に、そして彼らの苦悩に、誰もが涙してしまう感動作!
●46億年の恋 (2006)
閉ざされた監獄の雑居房で、殺人事件が発生する。とうに息絶えている青年に馬乗りになり、その首を絞め続けていた少年・有吉。現場を発見した看守によって取り押さえられると、「ぼくがやりました!」と悲痛なほどに叫び始めた彼が、本当に犯人なのか?事件の捜査にあたる警部らは、被害者・香月と罪を自供した有吉の素性、監獄内部の人間関係を探り始める。がて香月と有吉は、偶然にも同じ日に収監されたことがわかるのだが…。
2006年8月26日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | エスピーオー |
鬼才・三池崇史監督が、松田龍平と安藤政信を主演に迎え、男色を漂わせた濃密なドラマを綴った異色作。物語は息がつまるような監獄の中で展開するのだが、独創性あふれる美術・衣装により、作品の世界観が見事に形作られている。そして監獄の隣にそびえ立つ、宇宙ロケットとピラミッド…。そんなファンタジックな要素が加わることで、非現実性と神話のような崇高ささえ漂う舞台となっている。孤独な人生を送ってきたであろう美青年2人が出会い、言葉すら交わさないまま心理的な距離を縮めていく描写はスリリング!最初から最後まで男性しか出てこないが、むせかえるような色気とナイーブな感受性に満ち溢れている。台詞ではなく微妙な表情のみで語りかける、主演2人の表現力はさすが!
| 監督 | 三池 崇史 |
| 出演 | 松田 龍平
安藤 政信
窪塚 俊介
石橋 凌 |
|
| 9月公開 |
●マイアミ・バイス (2006)
フロリダの楽園マイアミ。太陽の光がふりそそぐリゾート地だが、米国で最も南米に近いことから、犯罪組織の密輸の中継地でもある危険地帯だ。マイアミ警察特捜課(マイアミ・バイス)の刑事コンビ、クロケットとダブスは、性格は正反対だが仕事では抜群のチームワークを見せていた。ある日、FBIの潜入捜査官2人が囮捜査の現場で殺される。FBIはクロケットとダブスに、生還の可能性がゼロに近い危険な捜査を要請する。
2006年9月2日公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映画 |
史上最も革新的と言われた伝説のテレビ・ドラマ「マイアミ・バイス」。スタイリッシュな刑事が活躍するかつてない犯罪ドラマとして、80年代に熱狂的なブームを巻き起こした。ファッションと音楽の話題性で、深夜放送にも関わらず日本でも高視聴率を記録した。映画ではドラマのファッション性は払拭され、骨太の潜入捜査ドラマが展開される。監督は、『ヒート』、『コラテラル』など、アクションや社会派ドラマで闘う男を描くことを得意とするマイケル・マン。主演は、『S.W.A.T.』などで、野性味溢れる演技を見せているコリン・ファレルと、『コラテラル』でも監督とタッグを組んだジェイミー・フォックス。
| 監督 | マイケル・マン |
| 出演 | コリン・ファレル
ジェイミー・フォックス
コン・リー
ナオミ・ハリス
エリザベス・ロドリゲス
ジョン・オーティス
ルイス・トサル
バリー・シャバカ・ヘンリー |
●アキハバラ@DEEP (2006)
世界の電脳中心地「アキハバラ」。そこに吸い寄せられるのは、特殊な技能と傷ついた心を持ち、この“聖地”でしか生きられない若者たち。そんな五人の若者がある事件おをきっかけに、弱小ベンチャー“アキハバラ@DEEP”を起業した。そんな彼らが不眠不休で開発したのが、「クルーク!」検索者の意思や傾向を自分で予測して、つかいこむほど勝手がよくなる(人格を持つ)画期的な検索エンジンである。爆発的な人気を得る「クルーク」。その「クルーク」は、一方で巨大IT企業がそのソフトを狙って動き出すという事態も引き起こしていた!
2006年9月2日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東映 |
若者から絶大な支持を得る作家・石田衣良の映画化第一作を手掛けるのは、次々に新しいジャンルに挑戦し続ける源孝志監督。そして個性的なキャラクター5人を演じるのは、赤丸急上昇中の若手俳優たち。リーダー・ページ役には、映画『NANA』で卓越した演技力を魅せ、ファンを虜にする成宮寛貴。ボックス役にはシャープな美形・忍成修吾。タイコ役には、強烈なキャラクターを放つ荒川良々。天才プログラマー・イズム役には、期待の新星・三浦春馬。そして紅一点 、格闘系ネットアイドル・キラ役にはトップモデルとしてはもちろん、今や女優としてもその才能を発揮する山田優。今、アキハバラからスカッと爽快!青春ムービーが配信される!!
| 監督 | 源 孝志 |
| 原作 | 石田 衣良 |
| 出演 | 成宮 寛貴
忍成 修吾
山田 優
荒川 良々
三浦 春馬
寺島 しのぶ
萩原 聖人 |
●グエムル −漢江の怪物 (2006)
ソウル市内を流れる川、漢江のほとりで売店を営む一家がいた。家長ヒポンの長男カンドゥは、いい大人なのに店番すら頼りにならないが、娘のヒョンソを愛する気持ちは人一倍強かった。行楽客でにぎわうのどかな午後、人だかりのする方へ行ったカンドゥンは、橋にぶら下がり、うごめく大きな”何か”を目撃する。そして”何か”は土手に這い上がり、あっという間に人々を襲って喰い始めた。そして逃げる途中、娘のヒョンソはその怪物にさらわれてしまう。その夜、一本の電話がカンドゥンにかかってきた。「おとうさん、助けて…」。
2006年9月2日公開
| ジャンル | パニック |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | 角川ヘラルド映画 |
『ほえる犬は噛まない』『殺人の追憶』と作る作品が全て面白い、韓国のポン・ジュノ監督。その長編3作目となる本作も、当然のように期待を裏切らない出来ばえだ。都会のド真ん中に「怪物」が現れ、人々を恐怖に陥れるが、それはゴジラのような怪獣ではなく、恐竜ほどの大きさの動きが素早いモンスターだ。そしてそれに立ち向かうのは、軍隊や科学者、TVレポーター、ではなく、社会から落ちこぼれたような一家。笑える場面もあるが、しかし本作は決してコメディやパロディではない。残酷なシーンについギャグを入れてしまうスピルバーグ作品にも通じる、シリアスとユーモアが不思議な感じでブレンドされている、独特の持ち味がある作品なのだ。平和な土手が一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図と化してしまう冒頭のシーンは、何度でも見たくなるだろう。
| 監督 | ポン・ジュノ |
| 出演 | ソン・ガンホ
パク・ヘイル
ペ・ドゥナ
ピョン・ヒボン
コ・アソン |
●日本以外全部沈没 (2006)
2011年。原因不明の大規模な天変地異によって、アメリカ大陸が一週間で海に沈んだ。世界各国が合衆国からの難民を受け入れたものの、犠牲者の数は天文学的数字に。ペピトーン合衆国大統領と政府首脳はエアフォースワンで脱出、日本の沖縄米軍基地にやってくる。しかし異常事態は終わらなかった。一週間後、中国大陸が沈没を始め、立て続けに各大陸が沈没。結局数週間で、日本以外のすべての陸地が沈没してしまう…。
2006年9月2日公開
| ジャンルSF |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | クロックワークス
ルネード・フィルム |
小規模なB級作品なのを逆手に取り、かなり過激なブラック・ユーモアをシレっとブチかました衝撃作。世界中からやってきた外国人が、国外追放されないように日本人にゴマをする。国際社会で軽んじ続けられてきた日本がチヤホヤされる図は、不謹慎だが何とも小気味よく痛快だ。このパロディが生まれたのは、小説「日本沈没」がベストセラーとなった1974年。SF作家仲間で小松左京の成功を祝う会が開かれた時に、星新一が筒井康隆をつかまえて「君、「日本以外全部沈没」を書きなさい」とけしかけたのが発端だとか。つまり、原作者も公認のパロディなのだ。
| 監督 | 河崎 実 |
| 原作 | 筒井 康隆 |
| 出演 | 小橋 賢児
柏原 収史
松尾 政寿
藤岡 弘
村野 武範
土肥 美緒
松尾 貴史
デーブ・スペクター
筒井 康隆
黒田 アーサー |
●40歳の童貞男 (2005)
電気店で働くアンディは40歳。部屋には箱入りフィギアとテレビゲームが所狭しと並べられ、壁にはフレーム入りのエイジアのポスター。車ではなく自転車を愛用し、几帳面な性格の彼は店の仲間から退屈な男だと思われていた。ある夜、珍しく同僚たちからポーカーに誘われた。ゲーム中、テーブル上を飛び交うのは下ネタばかり。話が盛り上がり、「生涯で最も下品な体験」を順番に告白するということになった。アンディは、女性のバストを「砂が詰まった袋みたいな感触」と言ってしまい、童貞であることがバレてしまう。
2006年9月2日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映画 |
そのまんまのタイトルが強烈!ロストバージンが低年齢化する現代に、ある意味新鮮な発想に大うけした全米中のブロガーが口コミで広げ、大ヒットした作品である。しかも、おばか映画ではなく、結構まじめな純愛コメディだから驚きだ。同じ悩みを抱える男性が多いということか?アンディが大事に持っている「箱を開けずに我慢してきた」フィギアをオークションで売ることで、彼がこれまでの殻をやぶり、人生を変えていくことを暗示するなど、脚本も旨い。主演は、『奥さまは魔女』などで、近年注目されてきているスティーブ・カレル。監督は、『ディック&ジェーン 復讐は最高』など、脚本家、プロデューサーとして活躍していきたジャド・アパトウ。
| 監督 | ジャド・アパトウ |
| 出演 | スティーブ・カレル
キャサリン・キーナー
ポール・ラッド |
●ONE LOVE (2003)
ジャマイカのキングストン。ヴォーカルのカッサは仲間たちとバンドを組み、練習にいそしんでいた。音楽コンテストの開催に胸躍らせるメンバーだが、カッサはメンバーのクローデットの歌に満足できない。一方、教会でゴスペルを歌う牧師の娘セリーナは、自分の結婚が迫っていたが、なぜかそれを素直に喜べなかった。そんなセリーナにスタジオで偶然出会ったカッサは、彼女の歌声に惚れ込む。次第に2人は惹かれ合っていくが、お互いの信仰が厚い壁となって立ちふさがる。そしてコンテストの日が近づいて来た。
2006年9月2日公開
| ジャンル | 音楽 |
| 製作年 | 2003年 |
| 製作国 | ジャマイカ=ノルウェー=イギリス |
| 配給 | アートポート |
レゲエには詳しくなくとも、ルックスといい、歌声といい、主演のキマーニ・マーリーがオヤジのボブ・マリーにそっくりなことはわかるだろう。そのボブ・マーリーの名曲「ワン・ラブ」で幕を上げるこの『One Love』は、ジャマイカとレゲエが十分に堪能できる、まさに夏にピッタリの作品だ。コンテストに夢をかけて、プロデビューを目指すというタテのストーリーに、ラスタファリアンの主人公とクリスチャンのヒロインの、「宗教」という障害を抱えたラブ・ストーリーが絡む。それだけなら古典的なストーリーだが、主人公が悪徳DJに反撃するのに「黒魔術」を利用するとか、「ラスタファリアンはマリファナはするが、コカインはしない」などのセリフ、ヒロインが出かけるのに使う乗合いタクシーなど、随所にジャマイカのローカル色が感じられて面白い。そして「愛はすべての障害に打ち勝つ」というエンディングも、観客をハッピーにさせてくれる。これこそ、この名曲のメッセージでもある。
| 監督 | ドン・レッツ
リック・エルグッド |
| 音楽 | ボブ・マーリー
キマーニ・マーリー |
| 出演 | キマーニ・マーリー
シェリーヌ・アンダーソン
アイドリス・エルバ |
●二重被爆 (2006)
1945年8月6日広島で被爆した山口彊(つとむ)さんは、当時長崎市の三菱重工業造船部の技師をしており、同年5月から3ヶ月の予定で広島に出張中でした。郷里の長崎には妻と長男を残して、単身赴任をしていました。広島事業所に向かった山口さんは、江波の電停で降りて歩き始めた所で被爆しました。これが1度目の被爆です。応急処置をして、焼け野原と化した広島を後に、山口さんら3人は8月7日昼、広島の西にある己斐駅(現在の西広島駅)から列車で長崎に向かいました。翌日8月9日、山口さんは会社へ広島の報告へ出かけます。その瞬間ピカッと来たのです。山口さんにとって、2度目の被爆となりました。
2006年9月2日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | タキシーズ |
1945年8月6日広島、8月9日長崎に相次いで原子爆弾が投下された。その被爆者の中に、広島と長崎の両市で被爆した人々がいる。“二重被爆”と呼ばれている方々のことは、長く歴史に埋もれていた。去年8月、「被爆者体験記」の中から、“二重被爆”の実態が明らかになり、報道された。原爆投下後2週間以内に広島・長崎両市に入り、残留放射能を受けた“二重被爆者”は165人、2度の原爆に直接遭遇した被爆者が9人いることが確認された。直線距離にして広島と長崎は約300キロにも関わらす、両市で直接被爆することがあるかも知れないと考えなかった米国の無思慮ぶり何故なのか?それをテーマに記録映画『二重被爆』を製作いたしました。
| 監督:青木 亮 |
出演:山口彊
佐藤 邦義
岩永 章 |
●夢遊ハワイ (2004)
幼なじみの女の子シンシンが死ぬ夢を兵役終了間近のベッドで見たアーチョウは胸騒ぎを覚える。そんな折り、銃を持ったまま脱走した後輩クンフーをこっそり連れ戻す極秘任務を上官から命じられる。相棒のシャオグェと共に兵舎を出たものの、シンシンのことが気になり、先に彼女の居場所を突き止めた。だが、彼女は精神を病んで入院していたのだ。そして、面会に来たアーチョウからシンシンは離れようとしない。仕方なく病院から彼女を連れ出すが…。
2006年9月2日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 台湾 |
| 配給 | IMX、アステア |
台湾にも兵役があり、若者たちは徴兵され20歳前後の貴重な時間を国に捧げる。大人として社会に出る前のこのプロセスが、その後の人生に与える影響は小さくないはずだ。加えて、学歴社会で生き残るための熾烈な受験戦争もある。どちらもそこからはみ出すことを許さない厳しいシステムだ。では、脱落してしまった者はどうなるのか?初メガホンをとった本作で、シュー・フーチュン監督が一つの形を見せてくれる。ほろ苦さを伴い、美しいだけではない青春を…。躓いて疲弊した心には、ただそっとそばにいることが一番なんだ、ということに気づかせてくれる。
| 監督 | シュー・フーチュン |
| 出演 | トニー・ヤン
ファン・ホンセン
チャン・チュンニン
ホァン・タイアン |
●トリノ、24時からの恋人たち (2004)
イタリア、トリノの映画博物館(モーレ)の小部屋に住みながら、夜警を続ける映画好きのマルティーノ。バスター・キートンの映画セットを思わせる内装のなかで暮らす彼の隣にあるのは、フィルムとカメラ。常に一人のマルティーノだったが、ハンバーガーショップで働くアマンダにひそかに恋していた。ある日、折り合いの悪い店長についに切れてしまったアマンダが、モーレに逃げ込んできた。マルティーノは現実の世界の喜びを知り、アマンダとその恋人アンジェロの日常も変化し始める。
2006年9月2日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | イタリア |
| 配給 | クレストインターナショナル |
イタリア本国で、「もうひとつの『ニュー・シネマ・パラダイス』の誕生だ」と絶賛された佳作。イタリア映画発祥の地であるトリノを舞台に、全く性格の違う男女が繰り広げるストーリーには、フランソワ・トリュフォーの『突然炎のごとく』をはじめとした名作が引用され、映画へのオマージュが捧げられている。繊細なマルティーノと力強いアンジェロ。2人の男性に惹かれるヒロイン、アマンダを印象的に演じたフランチェスカ・イナウディは、これが映画デビュー作。いつしか独特の世界に引き込んでいく夜のモーレが魅力的で、作り手の映画への愛情を感じさせる。イタリア映画祭2005では、『真夜中を過ぎて』のタイトルで上映された。2004年ベルリン国際映画祭プレス賞受賞作品。
| 監督 | ダヴィデ・フェラーリオ |
| 出演 | ジョルジョ・パソッティ
フランチェスカ・イナウディ
ファビオ・トロイアーノ |
●X-MEN:ファイナル ディシジョン (2006)
ミュータントを導くための学校エグゼビア・スクールの主催者、チャールズ・エグゼビアはグレイ家を訪ねる。両親は、一人娘ジーンが病気だと思い世間に隠していた。しかし、彼女は世界最高のミュータントパワーの持ち主のエグゼビアをはるかにしのぐ能力の持ち主だった。それから10年後。大企業ワージントン社の社長の息子、ウォーレンは、自分の背中に翼が生え始め、誰にも言えず悩んでいた。彼が自分の手で翼を切り落とし、手と体が血で染まっているのを父親に見られ、父親は息子がミュータントであると確信する。
2006年9月9日公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | 20世紀フォックス映画 |
大ヒット作、『X−MEN』シリーズがついにクライマックスを迎える。時間軸の描き方がこのシリーズのたまらない魅力だが、3作目もそれは健在。前作のラストでメンバーを洪水から救うために犠牲になったジーンの過去から始まるなど、オープニングからX−MENワールドにどっぷり嵌ってしまいそうだ。監督は、『ラッシュアワー2』のブレット・ラトナー。彼もこのシリーズですっかりヒットメーカーとなった。主演は、ヒュー・ジャクマン、ハル・ベリー、ファムケ・ヤンセンらの他、今後のハリウッドを担うティーンアクターを起用しているのにも注目。エレン・ペイジは、『ハード・キャンディー』でも難しい演技に挑戦しており、今後ブレイクの期待大だ。
| 監督 | ブレッド・ラトナー |
| 出演 | ヒュー・ジャックマン
ハル・ベリー
ファムケ・ヤンセン
アンナ・パキン
イアン・マッケラン |
●バックダンサーズ! (2006)
人気絶頂のトップヴォーカリスト・ジュリが、突然の電撃引退を発表!後に残ったのは、4人のバックダンサーだった。不器用だけどダンスが大好きなミウ、ダンスの才能はピカイチ!チームのリーダー的存在よしか、セクシー担当の元キャバクラ嬢ともえ、ダンサーよりもアイドル志望の愛子。華やかなステージを奪われた4人は、新米マネージャーと活躍の場を探し始めるが、気持ちがすれ違い…。
2006年9月9日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
「東京ラブストーリー」など、数々の名作ドラマを演出してきた永山耕三。「1999…月が地球にKISSをする」や、「HEART of GOLD」などダンス、ミュージカルの演出でも活躍してきた彼が、本格的ダンス青春ムービーで映画初メガホンを取った。主役の“バックダンサーズ”を演じるのは、元SPEEDのhiro、平山あや、ソニン、サエコの4人。なんと平山あやはダンス未経験だったという。それを短期間の特訓で、他の3人に引けをとらないレベルまで持っていったプロ根性には脱帽。劇中、hiroが披露する歌声も鳥肌モノだ。思わず踊りだしたくなる、軽快な作品に仕上がっている。
| 監督 | 永山 耕三 |
| 出演 | hiro
平山 あや
ソニン
サエコ
田中 圭
陣内 孝則
長谷 部優
北村 有起哉
浅野 和之
甲本 雅裕
藤原 喜
つのだ☆ひろ |
●LOFT ロフト (2005)
芥川賞作家、春名礼子は、スランプから脱却するために、純文学から大衆小説へと路線を変えようとしていた。しかし筆はなかなか進まず、そのせいか体調も悪くなってきた。そこで、編集担当者の木島の紹介で、高円寺のマンションから森の中にある古い一軒家に移り住み、執筆に専念することにした。家の前には、人気のない不気味な建物があった。ある夜、礼子は、その建物に一人の男が出入りしているのを見る。それ以来、礼子はその建物に惹かれるようになる。その頃から、礼子の周りに不思議な現象が起こり始める。
2006年9月9日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | ファントム・フィルム |
『回路』、『CURE キュア』などで、ホラーの枠を超え、世界から注目されている黒沢清監督の最新作。本作は、豊川悦司扮する大学教授・吉岡が、千年前のミイラを発見したところから話は始まっている。主人公たちは、妄想と現実の区別がつかなくなり、奇妙なセリフが続くが、吉岡が何度も口にする言葉、「祈り」と「救い」が、本作のメッセージと思われる。恐怖というより、不思議な感覚に包まれる異色ホラーである。主演は、『嫌われ松子の一生』で、最近めきめきと実力をつけてきた中谷美紀と、今や日本を代表する俳優とも言える豊川悦司。また、ドラマのイメージが強い安達祐実が、不気味な役どころを怪演。演技の旨さを見せ付けている。
| 監督・脚本 | 黒沢 清 |
| 出演 | 中谷 美紀
豊川 悦司
西島 秀俊
安達 祐実
鈴木 砂羽
加藤 晴彦
大杉 漣 |
●ファイナル・デッドコースター (2006)
ハイスクールの卒業を控え、ウェンディたちはアミューズメント・パークを訪れていた。ジェットコースターに乗った瞬間、彼女の脳裏に現れた悲惨な事故を伝える恐ろしい予知夢。「このジェットコースターは落ちる!」パニックを起こしたウェンディは、数人の友人と共に機を降ろされるが、直後に事故は現実のものに。生き残ったのは、ジェットコースターを降りた10人のみ。しかし死は追いかけてきた。ウェンディは事故直前に撮られた写真に、自分たちの死に方が暗示されていることに気付くのだが…。
2006年9月9日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
チームとして手がけた最初の作品『ファイナル・デスティネーション』で、イキナリの大ヒットを飛ばしたウォン監督と、製作・共同脚本のグレン・モーガンが、さらなる恐怖を届けるシリーズ最終章。第1作『ファイナル・デスティネーション』では飛行機事故、デヴィッド・リチャード・ハリス監督による続編『デッドコースター』では、ハイウェイでの自動車事故から始まった死の運命との追いかけっこ。そして本作で死のゲームがスタートしたのは、楽しいはずの遊園地。絶叫アトラクションのジェットコースターで待っていたのは、スリルではなく死だった。新アイテムである写真によって、それぞれの死へのヒントが示され、サスペンス色が強化されたことで恐さも倍増!
| 監督 | ジェームズ・ウォン |
| 出演 | メリー・エリザベス・ウィンステッド
ライアン・メリマン
クリス・レムシュ |
●ドリームシップ エピソード1/2 (2004)
西暦2304年。火星植民地の反乱軍に猛攻を受けていた地球の元老院は、タイムマシンで過去へと向かい、火星植民を可能とした技術を消し去ることを決断。作戦の遂行するために召還されたコーク船長らは、タクシーで元老院のもとに駆けつけた。しかしタイムトラベル直前、元老院は反乱軍に攻撃を受ける。混乱する状況の中、タイムマシンにはコーク船長、スパック、メタファ女王、そしてタクシー運転手のロックが乗ることになり…。
2006年9月9日公開
| ジャンル | SF |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | ドイツ |
| 配給 | トルネード・フィルム |
「スター・ウォーズ」シリーズや「スター・トレック」シリーズ、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などなど、有名作品の数々を思いっきりパロディしつつ、ギャグを連発。思わず「くすり」としてしまう苦笑から大爆笑まであらゆる笑いを届けてくれる。本国ドイツでは大ヒットを記録したおバカなSF映画だ。また多種多様なエンターテイメントが詰め込まれているのも、この映画の特徴。インド映画ばりの歌&ダンスシーン、CGによる迫力の宇宙船映像、歴史スペクタクルのような一騎打ち、さらには西部劇と、まさに古今東西のエンタメのごった煮状態。このカオス感が、作品のおバカぶりに拍車をかけている。何も考えずひたすら笑って観るのが吉な映画だ。
| 製作・監督・脚本・出演 | ミヒャエル・ブリー・ヘルビッヒ |
| 出演 | リック・カヴァニアン
クリスチャン・トラミッツ
アーニャ・クリング
ティル・シュワイガー |
●スーパースター カム・サヨン (2004)
工場で主任を務める傍ら、社会人野球の投手としても活躍していたカム・サヨン。そんな彼にチャンスが訪れる。なんと工場の系列会社がプロ野球チームを結成し、選手を公募するというのだ。サヨンは家族の反対を押し切ってプロテストを受け、見事に合格。サムミ・スーパースターズの一員としてプロ生活をスタートした。しかしチームは弱く、負け試合ばかり。サヨン自身も敗戦処理投手として扱われる日々が続くが…。
2006年9月9日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | IMX(インタラクティブメディアミックス) |
この映画の主人公カム・サヨンは実在の人物。韓国プロ野球創成期の5年間で、1勝15敗1セーブという、お世辞にも見事とは言えない成績で引退した左腕投手だ。そんな目もくれられないような選手の物語を映画化して面白いのか?という疑問が浮かびそうだが、投手としての能力のなさと反比例する“夢をあきらめない強さ”に焦点をあてることで、感動的なストーリーを作り上げた。カム・サヨンを演じるのはイ・ボムス。脇役などで個性を発揮してきた彼は、この作品で初の主役に。そんなサヨンと同じくこれまで“主役ではなかった”彼の演技は、情けなくて、でもひたむきに頑張り続けるサヨンをストレートに表現してくれている。
| 監督・脚本 | キム・ジョンヒョン |
| 出演 | イ・ボムス
ユン・ジンソ
リュ・スンス
コン・ユ
チャン・ハンソン |
●弓 (2005)
船の上で暮らす老人と少女がいた。10年前、老人がどこからか連れてきて以来、少女は釣り人を運ぶ船の上から一歩も出ないまま、もうすぐ17才になろうとしていた。それは、老人と少女が結婚する日でもあった。老人は、カレンダーに印を付け、その日を心待ちにしていた。少女に、いたずらする男がいると、老人は弓で威嚇して彼女を守った。その弓を放ってする弓占いは、釣り人に人気だった。老人と少女は、固い信頼で結ばれていた。しかし、釣り人の中に一人の青年が乗った日から、二人の関係は微妙に変わり始める。
2006年9月9日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 韓国 |
| 配給 | ハピネット・ピクチャーズ
東京テアトル |
『うつせみ』、『サマリア』など、屈折した愛憎劇を得意とするキム・ギドク監督の最新作。釣り人を相手に船で商売をしている孤独な老人と、17才の少女の、精神的な愛を描く。大人のファンタジーとして楽しんで頂きたい。ちょっかいを出そうとする釣り人たちを嘲るような少女の目は、男を知り尽くした女そのもの。そして、クライマックスの老人と少女の「初夜」のシーンは、圧巻。韓国映画における純愛とエロスが調和した、極上のラブシーンである。老人役に、『清風明月』などの名優、チョン・ソンファン、少女を『サマリア』『ジェニ、ジュノ』のハン・ヨムルが演じている。セリフは、ほとんどなく、表情だけで演じきった、二人の演技に拍手。
| 監督 | キム・ギドク |
| 出演 | チョン・ソンファン
ハン・ヨルム
ソ・ジソク
チョン・グクァン |
●恋鎖 (2005)
プレイボーイの柏木は、日に日に体が若返るという不思議な現象に見舞われていた。実年齢は29歳だが、体は17歳まで若返っているのだ。若返った理由は、初恋を忘れたからだと自分では思っていた。初恋を忘れるなんて、と人には言われるのだが…。ある日柏木は、自分をつけ回すストーカーに気が付く。ある日、柏木の自宅を見知らぬ女子大生が訪ねてくる。それは、柏木をストーキングする少女の姉・祥子だった。妹の書いた手紙に答えて欲しいと祥子は柏木に頼む。祥子の豊満な体に惹かれた柏木は、日曜日にまた来るようにと言う。
2006年9月9日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 「恋鎖」製作委員会 |
新進映像作家、西條雅俊が放つ危険と官能のクロスワード・パズル。第15回TAMA CINEMA FORUMでのコンペティション、「TAMA NEW WAVE」で、高橋陽一郎(『日曜日は終わらない』他)に、“新い映像言語”と絶賛されたニューウェイブである。これが劇場デビューとなる本作は、肉体だけ17歳に若返った男と現役女子大生を主人公とし、単なるエロティックなだけでなく、サスペンス、バイオレンスと様々な要素が盛り込まれている。キャストのルックスがいいことから、カップルでも十分楽しめる官能エンターテイメントとして仕上がった。主演は、生野零士、清水美玖ほか。新人の役者たちが体当たりの演技を見せる。
| 監督 | 西條雅 俊 |
| 出演 | 生野 零士
清水 美玖
吉村 康宏 |
●ルイーズに訪れた恋は… (2004)
コロンビア大学の入学選考部で部長を務めるルイーズは、39歳。同じ大学の教授であるピーターと離婚し、現在は独身生活。今は良き友人のピーターだが、彼に恋人ができたと知ると、少し心寂しくもある。そんなある日、一通の入学願書が彼女の気を引いた。高校時代に交通事故で亡くなった初恋の彼と、同じ名前だったのだ。その学生と面談したルイーズは、名前ばかりか雰囲気も昔の恋人にそっくりな彼に、一目で恋に落ちる。それは年下の彼も同様だった。
2006年9月9日公開
| ジャンル | ヒューマン |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
ルイーズを演じるのは、最近めきめきと出演作が増えている実力派女優、ローラ・リニー。主人公のルイーズは、別れた夫と「友人関係」を続けることによって、一定の安心感を得ている独身女性。しかしそれも、彼に彼女ができたことを知るまでだった。そんな彼女の心の空白に、高校時代の彼氏を思わせる青年スコットが飛び込んで来る。ルイーズの目から見れば、まだまだ考えも浅く、未熟な青年だが、逆にそれが魅力でもあるのだ。正直言って「大人らしく落ち着いた女性のルイーズ」と「子どもっぽい青年スコット」の恋は、うまくいきそうにも見えない。ところが最初は少し軽薄に見えた青年が、相手のことを真摯に思いやる「イイ奴」で、大人っぽいルイーズが年下への恋に慎重だったりと、「恋」に関しては立ち場が逆転して来たりするので、先は読めない。
| 監督 | ディラン・キッド |
| 出演 | ローラ・リニー
トファー・グレイス
ガブリエル・バーン
マーシャ・ゲイ・ハーデン |
●ザ・コテージ (2006)
高村志保はサークルの仲間6人で、南の島へ卒業旅行に出かけた。6人は海でアクティビティーを楽しむなど、学生生活最後の休日を満喫していたが、この島に伝えられる怨霊の伝説を知る。その伝説は、恨みをもって亡くなった死者の魂が甦り、人に恨みをかっている人間を殺すというものだった。そして、その日の夜、ホテルの支配人が死に、続いてメンバーのひとり・甲斐が行方不明となり翌日死体となって発見された。事故なのか? 殺人なのか? または怨霊の仕業か? 残る5人も次々と恐怖に襲われていく。実は、それぞれが狙われるだけの秘密を胸に隠し持っていたのだった…。
2006年9月9日公開
| ジャンル | ホラー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | アットムービー・ジャパン |
青春系ホラームービーXミステリー=“新感覚ショッキングスリラー”という斬新なスタイルでお届けする『ザ・コテージ』。主演には、テレビ、CMやグラビアで大人気の安田美沙子を迎え、その恋人役には「特捜戦隊デカレンジャー」で人気を博した林剛史、このほか上野なつひ、豊永利行ら、次世代を担うフレッシュな俳優陣が集結し、これまでの日本のホラーにはない恐怖を描き出す。ドラマの舞台は、卒業旅行で訪れた南の島。物語は、死霊にまつわる恐怖伝説と、次々と襲ってくるショッキングな出来事が、メンバーの中に渦巻く疑惑とリンクしながら展開。登場人物たちの等身大の青春群像と、新感覚ショッキングスリラーにご期待ください!
| 監督 | 葉山 陽一郎 |
| 出演 | 安田 美沙子
林剛 史
上野 なつひ
豊永 利行
小林 且弥
後藤 ゆきこ
古谷 香織
清水 ゆみ
山田 明郷 |
●靴に恋する人魚 (2005)
車椅子の少女ドドは絵本が大好き。とりわけ人間の足を手に入れる代わりに声を失う「人魚姫」のお話に心を奪われる。自分も歩けるようになったら、声が出なくなってしまうかもしれない。そんな不安を胸にドドは手術を受け、無事に成功する。やがて、どんな可愛い靴も履きこなす美しい娘に成長し、おとぎ話に出てくる王子様のようにハンサムで優しい歯科医のスマイリーと恋に落ちて結婚。相思相愛の2人は幸せに暮らし始めるのだが…。
2006年9月9日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | 台湾 |
| 配給 | IMX、マジックアワー |
「人魚姫」や「マッチ売りの少女」など童話の世界のような“可愛い!”と飛びつきたくなるセットや衣装。リアリティを極力排し、甘い砂糖菓子でくるんだような物語だが、実は、人生のビターでシビアな部分を浮かび上がらせている。主人公ドドは、永遠に続く幸せを夢見る少女ようなだが、実はなかなかどうして大人の女性。そんな主人公をビビアン・スーが演じる。シンプルでいて不可解、かつ残酷な童話をモチーフに、台湾の新人女性監督ロビン・リーが幸せの意味を探る本作は、大人にこそぐっとくるフェアリーテール。ナレーションもつとめるアンディ・ラウの若手監督支援プロジェクト「FFC:アジア新星流」の第1弾でもある。
| 監督 | ロビン・リー |
| ナレーション | アンディ・ラウ |
| 出演 | ビビアン・スー
ダンカン・チョウ
タン・ナ |
●アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵 (2005)
美しく広がる田園のお屋敷で、悠々自適な生活を送る、好奇心旺盛な奥様、プリュダンス。夫のゼリベールは、頼りないところもあるが、夫婦仲はよく、今も時折熱い夜を楽しむほどの愛妻ぶりだった。ある日、ゼリベールの叔母が老人ホームで亡くなり、遺品を整理していたプリュダンスは、その中の一枚の絵に胸騒ぎを覚える。調べてみると、この絵の持ち主だった老婦人が失踪したことが分かる。事件の予感“親指のうずき”を感じたプリュダンスは、心配するゼリベールを無視して、絵に描かれた家と老婦人を探す旅に出る。
2006年9月9日公開
| ジャンル | ミステリー |
| 製作年 | 2005年 |
| 製作国 | フランス |
| 配給 | ハピネット・ピクチャーズ |
ミステリーの女王、アガサ・クリスティーの「親指のうずき」の映画化。主人公は、名探偵ポアロ、ミス・マープルについで、クリスティー作品で人気のある“おしどり探偵、トミーとタペンス”である。本作は、舞台を原作のロンドンからフランスに移し、夫婦の会話も、恋愛の国、フランスらしく小粋に翻案している。田舎でのセカンドライフを楽しみ、初老になって尚、現役の男と女であるプリュダンスとゼリベール。まさに大人の映画の極みである。監督は、『夫たち、妻たち、恋人たち』のパスカル・トマ。プリュダンスを『女はみんな生きている』のカトリーヌ・フロが、ゼリベールを『アメリ』の名優、アンドレ・デュソリエが、楽しげに演じている。
| 監督 | パスカル・トマ |
| 原作 | アガサ・クリスティー |
| 出演 | カトリーヌ・フロ
アンドレ・デュソリエ |
●出口のない海 (2006)
時は1945年4月。青年が、一隻の潜水艦に乗り込んでいく。彼の名は並木浩二。戦況苦しい日本を前に、自ら志願した極秘任務を果たそうとしているのだ。野球ボールを握る彼の胸に、思い出が去来する。高校時代、甲子園優勝投手として周囲の注目を集め、大学に進学したこと。大事な肩を痛めたこと。しかし夢をあきらめなかった日々。そして日米が開戦。同級生らが志願しはじめ、並木も海軍への志願を決める。彼の任務は人間魚雷“回天”としての、敵艦への激突だった。
2006年9月16日公開
| ジャンル | スペクタクル |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
『半落ち』の佐々部清がメガホンを執り、再び横山秀夫の小説を基に映画化。仰々しさに陥ることのない演出で、人間ドラマを細やかに紡ぎ、感動を喚起させる。『半落ち』原作・監督コンビに加え、脚本を日本映画界が誇るふたりが担当しているのも見逃せない。作品の土台を、『たそがれ清兵衛』の山田洋次と、海外でも高く評価された『うなぎ』の脚本家・冨川元文が、きっちりと作り上げている。主演の市川海老蔵は、満を持しての映画デビューで、戦争に身を投じた青年・並木を熱演。並木と想いを寄せ合う女性・美奈子を演じた上野樹里も、これまでのイメージとは違う表情を見せる。戦争を通じ、生きる意味を深く問いかける大作。
| 監督 | 佐々部 清 |
| 原作 | 横山 秀夫 |
| 脚本 | 山田 洋次 |
| 出演 | 市川 海老蔵
伊勢谷 友介
上野 樹里
塩谷 瞬
柏原 収史
伊崎 充則
香川 照之
古手川 祐子
三浦 友和 |
●ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT (2006)
過激なカーレースで3度も逮捕され、カリフォルニアにいられなくなった高校生ショーンは、軍人の父を頼って日本にやってくる。幼い頃に別れたきりだった父との暮らし、言葉や文化の違いに戸惑うショーンだったが、アメリカからの留学生仲間に連れられ、深夜の立体駐車場へやってくる。そこはスピード・フリークが集まるアンダーグランドのレース場。ショーンはヤクザとつながりを持つD.K.とさっそく勝負するが、ドリフトを知らない彼は惨敗してしまう。
2006年9月16日公開
| ジャンル | アクション |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | UIP映画 |
人気シリーズの3作目は、なんと東京が舞台。モデルも務める俳優ルーカス・ブラック、映画初出演のナタリー・ケリー、最年少ラッパーのBOW WOWと、キャストも一新された。ほんの1カットながら“ハンサム・ガイ”役で妻夫木クンが登場したりと、サプライズ・ゲストも見逃せない。それにしても、路上の撮影許可が下りないと有名な東京で、よくもこんな派手なカーアクションが撮れたもんだ…と思いきや、なんと渋谷の街をLAのダウンタウンに再現してしまったそうな。ハリウッド映画って、やっぱりスゴイ。一流スタントマンによるドリフトシーンも最高にクール!映画の最後に「マネしないでね」と出てくるが、こんなの誰もマネできません。
| 監督 | ジャスティン・リン |
| 出演 | ルーカス・ブラック
バウ・ワウ
ナタリー・ケリー
ブライアン・ティー |
●シュガー&スパイス〜風味絶佳〜 (2006)
東京・福生市。高校を卒業した志郎は“とりあえず”ガソリンスタンドで働く日々。自分を「グランマ」と呼ばせるアメリカかぶれの祖母は、“必需品”を連れてよくスタンドを訪れている。そんなある日、ガソリンスタンドに新たなバイトとして乃里子が入ってきた。彼女と一緒に過ごす時間が増えるにつれ、志郎は乃里子に、これまで味わったことのない感情を抱くようになる。一方乃里子も志郎の優しさに魅かれるようになり…。
2006年9月16日公開
| ジャンル | 恋愛 |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東宝 |
原作は谷崎潤一郎賞を受賞した山田詠美の短編集「風味絶佳」の中の、同名の短編。このベストセラー恋愛小説を、『冷静と情熱のあいだ』の中江功監督の手で見事に映画化した。なんといっても素晴らしいのが脚本だ。元々傑作といえる原作をベースにオリジナルの要素も加えられているが、このオリジナル部分がストーリーの陰影を鮮やかに浮き上がらせている。主演の柳楽優弥は、素朴な魅力で志郎を好演。特に目を使った演技は秀逸だ。ヒロイン役の沢尻エリカの瑞々しい演技も光る。2人を見守るグランマ役の夏木マリの存在感はさすがの一言。“本当の恋”の甘さと辛さを思いっきり味わえる、珠玉のラブ・ストーリーが誕生した。
| 監督 | 中江 功 |
| 原作 | 山田詠美 |
| 出演 | 柳楽 優弥
沢尻 エリカ
夏木 マリ
チェン・ボーリン
大泉 洋 |
●ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 (2006)
ヒビノ・ミライとして、地球の平和を守っているウルトラマンメビウスに、最大のピンチが訪れる!!時をさかのぼること20年。ウルトラマン、セブン、ジャック、エースのウルトラ兄弟は究極超獣Uキラーザウルスを倒す。マイナスエネルギーを封印するが、そのためにはウルトラマンへの変身能力を失うファイナル・クロスシールドを使わなければならなかった。そして現代。策略にはまったメビウスが捕らわれの身に。人類に降伏を迫る宇宙人連合。もはや地球を救うヒーローはいないのか!?
2006年9月16日公開
| ジャンル | ヒーロー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 松竹 |
1966年、今なお人気の尽きない永遠のヒーロー、「ウルトラマン」の放送が開始された。「ウルトラQ」に続いて始まった、この大ヒット空想特撮シリーズも、誕生40周年。現在も最新シリーズのメビウスが放送されており、まさに世代を超えたヒーローとなっている。本作は、メビウスに夢中の子供から、かつてウルトラマンやウルトラセブンに熱狂した大人たちまでをトリコにする作品。現代のヒーローと伝説のウルトラ兄弟の、スクリーンでの競演は圧巻。また初代ウルトラマンのハヤタ隊員を演じた黒部進らの出演、ウルトラ兄弟の復活&星人たちのバトルが、ファンの胸を熱くする。監督は、これまでにも映画とテレビの双方でシリーズの演出を手がけている小中和哉。
| 監督 | 小中 和哉 |
| 出演 | 五十嵐 隼士
黒部 進
山田 まりや
森 次晃嗣
いとう あいこ
アメリカザリガニ
堀内 正美
風見 しんご
高峰 圭二
布川 敏和
団 時朗
田中 碧海
田中 実 |
●サイレントノイズ (2004)
建築家のジョナサンは作家のアンナと再婚し、幸せの中にあった。しかしある日、アンナが姿を消す。ほどなく車は発見されるも、彼女の姿はなく、彼の心は不安定になっていく。そんなある日、見知らぬ男レイモンドがやってきた。すでにアンナは死んでおり、彼女の声を、EVP(電磁音声伝達現象)で聞き、やってきたのだと言う。やがてアンナの遺体が発見された。半年後、奇妙な現象に見舞われるようになったジョナサンは、レイモンドを訪ね、EVPの録音に妻の声を聞くのだった……。
2006年9月16日公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2004年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ザナドゥー |
EVPという、テレビやラジオといった電子機器が受信するノイズを媒体として、死者がメッセージを伝えてくる現象を、初めて映画に取り入れた作品。EVPを研究する学者や組織は、実際に世界各国に存在している。主演は『バットマン』の主演などで知られるマイケル・キートン。失った妻とコンタクトできるのならばと、EVPにはまっていくジョナサンの姿に、その演技力で説得力を与える。また、『サイレントヒル』での演技も記憶に新しいデボラ・カーラ・アンガーや、『オリバー・ツイスト』のイアン・マクニースが共演。観る者を独自の世界に引き込んでいく。それが禁断の扉だとしても、愛する者の声を聞けるなら開けてしまうだろうかと、考えてしまう未知のサウンドスリラー。
| 監督 | ジェフリー・サックス |
| 出演 | マイケル・キートン
デボラ・カーラ・アンガー
チャンドラ・ウェスト
イアン・マクニース |
●パビリオン山椒魚 (2006)
自称・天才レントゲン技師の飛島芳一は、ある日、第二農響会の香川から奇妙な依頼を受ける。それは、今年150歳を迎える動物国宝のオオサンショウウオ、キンジローのレントゲンを撮ること。香川は、経済的に逼迫したキンジロー財団の買収を目論んでいた。妹の結婚資金を調達するため依頼を受けた飛島だが、キンジローは、何者かが先に誘拐してしまう。レントゲン車へ戻った飛島を待っていたのは、財団の4女、あづきだった。
2006年9月16日公開
| ジャンル | サスペンス |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | 東京テアトル/スタイルジャム |
レントゲン博士に憧れ、21世紀の天才レントゲン技師を豪語する青年が、財団の美人令嬢と出会い、奇想天外な事件が巻き起こっていくジェットコースター・ムービー。自主映画の短編作品が絶賛された冨永昌敬監督の、記念すべき劇場長編第1作だ。オオサンショウウオのキンジロー誘拐事件を機に、明らかになっていく二宮財団の真実…そして、突然、愛に目覚め変貌していくレントゲン技師の運命はいかに!とにかく次から次へと、想像もしない出来事が飛び出し、飽きる隙を与えない。主演は、日本映画界を牽引するオダギリジョーと、注目の若手・香椎由宇。その他、脇を固める俳優陣に、麻生祐未や高田純次、光石研や津田寛治という豪華な顔ぶれが集合し、ラストのラストまで、奇天烈で謎に満ちた物語が展開する。
| 監督 | 冨永 昌敬 |
| 出演 | オダギリ ジョー
香椎 由宇
高田 純次
麻生 祐未
光 石研
KIKI
キタキ マユ
斉藤 陽一郎
杉山 彦々
津田 寛治 |
●Turn8 ラグナセカの青い空 (2006)
MotoGPは、世界15ヶ国17レース戦を争うモーター・レーシング界最高峰のグランプリ・シリーズ。2005年のMotoGPで、多くの人を熱狂させたアメリカGPの栄光の週末、本編では“THE DREAM WEEKEND”と呼ばれた週末を余す所なくカメラが捉え、バレンティーノ・ロッシ、ニッキー・へイデンといったトップライダーの生の肉声、バイクメーカー間の熾烈な争いを大迫力のレース映像で捉え、知られざる舞台裏からライダー達の心境を描き出し、観客に最速の世界の果てに到達できる極限の心理状態までも体験させる。チェッカーフラッグ。その先のたった一つの栄光を目指して…。さあ歓喜の週末が、今始まる。
2006年9月16日公開
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 製作年 | 2006年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 配給 | ナウオンメディア |
今作の舞台はアメリカ西海岸のマツダ・ラグナセカ・レースウェイ。2005年、そのラグナセカでMotoGPがバイクの世界選手権として11年ぶりに開催され、MotoGP最多の32周を争う、ライダーにもマシンにも厳しい極限を超えたレースとなり、そして新たな伝説が生まれた。こうした注目が集まる中、会場には俳優のブラッド・ピット、バスケット・ |